検索エンジンの検索結果に、より豊富な情報を表示することで、ユーザーの検索体験を向上させることができる「リッチリザルト」。
リッチリザルトは、検索エンジンの検索結果に商品や料理のレシピ、イベントの日程など様々な情報を直接表示することができます。
また、ユーザーにとっては検索結果を見ているだけで、必要な情報が手軽に入手できるというメリットがあります。
本記事では、リッチリザルトの概要やメリット、種類などについて詳しく解説していきます。
関連記事:『SEO施策とは?効果的な9つの内部対策と4つの外部対策を紹介』
Contents
リッチリザルトとは
リッチリザルトとは、通常のGoogle検索結果に視覚的または操作的な機能が追加されたものです。
タイトルリンクやスニペット(説明文)などの基本情報に加えて、画像や口コミなどを表示させることで、より多くの情報をユーザーに提供することができます。
テキスト以外でユーザーに対して視覚的な情報を訴求できることで、検索結果を目立たせ、ユーザーの興味関心を惹きやすくなります。
以前は、リッチスニペット、リッチカード、エンリッチリザルトと呼ばれていましたが、現在は「リッチリザルト」という呼称に統一されました。
参考:『リッチリザルト|Search Consoleヘルプ』
参考:『リッチリザルトとリッチリザルトテストツールのご紹介|Google検索セントラルブログ』
関連記事:『【初心者向け】SERPとは?代表的な9種類や分析方法を紹介!』
リッチリザルトの3つの効果
リッチリザルトで得られる効果は以下の3つです。
- クリック率の向上
- ユーザビリティの向上
- クローラビリティの向上
クリック率の向上
引用:『HowTo構造化データの事例紹介|Google検索セントラル』
リッチリザルトは、通常の検索結果ページに、より多くの情報を表示できるため、ユーザーのクリック率向上が期待できます。
例えば、画像や口コミなどを表示することで、ユーザーは探している情報をより簡単に見つけることができます。
実際にStyleCrazeは、ハウツーリッチリザルトを使用して、画像を添えたメイク手順を検索結果に表示したところ、自然検索のクリック率が20%向上しました。
参考:『HowTo構造化データの事例紹介|Google検索セントラル』
関連記事:『広告クリエイティブとは【クリック率向上の制作ポイントを5つ紹介】』
ユーザービリティの向上
引用:『結果を自動的に生成する仕組み | Google Search』
リッチリザルトは、テキスト情報だけでなく視覚的にも情報の訴求が可能なため、検索結果を充実させることができます。
検索結果の充実により、ユーザーはWebサイトに訪れなくても、ひと目で求めている情報を得ることができるため、ユーザービリティの向上が期待できます。
Googleのアルゴリズムは、ユーザービリティも考慮して検索順位を決定します。
リッチリザルトはSEOに直接的に影響がないとされていますが、リッチリザルトでユーザービリティを向上させることができれば、自社サイトのクリック率も向上し、間接的にSEOの評価に繋がる可能性があります。
参考:『リッチリザルトとは?種類・効果・設定方法について解説』
参考:『リッチリザルト(リッチスニペット)とは?種類や効果について徹底解説』
参考:『結果を自動的に生成する仕組み | Google Search』
関連記事:『【初心者向け】SEOの専門用語34選!マーケティングの基本を解説』
クローラビリティの向上
引用:『構造化データマークアップとは|Google検索セントラル』
クローラーとは、検索順位を決めるための要素を、サイトを巡回して収集するロボットです。
リッチリザルトは、検索結果ページにWebサイトの内容をより詳細に表示するために、構造化データを使用しています。
この構造化データによって、各ページのコンテンツをクローラーが正確に把握できます。
その結果、Webサイトが最適な検索結果に表示されるようになります。
実際にSaraminは、クローラビリティを向上させたことで(クロールエラーを修正)、自然検索トラフィックが15%増加しました。
このように、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことをSEO対策といいます。
参考:『Googleクローラー概要(ユーザーエージェント一覧)|Google検索セントラル』
参考:『SEOへの投資の事例紹介|Google検索セントラル』
詳しいSEO対策については下記をご覧ください。
関連記事:『SEOはガイドラインに沿って運用!Googleの5つの公式見解』
リッチリザルトと強調スニペットの違い
リッチリザルトと強調スニペットは、どちらもGoogle検索結果に表示される情報のため、混同する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、この2つの違いについて解説します。
強調スニペットは、上記の画像のように、ユーザーが検索した内容についての「回答」が、最上部に強調して表示される情報を指します。
これは、Googleの自動システムの判断によって、コンテンツ内の一部が抜粋され表示されます。一方、リッチリザルトは、ユーザーが検索した内容に対して「関連した情報」を表示します。
リッチリザルトも強調スニペットと同様に、表示されるかはGoogleの判断となりますが、表示したい内容はWebサイトの運営者が選択することが可能です。
構造化データの設定を行うことで、上記の画像のような「レシピ」「商品の価格・レビュー」などテキスト情報と視覚的な様々な付加情報を表示することができます。
構造化データは、ページに関する情報をGoogleに伝え、リッチリザルトを表示させるために必要となります。
詳しい設定方法は「5.リッチリザルトの設定方法」で解説していますので、そちらをご覧ください。
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み | Google検索ヘルプ』
参考:『リッチリザルト(リッチスニペット)とは?種類や効果について徹底解説』
参考:『Google検索での構造化データのマークアップの仕組み概要 | Google検索セントラル』
強調スニペットの種類や詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:『Googleの強調スニペットとは?表示させるためのポイント5選』
リッチリザルトの種類
Googleのリッチリザルトの種類は30種類以上あります。
ここでは、代表的なものを10個紹介していきたいと思います。
- パンくずリスト
- 教育向けQ&A
- 雇用主に対する評価やレビュー
- イベント
- よくある質問
- 商品
- レシピ
- 映画
- 求人情報
- 動画
自社サイトの訴求に合うものを選びましょう。
パンくずリスト
引用:『パンくずリスト(BreadcrumbList)のマークアップを追加する方法|Google検索セントラル』
パンくずリストは、WebページがWebサイト内のどの階層にあるのかを示すものです。
タイトルリンクの上に「ホーム>カテゴリ>商品名」といった形で表示されます。
ユーザーはサイト全体の構造を理解し、特定のページに移動することができます。
参考:『パンくずリスト(BreadcrumbList)のマークアップを追加する方法|Google検索セントラル』
教育向けQ&A
引用:『教育向けQ&A(Question、Question、Answer)の構造化データ|Google検索セントラル』
教育向けQ&Aは、ユーザー同士の質問や回答を示すものです。
例えば、Yahoo!知恵袋であれば、ユーザーの質問に対してユーザーの回答が表示されます。
ユーザーは検索内容に沿った質問と回答を素早く見つけられます。
参考:『教育向けQ&A(Question、Question、Answer)の構造化データ|Google検索セントラル』
雇用主に対する評価やレビュー
引用:『雇用主の総合評価(EmployerAggregateRating)の構造化データ|Google検索セントラル』
雇用主に対する総合評価やレビューは、多数のユーザーから集めた採用企業に対する評価を示すものです。
転職サイトのロゴ、企業情報、職種、勤務形態、評価、口コミなどが表示されます。
ユーザーは検索ニーズに関連する求人情報を見つけられます。
参考:『雇用主の総合評価(EmployerAggregateRating)の構造化データ|Google検索セントラル』
イベント
引用:『イベント(Event)の構造化データ|Google検索セントラル』
イベントは、コンサートや芸術祭などのイベントリストを示すものです。
例えば、イベントのタイトルやロゴ、日時、開催場所などが表示されます。
ユーザーは、検索結果からイベント情報を見つけ、クリックしてサイトにアクセスすることができます。
参考:『イベント(Event)の構造化データ|Google検索セントラル』
よくある質問
引用:『よくある質問(FAQPage、Question、Answer)の構造化データ|Google検索セントラル』
よくある質問は、特定のトピックに関する質問と回答の一覧を表示するものです。
回答は折りたたみメニューになっており、検索結果画面で質問と回答を確認できるため、Webページに訪問しなくても便利に情報を得ることができます。
トピックに関する情報を求めるユーザーに、よくある質問から最適な回答を提供できます。
参考:『よくある質問(FAQPage、Question、Answer)の構造化データ|Google検索セントラル』
関連記事:『PAA(People Also Ask)とは?6つの特徴を解説』
商品
引用:『Productの構造化データについて | Google検索セントラル』
商品は、ユーザーが検索した特定の商品の評価やレビュー、価格、在庫状況が表示されます。
主にECサイトを用いて商品販売を行っている企業に使用されています。
引用:『Productの構造化データについて | Google検索セントラル』
商品画像とともに、ユーザーに視覚的に商品イメージをアプローチすることが可能となります。
参考:『Productの構造化データについて | Google検索セントラル』
レシピ
引用:『レシピ(Recipe、HowTo、ItemList)の構造化データ | Google検索セントラル』
レシピは、特定の料理のレシピに関する情報を表示します。
ItemListという構造化データを追加すると、カルーセル形式でレシピを表示させることも可能です。
調理方法だけでなく、レビュー投稿者の評価、調理時間、栄養成分、などを料理画像とともに表示することができます。
出来上がった料理画像などを表示することで、ユーザーの目を引き、クリック率の向上が見込めます。
参考:『レシピ(Recipe、HowTo、ItemList)の構造化データ | Google検索セントラル』
映画
引用:『映画カルーセル(Movie)の構造化データ | Google検索セントラル』
映画のリッチリザルトでは、映画に関する情報をカルーセル形式で表示します。
具体的には、映画のタイトル、監督、公開日などの詳細情報を表示することができます。
これは、モバイル端末でのみ利用可能となっています。
参考:『映画カルーセル(Movie)の構造化データ | Google検索セントラル』
求人情報
引用:『求人検索用の求人情報(JobPosting)の構造化データ | Google検索セントラル』
求人情報は、ユーザーがアルバイトや新卒採用に関するキーワードを検索した際に表示されるリッチリザルトです。
例えば、職種、会社名、勤務形態(出社・在宅)、業務時間、給料などの求人の詳細情報を表示することができます。
参考:『求人検索用の求人情報(JobPosting)の構造化データ | Google検索セントラル』
動画
引用:『動画(VideoObject、Clip、BroadcastEvent)の構造化データ | Google検索セントラル』
動画は、ユーザの検索内容と関連する動画コンテンツをリッチリザルトとして表示します。
具体的には、動画のタイトル、説明文、再生時間などの詳細な情報が挙げられます。
引用:『動画(VideoObject、Clip、BroadcastEvent)の構造化データ | Google検索セントラル』
また、動画の各部分にタイムスタンプを付けることで、ユーザーは簡単に見たい箇所に飛ぶことが可能です。
例えば以下のようなタイムスタンプを設定することができます。
- 0:17 検索エンジンとは
- 0:24 検索エンジンの仕組み
- 3:11 検索エンジンの種類
これにより、ユーザーは動画内容を大まかに把握することも可能となります。
参考:『動画(VideoObject、Clip、BroadcastEvent)の構造化データ | Google検索セントラル』
参考:『リッチリザルトとは?種類や表示させるメリット、設定方法を紹介』
参考:『動画(VideoObject、Clip、BroadcastEvent)の構造化データ | Google検索セントラル』
参考:『動画チャプター | YouTubeヘルプ』
各サイトカテゴリと相性の良いリッチリザルト
Webサイトの各カテゴリと相性の良いリッチリザルトを以下にまとめました。
リッチリザルトの設定を検討している方は、参考にしてみて下さい。
サイトカテゴリ | リッチリザルト |
eコマース | 書籍アクション、よくある質問、商品、クチコミ抜粋 |
組織 | 雇用主の総合評価、よくある質問、家でのアクティビティ、ハウツー、ローカルビジネス、ロゴ、クチコミ抜粋 |
スポーツ | 記事、動画 |
求人 | 雇用主の総合評価、給与推定額、求人情報、ロゴ |
エンタメ | 書籍アクション、カルーセル、イベント、映画、クチコミ抜粋 |
ニュース | 記事、ファクトチェック、読み上げ、定期購入とペイウォールコンテンツ、動画 |
フード、ドリンク | カルーセル、レシピ、クチコミ抜粋、動画 |
教育、科学 | 書籍アクション、カルーセル、コース、データセット、教育向けQ&A、家でのアクティビティ、ハウツー、学習用動画、数学の解法、練習問題、動画 |
参考:『構造化データとリッチリザルトの種類一覧|Google検索セントラル』
リッチリザルトの設定方法
リッチリザルトを設定するためには、構造化マークアップと呼ばれる、検索エンジンのクローラーがWebサイトの内容を理解できるようにHTMLへ記述するタグを使います。
構造化マークアップの設定方法は以下の3つがあります。
- 手動で構造化マークアップを設定する方法
- 構造化データマークアップ支援ツールを使用して設定する方法
- 自動で構造化マークアップを設定する方法
それでは、順番に設定方法について解説していきます。
手動で構造化マークアップを設定する方法
構造化マークアップの設定方法の1つとして、HTMLに直接記述する方法があります。
Googleでは以下の3つの形式を使用することができます。
以下の中でもGoogleは、実装や管理が容易な「JSON-LD」を推奨しています。
- JSON-LD(推奨)
- microdata
- RDFa
マークアップしたい部分に直接記述が必要なmicrodataやRDFaと違い、JSON-LDはHTML内のどこでも記述が可能となります。
以下は、レシピページに関するリッチリザルトを表示したい場合のJSON-LDの記述例です。
<html> <head> <title>Apple Pie by Grandma</title> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org/", "@type": "Recipe", "name": "Apple Pie by Grandma", "author": "Elaine Smith", "image": "https://images.edge-generalmills.com/ 56459281-6fe6-4d9d-984f-385c9488d824.jpg", "description": "A classic apple pie.", "aggregateRating": { "@type": "AggregateRating", "ratingValue": "4.8", "reviewCount": "7462", "bestRating": "5", "worstRating": "1" }, "prepTime": "PT30M", "totalTime": "PT1H30M", "recipeYield": "8", "nutrition": { "@type": "NutritionInformation", "calories": "512 calories" }, "recipeIngredient": [ "1 box refrigerated pie crusts, softened as directed on box", "6 cups thinly sliced, peeled apples (6 medium)" ] } </script> </head> <body> </body> </html>
引用:『Google検索での構造化データのマークアップの仕組み概要 | Google検索セントラル』
例で挙げた内容で記述すると、上記の画像のように、評価や調理時間や、カロリーなどを検索結果にリッチリザルトとして表示することが可能となります。
形式によって記述方法が異なるため、手動で構造化データをマークアップする際は、以下のURLから各種類のガイドラインに沿って設定しましょう。
参考:『Google検索がサポートする構造化データマークアップ | Google検索セントラル』
参考:『Google検索での構造化データのマークアップの仕組み概要 | Google検索セントラル』
参考:『json-ldの仕組みとは?SEO効果と構造化マークアップ方法を解説』
参考:『JSON-LD』
SEO対策に役立つHTMLタグについては以下の記事を参考にしてみて下さい。
関連記事:『SEO対策に効果的なHTMLタグ7つを紹介!書き方も合わせて紹介』
構造化データマークアップ支援ツールを使用して設定する方法
引用:『構造化データマークアップ支援ツール』
「構造化データマークアップ支援ツール」は、Googleが提供するツールで、構造化データについての知識があまりない初心者の方でも簡単にHTMLを作成することができます。
構造化データマークアップ支援ツールでは、以下の手順でリッチリザルトの設定を簡単に行うことが可能です。
- 作成したいWebページのURLを入力
- リッチリザルトの種類を選択
- マークアップしたい部分を選択(テキストや画像など)
- HTMLを作成・出力
- 出力されたHTMLをWebページに反映
構造化データマークアップ支援ツールで設定できるリッチリザルト種類は以下の12個となります。
- Q&Aページ
- イベント
- ソフトウェアアプリケーション
- テレビ番組のエピソード
- データセット
- レストラン
- 商品
- 地域のお店やサービス
- 映画
- 書籍
- 求人情報
- 記事
より詳しい内容は以下のページからご覧ください。
参考:『構造化データマークアップ支援ツール | Search Consoleヘルプ』
自動で構造化マークアップを設定する方法
「データハイライター」もGoogleが提供している構造化データーの設定ができる無料ツールです。
このツールは、Google Search Consoleに登録することで利用が可能です。
データハイライターは、HTMLに直接入力せずに構造化データーをマークアップすることが可能です。
以下はデータハイライターの簡単な設定手順です。
- Google Search Consoleにログイン
- データハイライターツールを開く
- 登録するWebサイトのURLを入力
- ハイライトを指定する項目を9つの中から選択
- タグ付けする範囲を選択
- タグ付けする項目を選択しタグ付け
- 公開
データハイライターで設定できる項目は以下の9つとなります。
- 記事
- レストラン
- 映画
- イベント
- 商品
- テレビ番組のエピソード
- 地域のお店やサービス
- ソフトウェアアプリケーション
- 書籍
以下のページから、データハイライターについての解説動画を閲覧できますので、詳しい内容はこちらからご覧ください。
参考:『データハイライターサイト内のデータを検索結果で目立たせることができます。| Google Data HighLighter』
参考:『データハイライターについて | Google Consoleヘルプ』
参考:『データハイライターについてわかりやすく解説:旧サーチコンソール基礎編』
リッチリザルトテスト使用した構造化マークアップの確認方法
構造化マークアップが正しく設定されているかは、Googleが提供する「リッチリザルトテスト」ツールを用いて確認することができます。
構造化マークアップが誤って設定されていれば、リッチリザルトが表示されないことがあるため、以下の手順で確認しましょう。
- テストしたいURLを入力
- 「URLをテスト」をクリック
- 結果を閲覧
➀テストしたいURLを入力
引用:『リッチリザルトテスト』
初めに、「リッチリザルトテスト」開き、正しく構造化マークアップが設定されているか確認したいURLを入力します。
引用:『リッチリザルトテスト』
または、URLの右側の「コード」をクリックすると、設定したHTMLを直接入力してテストを行うことも可能です。
➁「URLをテスト」をクリック
引用:『リッチリザルトテスト』
「URLをテスト」をクリックすると、入力したURLのリッチリザルトテストが行われます。
➂結果を閲覧
引用:『リッチリザルトテスト』
1~2分ほどで結果が表示されます。
正しく設定ができていれば、上記の画像のように「有効なアイテムはGoogle検索のリッチリザルトの対象です」と表示されます。
また、有効であると検出されたリッチリザルトの項目についても表示されます。
警告やエラーが表示された場合は「詳細」をクリックし、原因を確認しましょう。
警告やエラーが表示された際の対処方法について詳しい内容は以下のヘルプページをご覧ください。
参考:『リッチリザルトテスト | Search Consoleヘルプ』
リッチリザルトの注意点
リッチリザルトが必ず表示されるとは限らない
リッチリザルトが表示されるかは、Googleのアルゴリズムによって判断されます。
そのため、正しく構造化データを設定しても、リッチリザルトが必ずしも検索結果に表示されるとは限りません。
設定したリッチリザルトの内容とユーザーの検索キーワードとの関連性が低かったり、リッチリザルトの質が低いとGoogleアルゴリズムに最適ではないと判断されてしまいます。
リッチリザルトを設定する際は、以下の3つの内容が重要となります。
- Webサイトと構造化データの内容が関連している
- リッチリザルトテストで有効判定を受けている
- 次のガイドラインに準拠している(「構造化データに関する一般的なガイドライン」「検索の基本事項」「Google検索に関するコンテンツポリシー」)
Googleのアルゴリズムに最適と判断されるためにも、上記の3つの内容を満たしているか確認して設定を行いましょう。
参考:『構造化データに関する一般的なガイドライン | Google検索セントラル』
参考:『Google検索の基本事項 | Google検索セントラル』
参考:『Google検索のコンテンツポリシー | Google検索ヘルプ』
参考:『リッチリザルトとは?これだけ読めば分かる完全ガイド』
まとめ
この記事を読んで、リッチリザルトが難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
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お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。