TikTokの動画を保存する2つの方法！保存する際の注意点も解説

TikTokが日本に上陸してから2023年で6年が経ちますが、今日においてもTikTokはますます人気を博しています。

2023年に行われた博報堂の調査結果によると、TikTok利用ユーザーの平均年齢は約36歳と前年よりも上昇し、30代以降のユーザーも増加傾向にあることが分かりました。

このようにTikTokは、若者だけでなく購買力のある世代へのアプローチもしやすいプラットフォームになりつつあります。

そんな中で、TikTokで動画広告をメインとした訴求を考える際に以下のような悩みを抱く方も多いのではないでしょうか？

こんな方に向けて、今回はTikTok動画を保存する方法をご紹介します。

この記事では、TikTokの動画保存ができない原因から対処法までわかりやすく解説しているため、動画の保存方法がわからないとお悩みの方は参考にしてみてください。

なお、TikTok広告について詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。
関連記事：『TikTok広告の入稿規定とは？7つの入稿ステップや注意点まで詳しく解説！』

参考：『TikTok ユーザーの平均年齢が「36歳」に上昇：博報堂のコンテンツファン消費行動調査にみる、日本におけるTikTokユーザーの実態とは｜DIGIDAY』

TikTokの動画を保存する方法

TikTokの公式ページでは、TikTok動画を保存する方法として以下の2つの方法を公開しています。 

ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。 

スマホから動画を保存する方法

まずは、スマホからTikTokの動画を保存する方法をご紹介します。 

1.TikTokアプリ上で保存したい動画を表示する

引用：『TikTok Lite』 

2.画面の右下にある「シェア」を押す 

引用：『TikTok Lite』 

3.「ダウンロードする」を押す 

引用：『TikTok Lite』 

4.「すべての写真へのアクセスを許可」を押す 

引用：『TikTok Lite』 

5.スマートフォンの写真フォルダに動画データが保存される 

引用：『TikTok Lite』
参考：『TikTok動画のダウンロード』 

PCで動画を保存する方法

次に、PCで動画を保存する方法をご紹介します。 

1.ブラウザ上で、保存したい動画を表示する

引用：『TikTok』 

2.動画上で右クリックする 

引用：『TikTok』 

3.「動画をダウンロード」押す 

引用：『TikTok』 

PCのダウンロードファイルに動画ファイルが保存されます 。

参考：『TikTok動画のダウンロード』
関連記事：『 Twitterの動画を保存する方法9選！PC /Android/iPhoneそれぞれ解説』 

TikTokの動画が上手く保存できない原因と対処法

TikTok動画の保存方法をご紹介しましたが、さまざまな原因で動画が保存できない場合があります。

主な原因には、以下のようなものがあります。 

ここでは、動画が上手く保存できない原因と対処法をご紹介します。 

投稿者から動画ダウンロードが許可されていない

TikTokユーザーは、自分の投稿した動画のダウンロードを「許可する」「許可しない」を選択できます。

ダウンロードが許可されている動画は、誰でも自由に保存でき、ライブフォトやGIFに変換することもできます。

その一方で、ユーザーがダウンロードを許可していない動画は保存できません。 

また、非公開アカウントや16歳未満のアカウントが投稿した動画は、デフォルトでダウンロードを許可しない設定が適用されています。

そのため、非公開アカウントや16歳未満が投稿した動画もダウンロードすることはできません。

参考：『TikTok動画のダウンロード』 

対処法 

動画の投稿者が動画のダウンロードを許可していない場合、それでも動画を保存したい場合は、ダイレクトメッセージで投稿者にその旨を伝えてみましょう。 

なぜ動画を保存したいのか、どのような目的で使いたいのかを説明すれば、動画データを送ってくれるかもしれません。

そのため、ダウンロードが許可されていない動画を取得したい場合は投稿者に相談してみましょう。

また、以下に該当する場合は投稿者にダイレクトメッセージが送れないため気をつけてください。 

ダイレクトメッセージが送れない理由

参考：『TikTokのDMの送り方は？送れない原因と対処法、使い方や制限解除方法を解説』 

スマホの写真アクセスが許可されていない

TikTokアプリで動画を保存する場合は、スマホの写真フォルダと連携する必要があります。

写真フォルダと連携しておらず「写真にアクセスできません-デバイスの設定から写真のアクセスを許可してください。」と出るとダウンロードができません。 

このような表示が出たら、スマホの写真アクセスを許可して、TikTokアプリと連携させましょう。 

参考：『TikTokの写真許可ができない時の対処法（IOS）』

対処法

TikTokアプリで動画を保存する場合は、スマホの写真フォルダとアプリを連携する必要があります。

以下では「スマホの写真アクセスを許可する方法」をご紹介します。

1.設定アプリを開く

2.「プライバシーとセキュリティ」を押す 

3.「写真」を押す 

4.「TikTokLite」を押す 

5.「すべての写真」を押してアクセスを許可する 

参考：『ソフトバンク　iPhoneの「写真」アプリへのアクセス許可に関する設定まとめ』 

アプリで不具合が発生している

TikTokアプリで不具合が発生すると、動画が保存できなくなります。

不具合とは一時的な障害が起きていることをいいます。 

また、アプリのアップデートをせず、古いバージョンを使用している場合なども動画を保存できません。

参考：『MiMy Fone 【効果的】TikTok動画は保存できない？原因と解決法を解説』

対処法

アプリで不具合が起きて動画が保存できないと思ったときは、アプリを再インストールしましょう。

アプリを一度削除して再インストールする場合も、アカウント自体が消えるわけではないため、投稿した動画や保存した動画データが消えることもありません。

以下で「アプリの再インストール方法」をご紹介します。 

1.TikTokアプリを長押しする 

2.「Appを削除」を押す 

3.Appストアから再インストールする

引用：『TikTok Lite』 

アプリを再インストールすると、再度ログインをしなければいけません。

そのため、アプリの再インストールをする前にログイン/パスワードを控えておきましょう。 

参考：『入れ直すとデータ消えるの？TikTokアプリの入れ直しのやり方と注意点』 

スマートフォンのデータ容量が足りない

TikTok動画のデータ容量は、iOSで最大287MB、Androidで最大72MBとなっています。

静止画のデータ容量は200KB程度なので、テキストや画像と比較するとデータ容量が大きめです。 

スマートフォンのストレージ容量は一般的に128GBが多いですが、アプリをインストールしたり動画を保存したりすると容量が足りなくなり、動画が保存できなくなります。

そのため、動画を保存したい場合はスマートフォンのストレージ内の不要なデータを削除しておきましょう。 

参考：『【まとめ】TikTok動画のサイズや長さ、解像度は？｜動画作りのポイントも事例で解説！』
参考：『スマホに必要な「ストレージ容量」アンケート、回答1位は「128GB」【2022年最新調査結果】』

対処法➀不要なデータを削除する

スマートフォン内の不要なデータを削除する前に、スマートフォンのデータ容量を確認する必要があります。

スマートフォンのデータ容量の確認方法は、以下の通りです。 

1.設定アプリを開く

2.「一般」を押す 

3.「iPhoneストレージ」を押す 

4.スマートフォンのストレージのデータ容量を確認する 

ストレージのデータ容量が少ない場合は、利用していないアプリを削除したり、不要な写真や動画を削除しましょう。 

参考：『UQmobile スマホのデータ容量とは？確認方法や足りない時の対処法を解説』 

対処法➁TikTok Liteを使用する 

TikTokアプリには、「TikTok」と「TikTok Lite」の2種類があります。

それぞれのアプリ容量は以下の通りです。 

アプリのデータ容量

TikTok Liteの方がTikTokよりも100MBほど少ない容量で利用することができます。

そのため、少しでもデータ容量を抑えたいという方は「TikTok Lite」を活用しましょう。 

なお、TikTok Liteは容量を抑えられる一方で投稿機能がないため注意が必要です。

参考：『カミアプ　TikTok LiteとTikTokの違いを解説』 

対処法③GIF画像として保存する 

TikTok動画をGIF画像として保存すれば、音は消えてしまいますがデータ容量を軽くできます。

画像素材として保存したい方は、以下の手順でGIF画像を保存しましょう。  

1.TikTokアプリ上で保存したい動画を表示する

引用：『TikTok Lite』 

2.アプリの右下にある「シェア」を押す 

引用：『TikTok Lite』 

3.「GIFでシェア」を押す 

引用：『TikTok Lite』 

スマートフォンの写真フォルダにGIF画像が保存されます。

参考：『TikTok動画をダウンロードしてスマホに保存する方法』

通信環境が悪い

インターネットサービスを利用する場合は、安定した通信環境が欠かせません。

例えば、TikTok動画をダウンロードする際にもモバイルデータ通信やWi-Fiなどのネット回線が必要になるため、通信環境が悪い場所で動画ダウンロードを試みても上手く動画が保存されません。

そのため、通信環境が整った場所で動画を保存するようにしましょう。 

参考：『MiMy Fone 【効果的】TikTok動画は保存できない？原因と解決法を解説』

対処法

Wi-Fi環境が整備された環境に移動して再度ダウンロードを試みましょう。

TikTokのデータ通信量は大きいため、Wi-Fiの接続をしていないスマートフォンで動画を再生すると通信制限に到達しやすくなってしまいます。

LINE MOBILEの公式サイトは、TikTokのデータ通信量についての目安として以下のように述べています。

TikTokのデータ通信量

通信制限がかけられると、TikTok動画の保存がしにくくなります。

そのため、TikTokの動画を保存するときは、Wi-Fiに接続しておきましょう。 

参考：『TikTok(ティックトック)が重い！通信量はどれくらい?解決方法は?』 

TikTokの動画を保存する上での注意点

TikTok動画の保存方法について解説してきましたが、サービス利用規約に違反しないために以下の点に注意するようにしましょう。 

TikTokの利用規約を読む

TikTokアプリを利用する場合は、サービス利用規約を一読するようにしましょう。

サービス利用規約には、TikTokを利用する上でのルールが記載されています。 

例えばTikTokでは、動画のダウンロードについて以下のような内容がサービス利用規約に定められています。 

TikTokコンテンツまたは本サービス上の素材を、本規約で明示的に認められていない目的に使用することは固く禁じられています。

引用：『TikTokサービス規約』

利用規約は契約の一部となり、利用者を法的に拘束することができます。

つまり、サービスの利用規約を守らないと法令違反を起こしてしまうことになるのです。 

TikTok動画を保存した後にトラブルを起こさず、安全・安心にサービスを利用するためにも、TikTok利用規約を一読しておきましょう。

参考：『LEIYAKU-WATCH 利用規約とは？契約書との違い・作成方法・作成時の注意点などを解説！』 

動画の著作権について理解する

TikTok動画を自社のクリエイティブ制作に活かすために保存する場合であっても、著作権を侵害しないように気を付ける必要があります。

著作権とは、オリジナルコンテンツ（著作物）を守るための権利を指し、TikTok内に投稿されている動画もこの著作権の対象となります。

TikTok公式ページによると、以下の行為は著作権の侵害に当たるとされています。

• 著作権者に無断で著作物を利用する（無断掲載やデッドコピー）
• 原作者に無断で、二次的著作（翻案）をする（小説のマンガ化、マンガのアニメ化等）
  ※二次的著作物を使用する場合は、その権利者のみならず、原作の権利者の許諾も必要
• パロディやオマージュ
  ※同人誌など、黙認されるケースも多いが、法律上はNG

参考：『著作権侵害のケース紹介｜TikTok』

これらの行為が認められた場合、10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。

さらに、法人の場合は3億円以下の罰金が科せられ、企業にとっても大きな打撃になりかねません。

また、上記に当てはまる行為に加えて、違法アップロードされている動画だと知りながら保存することも違法行為に当たります。

総務省では、著作権違反について以下のように解説しています。

違法だと知りながら動画等の著作物をダウンロードした場合も（個人で楽しむ範囲でも）、違法として2年以下の懲役又は200万円以下の罰金（またはその両方）を科せられることがあります。これは営利目的でなくても適用されます。

引用：『著作権に関して気をつけたいこと｜総務省』

動画プラットフォーム等では、残念ながら動画が無許可でアップロードされているケースがあります。

動画投稿者の責任ではありますが、このような動画を保存すると同等の罪が科せられます。

そのため、著作権を侵害している動画の保存は控えるようにしましょう。

なお、上記で挙げたTikTokで定義されている行為以外にも、以下のような動画も著作権の侵害に当たるため保存の際は注意しましょう。

著作権侵害に当たる動画の例

TikTok動画を保存する際は二次利用ではなく、あくまでクリエイティブ制作の参考程度にするなどの目的で保存するようにしましょう。

以下の記事では、インターネットトラブルを防ぐために必要なITリテラシーについて解説しています。
関連記事：『ITリテラシーとは？4つの種類や企業にもたらすメリットを解説』

参考：『epace TikTokで著作権に引っかからない方法7選｜侵害になる例,侵害後に起こることも』
参考：『Marke Insight　 TikTokで保存する方法4選！保存時の著作権についても解説』
参考：『著作権に関して気をつけたいこと｜総務省』
参考：『著作権侵害のケース紹介｜TikTok』
参考：『著作権｜TikTok』 

TikTokの動画保存に関してよくある質問 

ここでは、TikTokの動画保存に関してよくある質問をご紹介します。 

Q.TikTokアプリ内に動画保存することはできますか？

TikTokアプリに搭載されているセーブ機能を利用すると、動画をアプリ内に保存することができます。

セーブ機能とは、他のサービスで例えると「お気に入り」や「ブックマーク」のようなものです。

動画をセーブすると、アプリのプロフィールページから保存動画を確認できるようになります。

動画のセーブ方法は以下の通りです。

引用：『TikTok』 

セーブしたい動画の右側に表示されるブックマークボタンをタップし、色が変わるとセーブ済みになります。

なお、セーブした動画はプロフィール欄に一覧で表示されます。

引用：『TikTok』 

このようにセーブ機能を使うことで、TikTok内に動画をコレクションしておくことはできますが、見返す際は毎回TikTokを開く必要があるため、その手間をかけたくない方はスマホやPCのフォルダに直接保存した方が便利かもしれません。

参考：『OTONA LIFE TikTokの閲覧履歴の確認方法 – セーブ機能を使って過去に見た動画を再視聴』 

Q.音なしのTikTok動画を音ありで保存できますか？

動画を保存した後に改めて動画を視聴すると音が消えていることがあります。

動画の音が消えている理由は、TikTokのBGMとして使われている音楽が著作権に触れてしまっているためです。

そのためTikTokの仕様として、音が出ない状態で保存されます。 

参考：『iMyFone 【裏技】TikTok動画を音ありで保存する方法の4つを大公開！』  

Q.保存動画を加工して広告に利用することは可能ですか？

TikTokの公式見解では、保存したTikTok動画を加工して広告利用することは、コンテンツ所有者の著作権侵害に当たるとしています。

そのため、加工を加えた場合であっても保存動画を広告として利用することはできません。

また、TikTokでは投稿コンテンツの利用に関して以下のように述べています。

TikTok内で投稿されたコンテンツを、TikTok以外のSNSやほかのWebサービスなどで利用することは認められていません。

引用：『著作権侵害のケース紹介』

このように、TikTok上のコンテンツをYouTube広告やInstagram広告といったTikTok以外の媒体で利用することもできません。

なお、TikTok動画を広告利用したい場合はTikTok広告フォーマットの一つである「Spark Ads（スパークアズ）」の活用が推奨されています。

Spark Adsとは

引用：『Spark Ads｜TikTokビジネスヘルプセンター』

Spark Ads（スパークアズ）とは、他のユーザーが投稿したTikTok動画を広告としてリポストして配信できる機能です。

一般ユーザーによる投稿動画を広告素材として利用でき、ハッシュタグの利用もできるためオーガニックに近い見え方で配信することができます。

TikTokでは、Spark Adsを利用することで通常のインフィード広告よりもCVRやエンゲージメント率が上昇するとの見解を示しています。

また、通常のインフィード広告ではアカウントのアイコンやCTAボタンをクリックした際にランディングページへ遷移しますが、Spark AdsではそれぞれTikTokアカウントのプロフィールページとランディングページへと遷移します。

なお、Spark Adsを利用する際は、使用したいTikTok動画のコンテンツ所有者から許可を得る必要があり、配信中に得た視聴数、コメント、シェア、いいね、フォロー数は元のオーガニック動画にカウントされる点に注意が必要です。

参考：『Spark Ads｜TikTokビジネスヘルプセンター』
参考：『Spark Adsをはじめる｜TikTok for Business』

Q.クリエイティブ制作チーム内で保存したTikTok動画を共有することは可能ですか？

TikTokの公式見解では、保存したTikTok動画の共有は社内共有の場合のみ可能です。

ただし、TikTok動画のコンテンツ所有者に了承を得ることが条件になります。

2-1-1で上述したように、ダイレクトメッセージで直接連絡を取って確認しましょう。

Q.動画広告の参考になるクリエイティブはどうやって探せばいいですか？

特定の商材やサービスのクリエイティブを探したい場合は、TikTok上部の検索マークをタップして商材やキーワードを入力することで、関連した動画コンテンツが表示されます。

また、TikTok Creative Centerを活用することもおすすめです。

TikTok Creative Centerでは、実際に投稿されたTikTok動画の成功事例やクリエイティブ制作のコツなどを参考にすることができます。

TikTok Creative Centerについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
関連記事：『TikTok Creative Centerとは？機能と4つの活用方法』

参考：『トレンドと検索｜TikTok』
参考：『TikTok“らしい”広告クリエイティブとは？成果の高い広告作成のコツを伝授』

保存したTikTok動画の活用方法

上述したように、保存したTikTok動画の二次利用や無断掲載は著作権法で禁止されています。

そのため、TikTokから保存した動画は自社のクリエイティブや動画広告を制作する際の参考材料として活用することをおすすめします。

保存した動画を見返す際は、以下の点を分析すると効果的です。

動画広告やクリエイティブを制作する際は、くれぐれも保存動画のオマージュやリメイクに繋がらないように気を付けましょう。

参考：『【種類別】TikTok広告の成功事例12選！効果を上げるコツと差をつけるポイントについて解説』

まとめ 

今回はTikTok動画の保存方法をご紹介しました。

TikTok動画は、投稿者がダウンロードを許可していれば基本的に保存できます。

動画を保存できない原因と対処法も合わせて解説したため、この記事を参考にしながら動画を保存してクリエイティブ制作の参考にしてみてください。 

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