チャットボットとは、人工知能(AI)や※1自然言語処理(NLP)技術を利用して、人間とコンピューターがテキストや音声でコミュニケーションを行うことができるプログラムのことです。
Webサイトやメッセージアプリ内でユーザーの質問や要求に対して自動で応答し、情報提供や問い合わせ対応、予約手続きなど様々なタスクを効率化することが可能です。
TIDIO社が2024年に公開した記事によると、96%の顧客がチャットボットについて聞いたことがあり、チャットボットがどういったものが知っていると回答しています。
さらに同調査では、顧客の内、直近1年で少なくとも1回チャットボットを使用したことがある割合は88%と発表しています。
そんなチャットボットの1つであるLINEチャットボットも有用なツールの1つです。
LINE公式アカウントと組み合わせて簡単に導入でき、返信や問い合わせへの対応効率化に貢献します。
現在、LINE公式アカウントを運用している方や、導入を検討中の方にとって、LINEチャットボットの活用は有益な選択肢となりえます。
今回の記事では、LINEチャットボットの導入方法を実際の事例を交えて詳しく解説します。
参考:『自然言語処理(NLP)とAIチャットボットの関係性・活用事例を紹介』
参考:『The Future of Chatbots: 80+ Chatbot Statistics for 2025』
参考:『チャットボットの基本的な使い方・利用シーンを解説! | DMMチャットブーストCV』
関連記事:『LINE Tagとは?3種類のコードを使った広告の効果測定方法を紹介』
Contents
LINEチャットボットとは
引用:『Messaging API|LINE Developers』
LINEチャットボットは、LINE上で動作する自動応答コミュニケーションシステムです。
LINE公式アカウントを通じて機能し、企業が顧客とのコミュニケーションを円滑に進めるために利用します。
この自動応答システムにより、企業はLINEを通して24時間365日ユーザーとコミュニケーションを取ることが可能になります。
カスタマーサポート対応や問い合わせ対応、商品購入サポートなど、幅広い用途で活用されており、コミュニケーションの効率化に貢献します。
参考:『LINE BOT(ラインボット)の作り方と活用方法について解説』
参考:『LINEのチャットボット機能とは?導入方法や活用事例を徹底解説!』
関連記事:『LINE公式アカウント集客で押さえておくべき4つのポイントや事例を解説』
LINEチャットボットの種類
LINEチャットボットには以下の2種類があります。
- 応答メッセージ
- Messaging APIを利用したチャットボット
参考:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
参考:『Messaging APIの概要|LINE Developers』
応答メッセージ
引用:『自動応答が可能に!「応答メッセージ」の機能や導入事例について』
応答メッセージとは、特定のキーワードを受信すると自動でテンプレートメッセージを返信できる機能です。
ユーザーへの返信内容を事前に設定することで返信自体を自動化できるため、営業時間中はもちろん、接客中や営業時間外の対応を行うことも可能になります。
応答メッセージには、キーワード応答と一律応答という二つのタイプ設定があります。
- キーワード応答:設定したキーワードと完全一致するメッセージを受信したときに応答メッセージを送信
- 一律応答:受信したメッセージの内容に関わらず返信
キーワード応答は、例えば「予約方法」「送料」などの質問されやすいキーワードを設定しておくことで、手動での対応を減らす目的で使えます。
一律応答は、営業時間外にチャット経由でお問い合わせがあった際に「お問い合わせありがとうございます。〇日以内に担当者より返信いたしますので、少々お待ちください」などのメッセージを送るといった運用が可能です。
どちらもWeb版の管理画面か、LINEの管理アプリから設定ができます。
参考:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
参考:『自動応答が可能に!「応答メッセージ」の機能や導入事例について』
Messaging APIを利用したチャットボット
引用:『Messaging APIの概要|LINE Developers』
Messaging APIとは、LINE上で動作するチャットボットを作成するために提供されているAPI(Application Programming Interface)です。
APIは、サービスやアプリケーションの機能やデータを、他のサービスやアプリケーションと連携させるために使用します。
簡単に言うと、APIは異なるプログラム間で情報を交換するためのインターフェイスであり、これによって異なるシステム間でデータや機能を共有することができます。
Messaging APIは設定に技術的な知識が必要ですが、管理画面で設定可能な応答メッセージに加え、以下のような機能も使用することができます。
- 任意のタイミングでメッセージを送る
- さまざまなタイプのメッセージを送る
- ユーザーが送ったコンテンツを取得する
- ユーザープロフィールを取得する
- グループトークに参加する
- ビーコンを使う
- アカウント連携を使う
- 送信メッセージ数を取得する
参考:『Messaging APIの概要|LINE Developers』
参考:『【知識不要】LINEチャットボットの導入方法と活用事例』
参考:『APIとは何か?API連携ってどういうこと?図解で仕組みをやさしく解説』
LINEチャットボットのメリット
LINEチャットボットのメリットは以下の通りです。
- 多くのユーザーにリーチ可能
- 人件費を削減可能
多くのユーザーにリーチ可能
引用:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省』
LINE公式アカウントはアクティブユーザーが非常に多く、他のチャットボットと比較した場合、より多くのユーザーに対しリーチ可能です。
2024年に総務省が公開したデータによると、LINEの利用率は94.9%にのぼっています。
高い利用率を背景に、LINEチャットボットを活用することで、幅広いユーザーに対し効果的に接触することが可能です。
また、LINEは多くのユーザーが日常的に活用していることもあり、ユーザーの心理的負担を低減できるといったメリットもあります。
企業と顧客がやり取りをするためのツールの代表にメールがあります。
しかし、メールアドレスや名前などの情報入力に加え、問い合わせメールを送信する過程は時間がかかりユーザーに負担がかかってしまいます。
LINEチャットボットを利用すれば、ユーザーは気軽に問い合わせを行うことができ、企業は多くのユーザーからの情報を収集することにつながります。
参考:『令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省』
参考:『LINEチャットボットの基礎知識をつけよう。メリット・デメリットを比較』
人件費を削減可能
LINEチャットボットにより、問い合わせ対応の自動化を実現することで、これまで管理にかかっていた時間を削減でき、経費削減や業務効率化ができます。
例えば、担当者が1件に対し平均10分で対応している場合、10件の問い合わせに対して100分時間をかける必要があります。
担当者の時給は1,500円~2,000円程度が相場と言われているため、100分対応するために2,500円から3,300円程度の人件費が必要になります。
LINEチャットボットであれば、基本的に無料でチャットボットを使用できることから、このような人件費を削減可能です。
また、対応に使用していた時間を別の業務に割り振ることでも作業効率の改善が期待できます。
参考:『費用対効果バツグン!チャットボットで人件費・コストを大幅カット』
LINE公式アカウントを開設してチャットボットを使用する
では、実際にLINEチャットボットを使用する手順をご紹介します。
その前に、LINEチャットボットを使用する際にLINE公式アカウントが必要なので、準備するようにしましょう。
今回は誰でも手軽に作成できるように、スマホアプリを使用した作成方法を紹介します。
アプリのダウンロードについては以下を参考にしてください。
- iPhoneやiPadでLINE公式アカウントを作成する場合:LINE公式アカウントをApp Storeで – Apple
- Android端末で公式アカウントを作成する場合:LINE公式アカウント – Google Playのアプリ
アプリ立ち上げ直後の画面
引用:『【公式】LINE公式アカウント|LINEヤフー for Business』
インストール後、アプリを立ち上げると上のような画面が表示されます。
アカウントの登録は既にLINEのアカウントを持っている場合、「LINEアプリで登録・ログイン」を選択し、個人のLINEアカウントを同期することで、手間をかけずに登録することができます。
LINEアカウントを持っていない場合や、LINEアカウントと同期したくない場合であっても「メールアドレスで登録・ログイン」を選択することでメールアドレスを使用し、アカウントを作成できます。
多少手順は増えてしまいますが、こちらでも簡単にアカウント登録をすることが可能です。
基本情報の入力
引用:『【公式】LINE公式アカウント|LINEヤフー for Business』
次にアカウント名や業種といった基本情報を入力します。
指示に従って質問に答えていくことで簡単にアカウントを作成できます。
関連記事:『LINE公式アカウントで友だちを効果的に増やす方法8選』
応答メッセージの設定方法
アカウントが作成出来たら、チャットボットの設定に入っていきます。
まずは、管理画面から設定できる応答メッセージの設定方法からご紹介します。
応答メッセージは以下の手順で作成可能です。
➀自動応答メッセージ>応答メッセージをクリック
引用:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
まず、LINE公式アカウント管理画面にログインします。
管理画面ホームから「自動応答メッセージ」をクリックし、遷移したページで「応答メッセージ」をクリックします。
➁右上の「作成」をクリック
引用:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
管理画面右上の「作成」をクリックします。
③タイトルや送信メッセージなどを入力する
引用:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
タイトルや応答タイプ、メッセージ設定などを行います。
項目 | 説明 |
タイトル | 応答メッセージを管理するための任意のタイトル |
応答タイプ | 一律応答orキーワード応答 |
オプション設定 | 特定の期間や時間のみ自動応答にしたい場合に設定 |
メッセージ設定 | 具体的なメッセージ内容を記載 |
最後に「利用開始」ボタンをクリックすると設定が完了します。
このように応答メッセージでは細かい対応はできませんが、手軽に必要最低限のチャットボットを作成できます。
参考:『応答メッセージ|LINEヤフー for Business』
関連記事:『スマホで始めるLINE公式アカウント!8項目をアプリで簡単管理』
Messaging APIを利用したチャットボットの設定方法
Messaging APIを利用したLINEチャットボットの設定手順は、大きく分けて以下の5つのステップに分けられます。
- LINE Developersコンソールでチャネル作成
- プロバイダーの設定
- チャネルの作成
- LINE Developersコンソールでボットを設定(チャネルアクセストークンの発行、Webhook URLの設定、Webhookの検証と有効化)
- ボットの動作を確認して公開
それぞれ詳しくご紹介していきます。
LINE Developersコンソールでチャネル作成
引用:『Messaging APIを始めよう|LINE Developers』
まず、Messaging APIを利用するにはLINE Developersコンソールの作成が必要です。
こちらからLINE Developersコンソールにログインし、名前とメールアドレスを入力します。
なお、すでにLINE公式アカウントを持っている場合は、そちらのアカウントにチャネル追加することも可能です。
プロバイダーの設定
引用:『Messaging APIを始めよう|LINE Developers』
[新規プロバイダー作成]をクリックし、任意の[プロパイダー名]を入力し、[作成]をクリックします。
プロバイダーとは、アプリを提供する組織を意味します。
ご自分の名前や企業名を入力してください。
チャネルの作成
引用:『Messaging APIを始めよう|LINE Developers』
作成したプロバイダーページで、[チャネル設定]タブの[Messaging API]を選択します。
チャネルでは以下の内容を選択してください。
項目 | 表示される画面 |
チャネルアイコン(任意) | LINEのトーク画面等に表示されます。 |
チャネル名 | LINEのトーク画面等に表示されます。 |
チャネル説明 | (LIFFを作成していた場合のみ)LIFFアプリの権限の同意画面に表示されます。 |
会社・事業者の所在国・地域 | Messaging APIチャネルに対応するLINE公式アカウントのプロフィール画面に表示されます。 |
プライバシーポリシーURL(任意) | (LIFFを作成していた場合のみ)LIFFアプリの権限の同意画面に表示されます。 |
サービス利用規約URL(任意) | (LIFFを作成していた場合のみ)LIFFアプリの権限の同意画面に表示されます。 |
チャネル作成後、以下の画面で作成できているかを確認します。
引用:『Messaging APIを始めよう|LINE Developers』
以上でMessaging APIを利用する準備段階の設定は完了です。
LINE Developersコンソールでボットを設定
引用:『LINE Developersコンソールの概要|LINE Developers』
Messaging APIを利用できる準備が完了したら、次はボットを作成していきます。
ボットではユーザーからの質問に応答する機能や、情報提供・予約受付などの機能を実装できます。
チャネルアクセストークンの発行
引用:『チャネルアクセストークン|LINE Developers』
チャネルアクセストークンは、Messaging APIで使用するアクセストークンです。
LINE Developersコンソールで以下のいずれかのトークンを発行します。
- 任意の有効期間を指定できるチャネルアクセストークン(チャネルアクセストークンv2.1)
- 短期のチャネルアクセストークンまたは長期のチャネルアクセストークン
- ステートレスチャネルアクセストークン
なお、LINEはチャネルアクセストークン(チャネルアクセストークンv2.1)の使用を推奨しているため、迷った方はこちらの発行をおすすめします。
Webhook URLの設定
参考:『【図解】SSL/TLSについてわかりやすく解説します(1)仕組み編』
Webhook URLは、ボットサーバーのエンドポイントで、Webhookペイロードの送信先となります。
LINE Developersコンソールで、「Webhook URL」の「編集」をクリックし、Webhook URLを入力して「更新」をクリックします。
Webhook URLには、HTTPSを使用し、一般的なブラウザ等で広く信頼されているルート認証局で発行されたSSL/TLS証明書を設定する必要があります。
自己署名証明書は利用できません。
SSL/TLSの設定で問題が発生した場合は、SSL/TLS証明書チェーンが完全で、中間証明書がサーバーに正しくインストールされていることを確認してください。
Webhookの検証と有効化
設定したWebhook URLでWebhookイベントを受け取ることができるかを確認するために、「検証」をクリックします。
「成功」と表示されれば、Webhookの利用を有効にして設定完了です。
ボットの機能の開発
Messaging APIを利用したチャットボットの設定が完了したら、次はボットの機能を開発します。
例えば、ユーザーからの質問に応答する機能や、情報提供・予約受付などの機能を実装できます。
開発言語やフレームワークに応じて、適切なライブラリやSDKを利用して、ボットの機能を実装しましょう。
ボットのテスト
ボットの機能開発が完了したら、実際にテストして動作を確認します。
ボットの動作を確認して公開
ボットが完成し、テストが無事に終了したら、最後にボットを公開します。
LINE Developersコンソールで、プロバイダーおよびチャネルの設定を確認し、ボットを公開状態に変更します。
これによりボットが公開され、ユーザーが実際にボットを利用できるようになります。
自社設定が難しい場合はLINEテクノロジーパートナーに相談
Messaging APIを使用したLINEチャットボット作成は、応答メッセージと比較して技術力が必要となります。
自社での設定が難しい場合は、LINEテクノロジーパートナーと呼ばれる代理店にLINEの技術支援を受けるという手もあります。
Performance、Customer Careなどの各社が得意とするカテゴリに分かれており、目的に沿ってパートナーを選定できる仕組みになっています。
カテゴリ別パートナー一例
カテゴリ | 企業名 |
Performance | 株式会社ソーシャルPLUS Micoworks株式会社 株式会社DMM Boost |
Customer Care | モビルス株式会社 |
Notification | トランスコスモス株式会社 株式会社ソーシャルPLUS 株式会社クラブネッツ |
OMO | トランスコスモス株式会社 クラスメソッド株式会社 株式会社Hakuhodo DY ONE 株式会社電通デジタル ミロゴス株式会社 ソーシャルデータバンク株式会社 |
Engagement | トランスコスモス株式会社 クラスメソッド株式会社 株式会社Hakuhodo DY ONE 株式会社電通デジタル Micoworks株式会社 ミロゴス株式会社 株式会社Zeals 株式会社Bot Express |
Measurement | 株式会社オプト |
引用:『Technology Partner Solution Book』
参考:『LINEテクノロジーパートナー|LINEヤフー for Business』
関連記事:『LINEヤフーパートナープログラムとは?種類と依頼する3つのメリットを紹介』
LINEチャットボットの活用事例
ここからは、実際にLINEチャットボットの活用によって業績改善や業務負担の軽減に成功した事例を3つご紹介します。
株式会社UZUZ
引用:『面談予約率55%! LINEのチャットボットを活用して求職者への情報提供をスムーズに』
株式会社UZUZは、主に第二新卒向けの転職支援サービスを行っている人材紹介企業です。
当社では、オウンドメディア「第2の就活」のほかに、LINE公式アカウントを運用しています。
LINE公式アカウントは、主にユーザーとの電話やメール対応を行うカスタマーサポート用アカウントと、ユーザーの会員登録を目的とした集客用アカウントの2つを持っており、ユーザーのステータスに応じてそれぞれを使い分けて運用しています。
また、チャットボットを活用することで、LINE上で求人の紹介や面談予約をスムーズに行うことにも成功しています。
この結果、LINE経由での面談予約率は55%にのぼり、他のチャネルよりも高い流入を誇っています。
参考:『面談予約率55%! LINEのチャットボットを活用して求職者への情報提供をスムーズに』
関連記事:『LINE公式アカウントの活用事例6選!運用のコツと合わせて紹介』
駒澤大学
引用:『コロナ禍で1日平均1,000件の利用!LINE公式アカウントが駒澤大学の窓口対応の負担を軽減』
約1万4,500人の学生数を誇る駒澤大学では、教務部での窓口対応の負担を軽減すべく2020年にLINE公式アカウントを開設しました。
窓口への問い合わせ件数は年間5,000件にものぼり、これらのほとんどが大学のホームページや資料に記載している内容であることから、「必要な情報が学生に届いていない」と考えた教務部の職員は、チャットボットを活用することで学生からの質問に自動応答できる仕組みを導入しました。
チャットボットの導入により、窓口対応が困難な時間帯でも学生からの質問に対応できるようになるだけでなく、学生が抱えている潜在的な悩みや疑問などに気づくきっかけにもなったといいます。
この結果、駒澤大学では2か月で友だち数3,844人、FAQチャットボットの起動・利用回数は1万8,479件と、当初設定していたKPIを上回ることに成功し、学生全体の25%が友だちになっています。
参考:『コロナ禍で1日平均1,000件の利用!LINE公式アカウントが駒澤大学の窓口対応の負担を軽減』
白瀧酒造株式会社
引用:『年間9,000人の友だち増加!白瀧酒造(上善如水)が活用した友だち追加広告の成果』
1855年創業の白瀧酒造株式会社では、清酒の製造と販売を行っています。
LINE公式アカウントを活用し、、オンラインでのユーザーとの接点を作り出しています。
そんな中、自動応答メッセージを活用した「上善如水リニューアルキャンペーン」で2,600人以上の友だち数の増加を達成できました。
キャンペーン特設サイトに遷移したユーザーがチャットで特定のキーワードを送信すると、自動応答メッセージで応募フォームが配信され、キャンペーンへの参加が可能になるという仕組みです。
同社では通常の運用でも、メッセージや問い合わせ、商品名など、可能な限り多くのキーワードに対する返信内容を自動応答メッセージに設定し、ユーザーとの交流を図っています。
参考:『年間9,000人の友だち増加!白瀧酒造(上善如水)が活用した友だち追加広告の成果』
まとめ
本記事では、LINEチャットボットの設定方法やそのメリットについて解説しました。
LINEチャットボットを使用することで、LINEを利用している多くのユーザーに対しリーチでき、また業務改善により人件費など各種経費削減につながります。
LINEチャットボットには、既存のシステムを利用し手間のかからない応答メッセージと自身でシステムを構築するMessaging APIの2種類があります。
簡単に作成可能な応答メッセージでも十分効果を期待できますが、Messaging APIを利用したLINEチャットボットの設定によって、ユーザーとの柔軟なコミュニケーションを実現できます。
カスタマーサポートを効率化したい方やユーザーとのコミュニケーションを強化したいなどといった要望がある方は、Messaging APIを利用したLINEチャットボットの設定を検討してみてはいかがでしょうか。
当記事を読んで自身でチャットボットを作成することが難しいと感じた方や、クリエイティブの作成を手間に感じた方は広告代理店に相談することも手段の1つです。
株式会社Unionは、LINE公式アカウント運用を始めとするデジタルマーケティング全般のご相談を承っております。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。