世界最大のシェア率を誇るGoogleの検索エンジン。
Webトラフィックの解析を行うサイト「statcounter」によると、Googleの検索エンジンは全世界の91.38%を占めます。(2023年9月時点)。
Googleは、会社の指針ともいえる「Googleが掲げる10の事実」の1項目で「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」と表明し、すべての取り組みにおいてユーザーの利便性を優先しています。
こういったGoogleの姿勢は検索エンジンの機能にも如実に反映され、ユーザーの検索行動をサポートするさまざまな要素が随時追加されているのです。
今回は、「SERP」と呼ばれる検索結果ページに出現するさまざまな機能や、それらを分析して自社のWebサイトへの流入を獲得するためのポイントを解説します。
参考:『Search Engine Market Share Worldwide』
参考:『Googleが掲げる10の事実』
Googleが示す公式のガイドラインや指針について深く知りたい方は、ぜひこちらも一読ください。
関連記事:『SEOはガイドラインに沿って運用!Googleの5つの公式見解』
Contents
SERPとは?
「SERP」とはSearch Engine Result Pageの略語で、Googleをはじめとするサーチエンジンの検索結果ページを表す言葉です。
「SERPs」と呼ばれる場合もあります。
前述のようにGoogleの検索エンジンのシェア率が高いことをふまえ、この記事ではGoogleの検索結果ページに絞って解説をしますが、Yahoo!やBingをはじめどの検索エンジンにおいてもSERPの呼称が用いられています。
Googleの検索エンジンがリリースされたのは1997年のことです。
以降も「強調スニペット」や「バーティカル検索」などの機能が追加され、SERPは多様な情報で埋め尽くされるように。
下の画像は、「Webマーケティング」をGoogle検索した際のSERPのファーストビュー画面です。
引用:『Google』
関連するWebページの羅列にとどまらず、さまざまな情報が得られる仕様となっています。
参考:『今日は何の日?:Google検索登場(9月15日)』
参考:『SERPs(サープス)とは?最新の構成要素や重要な対策ポイントを解説』
SERPの9つの種類
SERPには、検索の利便性を高めるために複数の表示形式や機能が用意されています。
ここでは、代表的なものをピックアップしてご紹介します。
なお、SERPは大きく分けると「オーガニック検索結果」と「広告(リスティング広告)枠」で構成されています。
バーティカル検索
バーティカル検索は、SERPの検索窓の下に表示されます。
検索を画像や動画、ニュースといった特定のカテゴリーに絞りこんだり、キーワードとともに検索されやすい語句を追加したりできます。
以下は「Webマーケティング」というキーワードでサーチした際に出現するバーティカル検索の項目です。
引用:『Google』
「画像」や「動画」のような検索カテゴリーのほか「資格」「向いている人」といった関連語句が並んでいます。
ユーザーは自分の検索ニーズに合うものを選択することでより効率的に、知りたい情報へとたどり着けます。
なおバーティカル検索で出現するカテゴリーや語句、表示順は、検索クエリによって異なります。
同じ「Webマーケティング」というキーワードを含んでいても「Webマーケティングとは」という検索クエリでは以下のように表示されます。
検索カテゴリーの主な種類
- 画像
- 動画
- ニュース
- ショッピング
- 地図
- フライト
- ファイナンス
参考:『SERPs(サープス)とは?表示される10の情報をSEO目線で解説』
ユニバーサル検索
引用:『Google』
ユニバーサル検索は、検索クエリに対して画像や動画、ニュースをはじめWebページ以外の情報が表示されるのが特徴です。
たとえば画像は、「アザラシ 赤ちゃん」という検索クエリに対するSERPです。
検索窓の直下に画像検索の結果が並んでいます。
下部にある「すべて表示」をクリックすると画像検索結果のページに遷移し、ほかの画像も閲覧できます。
画像を表示させやすくするためには、alt属性を設定するといった対策があります。
参考:『SERPs(サープス)とは?表示される10の情報をSEO目線で解説』
参考:『SEOにも有効?alt属性の設定方法と注意点とは』
なお「アザラシ 赤ちゃん」で検索した際のSERPをファーストビューからスクロールすると、以下のように動画の検索結果も表示されています。
引用:『Google』
パーソナライズド検索
引用:『Google』
ユーザーごとに、Googleの検索結果はカスタマイズされています。
過去の検索キーワードや位置情報などをもとに、SERPを最適化する機能をパーソナライズ機能と呼びます。
参考:『SERPs(サープス)とは?表示される10の情報をSEO目線で解説』
大阪市北区で「カフェ」と検索すると、現在地をもとに画像のようなSERPが表示されました。
位置情報をもとにしたSERPやエリア名検索の際に出現する、地図+スポット(お店やサービス)の一覧を「ローカルパック」といいます。
ユーザーは、ビジネス名に加え、口コミ評価の点数やレビュー数、住所や営業時間などを確認することができます。
ローカルパックにはGoogleビジネスプロフィールの情報が優先表示されるため、各項目をもれなく入力しておくことが重要です。
以下の記事では、ローカルパックの種類や詳細について詳しく解説をしました。
また「エリア名+キーワード」での検索を対象としたローカルSEOについても知っていただけます。
関連記事:『ローカルSEOとは?基本的な4つの対策ポイントやMEOとの違いを解説』
アンサーボックス
アンサーボックスは、検索クエリに対する端的な回答をSERPSに表示する機能です。
強調スニペットやナレッジパネル、ナレッジカード、ライブリザルトといった複数の表示形式があります。
強調スニペット
強調スニペットとは、質問クエリに対する回答として特定のWebページの一部(質問の回答にあたる部分)を抜粋したものです。
Webサイトのリンクをクリックすることなく欲しい情報が得られるため、ユーザーにとっては非常に利便性が高い機能です。
こちらは、「リスティング広告」と検索した際の強調スニペットです。
引用:『Google』
強調スニペットには複数の形式があり、検索される内容に応じて表示方法も変わります。
- テキスト&画像
- 表(テーブル)
- リスト
- 動画
なお、強調スニペットはSERPSのオーガニック検索結果の最上部に配置されます(リスティング広告がある場合はその下)。
強調スニペットは目立つ位置にあるため、ここに表示させることで流入増が期待できます。
強調スニペットに採用されるためのポイントとして、以下が挙げられます。
- オーガニック検索の上位10位に入る
- 対策する質問クエリを想定し、簡潔な回答となるテキストを掲載する
- Googleのクローラーにページの内容を認識させるため、段落タグ、表タグ、リストタグでWebページのマークアップを行う
- Googleのポリシーを把握し、違反となる内容の掲載を避ける
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み』
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
参考:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
強調スニペットについては、こちらの関連記事でさらに詳しくご紹介しています。
もし表示を狙うならぜひ参考にしてみてください。
関連記事:『Googleの強調スニペットとは?表示させるためのポイント5選』
ナレッジパネル(ナレッジグラフカード)
引用:『Google』
ユーザーが特定の人物や場所、組織、ものごとなどを検索した際に表示されるボックス。
ナレッジパネルまたはナレッジグラフカードと呼ばれ、対象に関連する情報が掲載されます。
たとえば画像は、「Webマーケティング」で検索した際に現れるナレッジパネルです。
Webマーケティング(インターネットマーケティング)についての簡潔な説明をみることができます。
また、ピンポイントな答えがある検索クエリに対しては、さらに簡潔な表示がされます。
引用:『Google』
表示の位置はデバイスにより異なり、PCでは検索結果ページ右側に、スマートフォンでは上部や中ほどに出現します。
ナレッジパネルの内容はGoogleが保有するデータベース(ナレッジグラフ)の情報をもとに生成されるのが特徴です。
枠のなかに検索に対する回答が出るため「強調スニペット」と似た印象を受けますが、情報の取得元が異なります。
強調スニペットが特定のWebページから検索クエリに対する回答になる箇所を抜粋するのに対し、ナレッジパネルはナレッジグラフ上の情報を掲載します。
参考:『ナレッジパネルについて』
ライブリザルト
引用:『Google』
ライブリザルトは、検索した事柄に対するリアルタイムの情報をチェックできます。
天気やスポーツの試合、株価など、時間ごとに変動がある検索クエリのSERPに表示されるのが特徴です。
たとえば画像は、「渋谷区 天気」と検索した際に出現するライブリザルトです。
なお、ライブリザルトの情報取得元となるのは一般的に信憑性が高いとされるサイトに限られます。
例に挙げた天気予報の場合、予報業務許可事業者である株式会社ウェザーニューズが運営する「ウェザーニュース」の情報が掲載されています。
参考:『SERPs(サープス)とは?最新の構成要素や重要な対策ポイントを解説』
リッチリザルト
リッチリザルトとは、通常のSERPに表示される情報をさらに充実させたものを指します。
いわば、情報が豊富な検索結果であり、サイトの構造化データのマークアップを実施することでSERPに表示できます。
ただし、すべての検索クエリにおいて必ずしもリッチリザルトが出現するとは限りません。
2023年9月現在、Googleには31種類ものリッチリザルトがあります。
そのなかからいくつかをピックアップしてご紹介しましょう。
参考:『Google検索がサポートする構造化データマークアップ』
参考:『リッチスニペット(Googleリッチリザルト)とは?設定方法と注意点について』
関連記事:『【基礎】リッチリザルトとは?3つの効果と代表的な機能を紹介!』
パンくずリスト
引用:『Google』
Webページがサイト内のどの場所にあるのかを示すのがパンくずリストです。
レビュー
引用:『Google』
映画や書籍、レストランなどのレビューの点数・件数を表示することができます。
Googleしごと検索(求人)
引用:『Google』
求人情報を検索した際に表示される専用の枠です。
参考:『SERPs(サープス)とは?最新の構成要素や重要な対策ポイントを解説』
参考:『Googleしごと検索向け構造化データの書き方』
以下の記事では、Webサイトを構造化するためのHTMLタグについて解説しています。あわせてチェックしてみてください。
関連記事:『SEO対策に効果的なHTMLタグ7つを紹介!書き方も合わせて紹介』
関連する質問(PAA)
関連する質問は「People Also Ask(PAA)」とも呼ばれています。
以下は、Googleで「リスティング広告」と検索した際に表示されるPAAです。
固定の位置はなく、SERPの1ページ目のどこかに配置されます。
引用:『Google』
質問の右側にある下向きの記号をクリックすると、回答が展開されます。
引用:『Google』
回答は、Webページの一部(質問の回答にあたる部分)を抜粋しているのが特徴です。
強調スニペットと同様に、テキスト&画像、表(テーブル)、リスト、動画などさまざまな表示形式があります。
PAAの回答に採用される基準については、Googleは公式には明らかにしていません。
しかし強調スニペットと共通する部分が多いことから、同様の施策が効果的であると考えられています。
参考:『People Also Ask(PAA)とは?採用される仕組みやSEOの対策方法』
関連記事:『PAA(People Also Ask)とは?6つの特徴を解説』
ショッピングタブ
ショッピングタブは、特定のアイテムや商品名で検索した際に出現します。
以下のように「注目されている商品」としてSERP上に表示されるのが特徴です(スマートフォン版では表示名なし)。
引用:『Google』
商品をクリックすると、詳細情報を確認することができるだけでなく、複数サイトでの価格の比較も可能です。
参考:『SERPs(サープス)とは?表示される10の情報をSEO目線で解説』
Googleのショッピング機能を使って集客をしたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
関連記事:『無料でECのリスティング!Googleマーチャントセンター活用方法3選』
リスティング広告
リスティング広告は、ユーザーが特定のキーワードで検索をした際に配信されるテキスト形式のWeb広告です。
引用:『Google』
たとえば、「大阪 英会話」と検索するとSERPにはこのようにリスティング広告が出現します。
一見すると通常の検索結果のようですが、広告の上に「スポンサー」と表示が付きます。
リスティング広告がオーガニック検索のSERPと異なるのは、キーワードを入札することで広告表示ができる点です。
ただし、検索ボリュームが多いキーワードは競合する企業が多くなるため入札単価が高騰したり、広告の品質が重視される傾向にあります。
掲載順位を決定づけるのは、入札価格と広告の品質などをふまえた「広告ランク」です。
広告ランクの要素
- 入札単価
- 広告の品質(推定クリック率、広告とキーワードの関連性、ランディングページの利便性など)
- オークションにおける競争力
- ユーザーの検索行動の背景(所在地、デバイス、時刻、検索語句の性質、ページに表示されるその他の広告と検索結果、ユーザー属性など)
- アセット(広告表示オプション)
参考:『広告ランク』
リスティング広告の運用方法について知りたい方は、こちらのコンテンツが役立つでしょう。
関連記事:『検索連動型広告とは?仕組みと運用開始までの12のステップを解説』
オーガニック検索
オーガニック検索広告枠以外のSERPが該当します。
ここではSEOの順位となる検索結果(ページタイトル・ディスクリプションで構成された検索結果)について解説します。
オーガニック検索では、ユーザーの検索ニーズを満たすとGoogleが判断したWebページが掲載されます。
掲載の順位は、Googleのアルゴリズムにもとづいて決定されます。
引用:『Google』
赤枠で囲まれた部分がページタイトル、青枠で囲まれた部分がディスクリプションです。
タイトルはもちろん、ディスクリプションにコンテンツの内容を端的に記載することで、ユーザーへの訴求につながります。
SEOに有効なコンテンツの作成については、下記の関連記事でご紹介しています。
関連記事:『【初心者向け】SEOライティングで上位表示を狙うための9つのコツ』
SERPの上位に表示させることでクリック率はどうなる?
SEO1位のクリック率がやや下がる
シンガポールのマーケティング会社であるAhref社のリサーチによって、以下のデータが発表されました。
強調スニペットが表示される検索クエリ
強調スニペットの標準的なクリック率は8.6%
検索結果1位のWebページの標準的なクリック率は19.6%
強調スニペットが表示されない検索クエリ
検索結果1位のWebページの標準的なクリック率は26%
強調スニペットが表示されることで、SEO1位のサイトのクリック率が6.4%ほど減少しています。
参考:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
ゼロクリックサーチの増加
SERPが充実すると、ユーザーにとっては「少ない手間で情報を得られる」というメリットが生じます。
一方で、事業者にとってはWebサイトに遷移しないままユーザーが検索を終えてしまう「ゼロクリックサーチ」増加の懸念があります。
アメリカのマーケティング会社であるSparkToro社の代表・ランド・フィシュキン氏は「2020年のGoogle検索のうち64.82%はゼロクリックサーチであった」との調査結果を発表しています。(前年2019年は50.33%)
参考:『In 2020, Two Thirds of Google Searches Ended Without a Click』
ゼロクリックサーチへの対策の一例として、以下が挙げられます。
- リスティング広告に出稿して上位表示を狙う
- 比較的クリック率が高いSEO上位を狙う
- SEO以外の集客を強化する(SNSマーケティングやWeb広告など)
参考:『ゼロクリックサーチとは?コンテンツが見られない状況への対応』
また、Webページのタイトルやリスティング広告の広告文などは、ユーザーが思わずクリックしたくなるような訴求力の高いコピーを考える必要があります。
ぜひ、以下を参考に取り組んでみてください。
関連記事:『【リスティング広告】クリック率が向上する広告文の作成ポイント8選』
SERP分析とは?
SEOの検索結果やSERPで上位を獲得するためには、自社で狙っているキーワードで検索をした際に、どのような情報、サイトが表示されているのかを把握しておくことが大切です。
「上位のサイト=Googleから有益であるとみなされている」と言えるため、傾向をチェックしましょう。
SEO対策の一環
SERP分析をSEOに活用するなら、以下の2つのポイントを確認することが重要です。
①ターゲットとなるキーワードの上位サイトの傾向
上位のサイトが自社と類似の商品・サービスを扱っている競合の場合、検索をしているユーザーは自社の顧客候補となる可能性が高いと考えられます。
SEO対策を行うキーワードとして問題ないでしょう。
②自社が上位を獲得できるか
SERPの傾向を見た際に、大手のポータルサイトなどが上位を占めている場合、とくに自社のサイトのドメインパワーが低いならSEOで上位を獲得するのは難しいでしょう。
その場合、対策キーワードを変更したり、2語→3語とクエリを追加したりと対策を行う必要があります。
参考:『Website “Authority” Checker』
参考:『株式会社シンメトリック『SERP(検索結果画面)分析とは』』
分析ツールの活用もおすすめ
SERPの傾向を効率よく行うなら、分析ツールを導入するのも一つの方法です。
ここでは、機能性に富んだ2つのツールをご紹介します。
Ahrefsが提供する「SERPチェッカー」
引用:『SERPチェッカー』
「SERPチェッカー」では、上位表示のサイトの被リンクプロフィールの強度やトラフィック数、順位の履歴などを分析し、上位表示に難易度を判定します。
以下は無料プランの範囲内ではありますが、画像のようなデータが得られます。
引用:『SERPチェッカー』
Gyro-n SEO
引用:『Gyro-n SEO』
日本のマーケティング会社である株式会社ユニヴァ・ジャイロンが提供するSEO分析ツール「Gyro-n SEO」のなかに、SERP分析用の機能があります。
このツールでは、2つの日付を指定してSERPの比較が可能です。
SEOの順位が下降、あるいは上昇した際にデータを見比べることで、要因を分析できます。
Googleは年に数回、検索のアルゴリズムをアップデートしているため、変化に柔軟に対応するための対策としても有効です。
参考:『Google検索のコアアルゴリズムアップデートからWebサイト運営のポイントを解説』
まとめ
この記事を読んで、SERP分析やSEOの最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
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監修者
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