Instagram動画広告を活用して、リード獲得やCV率アップを図りたいと考えている企業もいらっしゃるのではないでしょうか。
Instagram動画広告にはいくつかの種類があり、成果を出すためには注意すべきポイントも存在します。
そこでこの記事では、Instagram動画広告で出稿できる広告の種類、成功するためのポイント、実際の成功事例などについて詳しく紹介していきます。
関連記事:『Instagram広告の費用相場!課金方式4つと費用を抑える方法』
Contents
Instagram動画広告とは
引用:『Instagram動画広告で顧客にリーチ | Instagram for Business』
Instagram動画広告とは、Instagramに動画形式で掲載できる広告のことを指します。
なお、Instagramには以下のような特徴があります。
- 国内の月間アクティブユーザー数が6,600万以上
- 10代や20代のユーザー利用率が70%を越えている
- 画像や動画での訴求に向いている商材に有利な媒体
したがって、視覚的な訴求に適した若い世代向けの商品やサービスを宣伝する媒体として扱われることがあります。
また、Instagramを運営するMeta社のユーザーは、SNS閲覧時間の50%を動画視聴に割いていることから、動画広告との親和性も高いという点もポイントです。
また、株式会社サイバーエージェントが実施した「国内動画広告市場の調査」では、2023年に国内の動画広告市場規模は6,253憶円に達し、2027年には1兆228億円に達するという見込みが発表されています。
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このような調査からも、動画広告の市場はまだまだ伸びると予想されているため、動画での訴求を検討している場合には、Instagram動画広告の出稿も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
参考:『【2024年10月版】人気SNSのユーザー数まとめ|X(Twitter)、Instagram、LINE、TikTokなど』
参考:『サイバーエージェント、2023年国内動画広告の市場調査を発表』
参考:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』
関連記事:『Instagram広告とは?3つの特徴と広告配信のポイントを解説』
Instagram動画広告の種類
Instagram動画広告には、主に以下の5種類が存在します。
- フィード広告
- ストーリーズ広告
- リール広告
- 発見タブ広告
- ショッピング広告
フィード広告
引用:『Instagramフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド』
フィードとは、Instagramアプリを開いた時に表示されるタイムラインのことで、このタイムラインに表示される広告のことを「フィード広告」と呼びます。
一般ユーザーの投稿と同様の形式で表示されることから広告感が出にくく、自然な形でユーザーへの訴求がしやすくなります。
ただし、逆に言えば「一般の投稿に紛れてしまい、動画広告が見過ごされるリスクがある」とも言えます。
そのため、思わずユーザーがスクロールする手を止めてしまうようなインパクトのある音声や動きを使った動画広告を作成するとよいでしょう。
動画広告の作成ポイントについては「4.Instagram動画広告で成功するための8つのポイント」で解説します。
なお、フィード広告が表示される頻度は「3~5投稿」に1回程度の割合で、アカウントID下部に「広告」という表記が入ります。
フィード広告におけるデザインの推奨事項については以下の通りです。
ファイルタイプ |
|
アスペクト比 | 4:5 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
動画のキャプション | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
動画音声 | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
参考:『Instagramフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
ストーリーズ広告
引用:『Instagramストーリーズに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド』
ストーリーズとは、投稿から24時間経つと消えてしまうという特徴を持つ投稿方法のことで、フィードの上部に、複数の動画や写真をスライドショー形式で大きく表示することができます。
このストーリーズにも広告を配信できるのですが、広告の場合は24時間で消えることはありません。
なお、動画広告の場合は35秒以内であれば全編再生されますが、15秒以上の場合は、1~3枚のカードに分けて再生されます。
フルスクリーンで表示されることから、自社の商品やブランドの世界観に引き込みやすいため、世界観を重視した広告出稿を行いたい場合に向いているでしょう。
ストーリーズ広告におけるデザインの推奨事項については以下の通りです。
ファイルタイプ |
|
アスペクト比 | 9:16 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
動画のキャプション | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
動画音声 | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
参考:『Instagramストーリーズに配信する「認知度アップ」を目的とする動画広告の仕様 | Facebook広告ガイド』
参考:『ストーリーズ広告: スピーディーで臨場感あふれるフルスクリーンのモバイル広告を作成する | Meta for Business』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
関連記事:『Instagramストーリーズ広告とは?9つの作成ポイントを徹底解説!』
リール広告
引用:『Instagramリール|Metaビジネスヘルプセンター』
リールとは、ホーム下のタブから閲覧可能な、最大15分の動画を再生させる機能で、ストーリーズ同様に縦型のフルスクリーンで表示されます。
そしてリール広告とは、リール投稿の間に表示される動画広告のことです。
ストーリーズ広告との大きな違いは、「広告に対してユーザーがアクションを起こせる」という点です。
リール広告の場合、一般の投稿と同じように、動画広告に対して「いいね」をしたりコメントしたりできることから、広告に対するユーザーの反応を見ることができます。
リール広告におけるデザインの推奨事項については以下の通りです。
ファイルタイプ |
|
アスペクト比 | 9:16 |
解像度 | 500 x 888ピクセル以上 |
動画のキャプション | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
動画音声 | 任意ではあるが、使用することが強く推奨されている |
参考:『動画を作成、発見、シェアできるInstagramの新機能「リール」 | Instagram for Business』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『Instagramリール | Facebook広告ガイド 』
関連記事:『Instagramのリール広告とは?設定方法と成果を出すポイント3選!』
発見タブ広告
引用:『Instagram発見タブの広告について | Metaビジネスヘルプセンター』
発見タブは、画面下にある虫眼鏡アイコンをクリックすると開く検索画面です。
ここでは画像や動画の一覧が表示され、動画の場合はクリックすると動画再生が始まります。
フィードやストーリーズと違い、フォローしていないアカウントから投稿された動画も流れるのですが、ユーザーの関心に沿ったコンテンツが表示されるため、新たな発見につながります。
そして発見タブをスクロールしていくと、一般の投稿の間に広告動画が流れます。
これが「発見タブ広告」です。
発見タブ広告の特徴は、「検索結果とマッチした広告を配信しやすい」という点です。
ユーザーは、何らかの目的を持って検索画面を開き、キーワードやハッシュタグを入力し、検索するためです。
発見タブ広告におけるデザインの推奨事項については以下の通りです。
ファイルタイプ |
|
アスペクト比 | 4:5 |
解像度 | 1,080 x 1,080ピクセル以上 |
動画のキャプション | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
動画音声 | 任意ではあるが、使用することが推奨されている |
参考:『Instagram発見タブの広告について | Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
Instagramの発見タブ広告については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:『Instagramの発見タブとは?3つの効果とメリットを解説』
ショッピング広告
ショッピング広告では、広告の写真や動画をクリックしたユーザーが、ウェブサイトもしくはInstagramショップから商品購入が可能になります。
商品の購入を促すことができるため、直接売り上げの向上が見込みやすいという特徴があります。
- FacebookおよびInstagramのポリシーに準拠していること
- 実際に商品を販売しているネットショップと紐づいていること
- ショップ所在地がInstagramショッピングを利用できる国にあること
- 認証を受けるなどしてInstagramアカウントの信頼性を示せること
- 商品の値段や返金・返品ポリシーなどを明確に表示していること
参考:『Instagramショッピングについて|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『Instagramショッピングを使って目的の顧客にリーチする』
参考:『コマースの利用資格|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『【初心者向け】Instagramのショッピング機能の使い方を解説!』
関連記事:『Instagramショップ機能とは?設定方法4ステップを解説!』
Instagram動画広告のメリット
Instagram動画広告を活用する主なメリットは、以下の2つです。
- 高精度なターゲティング機能
- 低予算から出稿可能
高精度なターゲティング機能
Instagram動画広告のメリットとしてまず挙げられるのは、「高精度なターゲティングが可能」という点です。
例えば、以下のような項目で細かくターゲットを絞ることができます。
- 地域
- 年齢
- 家族構成
- 学歴
ターゲティングが高精度であるほど、自社がアプローチしたいターゲット層に広告を配信しやすくなります。
またInstagramは、Facebookを運営するMeta社が運営元であるため、Facebookが保有する情報も活用できます。
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Facebookは実名登録が原則となっているサービスですので、デモグラフィックを活用して精度の高いターゲティングが可能となるのです。
※ デモグラフィック:性別・年齢・住所・収入などの人口統計学的な属性のこと
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『Instagramの動画広告を利用するメリットや運用方法を徹底解説』
Instagram広告のターゲティングについては以下の記事で詳しく解説していますので、是非合わせてご覧ください。
関連記事:『Instagram広告運用の鍵!7種類のターゲティングを解説』
低予算から出稿可能
Instagram動画広告は、1日あたり100円前後という低予算から広告を出稿できます。
あらかじめ設定しておいた金額を超えた場合は、自動で広告の配信がストップするので、「知らないうちに費用が嵩んでいた」ということもありません。
また、いつでも予算を変更できますので、状況に応じて柔軟に配信ボリュームを調整することも可能です。
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『簡単解説!Instagram広告とは~メリット・デメリット・設定方法など~』
Instagram動画広告で成功するための8つのポイント
Instagram動画広告で成功するためには、以下の8つのポイントを抑えておくようにしてください。
- 広告配信の目的とターゲットを明確にする
- 動画広告冒頭の数秒でユーザーを惹きつける
- 無音でも内容が伝わる広告にする
- 15秒以内で完結させる
- 一般の投稿動画と広告動画のサイズを合わせる
- 炎上に注意する
- テキストの配置に注意する
- 自社のリソースで対応できない場合はプロに依頼する
広告配信の目的とターゲットを明確にする
広告を出稿する場合は、まず広告を配信する目的とターゲットを明確にしておくことが大切です。
企業によって、広告出稿の目的は様々です。
- 認知拡大
- リード獲得
- CV率向上
それぞれ、目的によって広告の作り方が変わってきますし、ターゲット層に合わせたテイストの広告にする必要があります。
例えば、自社のサービス・商品の「認知拡大」が目的ならば、サービス・商品の具体的な特徴や利用法よりも、コンセプトやブランドロゴを優先的に訴求するのが効果的となります。
したがって、ユーザーに刺さる広告を作成するために、広告出稿の際は目的とターゲット設定を明確にしてから動画制作に入るようにしてください。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
動画広告冒頭の数秒でユーザーを惹きつける
ユーザーが動画の良し悪しを判断するスピードは早く、「冒頭の1~3秒程度」で判断されてしまうと言われています。
実際に、2021年に約1万人を対象に実施された動画広告に関する調査では、「何秒まで動画広告を見れるか」問う質問に対して、約5,000人が5秒までと回答しました。
したがって、冒頭の数秒でインパクトを与えるような広告動画を作成するのがおすすめです。
- インパクトのある短いキャッチコピー
- 印象に残りやすいファーストビュー
- ターゲットが抱える悩みの具体例
上記のような内容を序盤に盛り込み、ユーザーが即座に動画から離脱してしまうことを防ぎましょう。
「そう言われても、冒頭の数秒をどのような作りにすればいいかわからない」
このような悩みをお持ちの場合は、他社の動画広告を多数チェックし、自社広告に活かせる部分がないかを探してみるのも1つの方法です。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
参考:『【2021年版調査】動画広告が見られるのは「5秒」まで!Givee株式会社が企業向け動画トレンドをレポート』
動画広告は、アプリを使用して簡単に作成することも可能です。
以下の記事では、便利な動画制作のアプリについて紹介しています。
関連記事:『動画広告はアプリですぐ作れる!便利な動画制作アプリ11個を紹介!』
無音でも内容が伝わる広告にする
動画広告を作成する際は、無音でも広告の内容が伝わるようにしておきましょう。
ユーザーがInstagramを利用する状況は様々です。
中には、通勤・通学中といった音を出せない状況でInstagramを使うことも珍しくありません。
2021年の動画視聴者の行動調査では、75%の視聴者が音無しでスマートフォンで動画を見ているという結果が出ています。
そのため、音声ありきで広告を作成してしまうと、うまく訴求できない可能性が出てきてしまいます。
音声がなくとも、画像やテキストを活用して視覚的にわかりやすい動画広告に仕上げることをおすすめします。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
参考:『75%の視聴者が音無しでスマホの動画を見ている。今後の動画コンテンツはどうあるべきか?』
15秒以内で完結させる
前述の通り、ユーザーが動画の良し悪しを判断するスピードは非常に早いです。
また、仮に序盤で惹きつけられたとしても、広告動画があまりに長いと途中で離脱されてしまうリスクも出てくるでしょう。
したがって、動画広告は15秒以内を目安に作成するのがおすすめです。
実際に、2022年にZ世代(18歳~26最歳)を対象に行われた、動画広告購入ユーザーに関する調査では、次のような結果が出ています。
「どのくらいの長さの動画広告を見て、商品を購入したか」という質問に対して、最も多かった回答が「10秒以上~15秒未満」37.6%となりました。
こういった結果から、フィード広告やストーリーズ広告は最大60分の動画作成が可能ですが、15秒以内に自社の商品やサービスを訴求する方が効果的でしょう。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
参考:『【Z世代に「動画広告」はどう響く?】動画広告視聴後、約6割が「1日以内」に商品を購入!「印象に残る動画広告」が商品購入の鍵』
一般の投稿動画と広告動画のサイズを合わせる
どんなSNSでも、好きで広告を閲覧するという人はあまり存在しません。
実際に、2022年に実施SNS広告に関する意識調査でも、46.9%と半数近くのユーザーが「SNS広告は表示されない方が好ましい」と回答しています。
よって、動画広告を作成する際は、すぐに広告だと判断されない作りにすることが大切となります。
そこで重要となるのが、「動画広告のサイズ」です。
一般ユーザーの投稿動画と同じサイズで動画広告を作成すれば、ユーザーが一目で「広告だ」と判断する可能性を減らすことができるでしょう。
ユーザーの抵抗感を生まない為にも、広告を出稿する際は、以下のような「Instagramが推奨しているアスペクト比」を基に広告動画を作成するようにしましょう。
広告 | アスペクト比(比率) |
フィード広告 | 4:5 |
ストーリーズ広告 | 9:16 |
リール広告 | 9:16 |
発見タブ広告 | 4:5 |
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
参考:『約6割が「内容によってはSNS広告をクリックしている」と回答。SNS広告に関するユーザー意識調査結果』
炎上に注意する
Instagram動画広告を作成する際は、炎上リスクについても注意を払いましょう。
炎上する可能性のある広告として以下のようなものが挙げられます。
- 「広告」であること明記せずに自社の商品をPRするステマ(ステルスマーケティング)
- 差別的表現
- 誤った情報の発信
上記のような広告を配信し、炎上してしまうと、企業の信頼が失われる可能性があります。
また、一度マイナスなイメージを持たれてしまうと、そこから回復するのは難しいため、作成した動画広告に何らかの炎上リスクが潜んでいないか十分に確認するようにしてください。
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
関連記事:『【基礎】景表法に違反した場合どうなる?10の事例で解説』
関連記事:『【担当者向け】薬機法(旧薬事法)の広告規制とは?4つの基礎知識を解説!』
テキストの配置に注意する
広告にテキストを入れる際は、アイコンやCTAボタンと重ならないように注意しましょう。
CTAとテキストが重なってしまうと、訴求したい内容がうまく伝わらず、コンバージョンに悪影響が出てしまう可能性があります。
※ CTA:ユーザーに行動を促すためのクリエイティブのこと
動画広告完成後は、テキストの位置が好ましくない場所に配置されていないかどうかを確認するようにしてください。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
自社のリソースで対応できない場合はプロに依頼する
ユーザーに興味を持ってもらえるような高いクオリティの動画広告を作成するには、専門的な知識やスキルが必要となります。
知識やスキルがない人が感覚で作成してしまうと、成果に結びつかないだけでなく、最悪の場合炎上などのマイナスな結果を招いてしまう可能性も否定できません。
したがって、もし自社に動画広告を作成できるリソースがない場合は、動画広告制作のプロに外注するという方法も有効です。
動画広告を専門としている会社には、各分野のプロが在籍していることが多いため、質の高い広告に仕上がる可能性が高くなります。
自社での広告作成が難しいと判断した場合には、外注という選択肢も考慮することをおすすめします。
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説』
参考:『【完全ガイド】Instagram動画広告のポイントを徹底解説!』
参考:『【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介』
関連記事:『Instagram広告の運用代行に強い!企業向けおすすめ代理店10社を紹介!』
Instagram動画広告の成功事例
Instagram動画広告を活用して成功した事例も少なくありません。
この項目では、3つの成功事例について紹介していきます。
株式会社ツヴァイの成功事例
引用:『株式会社ツヴァイ: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Meta for Business』
婚活業界大手の「株式会社ツヴァイ」では、自社名を冠した「ツヴァイ」という結婚相手紹介サービスを提供しています。
ツヴァイでは、新規会員獲得のために「ストーリーズ広告」を活用して成功を収めました。
ターゲット層を広めにしつつ、重要なターゲットである「若年女性」へのアプローチに重点を置き、ストーリーズ広告で「ユーザーに合わせた最適なメッセージ」を伝えたのです。
さらに、ツヴァイの世界観をより正確に伝えてコンバージョン率を上げるために、通常のストーリーズ広告以外にも「カルーセル広告(複数の画像や動画を表示する広告フォーマット)」の配信も実施しています。
その結果、クリック率は63%向上させることができました。
参考:『株式会社ツヴァイ: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Meta for Business』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
関連記事:『Instagramのカルーセル広告とは?3つのメリットを紹介』
スポーツブランド「ON」の成功事例
引用:『On: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Instagram for Business』
「ON」は、スイスで誕生した、ランニングシューズなどを手がけるスポーツブランドです。
Metaスイスチーム協力のもと、Advantage+ショッピングキャンペーンを行い、「コンバージョン単価の削減」や「広告の費用対効果向上」を実現してきました。
※ Advantage+ショッピングキャンペーンは、オンラインの売上げ拡大を目的に、機械学習を用いて効果を最大化することができます。
特に、モバイルファーストの動画広告に力を入れて「商品」に焦点を当てた点が特徴的でしょう。
ON社が扱うシューズをはじめとする新商品やアパレル商品を組み合わせて表示した結果、コンバージョン単価を60%削減、広告費用対効果4.7倍という効果を出しました。
参考:『On: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Instagram for Business』
参考:『Instagram動画広告の事例5選!成功のポイントも解説』
参考:『Advantage+ ショッピングキャンペーンについて | Metaビジネスヘルプセンター』
NTTソルマーレの成功事例
引用:『NTT Solmare: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Instagram for Business』
NTTソルマーレは、国内最大級となる電子書籍・電子コミック販売ストア「コミックシーモア」を運営している会社です。
すでに十分なシェアを獲得していたサービスですが、競合が多い電子書籍業界でさらにシェアを拡大していくために、新規会員獲得を目的としてInstagram動画広告を導入しています。
NTTソルマーレでは、Instagramの広告として新しく搭載された「AR広告」を活用し、「2.4倍の広告想起」「5.7ポイントのメッセージ想起」という結果を残しました。
※想起とは、「どれだけ記憶に残っているか」という指標
なお、AR広告を利用するメリットは以下の通りです。
臨場感のあるコンテンツを作成できるAR広告を使うことで、利用者がバーチャルで商品を試し、自社との関わりを持つよう促すことができます。
広告主は、「認知度アップ」、「リーチ」、「トラフィック」の目的を使用して、FacebookとInstagramでARエフェクトを広く利用できるようになりました。
引用:『InstagramやFacebookでMeta AR広告を作成できるようになりました | Instagram for Business』
参考:『NTT Solmare: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Instagram for Business』
参考:『InstagramやFacebookでMeta AR広告を作成できるようになりました | Instagram for Business』
参考:『AR 広告とは?特徴や Instagram ・ Facebook 広告での配信方法を解説!』
まとめ
以上、Instagram動画広告の種類や成功事例、成功させるためのポイントなどについて詳しく解説してきました。
繰り返しにはなりますが、Instagram動画広告で成果を出すには専門知識が必要となるため、自社での対応が難しいと感じた場合には、外注を検討するのも有効な方法です。
株式会社Unionでは、Instagram広告運用代行というサービスを展開しております。
Instagram広告の運用経験を豊富に蓄積している他、Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短時間で課題を解決に導きます。
また、薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。