Twitterは、全世界で5億4,000万人ものアクティブユーザーを抱える巨大なプラットフォームであり、その中には6,658万人もの国内月間アクティブユーザーも含まれています。
このような広大なユーザーベースを持つTwitterは、ビジネスにとって重要なマーケティングツールであり、またTwitter広告を活用することで幅広いユーザーに対して効率よくリーチ可能です。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、広告の最適化が必要不可欠です。
この記事では、Twitter広告の最適化の重要な要素を解説し、その効果的な活用方法を紹介します。
なお、以下記事ではTwitter広告運用におすすめの広告代理店を厳選してご紹介しています。
関連記事:『Twitter運用代行に強い!おすすめ広告代理店10選を厳選して紹介!』
参考:『【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ<Facebook,X(Twitter),Instagram,YouTube,LINE,TikTok>』
参考:『2024年|日本・世界のSNSの利用者数ランキングまとめ!SNS別のマーケティング成功事例も解説』
Twitter広告の最適化とは
引用:『Twitter広告』
Twitter広告の最適化とは、広告のパフォーマンスを最大限に引き出すための一連の戦略と手法を指します。
最適化にはクリエイティブの更新、ターゲティング、入札額や予算の管理などが含まれます。
Twitter広告を最適化して広告の質を高めることで、広告の表示回数やエンゲージメントを増やすことができます。
例えばターゲットに合わせて複数の広告を用意したり、伝えるべきメッセージを明確にし、適切にユーザーに問いかけられるようにクリエイティブを変更するなどの手法があります。
関連記事:『Twitter広告のエンゲージメントとは?4つの活用ポイントを徹底解説!』
参考:『広告キャンペーンの最適化の概要|Twitterビジネス』
Twitter広告で最適化できる3つの要素
上述したように、Twitter広告では「クリエイティブ」「ターゲティング」「入札額と予算」の3つの要素を最適化し改善することが可能です。
それぞれの要素が最適化されるように運用するようにしましょう。
クリエイティブ
広告のクリエイティブ(テキスト、画像、ビデオなど)は、ユーザーの注目を引き、エンゲージメントを促す重要な要素です。
クリエイティブの最適化には、メッセージの明確化、視覚的な要素の強化、CTA(Call to Action)の追加などが含まれます。
ターゲティング
ターゲティングは、広告を表示する対象のユーザーを選択するプロセスです。
ターゲティングの最適化には、地理的な場所、ユーザーの興味や行動、特定のキーワードをツイートに含むユーザーなどのセグメントに広告を絞り込むことが含まれます。
入札額と予算
入札額と予算は、広告の費用対効果を管理するための重要な要素です。
入札額と予算の最適化には、広告キャンペーンの目的に合わせた入札戦略の選択、予算の適切な配分、広告のパフォーマンスに基づく調整などが含まれます。
参考:『広告キャンペーンの最適化の概要|Twitterビジネス』
またTwitter公式では、一般的なツイートと比較して広告ツイートの表示回数が増える事を以下の様に説明しています。
Twitter広告では、エンゲージメントの可能性に基づいて、広告キャンペーン内の特定のツイートの表示回数が最も多くなるよう自動的に最適化されます。
また、各ツイートの「広告スコア」を使って、ユーザーが広告に反応する可能性がどれくらいあるかを判断し、広告キャンペーンでランキングの高いツイートほど表示回数が増えます。
このため、広告キャンペーンの一部のツイートのインプレッション数が他のツイートよりも高くなることがあります。
広告の効果を引き上げるために、各ツイートの広告スコアを参考に改善を重ねる事が望ましいです。
関連記事:『Twitter広告で費用対効果をUPさせる5つの秘訣!その特徴を解説!』
クリエイティブの最適化方法
ここでは、Twitter広告のクリエイティブを最適化する方法についてご紹介します。
多様なクリエイティブを展開する
引用:『入札とオークションに関するよくある質問』
広告キャンペーンで成功を収めるためには、1つの広告キャンペーンに複数のツイートを用意し、クリエイティブに変化を付けることが重要です。
Twitterが提供するベストプラクティスによると、動画広告、Webサイトボタン付きの動画広告、画像付きツイート、文字のみのツイートなど、3~5種類の異なる広告フォーマットを使うことで、ブランドリフト※、広告キャンペーンの認知度、購買意欲が向上することが明らかになっています。
参考:『ブランドリフトとは?調査の手法、事例についてリサーチ会社が解説』
また、文字数に関しては最大140文字使用することが可能ですが、25~50文字の場合に最も優れたパフォーマンスを発揮することがわかっています。
例えば、絨毯を販売するRuggableはツイート本文の文字数の上限を半角で66文字に設定し、効果的にユーザーを自社のベストセラーコレクションに誘導しています。
Made from a blend of herbal ingredients, Tiger Balm delivers safe, fast, effective pill-free pain relief that is trusted by millions worldwide.
Follow us for product giveaways, health tips, and more! 🐯
— Tiger Balm U.S. (@Tiger_Balm_US) October 5, 2020
また前述した広告スコアは、品質スコアと入札額の両方が加味されて算出されます。
加えて品質スコアは次の点を考慮して決定されます。
- 共感度: ユーザーが広告に反応しているか。クリック、いいね、リツイートが頻繁に行われているか。
- 関連性: ツイートの内容がオーディエンスの興味関心に合っているか。
- リーセンシー: 最新の話題をツイートしているか。Twitterは「いま」起きていることを見つける場所です。オークションでは新しさが評価されます。
Twitterでは上記の数値をより効果的に引き上げるためにツイート時のヒントを公開しています。
参考:『ツイートのアイデア ツイートをレベルアップさせるためのヒント』
クリエイティブの最適化で成果を出した事例
引用:『Twitterをフルファネルで活用、話題化と新規獲得に成功!スマホゲーム「魔法使いの約束」の周年施策』
株式会社colyでは、スマートフォンアプリゲーム「魔法使いの約束」(まほやく)の2周年記念キャンペーンとして、Twitter広告を活用したプロモーションを実施しました。
プロモーション媒体としてTwitterを選んだのは、既存ユーザーとの相性が良かったためです。
また、Twitterではゲームに関するユーザーの口コミが頻繁に投稿されており、ユーザー同士のコミュニケーションも活発化していたことから、ゲームユーザーにとっての信頼度が比較的高いSNSであったことも理由の一つでした。
当社は、プロモーションの施策として複数のTwitter広告メニューを活用し、その中でクリエイティブを効果的に表示することでユーザーへの認知を広げました。
例えば、施策の一つであるタイムラインテイクオーバーでは「2周年記念ガチャを無料で実施している」ことをアピールするために1枚目のクリエイティブで大きく表示させ、さらに一部を分割して2枚目に繋げることでユーザーのスワイプを促しています。
また、カルーセル形式にすることでスワイプしていくとアプリストアに遷移できる仕様にしました。
こういった複数の施策を重ねた結果、アプリゲームに関するポジティブなツイートが大幅に増え、2周年記念当日はキャンペーン開始5分でハッシュタグのトレンド1位に表示されました。
ブランドいいねのいいね数も50万件を超えるなど、話題を集めることで認知獲得に成功しています。
参考:『Twitterをフルファネルで活用、話題化と新規獲得に成功!スマホゲーム「魔法使いの約束」の周年施策』
ターゲティングの最適化方法
Twitterには、特定分野に興味関心を持つ数多くのオーディエンスが集まります。
初期の広告キャンペーンでは幅広いオーディエンスをターゲティングしましょう。
数週間が経過し、広告に対してどういったユーザーが反応しているかの傾向が掴めれば、最も共感しているオーディエンスグループが分かり、その内容に基づいて取り組みを継続的に強化できるようになります。
また、Twitterの広告プラットフォームは機械学習を使用して広告のパフォーマンスを最適化し、ターゲットオーディエンスを提案することもあります。
関連記事:『Twitter広告運用の成功事例5選!成功させるポイントまで解説』
参考:『広告のベストプラクティス|Twitterビジネス』
Twitterのターゲティングの種類
Twitterのターゲティングでは、大きく分けて3つのターゲティング方法により、適切なユーザーに適切なタイミングで広告を配信することができます。
具体的には以下のようなターゲティングがあります。
オーディエンスの特性 |
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オーディエンスタイプ |
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既存のオーディエンス |
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参考:『Twitter広告のターゲティング|Twitterビジネス』
Twitter広告のターゲティングついて詳しく知りたい方は以下の記事も合わせて参考にしてください。
関連記事:『Twitter広告で活用可能な18種類のターゲティング設定を解説!』
ターゲティングする際のポイント
Twitter広告のさまざまなターゲティング機能を適切に活用することで、効率的な広告配信を実現可能です。
ターゲティングを実施する際には以下のポイントに注意するようにしましょう。
ユーザーに着目する
リーチしたいオーディエンスの興味やTwitter使用の動機を把握することで、より効果的なターゲティングが可能となります。
ユーザーの動向に合わせて常に更新する
Twitterのリアルタイム性を利用し、現在のオーディエンスの傾向や市場の動向を把握した上で、ターゲティング戦略を更新しましょう。
ユーザーに関する最新情報をターゲティングに落とし込むことで、より精度が上がるでしょう。
関連記事:『【初心者向け】Twitterのトレンドとは?4つの特徴を解説!』
効果測定と最適化を行う
新しい広告キャンペーンを出稿した際は、3日間は配信し続けることが重要です。
配信した後に効果を測定し、期待通りの結果が得られない場合は、ターゲティングにも要因がある可能性があります。
Twitter広告では、Twitter広告マネージャーを使用して広告キャンペーンの結果を確認できます。
引用:『Twitter広告マネージャー|Twitter広告ヘルプセンター』
これにより、総費用、結果(フォロー数)、結果ごとの費用(フォローごとの費用)、結果率などの主要な指標を確認できます。
これらのデータを分析することで、どのオーディエンスが最も反応しているか、どの広告が最も効果的であるかを理解することができます。
関連記事:『【初心者向け】Twitterアナリティクスの見方と分析での3つの活用法を徹底解説』
参考:『広告のベストプラクティス|Twitterビジネス』
適度な範囲を確保
特定の属性やデバイスに絞りすぎると、オーディエンスが限定されてしまう可能性があるため、ターゲティングの範囲は適度に広げましょう。
オーディエンスの品質を重視する
広範なリーチを目指す一方で、ターゲットとするオーディエンスの品質も重視しましょう。
広範なキーワードと独自のキーワードを組み合わせることで、効果的なターゲティングを実現できます。
ターゲットと広告コンテンツを一致させる
広告コンテンツは、ターゲットとするオーディエンスの興味やニーズに合わせて調整することで、効果的な広告キャンペーンを展開することができます。
地域に合わせたターゲティングをする
各地域によって文化や言語、趣味嗜好は異なるため、これらを考慮したターゲティングを実施しましょう。
参考:『Twitterアカウントマネージャーが伝授する、Twitter広告のターゲティングのポイント』
ターゲティングの最適化で成果を出した事例
以下では、Twitter広告のターゲティングを最適化したことで成果を上げた事例を2つご紹介します。
Webサイト訪問数改善に成功した事例
The more you trade, the more you receive. That’s as easy as it sounds. Trade on EQUOS, the only NASDAQ-listed crypto exchange and start earning EQO tokens from today.
— EQONEX (@eqonex) March 30, 2021
新規参入の仮想通貨取引プラットフォーム、EQONEXは仮想通貨コミュニティと積極的にエンゲージメントを図ることで、Webサイト訪問数を大幅に増加させることに成功しました。
Twitterでの広告施策の実施により、EQONEXのWebサイト訪問数は500万以上増加しました。
広告キャンペーンの適用範囲を拡大するため、EQONEXはTwitterオーディエンスプラットフォーム(TAP)を活用し、ターゲティングオプションとして興味関心ターゲティング、キーワードターゲティング、およびフォロワーが似ているアカウントのターゲティングを使用しました。
TAPとは、広告配信者が広告キャンペーンをTwitterの外部にまで拡大し、より多くのオーディエンスにリーチすることのできる広告手法を指します。
その結果、EQONEXの広告キャンペーンはTwitter上で1,800万人を超える人々にリーチでき、さらにWebサイトへの訪問数を増加させました。
参考:『Twitterオーディエンスプラットフォーム|Twitterヘルプセンター』
また、Twitterオーディエンスプラットフォームを活用したことにより、顧客からの反応を獲得するまでに要した1人当たりの費用を意味するCPRは3分の1にまで、リンククリックあたりのコストを意味するCPLCにいたっては22分の1にまで削減することができました。
これにより、広告予算の効率的な使用とともに、より広範囲にわたるリーチを実現することができました。
参考:『CPR(Cost Per Response)とは』
参考:『Twitter広告ならではの仕様・機能について』
さらに、EQONEXは人間味のある、最適化された動画広告を活用することで、エンゲージメントを大幅に向上させました。
EQONEXは配信する15秒間の短い動画広告の最適化に成功し、クリック率6.5%と非常に高い数値を達成するとともに、動画再生完了数も50%を記録しました。
これらの戦略により、EQONEXはWebサイト訪問数の大幅な改善を達成しました。
参考:『EQONEX|新規参入の仮想通貨取引プラットフォームがエンゲージメント向上とTwitterの#FinTwitコミュニティからのウェブサイト訪問数増加に成功した方法。』
潜在層に対する情報発信に成功した事例
For the #TokyoOlympics2020, @WeAreTeamIndia is ready. So it’s time to roar with pride & say #AayegaIndia.🔥Join us in supporting our beloved #TeamIndia. Watch #INOX Group’s #AayegaIndia anthem featuring our very own @MangteC @manikabatra_TT @officialvkyadav #INOXForTeamIndia
— INOX Movies (@INOXMovies) July 14, 2021
インドの映画会社の1つであるINOX Leisure Limitedは、広範なターゲット層に対する情報発信を効果的に行うため、ユニークなターゲティング施策を展開しました。
まず、同社は年齢範囲が14歳から55歳までの、エンターテイメント、冒険、ライフスタイル、スポーツに興味関心を持つ利用者をターゲットオーディエンスと定義しました。
比較的広範囲な年齢層と多様な興味を持つユーザーをターゲットに設定し、リーチする母数を増加しました。
次に、Twitterの広告のクリエティブを活用し、ターゲット層への効果的なアプローチを図りました。
動画の再生数キャンペーンを通じて、視覚的なコンテンツでユーザーの関心を引きつけ、カンバセーションボタンを通じて、ユーザーとのエンゲージメントを促進しました。
さらに、キーワードターゲティングを用いることで、オリンピックやスポーツ関連の話題に興味を示すユーザーへのリーチを最大化しました。
これにより、同社はオリンピックでインド代表チームを応援する大勢の人々に、そのスポンサーシップについてのメッセージを効率的に届けることができました。
以上の施策により、230万人以上のリーチと高度なエンゲージメントを達成しました。
Twitter広告運用の成功事例は、以下記事でまとめて紹介しています。
関連記事:『Twitter広告運用の成功事例5選!成功させるポイントまで解説』
参考:『INOX Leisure|インドのシネマコンプレックスチェーンが、オリンピック期間中に230万人にリーチした方法とは』
予算の最適化方法
入札額と予算の設定はTwitter広告の成功にとって重要な要素です。
なぜなら、広告がどの程度の頻度で表示され、どのようなオーディエンスに到達するかを決定するからです。
Twitter広告はオークションシステムを採用しており、キャンペーンが開始されるとTwitter広告のオークションが開催され、広告はターゲットオーディエンスに対する広告の関連性と設定した入札額に基づいて配信されます。
広告主はターゲットオーディエンスに広告を配信するために入札を行い、入札額は選択したアクションに対して支払う意思がある金額を表します。
Twitter広告では、広告キャンペーンを作成する際、以下の3つの入札オプションから選択可能です。
- 自動入札
- 上限入札単価
- 目標入札単価
自動入札
広告主の予算のうち、最小限の価格で最大の結果を得ることを目指すために設計されています。
これは新規広告主や新しいキャンペーンタイプを試したい広告主に特に有用です。
上限入札単価
広告主がユーザーの行動に対して支払う最大額を設定できる入札タイプです。
具体的には広告クリックやエンゲージメントといったユーザー行動をもとに単価を決定することができます。
選択したアクションは具体的にユーザーのインプレッションやクリックなどを指します。
目標入札単価
広告主が行動に対する入札額を設定できる入札タイプです。
最終的には設定した目標額に収まるように入札額が自動的に最適化されます。
入札タイプ | 説明 | 推奨するキャンペーン目的 |
自動入札 | 予算内で最低価格で最大の結果を得るために、入札額を自動的に最適化します。 | リーチキャンペーン、エンゲージメントキャンペーン、アンプリファイキャンペーン |
上限入札単価 | 行動に対して支払う最大額を設定でき、その価格を超えることはありません。 | アプリインストールキャンペーン |
目標入札単価 | 行動に対する入札額を設定し、キャンペーンは入札額に収まるように自動的に最適化されます。広告主は1日あたりの平均コストを支払います。 | フォロワー数、Webサイト訪問数、リーチ数、アプリインストール数、アプリ再エンゲージメント数 |
参考:『入札とオークションに関するよくある質問|Twitterビジネス』
参考:『Twitter広告費用の目安が知りたい!課金の種類や入札について解説』
関連記事:『【企業向け】Twitterのフォロワー数を増やすためのポイント9選』
まとめ
膨大なユーザーを抱えるTwitterで広告を配信する際に最適化することは必要不可欠です。
特に、クリエイティブやターゲティング、広告にかける費用に関しては、操作できる部分が大きく、また広告効果に与える影響も大きいことから、意識して改善するようにしましょう。
また、この記事を読んで、Twitter広告の最適化が難しいと感じた方は、広告代理店に依頼することも手段の1つです。
株式会社Unionは、Twitter広告運用のご相談を承っております。
Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。
また、弊社の広告運用担当はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保持者であり、知識のアップデートを行っております。
薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。