多くの企業が自社のWebサイトを持ち、リスティング広告やSNS広告などのWeb広告の出稿が活発な昨今。
仕事をするうえでWebに関する知識を問われる場面が増えました。
Webマーケターという仕事に興味があったり、Web関連の部署に配属されマーケティングについて学びたいと考えているなら、資格取得がおすすめです。
たとえばこの記事でご紹介する「ウェブ解析士」を主催する団体は、資格取得者と企業のマッチングサービスを提供しています。
このように、Webマーケティング関連の資格は転職の後押しになる可能性もあります。
参考:『一般社団法人ウェブ解析士協会』
とはいえWebマーケティング関連の資格が多すぎて、どれを目指せばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、Webマーケターを目指す方やWebマーケティング関連の部署で仕事をする方に向けて、業務で役立つ資格をご紹介します。
それぞれの資格の特徴を解説するので、Webマーケティングに関する学びを深めたい方はぜひ参考にしてください。
なお、以下はリスティング広告について学べるスクールについての記事です。Web広告について学びたいならこちらも役に立つでしょう。
関連記事:『リスティング広告が学べるスクールの選び方とおすすめスクール5選』
Contents
Webマーケティングに資格は必要?
Webマーケティング関連の仕事に就いたり、知識を深めたりするにあたって、必ずしも資格は必要ではありません。
Webマーケターは特定の資格がなくても業務を行うことができます。
しかしWebマーケターへの転職やマーケティング知識の習得を目指すなら、資格取得には多くのメリットがあります。
ここでは、資格取得をおすすめする理由についてご説明します。
Webマーケティングの需要の高まり
Webマーケティングでは、自社の商品やサービスの認知度を高める、売り上げを伸ばすなどが最終的な目的として設定されている場合がほとんどです。
近年は、インターネットの普及によりWeb広告が一般的になりました。
ここで、株式会社電通が発表した、広告に関する調査データをご紹介します。
このデータによると、2022年の日本の広告費用の総額は7兆1,021億円。
2021年と比較すると、115%の伸びを見せました。
1947年に開始したこの調査ですが、インターネット広告費についての推計は1996年から行われています。
2021年には、インターネット広告費がマスコミ四媒体広告費(新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア)をはじめて上回る結果となりました。
インターネット広告費の需要は順調に高まり、2023年には前年比112.5%の2兆7,908億円まで増加すると予測されています。
参考:『電通|2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析』
今後も、企業のプロモーション活動においてWeb広告の重要度が高まっていくと予想されます。
広告の仕組みを熟知し適切に運用するには、Webマーケティング関連の知識が必要です。
Webマーケティングの仕事内容は?
Webマーケティングの仕事内容は企業によって異なりますが、一般的には下記の4つを担当するケースが多くみられます。
- Webサイトのアクセス解析
- Web広告の運用
- SEO対策
- SNSの運用
Webサイトのアクセス解析
自社のWebサイトや、Web広告をクリックした際の遷移先となるLP(ランディングページ)のアクセスデータの解析がこれに当たります。
たとえばサイトへの流入経路や離脱率、CV(コンバージョン)率などを測ります。
業務は、Googleアナリティクスに代表される解析ツールを使って実施されます。
なにより重要なのは改善点を発見することです。
解析結果をもとに、成果につながりやすいサイトへとブラッシュアップを行います。
LPの改善についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:『LPO(ランディングページ最適化)とは?基礎知識と改善ポイント5選!』
Web広告の運用
数あるWeb広告のなかから自社に合うものを選定して運用を行うのは、Webマーケティングの仕事の一つです。
広告クリエイティブの発注や制作、出稿金額の調整、(リスティング広告の場合)入札キーワードの選定、配信するターゲットの設定など、広告周りの業務は多岐に渡ります。
Web広告は、リスティング広告、ディスプレイ広告、YouTubeなどの動画広告、SNS広告と、種類が豊富です。
Webマーケティングの業務をするなら、各広告媒体の特徴を理解しておく必要があります。
関連記事:『Web広告【PPC広告とは?】 代表3種類や費用の仕組みを解説!』
SEO対策
SEO対策も、Webマーケティングの領域です。
SEO(Search Engine Optimization)には「検索エンジン最適化」という意味があります。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に自社のサイトを上位に表示させるための取り組みを指します。
主なSEO対策として下記が挙げられます。
- 検索ユーザーのニーズを満たす質の高いWebコンテンツを作る
- 自社サイトの内部構造を検索エンジンのクローラーが巡回しやすい作りへと改善する
SEOでは、検索エンジンから「ユーザーのニーズを満たした有益なページである」と判断されることで上位に表示されます。
そのため、SEOの担当者はGoogleやYahoo!の仕組みを把握しておくことが大切です。
GoogleやYahoo!は、ユーザーの利便性を高めるために頻繁にアップデートを行ったり、新機能を搭載したりしています。
Webマーケティングの担当者は、これらの最新情報を把握しておくことも求められます。
SEOの基本的な施策は、以下の記事でご説明しています。
関連記事:『SEO施策とは?21項目の内部対策と3項目の外部対策を紹介』
SNSの運用
近年は、多くの企業がInstagramやTwitterの自社アカウントを運用しています。
SNSは基本的に無料で運用できるため、有効活用ができればコストを抑えた集客や購入が叶う点が魅力です。
引用:『Meta社『Instagramで新しいターゲット層を開拓するには』』
SNSは、親しい人との交流だけでなく情報収集のツールとしても活用されています。
Instagramが公式に発表した調査結果によると、日本のユーザーの約80%が「ビジネスアカウントをフォローしている」、約50%が「Instagramで広告を見るとブランドへの関心が高まる」、約42%が「ブランドからの投稿を閲覧している」と回答していることがわかりました。
参考:『Meta社『Instagramで新しいターゲット層を開拓するには』』
SNS広告は、Instagram、Twitter、Facebook、LINE、TikTok、YouTubeなど多数の媒体があります。
出稿できる形式やターゲットとなる層が異なるため、Webマーケティング担当者は各プラットフォームの特徴や仕様について理解しておくことが大切です。
SNS広告の主な種類や特徴は、こちらの記事でチェックしていただけます。
関連記事:『5大SNS広告運用入門!適したターゲットや特徴を解説!』
Webマーケティングの資格を取得するメリットは?
Webマーケティング関連の資格取得には、以下のメリットがあります。
- 知識やスキルの証明になる
- 知識を体系的に習得できる
- 業務で身につけたことを整理できる
知識やスキルの証明になる
Webマーケターなどの職種に転職を志す場合、実務未経験だと仕事への意欲をアピールしにくいものです。
Webマーケティング関連の資格を取得しておくと、熱意を伝えられることに加え、知識やスキルの証明としても役立ちます。
また、現在Webマーケターとして活躍中の方も、資格を取得し名刺などに記載することでお客様に安心感を与えられるでしょう。
知識を体系的に習得できる
Webマーケティングの知識を得るには、実務の中で身につける、書籍やWebサイトを活用して独学に取り組む、スクールに通うといった方法があります。
独学を選んだ場合、何から手をつけていいのかわかりにくいため、闇雲にさまざまな分野に手をつけてしまいがちです。
資格に向けた勉強に取り組むことで、必要な知識を体系的かつ効率良く習得できるでしょう。
数あるWebマーケティング関連の資格には、独学でチャレンジできるものが豊富です。
なお、以下の記事では独学でリスティング広告の知識を得たい方におすすめのブログをご紹介しています。
関連記事:『リスティング広告運用が学べるブログ6選!レベル別におすすめを紹介』
業務で身につけたことを整理できる
「Web 関連の部署に配属されたからマーケティング業務を担当しているけれど、きちんと勉強したことがない」「実務のなかで知識を身につけたので、自分の熟練度がわからない」という方もいるでしょう。
資格試験にチャレンジすることで、自分が身につけた内容を振り返り、足りない部分を補えます。
自身の知識やスキルを整理したいなら、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。
資格取得がおすすめなのはどんな人?
Webマーケティングの資格は、以下の方におすすめです。
- Webマーケティング関連の職種に転職したい
- Webマーケターとしてスキルアップしたい
- Web関連の部署に在籍しており、マーケティングの知識を身につけたい
Web広告やSEOなどのマーケティング施策の運用方法には「自社運用(インハウス)」と、Web広告代理店やマーケティング会社が運用を引き受ける「代理店運用」の2つがあります。
前者の場合はもちろんですが、外部に依頼をする後者の場合も、適切に運用されているかどうかを見極めたり、希望をスムーズに伝えたりするためにも資格を取得して知識を身につけると良いでしょう。
こちらの記事では、リスティング広告の自社運用・代理店運用のメリットやデメリットについて解説しています。
関連記事:『リスティング広告【自社運用・代理店運用】を4つの切り口で解説!』
Webマーケティングの資格について
ここからは、Webマーケティングの資格の種類や選び方のポイントをご紹介します。
Webマーケティングに関連する資格は種類が多いので、自分が学びたい内容にマッチするものを見極めることが大切です。
Webマーケティングの国家資格はある?
Webマーケティングに関連する資格は全て民間の団体が運営しており、国家資格ではありません。
Web関連の知識を幅広く問うものから、特定の媒体に特化したもの、Webサイトの解析に関するものまで、さまざまな資格があります。
Webマーケティングの資格の種類
Webマーケティングに関連する資格は、主に下記に分類できます。
自分が進みたい方向性や業務内容などと照らし合わせて選ぶことが大切です。
- アクセスデータの解析や活用に関する資格:ウェブ解析士、Googleアナリティクス認定資格
- マーケティングに関連する資格:マーケティング・ビジネス実務検定®︎
- Webについての知識を幅広く問う資格:Web検定
- 広告関連の資格:Google広告認定資格、Yahoo!広告キャンパス
選び方のポイント
複数の資格で迷った場合、資格の内容以外の点にも目を向けてみることをおすすめします。
自分が無理なく勉強できるかどうかも、選ぶ際の重要なポイントです。
費用を抑えたい
Webマーケティングの関連資格には受験料の負担が少ないものもあり、試験によっては費用を抑えながら取得することも可能です。
たとえばGoogleやYahoo!が提供する「Google広告認定資格」「Yahoo!広告 キャンパス」は、無料で学習コンテンツが用意されており、受験料もかかりません。
Web以外の領域でも役立てたい
Webに限定せず広いフィールドでの活躍を目指すなら、特定の業種や業界を対象としない「マーケティング・ビジネス実務検定®︎」などがおすすめです。
マーケティングのベーシックな知識が身につくので、Webマーケティングのみを学ぶよりも、広い視点を持って業務に取り組むことができるようになります。
下記の記事で解説する「マーケティングファネル」は、Webに限らずさまざまな広告戦略に活かせます。
関連記事:『広告戦略に役立つマーケティングファネル!3つの種類を解説』
実務ですぐに活用したい
学んだことをすぐに実務で活用したいなら、現在の業務に直接関連する資格を選びましょう。
たとえばGoogleアナリティクスを使用している場合、「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」を取得すれば、得た知識をすぐ業務に反映できます。
学んだ内容を実務で試してみることで、実践的な知識として定着させられるでしょう。
着実にステップアップしたい
基礎から応用へと徐々にレベルを上げていきたいと考えている方には、複数のレベルが用意されている資格試験が適しています。
「ウェブ解析士」は、上位の資格として「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の2つが用意されており、段階をふむごとに着実にステップアップできる作りになっているのが特徴です。
このように複数のレベルがある資格試験を選ぶことで、着実に成長している実感を得られます。
Webマーケティングに役立つ資格をご紹介
ここからは、Webマーケティングの業務に役立つ資格を厳選してご紹介します。
取得の目的にマッチするものを見つけて、ぜひチャレンジしてみてください。
ウェブ解析士
引用:『一般社団法人ウェブ解析士協会』
POINT
- ウェブ解析の知識を身につけ、デジタルマーケティングの専門家を目指す
- ウェブ解析士の次のステップとして上級ウェブ解析士・ウェブ解析士マスターの資格を用意
一般社団法人ウェブ解析士協会が主催する「ウェブ解析士」 の認定試験では、アクセス解析をはじめウェブ解析データの活用に関する知識が問われます。
公式テキストを発売しており、試験はこの内容から出題されます。
学習時間の目安として、Web業界で経験がある場合は1ヶ月~1ヶ月半(学習時間15〜30時間程度)、未経験の場合は2ヶ月~4ヶ月(学習時間40~60時間程度)が示されています。

未経験であっても時間をかけて学習すれば合格可能なので、転職を希望する方にもおすすめです。
ウェブ解析士の上位資格として、「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の2種類があります。
上級ウェブ解析士は、資格を取得することで、顧客のビジネス課題抽出、課題解決に至る戦略・施策の立案と実行管理ができる能力を身につけられます。
参考:『一般社団法人ウェブ解析士協会『上級ウェブ解析士とは』
また、最上位資格であるウェブ解析士マスターは、コンサルティングの実務のみならず、ウェブ解析士を目指す人材に向けての指導能力も求められます。
参考:『一般社団法人ウェブ解析士協会『ウェブ解析士マスターとは』 』
以下の記事では、初心者向けにアクセス解析の用語を解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
関連記事:『【初心者向け】アクセス解析の用語13選!マーケティングの基本を解説』
マーケティング・ビジネス実務検定®︎
引用:『マーケティング・ビジネス実務検定®︎』
POINT
- 業種・業界を限定しない、共通のマーケティング知識の習得を目指す
- A・B・Cの3つの級があり、体系的に知識を身につけられる
国際実務マーケティング協会®︎が主催する「マーケティング・ビジネス実務検定®︎」は、業種・業界を限定しない、共通のマーケティング知識の習得を目指す資格です。
理論だけでなく、実務で活用できる実践的な知識を学べます。
公式のテキストや問題集が発売されているので、まずは独学で取り組んでみたいという考えの方にも適しています。
試験は3つの級にレベル分けされているのが特徴です。
- A級:マーケティング・戦略レベル、マーケティング・マネジメントレベル(戦略立案、意思決定や管理、判断業務ができる)
- B級:マーケティング・オペレーション応用レベル(業務の運営ができる)
- C級:マーケティング・オペレーション基礎レベル(定型業務ができる)
C級からステップアップすることで、マーケティングの知識が体系的に身につきます。
試験は年に4回実施され、試験会場のほかWebでも受験が可能です。

Webだけでなく、どの分野のマーケティングでも役立つ資格を取得したいなら、検討してみてはいかがでしょうか。
参考:『国際実務マーケティング協会®︎『マーケティング・ビジネス実務検定®︎』
Web検定
参考:『Web検定』
POINT
- Webに関する標準的な知識を習得できる
- ベーシックな「Webリテラシー」を基盤とし、専門的な「Webデザイン」「Webディレクション」「Webプロデュース」で構成される
株式会社ボーンデジタルが運営する「Web検」は、Web全般の標準的な知識を身につけたい方にぴったりの資格です。
下記の4つの認定資格が用意されています。
- Web検定 Webアソシエイト(試験名は「Web検定 Webリテラシー」)
- Web検定 Webデザイナー(試験名は「Web検定 Webデザイン」)
- Web検定 Webディレクター(試験名は「Web検定 Webディレクション」)
- Web検定 Webプロデューサー(試験名は「Web検定 Webプロデュース 」)
Webに関わるすべての人が対象となるWebリテラシーは、デザイナー、ディレクター、プロデューサーの3職種の最重要知識を問う試験です。
Web検定は、Webリテラシーを基盤とし、Webデザイン・Webディレクション・Webプロデュースの専門3分野で構成されています。

Webマーケティングの業務を行う上で、協働する職種への理解を深めたり、スムーズに仕事を進めたいと考える方に適しています。
参考:『株式会社ボーンデジタル『Web検定(ウェブケン)とは?資格の目的と構成』』
Google広告認定資格
引用:『Google 広告』
POINT
- Google広告に関する11分野の認定資格
- 無料で学習・受験ができる
- 認定資格の有効期間は1年間で、更新するには再受験が必要
「Google広告認定資格」は、Google社が提供するWeb広告に関する知識を問うものです。
2023年5月時点では、以下の11分野でそれぞれ認定資格が用意されています。
- Google 広告「検索広告」
- Google 広告ディスプレイ
- Google広告動画
- ショッピング広告
- Google 広告アプリ広告
- Google 広告測定
- Google 広告「検索広告」プロフェッショナル
- Google 広告「ディスプレイ広告」プロフェッショナル
- Google 広告動画プロフェッショナル
- Google 広告クリエイティブ
- オフライン販売の促進
各分野ごとに学習用コンテンツが用意されており、理解を深めてから試験に取り組むことができます。
試験は正解率80%以上で合格となり、不合格だった場合は1日後に再受験が可能です。
学習用コンテンツは無料で受験料もかからないため、気軽にトライできる点が魅力。
試験はインターネット上で受験します。認定資格は受験後1年間有効ですが、更新には再度試験を受ける必要があります。

検索広告(リスティング広告)やディスプレイ広告など、業務で使用している広告の認定資格を取得すれば理解度を深められ、実務にも役立つでしょう。
参考:『Google広告『Google 広告の認定資格について』』
以下の記事でもGoogle広告の認定資格についてご紹介しています。受験を検討している方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
関連記事:『Google広告認定資格とは?8種類の検定と取得のメリット』
Googleアナリティクス認定資格
引用:『Googleアナリティクス4|Googleスキルショップ』
POINT
- Googleが提供する解析ツール・Googleアナリティクス4の習熟度を示す資格
- 無料で学習・受験ができる
- 認定資格の有効期間は1年間
「Google アナリティクス認定資格」 (旧・Googleアナリティクス個人認定資格)は、Google社が提供する最新世代の解析ツール・Googleアナリティクス4についての知識を認定する資格です。
Google広告認定資格同様、無料の学習用コンテンツが用意されているほか、受験にも費用はかかりません。
認定の有効期限は1年となります。
参考:『Googleアナリティクス『Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)の準備方法』』
認定資格にチャレンジし、Googleアナリティクス4の熟練度を深めることで、アクセス解析の精度や効率アップが期待できます。

業務でGoogleアナリティクス4を使用している方にとっては、得た知識をすぐに活かせるところも魅力です。
関連記事:『Googleアナリティクス4の特徴は?設定と6つの注意点を解説』
Yahoo!広告キャンパス
引用:『Yahoo!広告 キャンパス』
POINT
- Yahoo!が提供する広告サービスの理解度を問う認定資格
- 無料で学習・受験ができる
- 「インターネット広告の基礎」「検索広告」「ディスプレイ広告」の3分野について学べる
「Yahoo!広告 キャンパス」は、Yahoo!が提供する広告サービスに関連する知識を認定する資格です。
2023年5月時点では、以下の3分野に関する認定試験があります。
- インターネット広告の基礎
- Yahoo!広告 検索広告
- Yahoo!広告 ディスプレイ広告
学びたいコースを選択し、学習コンテンツを受講したのちに試験を受けます。
すベてオンラインで完結し、自分のペースで進められるのもうれしいポイント。
学習コンテンツや試験は無料で受けられるため、費用を抑えながら資格にチャレンジしたい方にうってつけです。
学習コンテンツの内容は広告運用のプロフェッショナルによる監修を受けており、広告運用だけでなく、広告管理ツールの活用法についても網羅されています。
試験に合格すると「Yahoo!広告 ベーシック」「Yahoo!広告 検索広告 アドバンスト」「Yahoo!広告 ディスプレイ広告 アドバンスト」の認定資格を取得できます。

Yahoo!の広告を運用しているなら、資格取得で得た知識は実務でも役立つ場面が多いでしょう。
こちらの記事では、Yahoo!の検索広告におけるターゲティングの特徴を初心者向けに解説しています。
関連記事:『【初心者向け】Yahoo!検索広告のターゲティング4種の特徴を解説』
なお広告配信にも利用できるSNS「LINE」でも同様に、「LINE Green Badge」という認定資格を用意しています。
こちらもLINEが提供するサービスについての理解を深めたり、効果的に運用ができるようになったりと、活用のメリットがたくさんあります。
LINE公式アカウントの運用や広告配信をしているなら、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考:『LINE株式会社『LINE Green Badge』
まとめ
この記事を読んで、自社でのWebマーケティングの運用が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
株式会社Unionでは、Webサイト制作をはじめとするデジタルマーケティング全般のご相談を承っております。
Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。
薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
2012年創業のWeb広告代理店、株式会社Unionが運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。
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