総務省の調査によると、日本では2023年のモバイル端末の世帯保有率は97.4%です。
ほぼすべての世帯で、スマートフォンやタブレットなどのインターネットに接続できる機器が使用されています。
また個人のインターネット利用率も、この約20年で大きく上昇しており、2003年は64.3%だったところ、2023年は86.2%という結果でした。
こういった背景もあり、現代では企業がWebマーケティングを重視する傾向が強まっています。
2019年に、インターネット広告費がテレビメディア広告費の総額を初めて超えたことも話題となりました。
今や企業にとって重要な戦略であるWebマーケティングですが、成果を挙げるためには「マーケティング手法の理解」「適切な広告戦略」が必要です。
そこで今回は、数あるWebマーケティングの代表的な手法や、マーケティングの戦略に役立つフレームワークについてご紹介します。
参考:『令和6年版 1 国民生活におけるデジタル活用の動向 | 総務省』
参考:『令和6年版 第2部情報通信分野の現状と課題 | 総務省』
参考:『株式会社電通『2019年 日本の広告費』』
以下の記事では、BtoB企業のマーケティング事例をまとめています。
企業向けの商品・サービスを取り扱っているならこちらも参考にしてみてください。
関連記事:『BtoBマーケティング7つの成功事例から学ぶデジタルマーケティング戦略』
Contents
Webマーケティングとは?
まずは、Webマーケティングの定義を解説します。
そもそも、マーケティングやWebマーケティングとは何を指しているのか、また混同されやすいデジタルマーケティングとの違いについても押さえておきましょう。
関連記事:『【2024年最新版】Webマーケティングの4つのメリットと市場状況』
マーケティングの定義
アメリカの経済学者であるフィリップ・コトラーはマーケティングを以下のように定義付けました。
「ターゲット像を明確にし、対象となるターゲットを満足させる商品・サービスなどの価値を生み出し、それを顧客に届けることで利益を生み出す」
つまりマーケティングとは、ニーズに合った商品を効率的に販売し、利益を挙げるための企業活動を指します。
市場リサーチや商品の企画・開発、製造、PR、販促をはじめ、さまざまな場面でマーケティング活動が実施されています。
以下の記事では、コトラーが提唱した理論について解説しています。
関連記事:『コトラーが提唱する5A理論とは?マーケティング4.0まで詳しく解説』
Webマーケティングの定義
Webマーケティングとは、前述の定義に沿ったマーケティング活動をWeb上で行うことを指します。
Webマーケティングは基本的にすべてインターネットを介して行われるため、商品・サービスの購入に至るまでの流れを数値で把握できるという特徴があります。
Web広告が閲覧された数やクリックされた数、広告の遷移先のWebページの滞在時間、ページにある動画の再生回数、広告経由でコンバージョン※した人数のように、ユーザー行動を細かく知れます。
またGoogle広告やYahoo!広告、SNS広告をはじめ、Webマーケティングの方法によってはターゲットの絞り込み(ターゲティング)も可能です。
たとえばInstagram広告は、以下の要素でターゲティングを行います。
- 年齢や性別、居住地などの属性
- ユーザーが興味・関心を持っているカテゴリー
- プラットフォーム上でのユーザーの行動
- 自社のユーザーリストをもとにした絞り込み
参考:『Webマーケティング戦略に必要な考え方とは?フレームワークと具体的な手法』
こちらの記事では、Instagramのターゲティングの種類や特徴を解説しています。
関連記事:『Instagram広告運用の鍵!7種類のターゲティングを解説』
デジタルマーケティングとの違いは?
デジタルマーケティングは、Webも含めたさまざまなデジタルの施策を通して行うマーケティングのことを指す言葉です。
デジタル技術を用いた施策であれば、オンライン・オフラインを問わずデジタルマーケティングに分類されます。
Webマーケティングは、デジタルマーケティングのなかに含まれています。
参考:『Webマーケティングとは?基礎知識と実践すべき施策をわかりやすく解説』
関連記事:『【初心者向け】デジマ(デジタルマーケティング)4つのメリット』
Webマーケティングの戦略に役立つフレームワーク
Webマーケティングに取り組む際、自社の特性や市場の現状、ユーザーのニーズなどを把握し、施策を最適化することが大切です。
マーケティングを企画する際の考え方の指針となるのがこれからご紹介するフレームワークです。
フレームワークとは、市場の分析や問題解決、企画の立案などに活用される思考の方法を指します。
Webマーケティングでは、現状の分析→企画の策定→実践と改善の流れでフレームワークを実践しましょう。
関連記事:『Web広告の戦略を考えるときに使えるオススメのフレームワーク4選』
現状の分析
マーケティング施策を考える前に、まずは自社を取り巻く状況を把握することが大切です。
MECE分析
MECEとは「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の頭文字をとった言葉で、漏れや重複なく現状を分析するための考え方を指します。
ロジカルシンキング(論理的思考)において、MECEは基本的な考え方とされており、物事を客観的に捉え、分析するために重要です。
MECEのアプローチは2種類あります。
- トップダウンアプローチ…物事の構成要素を、分析の目的や課題に沿った切り口でセグメントする
- ボトムアップアプローチ…要素をひととおり挙げてから分類し、全体像を明らかにする
MECEにもとづいた現状分析をすすめるためのさまざまなフレームワークがありますが、後述する「PEST分析」「3C分析」「4P分析」はこれに該当します。
いずれも複数の切り口から現状を整理しているのが特徴です。
分析の手順としては、目的を設定→分析に必要な要素を挙げる→フレームワークで設定された軸に合わせて細分化するという流れになります。
参考:『MECE(ミーシー)は論理的思考法の基本!フレームワークを徹底解説!』
参考:『MECE(ミーシー)とは?【わかりやすく解説】フレームワーク』
以下の記事では、MECE分析のフレームワークの一つである「SWOT分析」について解説しています。
関連記事:『【基本】SWOT分析で簡単自社分析!やり方とポイント5つ紹介』
PEST分析
PEST分析は、社会情勢をはじめとする大枠の外部環境(マクロ環境)について整理するためのフレームワークです。
「政治(Politics)」「経済(Economy)」「社会(Society)」「技術(Technology)」の4つの軸で環境を分析します。
政治(Politics)
- 政治・政権体制の動向
- 政策
- 法律
- 外交
- 税制
経済(Economy)
- 景気(インフレ・デフレ)動向
- 賃金
- 失業率
- 消費動向
- 経済成長率
- 物価や原材料の価格変動
- 株価
- 金利
社会(Society)
- 人口・人口構成
- 少子・高齢化
- 流行
- 犯罪
- 世論
- 教育
技術(Technology)
- IT
- IoT
- 技術革新
- 特許
参考:『PEST分析とは?目的、やり方・手順、注意点を解説』
参考:『Webマーケティング戦略とは?立案に必要なフレームワークを解説』
関連記事:『おすすめの広告効果測定ツール5種類!分析可能な項目もご紹介』
3C分析
3C分析は、3つのC「自社(Company)」「競合(Competitor)」「市場・顧客(Customer)」について把握するためのものです。
以下の内容を洗い出すことで、現状を明確にします。
自社(Company)
- 企業理念・ビジョン
- 事業や自社の商品・サービスの現状
- ビジネスの特徴や強み、弱み
- リソース
- 資本力、投資能力
競合(Competitor)
- 市場における競合のシェア
- 競合各社のの特徴や強み、弱み
- 競合の業界での位置付け
- 今後の動向
市場・顧客(Customer)
- 市場規模や成長性
- 今後の動向
- 顧客ニーズ
- 顧客の消費や購買の行動
参考:『3C分析のやり方-マーケティング環境分析』
参考:『Webマーケティング戦略とは?立案に必要なフレームワークを解説』
関連記事:『新規事業立案時に有効活用したい!17種類のフレームワークを紹介』
企画の策定
マーケティング施策についての企画を立てる際、自社や顧客について理解を深めることが重要です。
ここでご紹介するフレームワークを実践し、これらの解像度を高めましょう。
4C分析
4C分析は、顧客視点からの分析手法。
「顧客価値(Customer Value)」「費用(Cost) 」「利便性(Convenience)」「コミュニケーション(Communication)」の4つに軸を置いたフレームワークです。
顧客価値(Customer Value)
顧客にとっての商品・サービスの価値を分析します。
例:顧客が受ける価値やメリット、機能性、得られる感情など
費用(Cost)
価格や時間など、顧客にかかるコストについて分析します。
例:商品・サービスに費やす費用や時間、コストに対する顧客の反応など
利便性(Convenience)
手に入れやすさや利便性について分析します。
例:入手のしやすさ、販売方法、適切な販売チャネルなど
コミュニケーション(Communication)
顧客とのコミュニケーションについて分析します。
例:円滑なコミュニケーションの方法、コミュニケーションに使用するツールなど
参考:『4Cとは何か?4C分析の意味や活用方法、知っておきたい5Cや4P分析との違いも解説』
参考:『Webマーケティング戦略とは?立案に必要なフレームワークを解説』
なお、顧客視点について考える際に重要なカスタマージャーニーについては以下の記事でご紹介しています。
関連記事:『【基本】カスタマージャーニーとは?目的と6つの活用場面を紹介』
4P分析
4P分析は、企業視点から自社の商品・サービスを分析するフレームワークで、「マーケティング・ミックス」とも呼ばれています。
「製品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「販売促進(Promotion)」の4つが軸となります。
製品(Product)
自社の商品・サービスの特徴や強みを分析します。
例:商品の品質や性能、デザイン、購入するメリットなど
価格(Price)
商品の価格について、自社の視点から分析します。
例:商品の価格、ターゲット層や商品価値とのバランスなど
流通(Place)
流通や販売のルートについて分析します。
例:流通の経路や販売方法、用意する販売チャネル、扱う店舗など
販売促進(Promotion)
商品の認知を広げるためのプロモーション活動について分析します。
例:商品・サービスの情報発信の方法、プロモーションの方法や使用するツールなど
参考:『4P分析とは?やり方やメリット、注意点などを具体例を交えて解説』
参考:『Webマーケティング戦略とは?立案に必要なフレームワークを解説』
関連記事:『マーケティングの4P・4Cとは?それぞれ4つの活用方法をわかりやすく解説!』
STP分析
STP分析は、市場における自社のポジションを把握するためのフレームワークです。
「セグメンテーション(Segmentation)」「ターゲティング(Targeting)」「ポジショニング(Positioning)」の頭文字をとって名付けられています。
セグメンテーション(Segmentation)
ターゲットを絞るため、以下の指標に基づいて市場を細分化します。
- デモグラフィック(人口統計的変数)
- ジオグラフィック(地理的変数)
- サイコグラフィック(心理的変数)
- ビヘイビアル(行動変数)
ターゲティング(Targeting)
市場のなかで、どこを自社のターゲットにするのかを絞り込みます。
- 無差別型ターゲティング:セグメントを考慮せず、同じ商品をすべての市場に供給
- 差別型マーケティング:セグメントされた各市場のニーズに合わせて商品・サービスを提供
- 集中型マーケティング:一点集中、あるいは限定された市場が対象
ポジショニング(Positioning)
競合の状況をふまえて、自社の立ち位置を決定します。
価格や品質、販売方法など、何らかの軸を設定して競合各社の立ち位置も把握したうえで、自社のポジションを定めます。
参考:『STP分析とは?やり方やメリット、注意点、企業のマーケティング戦略での活用方法・成功事例を解説』
参考:『Webマーケティング戦略とは?立案に必要なフレームワークを解説』
関連記事:『【初心者向け】STP分析とは?各項目の分析方法や4つの指標を解説!』
実践と改善
マーケティングの施策の策定ができたら、実践と効果検証、そして改善のフェーズに入ります。
ここでは、有名なPDCAサイクルについてご紹介します。
PDCA
PDCAとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つのステップを繰り返すことで、業務や施策の効率を上げるフレームワークを指します。
Plan(計画)
前述のフレームワークなどを用いて、Webマーケティングの計画を立てます。
Do(実行)
Planで立てた計画を実行します。
Check(評価)
計画を実行した結果、どのような成果が得られたのかを評価・検証します。
このフェーズをスムーズにするために、Planの段階で評価項目を明確に決めておくこと大切です。
Action(改善)
Checkの評価結果をもとに、うまくいかなかったところの改善策を挙げて、次回のPlanへと移ります。
上記の一連の流れを繰り返すことを「PDCAサイクルを回す」といいます。
また、近年では最小限の準備が完了したらすぐに実行に移す「PDRサイクル」の注目されています。
こちらは「Prep(準備)」「Do(行動)」「Review(見直し)」の3ステップで構成され、スピード感が求められる場面にマッチします。
参考:『マネジメントサイクルとは?種類や特徴、活用方法など徹底解説! 』
参考:『PDCAとは?目標達成を加速させるPDCAサイクルの回し方』
関連記事:『広告レポート作成ツール8選!【PDCAの回し方も徹底解説】』
Webマーケティングの種類
Webマーケティングを成功させるためには、自社の商品・サービスに合った施策を選ぶことが大切です。
デジタルやWebの技術は日々進歩しており、Webマーケティングの種類も増え続けています。
どんな種類の施策があるのかを理解しておきましょう。
Web広告
Web広告の多くは、広告をクリックすると、ランディングページ(LP)やECサイトなどに遷移するかたちがとられています。
ランディングページ(LP)とは、コンバージョンに特化した専用のWebサイトを指します。
縦長の1枚ページである場合が多く、申し込みや購入、資料請求などの目的で作られています。
以下では、ランディングページとECサイトの違いや使い分けについてまとめています。
関連記事:『ECサイト、LPの3個の違い!メリットと使い分けを解説!』
リスティング広告
Google広告やYahoo!広告が提供するリスティング広告は、検索エンジンで特定のキーワードでサーチした際に表示されるテキスト広告です。
たとえばスポーツジムなら「ダイエット ジム」「梅田 スポーツジム」のように、自社に関連するキーワードを入札します。
リスティング広告は、該当するキーワードを入札した広告アカウントで、広告ランク(Google)・オークションランク(Yahoo!)の高いものが優先的に掲載される仕組みです。
広告ランク(Google)、オークションランク(Yahoo!)は、入札金額や広告の品質をはじめとする複数の要素によって決定されます。
参考:『広告ランク | Google広告ヘルプ』
参考:『掲載順位の決定方法 | Yahoo!広告へルプ』
リスティング広告は、ユーザーのニーズに沿った検索キーワードの選定が非常に重要です。
運用の際は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:『リスティング広告のクリック率(CTR)を上げる7つのポイント』
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Web上に設けられた広告枠に配信を行うのが特徴です。
広告枠にはさまざまな形式が用意されており、画像や動画、テキストのほか、枠の形式に合わせてサイズや体裁などが自動的に調整されるレスポンシブ広告があります。
代表的な媒体として、「Googleディスプレイネットワーク」と「Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)」の2つがあります。
それぞれ、GoogleやYahoo!の傘下にあるサービスや、提携サイトなどの広告枠に表示させることができます。
Google、Yahoo!のディスプレイ広告は、いずれも2つの方法で配信先の絞り込みをする機能があります。
- プレースメントターゲティング(枠の絞り込み)…商品・サービスと親和性の高いサイトや、関心度の高いユーザーが多く閲覧するサイトの広告枠に配信
- オーディエンスターゲティング(ユーザーの絞り込み)…ユーザーの属性や興味・関心があるカテゴリーを絞って配信
参考:『プレースメントターゲティングについて | Google広告ヘルプ』
参考:『プレイスメントターゲティング | Yahoo!広告ヘルプ』
以下の記事でも、この2種類のターゲティング方法について触れています。
関連記事:『ディスプレイ広告とは?GDNとYDAの5つの違いを解説』
SNS広告
SNS広告は、プラットフォーム内の広告枠に配信します。
通常の投稿に並んでタイムラインに表示される形式のものが多いため、一目で見て広告とわかるような訴求を避けたい場合におすすめです。
代表的なSNS広告の特徴についてみていきましょう。
Instagram広告
Instagramのタイムラインやストーリーズ、発見タブ、リールなどの広告枠に配信が可能です。
Facebookと同じMeta社の傘下にあることから、ユーザーデータを共有し、ターゲティングに活用できるというメリットがあります。
インスタグラマーなどのクリエイターを起用したマーケティングの機能が用意されており「ブランドコンテンツ広告」を利用すれば、クリエイターの投稿を自社の広告として配信可能です。
参考:『ブランドコンテンツ広告を設定する | Metaビジネスヘルプセンター』
以下の記事は、企業のInstagramのスタートガイドとして活用していただけます。
関連記事:『企業がInstagramを成功させる基礎知識!おすすめ運用法5選』
Facebook広告
Instagramと同じくMeta社が運営を行うFacebookの広告枠に配信します。
実名登録というFacebookの特徴を生かした確度の高いターゲティング機能が備わっています。
プラットフォーム内の枠に加え、関連サービスであるInstagram、Audience Network、Messenger内の枠にも表示できるのが特徴です。
以下の記事では、Facebook広告やInstagram広告の一括管理できる「Facebook Business Manager」についてご紹介しています。
関連記事:『Facebook Business Managerとは?使い方や4つの作成方法を紹介』
Twitter広告
Twitterのタイムライン上に広告を配信するのが特徴です。テキストや画像、動画などを載せられるほか、カルーセルで表示することもできます。
通常投稿と同様に、広告でも「いいね」や「リツイート」、「アンケート」を利用したり、ハッシュタグをつけたりすることが可能です。
参考:『広告クリエイティブの仕様 |Twitter広告ヘルプセンター』
Twitter広告では、ターゲティングを活用した配信機能があります。
こちらの記事では、ターゲティングについて解説しています。
関連記事:『Twitter広告で活用可能な18種類のターゲティング設定を解説!』
LINE広告
LINE広告は、LINEのトーク一覧画面をはじめとするプラットフォーム内の広告枠やLINE関連のアプリなどに配信が可能です。
配信面
トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM、ウォレット、LINEポイントクラブ、LINEショッピング、LINEチラシ、LINEマイカード、ホーム、LINE Monary、LINEファミリーアプリ、LINE広告ネットワーク
上記で挙げたように、幅広い配信面を活用できます。
参考:『LINE広告の仕組みと4つの強みとは?配信面や費用をまとめて解説 | LINEヤフーfor Business』
以下では、LINE広告を効率よく運用するためのポイントをまとめています。
関連記事:『【初心者向けLINE広告講座】配信効果を高める6つのポイント!』
YouTube広告
YouTubeのプラットフォーム内の広告枠に配信します。
動画本編の再生前や再生中、再生後の枠をはじめ、途中でスキップができない短尺の動画、検索結果や関連動画の欄など、さまざまな形態が用意されているのが特徴です。
参考:『YouTube広告|6種類の広告メニューを徹底解説【22年最新】』
YouTubeチャンネルの運営や広告配信をはじめるなら、ぜひこちらをチェックしてみてください。
関連記事:『YouTube広告&チャンネル運営の用語46選!基本を解説』
SEO
GoogleやYahoo!に代表される検索エンジンは、「ユーザーが検索したキーワードのニーズを満たしている」「ユーザーにとって有益である」と判断したサイトを上位に掲載します。
特定のキーワードでをかけた際に、自社のWebサイトやWebコンテンツが上位を上位に表示させるための施策は「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」をとってSEOと呼ばれます。
SEOは、下記の2軸で進めることが重要です。
- ユーザーにとって有益なWebコンテンツの作成(外部対策)
- サイト構造の最適化や、外部サイトからの被リンク取得など、自社のコンテンツが有益であると検索エンジンに認識してもらうための取り組み(内部対策)
SEOにはじめて取り組む場合は、以下の記事で基礎知識を身につけるのがおすすめです。
関連記事:『【初心者向け】SEOの専門用語34選!マーケティングの基本を解説』
SNS運用
InstagramやTwitter、LINE公式アカウントなどのプラットフォーム上でフォロワーを増やし、ブランドや商品・サービスの認知度を上げるとともにユーザーとコミュニケーションをはかるのも、Webマーケティングでトレンドの手法です。
SNSは、広告配信に活用するだけでなく、アカウント自体を育ててフォロワーを獲得しましょう。
ビジュアルでブランドの世界観を訴求するならInstagram、商品・サービスに関する有益な情報発信をするならTwitterなど、自社に合うプラットフォームに注力することも大切です。
以下の記事では、Instagramの企業アカウントのはじめ方について説明しています。
関連記事:『Instagramの企業アカウント開設7ステップ&運用マニュアル!』
その他
ここまで挙げた以外にも、さまざまなWebマーケティングの手法があります。
- メールマーケティング…登録者に向けてメールマガジンでアプローチ
- ウェビナー…Web上でセミナー(ウェビナー)を開催し、商品・サービスへの関心が高いユーザーを集客
- マーケティングオートメーション(MA)…マーケティング活動を効率よく行うための自動化のプロセス
参考:『Webマーケティングとは?基礎知識と実践すべき施策をわかりやすく解説』
関連記事:『ウェビナーマーケティングとは?成功させる7つのポイントを解説!』
まとめ
この記事を読んで、Webマーケティングの戦略・企画が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
株式会社Unionでは、サイト制作をはじめとするWebマーケティング全般のご相談を承っております。
Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。
薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。