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ECサイト、LPの3個の違い!メリットと使い分けを解説!

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ECサイト、LPの3個の違い!メリットと使い分けを解説!

インターネット上で商品やサービスの販売を行う方法には、ECサイトやLP(ランディングページ)といったものがあります。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、人と人の接触を極力避けることが推奨されていたこともあり、オンライン上で商品の購入や、サービスの申し込みを行うことが増え、自宅で消費活動を行うユーザーが増加しました。

インターネットショッピング利用世帯の割合引用:『総務省 | 令和3年情報通信白書

ユーザーは、スマートフォンや、PCなどを用いてインターネットを利用して消費行動を行うことが多くなり、実際にインターネットショッピングを利用している世帯割合は2020年の3月以降に急激に増え、2人以上の世帯では約半数以上が利用している状況です。

消費行動の変化もあり、EC市場の拡大がみられ、ECサイトやLPを容易に作成することができるようになりました。

一方で、身近になった分、ECサイトとLPの違いが曖昧になってしまっている方も多いのではないでしょうか。

ECサイトもLPもどちらもWebサイトの1種ではありますが、意味や特徴は異なります。

この記事では、ECサイトとLPそれぞれの解説を行い、それぞれのメリットと、使い分けについて説明します。

参考:『ECサイトの成果を上げるLP(ランディングページ)の手法とは
参考:『総務省 デジタルで支える暮らしと経済
関連記事:『「こんなお悩みありませんか?」LPの作り方!5つのポイントを解説!

ECサイトについて

ECサイト

ECサイトとは

ECサイトのECは、Electronic Commerceを略したものです。

そのため、ECサイトを日本語に直訳すると「電子商取引サイト」になります。

インターネット上で商品やサービスの売買を行うことのできるサイトであり、企業目線では、商品、サービスをインターネット上で販売することを目的とするWebサイトになります。

インターネットに接続されているスマートフォンやPC、タブレット端末があれば、実店舗を持っていなくても、世界中どこからでも世界中のユーザーに対して商品の販売を行うことができるので、インターネットショッピングを活用している企業は増加傾向にあります。

2023年5月の時点で、日本国内で稼働しているECサイト、ネットショップの総店舗数は4,550,041店舗となっています。

これは、2021年の総店舗数4,187,939店舗に比べて、8.6%の増加という結果となりました。

参考:『【2023年最新版】国内のECサイト・ネットショップの総稼働店舗数
参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『ECサイトとLP(ランディングページ)の違いとは。LPの活用例についても解説

ECサイトの種類

ECサイト

そんなECサイトは大きく分けて2つの種類に分類されます。

自分でお店を作り個人のネットショップを運営する「自社サイト型」と多数の企業が出店している「モールサイト型」です。

自社サイト型

ナイキ引用:『ナイキ

自社サイト型は、企業やブランドそれぞれが独自で作成したECサイトを利用します。

サイト内のデザインや機能は、自社の商品、サービスの特徴や販売方法に応じてカスタマイズされています。

自社サイト型は、「利益率が高い」という点で魅力的です。

自社サイト型30社と、Amazonや楽天を含む ECモール型の祖利益率の最大値を比較するとAmazonの祖利益率の最大値は80.2%、楽天では78.1%であるのに対して、自社ECサイトでの祖利益率の最大値が96.9%になった調査結果があります。

参考:『【フルカイテン】アパレルECと利益構造を調査 「儲けやすいECモール」はあるのか?手数料と値引きの関係は?

出店料や売り上げの販売手数料などのコストが発生しないことに加えて、ECサイトの立ち上げ後に関しては、基本的にはシステムに障害が起きた際のリカバリーや、古くなった際の更新などにかかるシステム保守にかかわる費用のみで運用することができます。

また、モール型に比較すると、ECサイトに多く存在するライバル企業がなく、ライバル企業との競争の中で値下げをして勝負を行う可能性を低くおさえることができます。

女性編集者A
女性編集者A

結果として、高い利益率を期待することができます。

参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『ECサイトとLP(ランディングページ)の違いとは。LPの活用例についても解説
参考:『自社サイトとECモールの違いは?売れない?メリット・デメリットから成功のコツまで

モールサイト型

モール型ECサイト引用:『Rakuten

モール型はAmazonや楽天などが提供するECサイトになっています。

企業やブランドが独自にECサイトを開設する必要がなく、モール型のサイトに出店をすることで、インターネット上で出品をすることが可能になります。

モール型は、「簡単に集客力あるサイトを利用できる」ことが魅力的な点です。

具体的には以下のようなECサイトがあります。

  • Amazon
  • 楽天
  • Yahoo!ショッピング
  • ZOZOTOWN
  • Qoo10 など

Amazonの利用者は2021年12月の時点で月間4,729万人存在し、多くのユーザーが集まっている場所で自社の商品を紹介することができます。

そのため、自社サイト型のECサイトを立ち上げるのと比較して、集客にかかる負担は軽減されます。

参考:『ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによる オンラインモールのサービス利用状況を発表

また、モール型ではプラットフォームが存在するので、ECサイトのデザインを考えたり、独自ドメインの取得をしたりする必要がなく、初心者でも容易に始めることができます。

参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『ECサイトとLP(ランディングページ)の違いとは。LPの活用例についても解説
参考:『自社ECとは?モール型ECとの違いとそれぞれのメリット・デメリット

LPとは

LPLP(ランディングページ)は英語では、Landing Pageと書かれ、日本語に訳すと「着地するページ」となります。

またLPには広義と狭義の意味合いがあります。

広義ではランディングページという言葉の通り、訪問したユーザーが最初にアクセスし、到達したWebページのことを意味します。

例えば、検索エンジンで特定のキーワードを調べた場合、1番はじめにアクセスしたWebサイトのページがLPになります。

狭義では、LPは集客から商品の購入やサービスの申し込みなどのユーザーのアクションを誘導するまで工程を1ページ内で完結させた縦長のWebページを意味しています。

LP例 ライザップ引用:『ライザップ 健康セミナー

例えば、ある特定の商品のLPでは、その商品の紹介、問い合わせのフォーム、資料の請求フォームをページ内に配置して、その商品の購入者の獲得を狙います。

男性編集者A
男性編集者A

縦長で1ページの構成にすることで、訪問したユーザーがほかのサイトへ遷移することを極力防ぎ、自社商品の購入や資料の請求などのユーザーによるアクションを促します。

参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『ECサイトとLP(ランディングページ)の違いとは。LPの活用例についても解説
参考:『ECサイトの成果を上げるLP(ランディングページ)の手法とは
関連記事:『【初心者向け】記事LPとは?採用する2つのメリットを紹介

ECサイトとLPの違い

ECサイトLPの違い

目的の違い

ECサイトとLPでは、利用する目的が異なります。

ECサイトの目的

ブランド企業ECサイト引用:『ZOZOTOWN

まず、ECサイトを利用することの目的は、より多くの商品を販売し購入してもらうことです。

ECサイトは、企業が販売している幅広いジャンルの商品が豊富に取り揃えてあるWebサイトの店舗であり、Webページは複数ページにまたがって構成されていることが多いです。

ユーザーがECサイトにアクセスした際は、特定の企業の商品をすべて網羅することができる商品のカタログのように、商品を紹介し、ユーザーのニーズに応えられるような商品を見つけてもらって購入していただくというケースが多いです。

例として、あるブランド企業がECサイトで商品を販売する際には財布やカバン、洋服や靴など多くのジャンルの商品を掲載し、購入へ誘導します。

関連記事:『無料でECのリスティング!Googleマーチャントセンター活用方法3選

LPの目的

目的の違い引用:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説

次に、LPの目的は、特定の商品の購入や、その商品に関する資料請求といったアクションを短期的でも獲得することです。

大きな違いは、特定の商品に絞って宣伝するということです。

1つのLPにつき、紹介して販売する商品は1つであり、その商品に特化しその商品を集中的に販売するための1ページ簡潔型のWebページになります。

例としては、あるブランド企業がその企業の1種類の財布だけの情報を記載し、購入フォームや、より詳細を知りたいユーザーに向けた資料請求のフォームを作成してあります。

参考:『ECサイトとLP(ランディングページ)の違いとは。LPの活用例についても解説
参考:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説

狙うユーザー層が異なる

ECサイトとLPではそれぞれのペルソナも異なります。

ECサイトが狙うユーザー層

まず、ECサイトに関しては、「既存の顧客向け」です。

ECサイトは、自社の商品やサービスをこれまでに1度以上、購入や利用したことがあるユーザーや、自社の商品、サービスのファンになっているユーザー層を目標として利用されることがあります。

そのようなユーザー層は、1度その企業の商品を購入した後にほかの商品も見てみたい、違う商品を試してみたいと思い、ECサイトに訪れることがあります。

ECサイト全体でのリピート率の平均は30~40%となっています。

参考:『 ECサイトにおける平均的なリピート率は?業界別の数値や向上施策を解説!

既存の顧客やリピーターの方は、自身の悩みを解決するために商品を購入する際にECサイトを利用して購入する方が多く、よく利用する企業やブランドをお気に入りとしてブックマークしていることも多いです。

なお、ECサイトの調査を行うBaymard Instituteは過去10年間のデータから算出した世界平均の決済前離脱率(カゴ落ち率)を「69.99%」と発表しています。

女性編集者B
女性編集者B

カートに放置された商品をユーザーに再検討してもらうためにも、既存顧客へのリターゲティング施策が求められます。

参考:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説
参考:『 ECサイトとLPはどう使い分ける?違いから活用方法まで解説
参考:『Baymard Institute “48 Cart Abandonment Rate Statistics 2023

LPが狙うユーザー層

対して、LPでは、「新規の顧客向け」になります。

新規の顧客となるユーザー層の自社商品、サービスの体験をする入り口として活用することができます。

自社の目玉商品や人気の商品をLPに掲載し、そのLPを経由して商品の購入を誘導し、実際に自社の商品やサービスを体験してもらうことが1つの狙いになります。

新規顧客のユーザー層が、LPを介して最初によい体験をすることで、その次も自社の商品、サービスを利用する確率を上げることが期待されます。

男性編集者A
男性編集者A

そのため、ページで設定されるコンバージョンは必ずしもECサイトの様に「商品購入」だけではなく、「新規申し込み」「無料相談」「資料請求」「電話連絡」と多岐にわたります。

参考:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説
参考:『ランディングページで、新たな顧客層にアプローチする

デザインが異なる

ECサイトのデザインの特徴

ECサイトのデザイン引用:『amazon

ECサイトでは、サイトコンテンツによって自社の商品や、サービスを魅力的に見せることが重要です。

なぜなら、実店舗では商品を実際に手に取って見ることができることに対して、ECサイトでは説明のテキスト、商品の写真や動画で、商品の良さを伝える必要があるからです。

デザインの特徴は、下記2点があります。

  • わかりやすいボタンを利用する
  • トレンドを取り入れたデザイン

わかりやすいボタンを利用する

カートボタンのデザイン
引用:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた

わかりやすいボタンを利用することは、ユーザーの買い物のしやすさに影響します。

ボタン自体をはっきりした色や形にすることや、ユーザーが見やすい場所に配置するなどの特徴があります。

購入を決めた際の、「カートに入れる」や「今すぐ購入する」といったボタンのテキストもユーザーの心理には重要な要素になります。

クリックしたくなるボタンのテキストを考える引用:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた

特に、ユーザーがクリックしたくなるようなボタンのテキストを考えることは効果的です。

「今だけ50%OFF」といった緊急性を訴求するようなテキストや装飾を用意したり、「無料」というキーワードを用いることで、ユーザーのすぐに支払いが発生してしまうのではないかという不安を払拭したりすることを意識して訴求文言を利用することが考えられます。

実際に、記事のリライトを含むCTA(Call To Action = 行動喚起を促すボタン)の設置、CTA訴求文言の変更の施策の結果、コンバージョンの獲得数が10件から80件になり、初月で目標達成した成果があります。

参考:『成果が出るCTAの文言作成|事例をもとに成功するポイントを解説
参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『ECサイトのデザインのポイントとは?使いやすさに徹底したこだわりを
関連記事:『CTAを改善する方法とは?コンバージョンを高める4つの簡単な方法

トレンドを取り入れたデザイン

時代の変化や、季節の変化に伴いECサイトを含むWebページのトレンドやデザインも変化しています。

扱う商品や、サービスのジャンルに合わせたデザインを利用したり、トレンドをしっかりと組み込んだコンテンツにしたりすることが必要になります。

例として、ファッションのジャンルでのECサイトを紹介します。

ラルフローレン引用:『RALPH LAUREN

ECサイトのトップに、季節に合った商品をピックアップした特設ページを用意したり、季節限定のキャンペーンを準備したりして、各商品ページへ誘導するページを設置しています。

こうすることで季節のトレンドにあった商品にフォーカスして商品をファッション誌のように閲覧することができます。

参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた

LPのデザインの特徴

ClipLine サーベイ 引用:『ClipLine サーベイ

LPのデザインの特徴はなんといっても、1ページで完結された縦長のサイトであるということです。

1つの商品やサービスに関して広告・宣伝を目的に作成されています。

1ページで完結しているので、ユーザーの離脱を防ぎながらCTAエリアへの誘導、そして商品の購入やと資料請求といった行動喚起を促すことが重要です。

その他のLPのデザインの特徴は、3点あります。

  • ページ内にフォームを設置する
  • ユーザーの不安や疑問を解消するようなデザイン
  • リンクが少ない

ページ内にフォームを設置する

LP お問い合わせフォーム引用:『コンバージョン率を向上させる!ランディングページの具体的な改善方法を紹介

ページ遷移によるサイトからの離脱を防ぐことを目的として、1ページで完結されるLP内に申し込み・購入・お問い合わせフォームを設置します。

この時、フォーム内は最低限の項目のみに絞って用意し、できる限り簡易的にします。

申し込みフォームが複雑であったり、入力する内容が多すぎたりしてしまうと、ユーザーが途中で離脱してしまう恐れがあるからです。

フォームコンテンツが原因で離脱してしまったユーザーが過半数に及ぶという調査結果もあります。

入力の手間を省くために、住所の入力を行う際に、郵便番号から住所を検索して自動的に項目を埋める機能を使うことなども効果的です。

参考:『コンバージョン率UP!ランディングページに申し込みフォームを設置しよう
参考:『【基礎知識】ランディングページ(LP)とは?意味や目的を解説
関連記事:『EFO(入力フォーム最適化)とは?CVRを改善する6つのポイントとは

ユーザーの不安や疑問を解消するようなデザイン

悩みへの共感引用:『「すぐに売りたい!」そんなときの一撃必殺兵器「LP(ランディングページ)」を極めよう!(基礎編)

ユーザーが共感できるような不安や疑問を提示し、自社の商品、サービスを利用することで解決できるということを示唆します。

LPではしばしば「このような悩みはありませんか?」というフレーズを利用して、その悩みを実際に解決するようなストーリーを載せることで、申し込みを促します。

お客様の声引用:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた

またその際、「お客様の声」を紹介することもユーザーの不安や疑問を解消することに効果があり、ユーザーの購買意欲を掻き立てる役割を果たします。

実際に自社の商品・サービスを購入し体験したお客様の声を掲載することで、実際に利用した方のリアルの声や、ユーザーが利用したときのことをイメージしやすくなります。

お客様の声と共に、そのコメントをした方の顔写真があればなおさら安心して意思決定をすることが期待されます。

参考:『コーポレートサイト・ECサイト・ランディングページ、デザインの違いをまとめてみた
参考:『「すぐに売りたい!」そんなときの一撃必殺兵器「LP(ランディングページ)」を極めよう!(基礎編)

リンクが少ない

LPリンク少ない引用:『 LP(ランディングページ )って何?HPとの違いは?

LPのデザインの特徴の一つに、ほかのページへのリンクが少ないという特徴があります。

LPでは、原則として関連する商品・サービスや自社サイトなどLP外の他のサイトへのリンクを配置しません。

この特徴により、ほかの情報に注意がひきつけられたり、リンクの存在によってユーザーが離脱したりすることなく自社LPのコンテンツへ集中することを促します。

従って、LPの最終目的である問い合わせや注文、購入といったユーザーのアクションであるコンバージョンへの決断へ意識を向けやすくなるような効果を得られます。

参考:『 LP(ランディングページ)とは|LPの目的やメリットをわかりやすく解説
参考:『ランディングページとは?目的やメリットなど初心者にわかりやすく解説!
参考:『ランディングページ(LP)とは何か?初心者にもわかりやすく解説!

ECサイトとLPそれぞれのメリット

ECサイトのメリット

ECサイトを利用することのメリットとしては、ECサイトを利用するユーザーの顧客データを収集、そして利用することができる点が挙げられます。

ユーザーが購入した商品の情報や興味を示している商品の他に、氏名、住所、電話番号といった個人情報を入手することができます。

これらの顧客データをマーケティングに活用することができます。

活用例としては、顧客の登録情報を利用して休眠顧客に対してメッセージを送信し、顧客の呼び戻しや離脱の防止、購買頻度の向上を図ります。

加えて、ユーザーがどのページを見ているかのデータを分析して、購買などの意思決定をするまでに離脱することを防ぐようにサイトを改善することに利用することもできます。

日本たばこ産業(JT)の事例

実際に顧客データを利用した企業の成功例を紹介します。

ECサイトメリット引用:『 ECサイトで注目の「顧客データ活用」事例紹介や注意点を解説

日本たばこ産業(JT)は無料の会員サービスを展開し、多くの会員データを取得しました。

ユーザーの属性やWebサイト閲覧履歴などの行動のデータとAIを活用し、予測モデルが抽出したユーザーに商品を勧めるメッセージを送付した施策によって、施策一回あたり20%程度の費用対効果の向上が観察されました。

参考:『 EC販売のメリットとは?ECサイトの種類や業務内容、開業までの手順について解説!
参考:『 ECサイトで注目の「顧客データ活用」事例紹介や注意点を解説

個人情報を取り扱う上での注意点

しかし、ユーザーの権利利益の保護の観点において、個人情報を取り扱う上での配慮が必要です。

クレジットカードの番号やインターネットバンキングでのIDやパスコード等の、漏洩により財産的被害が発生する恐れのある情報に関しては、特に取り扱いについては配慮する必要があります。

参考:『【注意喚起】ECサイトにおける個人情報の漏えい(クレジットカード情報等)事故が増えています

LPのメリット

LPのメリットは、高いコンバージョン率を狙えることです。

通常のページでは訪問したユーザーの約30%が離脱するのに対して、LPではデザイン上、リンクが少ないといった特性もあって無駄にページの遷移が起きず、離脱が少なくなります。

参考:『ランディングページ(LP)とは何か?初心者にもわかりやすく解説!

ユーザーの離脱率が低いことに加えて、一つの商品に関して作られたLPでは情報が1ページに集約されており、ユーザーは画面をスクロールするだけで知りたい情報を得ることができます。

LPのメリット引用:『【LPの作り方】コンバージョンしやすい構成と必要な要素

その際、集約された情報は、ユーザーの注意をひきつけて、商品を紹介してアピールし、購買を後押しする情報が順序良く並んでおり、ページの管理する人の想定に従ってユーザーに情報を提供することができます。

上記の特徴に伴い、コンパクトに集約された情報で興味関心を抱いたユーザーに対して適したコンテンツを提供することができます。

加えて、1ページで完結すサイト内においてコンバージョンにつながる注文ページやお問い合わせフォームを設置することで、コンバージョン率を高めることができることがメリットになります。

女性編集者A
女性編集者A

Webサイトですので24時間、365日ユーザーに訴求可能な点も、共通する大きなメリットです。

参考:『 LP(ランディングページ)とは|LPの目的やメリットをわかりやすく解説
参考:『ランディングページ(LP)とは?メリット・デメリットや基本的な構成を紹介
関連記事:『ランディングページ(LP)で踏まえるべき内容10選! 順番も解説

ECサイトとLPの使い分け

ECサイト

自社の商品をWeb上に陳列して紹介できるのが、特徴になります。

そのため、ECサイトでは業種に関係なく複数の商品に関して取り扱う場合や、ユーザーに純粋にショッピングをしてもらうことを目的であるならば、使用されることが勧められます。

なぜなら、ECサイトであれば、ユーザーが自由にページの移動ができ、好きなジャンル、商品でのショッピングをすることが可能だからです。

これは、複数の商品を同時に購入してもらったり、種類の異なる商品を閲覧したのちに、ユーザーが気に入った商品を購入することに繋がります。

また、ECサイトがあることで、過去にそのECサイトを利用したユーザーが再びECサイトに訪れた際に新たに別の商品を購入したりと、既存の顧客に向けた施策としても機能します。

参考:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説
参考:『 ECサイトとLPでショッピングに向いているのは?それぞれの特徴とメリットデメリットを解説!
参考:『 ECサイトとLPはどう使い分ける?違いから活用方法まで解説

LP

LPはデザインの特徴上、1つの商品やサービスに集中して紹介をすることから、自社商品・サービスの中で最も売り出したいものがある場合に利用します。

特定の商品やサービスに絞って特徴を詳細に理解してもらい、ユーザーの興味関心を引くような情報を記載することで、実際に購入などの行動をしてもらい、LP作成者の意図した商品やサービスの購入率を向上させることを図ります。

また、自社の商品やサービスが1点しかなく、今後も増える見込みがない場合もLPの利用が勧められます。

1つの商品やサービスのためにECサイトを立ち上げるのは、ECサイトの強みを活かせないですし、運用の費用や手間を考えると費用対効果が悪いことが理由となります。

そして、ECサイトが既存の顧客に対して効果があることに対して、新規顧客の獲得を狙ってLPを活用します。

自社の人気商品や目玉となっている商品をLP経由で購入してもらい、自社の良い顧客体験をしてもらうことで、継続的に自社を利用してもらうことを期待できます。

参考:『【図解】Webサイトとランディングページ(LP)の違いを徹底解説
参考:『 ECサイトとLPでショッピングに向いているのは?それぞれの特徴とメリットデメリットを解説!
参考:『 ECサイトとLPはどう使い分ける?違いから活用方法まで解説

まとめ

本記事は、ECサイトとLPについてそれぞれの特徴や、この2つのWebページの違いについて解説し、それぞれのメリット、使い分けの仕方について紹介しました。

それぞれの特徴を掴んだうえで、自社のWebページ運用に活用していただけたら幸いです。

この記事を読んで、ECサイトやLPの最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。

株式会社Unionでは、Webサイト制作をはじめとするデジタルマーケティング全般のご相談を承っております。

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監修者

UnionMedia編集部

2012年創業のWeb広告代理店、株式会社Unionが運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。

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