Instagramは高い集客効果を持つSNSとして多くの企業が利用しています。
実際にユーザーの90%がブランドのアカウントをフォローしているというデータからも、ユーザーが企業と交流したり情報収集する際に利用されている事が伺えます。
引用:『Instagramの最新トレンドを知る』
そのInstagramでハッシュタグを用いると、投稿の内容やアカウントを端的に説明することができます。
加えてタグ自体のフォローが可能であることから、アカウントのフォロワー以外の不特定多数のユーザーを対象にして投稿内容のアピールや拡散が可能になります。
有効なハッシュタグの発見には、ハッシュタグの分析や調査が必要不可欠です。ハッシュタグの分析を通して多くの有用なデータを獲得することができます。
本記事では、マーケティング担当者の方向けにInstagramのハッシュタグ分析を解説します。
ハッシュタグ分析を行う理由や、分析を行う際のおすすめのツールの使い方、利用時に明らかになるポイントについて紹介します。
参考:『【完全保存版】インスタ集客を成功させるコツ10選!』参考:『 instagram集客攻略法|月間1800万リーチに成功した14のテクニックを公開』
関連記事:『Instagram商品タグ付き広告のメリット5つと投稿方法を解説!』
Contents
Instagramのハッシュタグ分析とは
引用:『Instagram』
Instagramのハッシュタグ分析は画像や動画を投稿する際に、どのようなハッシュタグを付ければユーザーの興味を惹くことができるのか、効果的であるのかを検討し、ハッシュタグを最適化することで効果を高めるために用いられます。
ハッシュタグ分析の結果を踏まえて、特定のハッシュタグがどのような影響を持つかを把握し、自社の商品やサービスにつけると効果の高いハッシュタグを選択しましょう。
具体的には、特定のハッシュタグがどれほど利用され、投稿されているか、そのハッシュタグを用いた投稿でどれほどのいいね!やコメントの数を獲得しているかを分析の指標とします。
再度分析結果を踏まえてハッシュタグが適切であるか、ハッシュタグによってユーザーに効果的なアピールができているかを確認することで、ユーザーからの反応度がより高い訴求を打ち出す事ができるでしょう。
参考:『インスタグラムのハッシュタグ分析の方法とツールを紹介!』参考:『ハッシュタグ追跡ツール:無料で使える15ツール』参考:『【2023年版】Instagramインサイトの分析・解析方法を徹底解説』参考:『 Instagram分析・運用ツール Social Insight』
関連記事: 『Instagram広告とは?3つの特徴と広告配信のポイントを解説』
Instagramでハッシュタグ分析が必要な理由
Twitterには“リツイート”、そしてFacebookには“シェア”と呼ばれる機能が備わっており、ボタン1つで容易に投稿を拡散することができるのに対して、Instagramにはそのような機能がありません。
そんなInstagramで、新規ユーザーへアプローチする機能の一つがハッシュタグです。
実際にユーザーの目線では、Instagramのハッシュタグを検索機能として活用している傾向があります。
Meta社公式の発表によれば、Instagramの日本人ユーザーがハッシュタグ検索をする回数は、グローバルユーザーの平均回数のおよそ5倍にわたると言われており、日本のユーザーはInstagramのハッシュタグを用いて検索を行うことが比較的多いことがわかります。
このように検索機能として注目されているハッシュタグを分析し最適化することで、ハッシュタグの検索からアカウントへの流入の増加が期待できます。
参考:『他国より5倍ハッシュタグ検索! Instagramはユーザーの「好きと欲しい」を作れる。「House of Instagram(#インスタハウス)」イベントレポート』
参考:『インスタグラムのハッシュタグ分析の方法とツールを紹介!』参考:『インスタの拡散力はなぜ低い?その理由と有効な拡散方法について解説』
どのようにハッシュタグ分析を行うのか
ハッシュタグ分析の対象となる投稿は、「自社」「競合」「消費者」の投稿タイプに分けられます。
それぞれの投稿の分析について解説します。
自社の投稿分析
自社投稿のハッシュタグ分析では、自社が運用しているアカウントで過去に投稿に利用したハッシュタグがどのような流入を生んでいるかを調査します。
また自社サービスやブランド名を利用した独自のハッシュタグが存在するのであれば、そのタグがどれほどのユーザーに利用されているのかを分析し、ターゲットとなるユーザーに共感されるハッシュタグを明らかにします。
競合の投稿分析
ハッシュタグ分析の対象にライバル企業などの競合となる投稿を対象とすることもあります。
競合アカウントのハッシュタグ分析をして、成功している企業からは良いところを反映させ、自社と似ている企業や伸び悩んでいる企業からは悪い事例を発見し、ターゲットとなるユーザーの関心や興味を見定めます。
消費者の投稿分析
消費者投稿の分析では、自社商品やサービスに関するハッシュタグの投稿数の分布やエンゲージメントについて分析します。
実際に自社の商品やサービスを利用した一般のユーザーの投稿を分析することで市場における生の声を聴くことができます。
参考:『インスタグラムのハッシュタグ分析の方法とツールを紹介!』参考:『競合のインスタを比較。SNSマーケティングで自社の指標を決める方法とは』参考:『Instagramハッシュタグの分析方法を解説!分析のコツは?Instagramハッシュタグ分析に便利なツールもご紹介!』
関連記事:『Instagramのフォローとは?基本の使い方と増やす3つのコツ』
自社投稿から適切なハッシュタグを選ぶ方法
自社の投稿分析にはInstagramインサイトがおすすめ
Instagramインサイトは、運営会社であるMeta社が提供している無料の分析機能です。
Instagramインサイトを用いることで、自社アカウントのフォロワーやパフォーマンスといったアカウント全体に関するデータの分析、自社アカウントの「特定の投稿」「ストーリーズ」「動画」「リール動画」「ライブ動画」といったユーザーに対してシェアしたコンテンツのパフォーマンスを確認することができます。
加えて、広告機能をご利用の方に関しては、広告のアクティビティも一緒に確認することができます。
特定のハッシュタグのみを分析することはできませんが、ハッシュタグを利用した自社の投稿についての分析により、ハッシュタグの効果の確認や、今後の改善を見込むことができます。
参考:『ヘルプセンター Instagramインサイトについて』参考:『Instagramインサイトの見方/分析方法をプロ目線で解説』
Instagramインサイトの使い方
Instagramインサイトを利用しアカウントやコンテンツのパフォーマンスを確認するには、Instagramのアカウントを個人用から、「プロアカウント(旧ビジネスアカウント)」もしくは「クリエイターアカウント」に設定する必要があります。
個人用アカウントをプロアカウントに変更する方法
プロフィールから右上の Menuをタップ
プロフィールに移動して、右上の Menu をタップします。
「設定」をタップ
「設定」をタップします。
「アカウント」をタップ
次に「アカウント」をタップします。
プロアカウントに切り替え
「プロアカウントに切り替える」をタップします。
「次へ」で画面切り替え
「次へ」をタップします。
ビジネスのカテゴリーを選択後、「完了」
ビジネスのカテゴリーを選択した後に、「完了」をタップします。
「ビジネス」を選択し、画面遷移
「ビジネス」をタップし、「次へ」をタップします。
連絡先の情報を追加※スキップ可
連絡先の情報を追加し「次へ」をタップするか、「連絡先情報を使用しない」をタップすることでスキップします。
Facebookなど関連サービスとのログイン共有
必要であればビジネスアカウントを、関連するFacebookページにリンクをすることが可能です。
現状では、ビジネスアカウントにリンクすることができるFacebookページは1つのみになります。
プロフィール画面へ戻る
右上にある「X」をタップすることですべての工程を完了し、プロフィール画面に戻ります。
クリエイターアカウントへの設定方法も気になる方は、公式ヘルプセンターのページの手順をご確認ください。
次に、そのプロアカウントもしくはクリエイターアカウントで利用することができるInstagramインサイトの具体的手法に関して説明します。
アカウントのインサイトの表示の仕方
投稿のインサイトを表示するには以下の手順で表示します。
Instagramでプロフィール画面を確認
まずはWeb版かアプリ版のInstagramでプロフィールを開きます。
調べたい投稿をタップ
インサイトを表示したい投稿を選択します。
「インサイトを表示」を選択
画像の下にある「インサイトを表示」をタップします。
ストーリーズのインサイト表示方法
ストーリーズのインサイトを表示するには以下の手順で表示します。
- フィード画面もしくはプロフィール画面の上部にある自身のプロフィール写真をタップすることで、ストーリーズに遷移します。
- ストーリーズの画像もしくは動画を家にスワイプします。
過去のストーリーズのインサイトを表示する際には、 下記の手順になります。
- プロフィールの「インサイト」のアクションボタンをタップし、アクセスします。
- 「あなたがシェアしたコンテンツ」の中にある対象のストーリーズを選択し、確認します。
以下記事では、TikTokインサイトについて解説しています。
関連記事:『TikTokインサイトとは?4つの指標と確認方法を解説!』
参考:『Instagramでビジネスアカウントを設定する』参考:『ヘルプセンター Instagram投稿のインサイトを表示する』参考:『Instagramストーリーズのインサイトを表示する』
Instagramインサイトで明らかになること
Instagramインサイトを用いることで表示することができることは以下になります。
アクションを実行したアカウント
コンテンツに対してアクション(いいね!、コメント、保存、シェアといったインタラクション)をしたアカウントの数やインタラクションの内訳と、そのユーザーアカウントに関する情報(上位の国、都市、年齢層、性別の内訳)を確認できます。
リーチしたアカウント数とインプレッション
何人のユーザーが画面上で最低1回はコンテンツを表示し閲覧したかを表示します。
加えて、リーチしたユーザーのアカウントに関する情報(上位の国、都市、年齢層、性別の内訳)を確認できます。
インプレッションをより詳細に確認すると、閲覧された投稿が何を経由して閲覧されたかを表示することができます。
またインプレッションを獲得した内訳としてハッシュタグから流入している回数を確認することで、ハッシュタグの効果を測定することができます。
動画の再生数
アカウントの動画コンテンツの自動再生が始まった際や、ユーザーのクリックによる動画の再生が行われた際に再生回数がカウントされ結果が表示されます。
加えて、投稿が獲得したインタラクションの数が表示されます。
なおリール動画でインサイトを確認できる対象は、2021年5月14日以降に投稿された動画に限定されます。
参考:『ヘルプセンター Instagramインサイトについて』参考:『【Instagram】ハッシュタグ分析ってなに?効果的なハッシュタグが見つかるおすすめツール5選』参考:『インスタグラムのハッシュタグ分析の方法とツールを紹介!』
取得した情報をどのように活用するか
Instagramインサイトを利用し、リーチやインプレッションのユーザーによるアクション数や、アクションをしたユーザーの情報を得ることで、自社のアカウントの現状を把握することができます。
また、インプレッションの流入経路を特定することができ、ユーザーによるインプレッションがハッシュタグを経由したものであるのか、プロフィールを経由したものであるのかを明らかにすることができます。
自社アカウントに関して計測されたデータの推移を観察することや、自社アカウントに興味を持っているユーザーの属性を把握することで、反応が良い投稿と悪い投稿を確認し、そこで用いられているハッシュタグが有効であるかを判断をすることに活用されます。
結果として、分析結果をもとに得た情報から自社アカウントの運用目的に合ったKPI(目標指標)の設定、見直しに活用することができます。
具体的には、「このハッシュタグが好まれやすいのではないか」や「こういう投稿が好まれやすいではないか」という仮説を立てることで、自社アカウントの運用に活かすことができます。
参考:『Instagramインサイトの見方/分析方法をプロ目線で解説』
参考:『【徹底解説】Instagramインサイト分析で過去最大の効果を出す具体的な技術』
競合のハッシュタグ分析方法
競合がどのようなハッシュタグを用いて投稿をしているかを分析することで、自社の分析だけでは得ることのできなかった知見やノウハウを獲得することができます。
新たな投稿の切り口を見つけることができることもあり、効果的に自社アカウントの成長へとつなげることが可能です。
競合の設定には、いくつかのポイントがあります。
自社商品やサービスと類似するものを提供する企業の中で、「トップシェア」「シェアが一番低い」「自社と同等」「価格帯が同じ」「マーケティング戦略が類似している」「直近の売り上げが伸びている」などの企業が競合として設定され、分析の対象です。
参考:『競合調査の正しいやり方は?調査で使えるフレームワークもご紹介』
競合のアカウントを分析するのは、複雑であり自動化することが難しいとされているので、ツールを用いた分析を行うことが勧められます。
統合管理ツール『NapoleonCat』での分析
引用:『NapoleonCat』
NapoleonCatはソーシャルメディア統合管理ツールであり、競合他社の分析にも活用されます。
NapoleonCatの「プロジェクト設定」のメニューにアクセスして、調査したいベンチマークのアカウントを、フォローしているプロフィールに追加します。
その後、「新しいセットを追加」で複数選択可能の競合他社のアカウントを設定することでフォロー数やエンゲージメント、ハッシュタグの任意の期間内における推移を分析することが可能になります。
設定した競合のアカウントによる投稿に利用されているハッシュタグの効果測定が行われ、競合アカウントのハッシュタグのうちエンゲージメント率の高いものをピックアップして表示することも可能です。
関連記事:『Instagram広告の運用代行に強い!おすすめ代理店8つを紹介!』
消費者がよく使うハッシュタグ分析方法(UGC分析)
Instagramでのハッシュタグ検索が影響力をもつようになったのは、ユーザーの検索行動と関係があります。
多くのユーザーがとる行動のひとつにUGC (ユーザー生成コンテンツ)が挙げられます。
ユーザーが意思決定を行う際に、ビジネスのオーナーたちだけでなく、実際にサービスや商品を利用した一般のユーザーのコンテンツを参照していることが多いです。
Instagramのハッシュタグを用いた検索によって、「実際に利用したユーザーが撮る写真」が表示されることで、よりリアルな情報がユーザーの手に渡ります。
実際に企業の中には、オリジナルハッシュタグを活用し、UGC を多く獲得することで、ブランディングにつなげた事例もあります。
そのような消費者の行動から、消費者が利用する自社に関連するハッシュタグや、消費者によって投稿されたハッシュタグの種類を見ることにより、ユーザーの興味関心を深掘りすることができます。
ユーザーがどのようなキーワードに興味があるか把握できれば、今後の投稿でそのハッシュタグを利用する他、ユーザーの求める内容に近しい投稿に意図的に寄せるなど、具体的な調整が可能になります。
参考:『【4つの事例付き】UGCとは?重視すべき理由とその活用方法を徹底解説』
参考:『【重要!】人気投稿となるInstagramの ハッシュタグ(#) の選び方・活用方法を徹底解説!』
ハッシュタグの確認方法
消費者のよく使うハッシュタグは、以下の2つの方法で確認することができます。
Instagramの検索窓にキーワードを入力
実際に、キーワードである“カフェ”を検索窓に入力すると、途中であってもハッシュタグの候補の一覧が表示されます。
この一覧から、どのようなハッシュタグを用いた投稿が多く利用されているのかを、ハッシュタグの下に表記されている件数で確認することもできます。
人気があり、投稿数が多いハッシュタグが上から順に表示されていることから、一目でどのようなハッシュタグがエンゲージメントされているか確認することが可能です。
フィード投稿を行う際に、「#」を用いてキーワードをハッシュタグとして入力
フィード投稿を行う際に、「#」マークを付けたキーワードをハッシュタグとして入力する方法もあります。
ハッシュタグのサジェスト表示に加えて、そのハッシュタグを用いてどれほどの投稿が行われているかの件数が表示されます。
分析のポイントとしては、検索窓上位に位置するハッシュタグは人気がある事が挙げられます。
多くのユーザーに検索され閲覧される可能性がある一方で、競合の投稿が多く、その中に埋もれてしまう可能性も高いです。
それを踏まえて、ハッシュタグの候補となるキーワードの分析をすることが重要です。
リーチの改善にはInstagram広告も有効
引用:『Instagram』
また、リーチの一つの改善方法として有料のInstagram広告を用いることが挙げられます。
有料のInstagram広告では「フィード」「ストーリーズ」「リール」「ハッシュタグ」に掲載されます。
無料でのハッシュタグ機能を活用した投稿よりも多くのユーザーに対してアプローチすることが可能になります。
4種類の方法でターゲティングも可能なため、資金に余裕がある場合は、有料の広告を出したほうがより短い期間で成果を達成することが可能な場合があります。
関連記事:『企業がInstagramを成功させる基礎知識!おすすめ運用法5選』
参考:『【Instagramハッシュタグ分析】におけるポイントを解説』 参考:『「Instagram」ハッシュタグ分析ってなに?効果的なハッシュタグ見つかるおすすめツール5選』
その他の分析に役立つツールを紹介
これまでに、Instagram公式の分析ツールである “Instagramインサイト” 。
ソーシャルメディア統合管理ツールである “NapoleonCat” といった分析ツールを紹介しました。
加えて以下の3つのツールについて紹介します。
- CCX social
- STATUSBREW
- hashout
引用:『Instagramマーケティングに効果をもたらす分析ツール』
Instagram運用支援ツールである「CCX social」を用いることで、自社アカウントに関するデータとして、アカウントのフォロワー数やリンクのクリック数などを確認することができます。
さらに、自社アカウントの投稿に関するデータとして、いいね!の数、リーチ数、保存数やエンゲージメント率を自動的に取得することができ、日々の数値変動をグラフとして目視することができ、その中にはハッシュタグ分析も含まれます。
これらの機能に加えて、このツールを用いることで自社アカウントだけではなく、競合のアカウント動向に関して分析することが可能です。
参考:『Instagramマーケティングに効果をもたらす分析ツール』
STATUSBREW
引用:『STATUSBREW』
「STATUSBREW」はハッシュタグ分析を行うツールで、10,000社を超える顧客を持っています。
ハッシュタグごとの「いいね!」やコメント、インプレッションや保存状況などを分析することが可能です。
このツールは、Instagramのプロアカウントでのみ利用することが可能であり、キャプションに使用されたハッシュタグの分析を行うことができます。
- 平均クリック数
- 平均コメント数
- 平均エンゲージメント率
- 平均インプレッション数
- 平均いいね数
- 平均検索数
- 平均シェア数
- 平均動画視聴数
- 投稿数
ハッシュタグを上記の項目に関して分析し、結果を表示します。
「いいね!」の数やコメント数、インプレッションの分析結果をもとに、ハッシュタグごとのエンゲージメント率を確認することができます。
Instagramの利用目的に合った分析をするためにフィルターを活用することもできます。
具体的には、Instagramの利用目的がフォロワーの数を増やすことであれば、フィルターでインプレッション数、リーチ数に絞って分析を進める事が可能です。
参考:『ハッシュタグ分析がしたい!Instagramマーケティングで追跡すべき指標とは?』
hashout
引用:『hashout』
ハッシュタグ分析ツールである「hashout」は1,000社以上の企業で導入されている実績があります。
このツールには以下のような特徴があります。
ハッシュタグ投稿数値を自動集計する
ハッシュタグ分析をすることでユーザーの総フォロワー数や、投稿回数の多いユーザーなどを調査することが可能です。
加えて特定のハッシュタグの投稿数を測定することができ、ハッシュタグの傾向などを明確にすることが可能です。
他にも計測可能なコンテンツは以下が挙げられます。
- 「いいね!」・コメント数
- エンゲージメントの高いハッシュタグ
- 人気投稿とされた投稿の傾向やハッシュタグ
- インフルエンサーによる影響力
- 投稿が多い時間帯、影響力の多い時間帯
自社アカウントだけでなく、競合のアカウントの調査が可能
他社アカウントの調査をすることで、効果的なハッシュタグの動向や傾向といったものを把握することにもつながります。
ユーザーがどのようなことに興味を持っているかを知ることも期待でき、知見を自社アカウントに組み込むことができるメリットがあります。
PDFファイルとして自動レポートをすぐにダウンロードすることができる
下記にあるような項目を含むレポートを即ダウンロードすることが可能です。
- 集計一覧/グラフ
- 日時集計
- ランキング・ベスト5
- 「人気投稿」に選出された傾向
- トップインフルエンサー解析結果
- もっとも投稿された時間
- エンゲージメントされやすい時間の傾向
- エンゲージメントが高いハッシュタグ
- 人気投稿に使われたハッシュタグ
参考:『hashout』
分析結果を自動レポートとして作成し、それをその場ですぐにダウンロードできることもメリットの一つです。
より詳しく知りたいと思った方は、こちら「hashout」をご覧ください。
参考:『「Instagram」ハッシュタグ分析ってなに?効果的なハッシュタグ見つかるおすすめツール5選』
まとめ
本記事では、Instagramのハッシュタグ分析について、行う意義について解説したうえで、分析の方法を分析対象となるアカウントを自社、競合、消費者の3つに分け、それぞれ効果的な方法について記述しました。
5つのツールを用いることを、具体的な分析手法として紹介しました。
この記事を読んで、Instagramハッシュタグ分析の最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
弊社ではInstagram広告運用代行というサービスを展開しております。
Instagram広告の運用経験を豊富に蓄積している他、Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されています。
蓄積されたノウハウから短時間で課題を解決に導きます。
また、薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。
お客様のあらゆるニーズに対し 分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。
Web広告運用の相談フォーム
Web広告運用のプロマーケター集団がお悩みを解決します!
- 広告の費用対効果が合わない
- 社内で運用するリソースがない
- 代理店の対応が遅い
- 完全成果報酬型広告に興味がある
- YoutubeやTikTokに動画広告を出したい
- 効果の出る動画広告を作りたい etc.