LINE公式アカウントを開設する企業・店舗数は2024年5月時点で37万社を突破しています。
LINE公式アカウントの友だちを増やし、メッセージを送って良好な関係を築ければ、来店促進や購買促進ができます。
しかし、「LINE公式アカウントを開設したのに友だちが増えない…」「LINE友だちにメッセージを送ったらブロックされてしまった…」など期待する効果が見込めないと悩む方もいます。
このような悩みを抱えている方は、LINE公式アカウントの運用のコツを押さえれば、悩みを解決できるため安心してください。
今回はLINE公式アカウントの活用事例と運用のコツをご紹介します。
参考:『【公式】LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法を解説』
なお、LINE公式アカウントの基礎知識は以下の記事で紹介しております。
関連記事:『スマホで始めるLINE公式アカウント!8項目をアプリで簡単管理』
LINE公式アカウントの活用事例6選
まずは、LINE公式アカウントを運用して、顧客獲得や購買促進など成果が見込めている活用事例をご紹介します。
売上全体の約15%がLINE配信経由に(株式会社白鳩)
引用:『LINEで実現する「お客様のつながりの深化」、成功企業の秘訣とは?~「LINE LOCAL DAY2022」レポート』
下着専門の通信販売サイト「SHIROHATO」を運営している株式会社白鳩は、自社EC、楽天市場店、PayPayモール店(現:Yahoo!ショッピング店)のLINE公式アカウントを運営しています。
株式会社白鳩の主な施策
- 友だち追加前に特典紹介ページで特典を明記
- 友だち追加直後にあいさつメッセージを配信
- メッセージ配信はセグメント配信を活用
- メッセージ配信のタイミングはセール開始直前など媒体の特性に合わせる
- 自社サイトアカウントとモールアカウントでも訴求軸を分けて運用
- モールアカウントでは、1回目でカート追加を狙い、2回目で購入訴求
同社では、友だち追加ページに遷移する前に「どのような情報が届くのか」など友だち特典を分かりやすく伝えています。
これらの情報を読んだ上で友だちになってもらうことで、ブロック率を最小限に抑えているのです。
友だちになってくれたユーザーには、買い物で利用できるクーポン券を配布するなどしてすぐにフォロー。
クーポン獲得後にすぐにブロックされないよう、特典獲得時にあいさつメッセージを一緒に送ることでユーザーへの訴求を図っています。
さらに自社ECアカウントと楽天市場店、PayPayモール店のモールアカウントで異なる施策を実施。
前者では商品の詳細を中心にメッセージ配信をし、後者ではモールイベントに合わせてセールやクーポンを使ってイベント訴求を展開しています。
こういった細かな運用によって、PayPayモール店のLINE公式アカウントは、本格運用開始1年ほどで友だちが10万人に到達。
さらに同店では、売上全体の約15%がLINE公式アカウント経由となっています。
参考:『LINEで実現する「お客様のつながりの深化」、成功企業の秘訣とは?~「LINE LOCAL DAY2022」レポート』
関連記事:『LINE公式アカウントで友だちを効果的に増やす方法8選』
客単価が400円~500円ほど増加(株式会社澤井珈琲)
引用:『客単価や売り上げアップに貢献!澤井珈琲に聞く、ECモールにおけるLINE公式アカウント活用』
創業40年を迎えるコーヒー・紅茶の専門店の株式会社澤井珈琲は、厳選したコーヒー豆や自社製造のドリップパックなどを販売しています。
7つのECモールへ出店し、100万人を超えるメルマガリストを持っていましたが、近年はメルマガの開封率が低下していたことに悩んでいました。
そのため、メルマガに代わる販促ツールとしてLINE公式アカウントを運用し始めたのです。
2018年に楽天市場店、2021年にPayPayモール店(現:Yahoo!ショッピング店)のLINE公式アカウントを開設しました。
株式会社澤井珈琲の主な施策
- ECモールのイベント開催日をターゲットにLINE公式アカウントのメッセージ配信
- メッセージの配信内容と目的は、平日と休日で区別
- モーニングコーヒーの時間帯を狙い、朝に配信
- カードタイプメッセージで複数の商品をまとめて紹介
- メッセージのテキストは商品紹介やメリットを短く訴求
- 価格帯を分けたクーポンの配信
- リッチメニューではコーヒータイプの選択メニューを設置
同社はECモールのイベント開催日(例:ポイント還元率アップデー)をターゲットにLINE公式アカウントのメッセージ配信を行っています。
平日と休日でメッセージ内容を変えていることがポイントです。
平日の朝7時30分頃に商品紹介のメッセージを送り「コーヒー豆が切れてきたな」と思い出してもらいます。
そして、その週の休日に、セール告知をメッセージ配信して「コーヒー豆を購入しよう」と後押ししています。
また、商品の価格帯を分けたクーポン配布を行うことで、客単価を400~500円ほど増加させることにも成功しました。
参考:『客単価や売り上げアップに貢献!澤井珈琲に聞く、ECモールにおけるLINE公式アカウント活用』
参考:『LINEで実現する「お客様のつながりの深化」、成功企業の秘訣とは?~「LINE LOCAL DAY2022」レポート』
ハガキやDMと比較した費用対効果14倍を実感(株式会社入船)
引用:『LINEヤフー for Business 事例 株式会社入船(ごちそう村)』
外食チェーンを運営する株式会社入船は、「みんなの和食ダイニング ごちそう村」という飲食店ブランドを運営しています。
ごちそう村の各店舗でLINE公式アカウントを開設しています。
LINEアカウントを開設した理由は、ハガキやDMに代わる来店促進の施策が必要だったためです。
同社は、ユニークな企画で、LINE公式アカウントの友だちを増やすことに成功しました。
株式会社入船の主な施策
- 店長会議で各店舗の実績を共有
- 来店時の友だち登録で参加できるキャンペーン施策
- 友だち限定メニューの提供
- 写真や商品アピールを強めにしたクリエイティブ
- LINEで予約の導入
一般的な店舗POPを使用するだけでなく、友だち限定で注文できるメニュー開発や友だち限定で参加できるユニークなイベントなどを企画しました。
ある店舗では「アイス早食い!チャレンジ」を実施して、10秒以内に成功すれば食事券をプレゼントというイベントを実施。
同社は広告のクリエイティブにもユニークさを伝え、面白い飲食店というブランディングに成功しています。
このようなユニークさでお客様を魅了し、ハガキやDMの費用対効果と比較すると約14倍も効果が見込めるようになりました。
参考:『LINEヤフー for Business 事例 株式会社入船(ごちそう村)』
関連記事:『LINE公式アカウント集客で押さえておくべき4つのポイントや事例を解説』
30%近くの新規ユーザーの獲得に成功(公益社団法人B.LEAGUE)
引用:『プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」が、LINE公式アカウントで提供した新たな観戦体験』
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグのLINE公式アカウントには580万人以上の友だちがいます(2022年8月時点)。
同社は、バスケットボールリーグの試合を観戦したことがない新規顧客を獲得する目的と、既存ユーザーに対する観戦体験の向上する目的でLINE公式アカウントを開設しました。
公益社団法人B.LEAGUEの主な施策
- 人気クリエイターとコラボしたLINEプロモーションスタンプ
- 観戦ペアチケットの友だち限定プレゼントキャンペーン
- ユーザーの特徴に合わせた観戦ガイドの提供
- バスケットコート上部を利用した来場者限定の壁紙プレゼント
新規の友だち数の増加を狙って、LINEプロモーションスタンプを活用。
人気クリエイターとコラボしたスタンプは1週間で300万ダウンロードを突破しました。
その後に、同様の施策を継続し続けて、友だち数を580万人に増やすことができました。
多くの友だちに対して、チケットプレゼントキャンペーンを告知するメッセージを送っており、アンケートに協力をしてもらっています。
そのアンケート結果に基づき、1人1人に見合ったコンテンツを配信してバスケットボールリーグに興味を持ってもらえるように仕掛けたのです。
試合当日には、コートの真上にあるLEDビジョンにQRコードを表示して限定壁紙をプレゼントするなど工夫して、バスケットボールリーグのファンに獲得に努めています。
QR読み込みは30%近くが新規ユーザーだったため、友だち数増加に役立ちました。
参考:『プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」が、LINE公式アカウントで提供した新たな観戦体験』
2万人のドラフターズ会員の獲得に成功(アサヒビール株式会社)
引用:『LINEヤフー for Business 事例|アサヒビール株式会社』
日本の大手ビールメーカーのアサヒビール株式会社は、2021年5月に家庭用生ビールサービス「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」をリリース。
ユーザーとのコミュニケーションやサービス申し込みなどをLINE公式アカウントで一本化しています。
その理由は、ユーザーが慣れ親しんでいるLINEで全てを完結させることができれば、シームレスな体験が実現できると考えたためです。
アサヒビール株式会社の主な施策
- 簡単アンケート登録機能を利用してチャットボットにデータを蓄積
- ユーザーの属性に合わせたコンテンツの定期配信
- 会員同士の交流を図るオープンチャットの開設
また、同社の家庭用生ビールサービス「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」の本会員への申込みは、LINE公式アカウントの「簡単アンケート登録」からになっています。
このアンケートに回答してもらうことで、「自宅で酒を飲む頻度・量」「良く飲むビールの銘柄」「ビールを一緒に飲む相手」など心理的要素であるサイコグラフィックデータを取得。
データはユーザー像の判断材料とし、インサイトの深掘りに役立てています。
新規会員のお客様には、ビールサーバーの使用方法についてのコンテンツを提供し、既存顧客にはビールに合うおつまみ情報のコンテンツを提供するなどの工夫をしています。
このような施策を組み合わせ、約2万人のドラフターズ会員の獲得に成功しています。
参考:『LINEヤフー for Business 事例|アサヒビール株式会社』
関連記事:『LINEチャットボットとは?作り方を5STEPで解説!』
LINE友だち8,000人以上の獲得に成功(エンド商事株式会社)
引用:『LINEヤフー for Business事例|エンド商事株式会社』
大阪市内で7店舗の業務用スーパーを展開するエンド商事株式会社は、店舗の来店促進のために、2020年にLINE公式アカウントを開設しました。
従来は、新聞の折り込みチラシを配布して来店促進を行っていましたが、コストが高くて情報の自由度もなく悩んでいたのです。
この悩みを解決するために、LINE公式アカントを活用し始めました。
エンド商事株式会社の主な施策
- 友だち追加を促すQRコード付きのポスターやPOPを店内に設置
- 各メーカーからの協賛商品を使ったキャンペーン
- 特価価格で商品購入が可能なクーポンを友だち追加のインセンティブとして配布
- 業者と一般客の掲載先を整理
- LINEチラシを用いたチラシ配布のデジタル化
LINEチラシを用いてチラシ配布をデジタルに切り替えることで、印刷費用やデザイン制作費のコストを削減。
さらにLINE公式アカウントでは月2回、特売商品の情報を配布して来店を促進しています。
こうした積極的な店内告知やクーポン施策により、1年間で友だち数8,000人以上を獲得できました。
参考:『LINEヤフー for Business事例|エンド商事株式会社』
活用事例でわかるLINE公式アカウント運用のコツ
LINE公式アカウント運用の成功事例をご紹介しましたが、どの企業も成果を出すための工夫をしています。
どのような工夫をしているかを押さえて真似すれば、LINE公式アカウント運用で成果を出していけるため運用のコツを押さえておきましょう。
ここでは、LINE公式アカウント運用のコツをご紹介します。
LINE公式アカウントの友だちを増やす
引用:『LINEヤフー for Business|LINE公式アカウントの友だちを増やすには?おすすめの方法5選』
LINE公式アカウントの友だちを増やせば、相手に情報提供やクーポン配布ができて、来店促進や購買促進できるようになります。
そのため、LINE公式アカウントを立ち上げたら、最初に友だちを増やしていきましょう。
友だちの増やし方には、以下のような方法があります。
LINE公式アカウントの友だちの増やし方
- 店頭POPや掲示物による告知をする
- 店頭スタッフからのお声がけをする
- URLやQRコードを発行して友だち追加を促す
- 友だち限定の特典やお得な情報を配信する
- 友だち追加時にインセンティブを付与する
- 友だち追加広告を活用する
成功事例では、友だち追加でもらえるスタンプや友だち限定メニューを提供するなど、友だち追加してもらえるような工夫がされていました。
参考:『LINEヤフー for Business|LINE公式アカウントの友だちを増やすには?おすすめの方法5選』
関連記事:『LINEポイントADとは?6つのメニューで友だち登録を促し認知拡大!』
LINEスタンプの制作を検討する
LINE公式アカウントの友だちを獲得するために、LINEスタンプの制作を検討するのも1つの方法です。
LINEスタンプの制作方法には、自社キャラクターを起用する社内制作と、LINEスタンプの人気クリエイターの知見をベースにスタンプを制作するクリエイターコラボ制作があります。
クリエイターコラボは、LINEプロモーションスタンプ全体の約7割を占めています。
クリエイターコラボのLINEスタンプダウンロード数は、企業制作のスタンプと比べて平均ダウンロード数が約1.3倍、平均送信数も約1.7倍と高い効果が報告されています。
そのため、友だち獲得に悩んでいる方は、LINEスタンプの制作を検討してみることをおすすめします。
参考:『LINEプロモーションスタンプ 2024年4月-2024年9月期』
参考:『LINEプロモーションスタンプ制作ガイド』
相手に喜んでもらえるメッセージを配信する
LINE公式アカウントの友だちを増やせたら、相手に喜んでもらえるメッセージを考えて配信します。
どのようなメッセージが喜ばれるかは業種によって異なるため、以下を参考にしてみてください。
飲食店 |
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ショッピングモール |
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美容・サロン |
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教育・習い事 |
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参考:『LINEヤフー for Business|LINE公式アカウントの友だちを増やすには?おすすめの方法5選』
効果的なクリエイティブを考える
引用:『LINEヤフー for Business 友だち追加広告│効果的な広告クリエイティブ制作のコツ』
どのような情報を提供するかで、開封率や購買率が変動します。
したがって、来店促進や購買促進をしたい方は効果的なクリエイティブを作りましょう。
クリエイティブを作る際のポイントは、テキストと画像で異なります。
タイトルの付け方
タイトルは商品名やサービス名を記載するだけでなく、ユーザーメリットも同時に伝えましょう。
説明文も入れられますが、画像とタイトルだけで訴求内容を理解できるよう調整すると、よりユーザーに分かりやすいタイトルになります。
画像
画像は伝えたいこと、強調したいことが印象に残るような見え方を意識しましょう。
また、LINEは広告ポリシーを設定しているため「ガイドライン」をチェックしておくことをおすすめします。
参考:『LINEヤフー for Business 友だち追加広告│効果的な広告クリエイティブ制作のコツ』
LINEメッセージの配信頻度にこだわる
LINEメッセージは、LINE公式アカウントを友だち登録しているユーザーへ一斉に配信できます。
しかし、メッセージの配信頻度によって、ユーザーに鬱陶しく思われてブロックされてしまうリスクが高まります。
そのため、LINEメッセージの配信頻度に注意しましょう。
一般的に、LINEメッセージの配信頻度は月2~4配信が良いとされています。
週1本のメッセージの配信頻度が推奨されているため、獲得した友だちにブロックされないように、推奨の配信頻度を守るようにしましょう。
参考:『LINE公式アカウントのメッセージ配信の方法と集客効果を高める2つのポイント』
LINEメッセージの配信時間にこだわる
LINEメッセージの配信時間にこだわると、メッセージ開封率が上がります。
最適な配信時間は、業界別によって異なります。
グルメ・フード | 10時~12時 16時~18時 |
ラグジュアリー | 22時 |
教育・学習 | 10時~11時 |
大切なことは、ターゲットの生活リズムに合わせてメッセージを配信することです。
また、メッセージ配信は予約できますが、予約する場合は「10:02」など中途半端な時間帯にしておきましょう。
なぜなら、「10:00」に設定すると、他のメッセージと同時配信されてしまい、メッセージが埋もれてしまう恐れがあるためです。
参考:『LINE公式アカウントのメッセージ配信の方法と集客効果を高める2つのポイント』
活用事例でわかるLINE公式アカウントの魅力
LINE公式アカウント運用で来店促進や売上アップに成功している事例を紹介しましたが、LINEならではの魅力を最大限に活用して成果を見込んでいます。
そのため、成果を出すためにもLINEの魅力を把握しておきましょう。
月間ユーザー数9,700万人
引用:『LINEキャンパス LINEのユーザーはどんな人?』
LINEの月間ユーザー数は9,700万人です。
男女比で見ると女性の方が多いものの、20代から60代までの幅広い年代の人がLINEを利用しています。
LINEが多くの人に利用されている理由は、家族や友人など特定の人と繋がりコミュニケーションをとるためのSNSに特化していること。
そのため、InstagramやTwitterと比較して安心して利用できると多くのユーザーの囲い込みに成功しているのです。
最もアクティブユーザーが多いSNSのため、LINE経由で情報提供すれば、来店促進や売上アップが狙えます。
参考:『【公式】LINE公式アカウントの作り方|開設の設定と運用方法を解説』
参考:『LINEキャンパス LINEのユーザーはどんな人?』
メッセージの開封率が高い
引用:『LINEキャンパス LINEのユーザーはどんな人?』
LINEはコミュニケーションツールとして普及しており、1日に1回以上利用するユーザーは85%と高い利用率を誇ります。
1日1回以上利用するユーザーが多いため、LINE経由で情報を配信すれば、開封してもらいやすくなります。
LINEの独自調査によると、約2割のユーザーがLINE経由で受信したメッセージをすぐに開封しているとのこと。
また、約8割のユーザーが当日中にメッセージを開封すると述べられています。
Benchmark Email社「平均メール開封率レポート 【2024年版】 業種別・地域別(国別)の最新情報」によると、メルマガの開封率は約15~30%となっているため、LINE経由の方が圧倒的に開封率が高いことが分かるでしょう。
このように高い開封率であることも、LINEの魅力です。
参考:『LINEキャンパス LINEのユーザーはどんな人?』
参考:『平均メール開封率レポート 【2024年版】 業種別・地域別(国別)の最新情報』
LINEの基本機能が充実
メルマガやDMだとメッセージを配信するしかできませんが、LINEであれば電話やチャットができます。
以下のような基本機能が充実しているため、マーケティング施策が打ちやすくなります。
LINEアカウントの基本機能
メッセージ配信 | 友だち追加したユーザーに直接メッセージが送れる |
LINEチャット | ユーザーと1対1でコミュニケーションが取れる |
販促機能 | 店舗やECサイトで使えるクーポンやショップカードを発行できる |
LINEコール | ユーザーがLINE公式アカウントに無料で通話できる |
友だち追加広告 | 友だちを獲得するための広告を配信できる |
応答メッセージ | ユーザーのメッセージに含まれるキーワードに対して、返信する内容を設定できる |
レポート機能 | ユーザーの反応をレポートで確認できる |
参考:『LINEヤフー for Business|LINE公式アカウントの開設』
リーズナブルな価格で利用できる
LINE公式アカウントには「コミュニケーションプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つの料金プランが用意されています。
各プランの料金体系は以下の通りです。
1,000通以内であれば、コミュニケーションプランでサービスが利用できて料金がかかりません。
また、ライトプランは5,000円、スタンダードプランは15,000円で料金体系がリーズナブルなことが魅力となっています。
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定 | 0円 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数 | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ料金 | 不可 | 不可 | ~3円 |
参考:『LINEヤフー for Business|料金プラン』
LINE公式アカウントに関するよくある質問
最後にLINE公式アカウントに関するよくある質問をご紹介します。
Q.LINEアカウントを開設する流れを教えてください
LINEアカウント開設は以下の手順で行えます。
- LINE Business IDを登録する
- LINE公式アカウントフォームに必要事項を記入する
- アカウント作成の完了
LINE公式アカウントの詳しい作成方法については「LINEヤフー for Business LINE公式アカウントの作り方」を参考にしてみてください。
Q.未認証アカウントと認証済みアカウントの違いを教えてください
LINE公式アカウントには「未認証アカウント」と「認証済みアカウント」があります。
認証済みアカウントになると、以下のような特典が受けられます。
- LINEアプリ内の「友だち」検索結果にアカウントが表示されるようになる
- LINEキャラクター入り販促用ポスターがダウンロードできる
- 請求書決裁サービス「Paid」が利用できる
- 友だち追加広告が利用できる
- LINEアプリ内にアカウント情報やクーポンを掲載できる
- サブスクリプションサービスの提供が可能なメンバーシップが追加できる
- 「アカウント満足度調査」「リサーチ」で自由回答が設定できる
LINE公式アカウントの開設時に「認証済みアカウント」の申請をして通過すれば、特典が受けられます。
アカウント審査には5~10営業日かかります。
参考:『LINEヤフー for Business 「認証済アカウント」とは?|メリット・申請方法』
関連記事:『スマホで始めるLINE公式アカウント!12項目をアプリで簡単管理』
まとめ
LINE公式アカウントの成功事例を参考に運用のコツを押さえておけば、LINEの友だち獲得や良好な関係の構築に悩むこともなくなります。
最後に、LINE公式アカウントの運用のコツをおさらいしておきましょう。
LINE公式アカウントの運用のコツ
- LINE公式アカウントの友だちを増やす
- LINEスタンプの制作を検討する
- 喜んでもらえるメッセージを配信する
- 効果的なクリエイティブを考える
- LINEメッセージの配信頻度にこだわる
- LINEメッセージの配信時間にこだわる
ぜひ、上記の内容を見直してLINE公式アカウントを運用してみてください。
もし、LINE公式アカウントの友だちを増やすのが難しいと感じた方や、クリエイティブの作成を手間に感じた方は広告代理店に相談することも手段の1つです。
株式会社Unionは、LINE広告運用代行サービスのご相談を承っております。
Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。
また、弊社の広告運用担当はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保持者であり、知識のアップデートを行っております。
薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。