お問い合わせ

成果追求型Webマーケティングメディア

検索広告で利用される除外キーワードリストとは?設定の手順3つを紹介

  • RSS購読
  • リンクをコピー

【PR】本ページはプロモーションが含まれています

検索広告で利用される除外キーワードリストとは?設定の手順3つを紹介

検索広告の運用において「除外キーワードリスト」は必要不可欠な機能です。

除外キーワードとは、自社商品やサービスに関連しないキーワードを除外し、関心のあるユーザーのみに広告を表示する機能です。

検索広告(検索連動型広告)は、登録したキーワードに関連した検索結果ページに広告を表示することがあります。

そのため、除外キーワードを設定しないと、意図しない広告表示やクリックを発生させてしまう恐れがあります。

「検索広告の広告費やパフォーマンスを最適化したい」「除外キーワードリストの設定方法を知りたい」と考えている担当者もいるのではないでしょうか。

本記事では、除外キーワードリストの概要や効果的な設定方法を解説します。

関連記事:『検索連動型広告とは?仕組みと運用開始までの12のステップを解説

除外キーワードリストとは

除外キーワードリスト

除外キーワードとは、特定のキーワードを広告の表示対象から除外する機能です。

自社商品やサービスに関連するキーワードを検索したユーザーのみに広告を表示することで、費用対効果(ROI)を向上させることができます。

例えば、「液晶」という単語を除外キーワードにインテントマッチで追加すると、「液晶」という単語を含む検索に対して広告が表示されなくなります。

男性編集者A
男性編集者A

除外キーワードリストを作成することで、キャンペーンごとに同じ除外キーワードを一つずつ手動で追加する必要がなくなり、今後の除外キーワードの管理もしやすくなります。

参考:『除外キーワードリストについて|Google広告ヘルプ
参考:『対象外キーワードリスト|Yahoo!広告ヘルプ

除外キーワードの種類

Google広告とYahoo!広告の除外キーワードには、「インテントマッチ」「フレーズ一致」「完全一致」の3種類があります。

各種の除外条件は以下の通りです。

【除外キーワード:ランニング シューズ】

除外キーワードのマッチタイプ引用:『除外キーワードについて|Google広告ヘルプ

  • インテントマッチ:除外キーワードに含まれる全語句が検索された場合に配信されなくなる。(語順が入れ替わったり、間に別の語句が入っても配信されない)
  • フレーズ一致:除外キーワードに含まれる全語句が同じ語順で検索された場合に配信されなくなる。(語順が入れ替わったり、間に別の語句が入ると配信される)
  • 完全一致:除外キーワードに含まれる全語句が同じ語順で別の語句を含まずに検索されると配信されなくなる。

以下に、Google広告とYahoo!広告の除外キーワードのマッチタイプの違いをまとめました。

除外キーワードは「中古車 価格」です。

検索語句インテントマッチフレーズ一致完全一致
中古車
価格
中古車 価格×××
価格 中古車×
中古車 価格 安い× ×
中古車 安い 価格×
中古車 安い

〇=広告が配信される
×=広告が配信されない

参考:『除外キーワードについて|Google広告ヘルプ
参考:『対象外キーワードについて|Yahoo!広告ヘルプ
関連記事:『【保存版】リスティング広告の用語14選!マーケティングの基本を解説

除外キーワードの選定方法

どんなキーワードで検索されているか確認

広告表示された検索語句を確認するのが効果的です。

まずは、ユーザーがどのような語句で検索したか、その検索語句によって表示された広告のうちどれくらいがクリックされているかなどの情報を確認します。

Google広告とYahoo!広告の検索語句の確認方法は以下の通りです。

Google広告:左メニューから「キーワード」→「検索語句」

Google広告 検索語句確認画面

Yahoo!広告:「キーワード」→「検索クエリーを表示」→「すべてのキーワード」

Yahoo!広告 検索語句確認画面

検索語句は、レポート形式としてダウンロードすることができます。

参考:『検索語句レポートについて|Google広告ヘルプ
参考:『キーワードの検索クエリー一覧について|Yahoo!広告ヘルプ

無駄な費用が発生している検索語句を除外

レポートを開き、費用が高い順に検索語句を並び替えます。

そして、コンバージョンがない検索語句や、コンバージョン数が少ないにも関わらず、多くのクリック(費用)が発生している検索語句を除外キーワードに登録することをおすすめします。

ただし、コンバージョンに至っていないキーワードを、すぐに除外キーワードとして登録してしまうと機会損失を生む恐れがあります。

自社商品やサービスと関連性が高い検索語句は簡単に除外しないようにしましょう。

参考:『キーワードを見直す|Google広告ヘルプ

関連性が低い検索語句

自社商品やサービスとの関連性が低く、コンバージョンに繋がらない検索語句は除外キーワードに設定しましょう。

例えば、新宿の美容院であれば、「ネイルサロン」や「名古屋」、「エステ」などのキーワードは除外することをおすすめします。

女性編集者B
女性編集者B

自社の商品やサービスと無関係なキーワードは、除外キーワードに登録することをおすすめします。

参考:『キーワードを見直す|LINEヤフー for Business

ネガティブキーワードを除外

除外キーワードを設定する際の注意点として、ネガティブキーワードを設定することが重要です。

ネガティブキーワードとは、特定の検索語句やコンテンツに対して広告を表示しないようにするために、広告主が指定する除外キーワードのことを指します。

男性編集者B
男性編集者B

ネガティブキーワードは、広告主がターゲットとしていないユーザーに広告を表示しないために使われます。

例えば、ある食品メーカーが自社商品の広告を配信する場合、競合他社の商品名や、その商品に関するネガティブな語句(例:「悪い口コミ」)などを除外キーワードに登録することを検討しましょう。

除外キーワードの注意点

長すぎるキーワードは除外されない(Google/Yahoo!)

Google広告とYahoo!広告では長すぎるキーワードは除外されません。

Google広告では、除外キーワードが16語以内、Yahoo!広告では10語以内であるため、17語目以降や11語目以降に除外ワードを設定しても広告が配信されることがあります。

例えば、「格安」を除外キーワードに設定したとします。「TV故障見積もり…格安」で除外キーワードが12語目に来る場合、広告は配信されます。

ただ、長すぎるキーワードで検索される確率は極めて低いため、それほど心配する必要はないでしょう。

参考:『除外キーワードについて|Google広告ヘルプ
参考:『対象外キーワードについて|Yahoo!広告ヘルプ

設定できない記号がある(Google)

Google広告の除外キーワードに設定できる記号は、アンパサンド(&)、アスタリスク(*)、アクセント記号(áなど)の3つです。

除外キーワードに設定できない主な記号は以下の通りです。

  • 記号
  • サイト演算
  • 検索演算子

ピリオド(.)やプラス記号(+)などの記号は、除外キーワードに追加された場合でも無視されます。

ただし、単語の末尾にある記号は無視されない場合があります。

また、「,!@%^()={};~`<>?|.」などの記号は除外キーワードに追加できません。

これらの記号を含む除外キーワードを追加すると、エラーメッセージが表示されます。

除外キーワードには、「site:」演算子や検索演算子を含めることができますが、これらは認識されません。

例えば、「OR化粧水」「[site:www.example.com化粧水]」やというキーワードを追加すると、演算子や検索演算子部分は無視されて、「化粧水」という単語だけがキーワードとして認識されます。

つまり、ピリオド(.)やプラス記号(+)などの記号と同様に演算子や検索演算子部分はキーワードとして認識されません。

参考:『除外キーワードについて|Google広告ヘルプ

類似パターンが反映されない(Yahoo!)

Yahoo!広告の除外キーワードのマッチタイプは、通常のキーワードのマッチタイプとは少し異なります。

誤字や表記の揺れ、類語などの「類似パターン」は反映されません。

例えば、「パンフレット」を完全一致で登録している場合、「リーフレット」で検索された際に広告が表示される可能性があります。

この場合、除外キーワードに類語や省略後を追加する必要があります。

参考:『対象外キーワードについて|Yahoo!広告ヘルプ

コンバージョン1件あたりの売上単価が大きい場合は注意

コンバージョン数が少ないキーワードの除外は有効ですが、高額な売上が見込めるBtoBビジネスでは、コンバージョン数だけに着目して除外キーワードを選ぶと機会損失につながる可能性があります。

例えば、コンバージョンが1件だけだったとしても、その1件から100万円以上の売上が発生する場合もあるでしょう。

そのため、BtoBなどのビジネスモデルでは、単にコンバージョン数だけでなく内容も確認してから除外するか慎重に検討しましょう。

除外キーワードの設定方法

Google広告の除外キーワード設定方法

Google広告にログインして、下記の手順通りに除外キーワードを追加しましょう。

Google広告 除外キーワードリスト追加画面

  1. 左側のページメニューから「キーワード」を選択します。
  2. 「除外キーワード」を選択します。
  3. プラスボタンをクリックします。

Google広告 除外キーワードリスト追加

ここから、除外キーワード、除外キーワードリスト、既存の除外キーワードリストをキャンペーンや広告グループに適用できます。

参考:『キャンペーンに除外キーワードを追加する|Google広告ヘルプ

Yahoo!広告の除外キーワード設定方法

Yahoo!広告にログインして、下記の手順通りに除外キーワードを追加しましょう。

対象外キーワードツールを表示

Yahoo!広告 対象外キーワード設定

「対象外キーワードツールを表示」をクリックします。

対象外キーワードを追加

Yahoo!広告 対象外キーワード設定

「対象外キーワードを追加」をクリックします。

キーワードを入力

Yahoo!広告 対象外キーワード設定参考:『対象外キーワードツール|Yahoo!広告ヘルプ

対象外キーワードを適用するキャンペーンと広告グループを選択し、キーワードを入力して完了です。

まとめ

この記事を読んで、除外キーワードリスト設定が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。

株式会社Unionは、リスティング広告やディスプレイ広告運用のご相談を承っております。

Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。

また、弊社の広告運用担当はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保持者であり、知識のアップデートを行っております。

薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。

お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。

監修者

UnionMedia編集部

2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。

この記事をシェア

  • RSS購読
  • リンクをコピー

この記事のカテゴリー

この記事のタグ

tolist