2020年にAmazonではスポンサーブランド動画広告が導入され、より広い選択肢の中からニーズに合った広告を掲載できるようになりました。
スポンサーブランド動画広告はトップページや商品紹介ページごとに1つずつ配置されているため、普段からAmazonを使用しているユーザーであれば、見たことのある方が多いのではないでしょうか。
Amazonに限らず、現在動画広告を採用している媒体は多く、その理由として、動画の訴求力の高さが挙げられます。
Supership株式会社の調査によると、15秒の動画を1枚1枚の静止画に分解した場合、約450枚分になり、それだけ動画が短時間で詳細な情報を伝達できることがわかりました。
また、動画広告と静止画広告それぞれが、広告認知、広告理解、利用意欲にどのような影響を与えるかに関する調査の結果では、動画広告の方がすべての部門において効果的で、利用意欲においては、効果に約7倍の差があることがわかりました。
引用:『動画広告の効果的な活用方法 ~最新事例から見る動画広告をターゲティングに活かすには〜 #Japan IT Week 関西 講演レポート』
Amazon広告は動画でのプロモーション方法が追加されたことにより、より広告効果を高めやすい媒体になりました。
一方で、広告の種類が増えたことにより、「どの広告を使用すれば、最も広告効果が高いのか」、「コストパフォーマンスがいいのはどの掲載方法なのか」など疑問も出てくるかと思います。
当記事では、Amazon広告それぞれの特徴と、それぞれのユーザーがどの広告を採用すべきか解説します。
関連記事:『Amazonスポンサー広告とは?3種類の出稿方法やメリットを紹介!』
Contents
Amazon広告とは
Amazon広告は、世界最大のECサイトであるAmazonを掲載先としたWeb広告です。
市場規模の大きいAmazonに広告掲載できることで、商品の認知度向上や購入を促すことができます。
Amazon広告を使用するメリット
Amazon広告を使用するメリットは以下の通りです。
- Amazonの市場規模が大きく多くのユーザーにリーチできる
- 広告からの購入はもちろん、オーガニック検索からの購入も期待できる
- Googleなど多方面からの流入も期待できる
Amazonの市場規模が大きく多くのユーザーにリーチできる
MMD研究所が2020年10月31日から11月2日の間に15歳から69歳の男女10,000人を対象に行った、「コロナ禍での総合ECサイトに関する調査」によると、総合ECサイトの中で最も利用経験のあるユーザーの割合が最も多かったのがAmazonでした。
引用:『アマゾン日本事業の売上高は約2.5兆円、ドルベースで230億ドル【Amazonの2021年実績まとめ】』
また、現在も市場規模を拡大し続けており、2022年のAmazon売上高は5,139億ドルにのぼっています。
以上を踏まえると、Amazonは広告を掲載する際、多くのユーザーにリーチできる有用な施策です。
Amazon広告では、他の多くの広告媒体と同様、認知の向上と売上の向上をCVとし、広告を掲載します。
すでに商品を掲載しているユーザーであれば、簡単な設定ですぐに広告掲載を開始できます。
参考:『Amazonの2022年売上高は5139億ドルで9%増。アマゾンの直販ECは前年割れに』
広告からの購入はもちろん、オーガニック検索からの購入も期待できる
Amazonのオーガニック検索からの購入については、Amazonの検索エンジンである「A9」について理解することで達成することができます。
A9では、以下のような条件で検索順位を決定しているといわれています。
- 売上件数
- 購入者によるレビュー
- 商品情報の充実度
- クリック率と購入率
- 自己発送かFBA(フルフィルメント by Amazon)か
参考:『Amazon A9とは?A9はAmazon検索のサーチエンジン?』
FBAとはフルフィルメント by Amazonの略語であり、Amazonの倉庫にあらかじめ商品を保管し、販売業者に代わってAmazonが梱包、発送、カスタマーサービスなどを行う販売手法を指します。
自己発送と比較すると商品を購入したユーザーに必ず商品を発送できる点から信頼度が高く、A9による評価で検索順位が上に行きやすい傾向にあります。
ここで重要な点が、売上件数がオーガニック検索をする際の表示順位に影響がある点です。
参考:『Amazon A9とは?A9はAmazon検索のサーチエンジン?』
例えば、Amazonでは「ベストセラー」と表記された商品が上位表示されることがしばしば見受けられます。
引用:『Amazon』
「ベストセラー」は、アマゾンの各ジャンルで売れ筋ランキング1位になった商品に、一定期間つくマークのことです。
ベストセラーの商品は検索時に上位表示されやすくなります。
参考:『Amazonランキングについて』
広告を掲載することで、広告のバナーのクリックによる売上件数の獲得と、後を追う形で検索エンジン経由での売上件数の獲得の相乗効果が期待できるため、Amazon広告は効率的な施策です。
関連記事:『Amazonスポンサープロダクト広告の始め方と6つの運用ポイント』
Googleなど多方面からの流入も期待できる
Googleで商品名を検索した際、トップビューにGoogleショッピング広告、その下にAmazonの商品購入ページが表示されることがあります。
この際、表示されるAmazonのリンクは主に1つであり、ここに入ることができなかった場合、Googleから流入したユーザーから売上を繋げることができません。
引用:『Google検索|fire HD 10 タブレット』
実際Google検索を用いて「fire HD 10 タブレット」と検索した際、上のように表示されます。
Amazon上に同一商品の出品が複数存在する場合、Google検索に表示される商品として選ばれる必要があります。
このとき選ばれる商品は、Amazonの検索エンジンであるA9によって優位であると認められた商品です。
Amazonで検索した場合もトップあるいは上位で表示されます。
そのため、広告掲載により売上件数の増加を進めることで検索エンジンからの評価の向上を期待でき、Amazon内からだけではなく多方面からの購入を促進できます。
Amazon広告の種類
Amazon広告には、
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- スポンサーディスプレイ広告
- Amazon DSP
- 動画広告
- 音声広告
- カスタム広告ソリューション
の7種類があります。
それぞれの広告を簡潔に説明すると下記の表のようになります。
スポンサープロダクト広告 | 商品をPR。検索結果に広告以外の商品と同じような形で掲載 |
スポンサーブランド広告 | ブランド全体をPR。最近は動画型の広告も掲載できより効果的な施策となった |
スポンサーディスプレイ広告 | Amazonサイト内のほかにも様々な場所に掲載でき、またオーディエンス設定により多くのユーザーにリーチ可能 |
Amazon DSP | Amazonに出品していなくとも掲載可能。クリックでLPに遷移 |
動画広告 | ストリーミングサービス内に表示。動画由来の柔軟性のあるPRを実現。 |
音声広告 | Amazon Musicの広告付き無料サービスを使用しているユーザーにリーチできる広告 |
カスタム広告ソリューション | Amazonの担当者と相談していく中で、自社だけでは生み出せないPR手法を実現 |
スポンサープロダクト広告
引用:『Amazon』
商品自体をプロモーションするための広告です。
検索結果の中に広告されていない商品と同様に表示されるため、あまり広告感のない広告です。
赤枠で囲ったように、「スポンサー」と表示されることが特徴で、クリックすると商品購入用のページに遷移する点は広告されていない商品と同様です。
そのため、ユーザーに対し、購入を促したい商品が絞れている方におすすめの訴求方法です。
参考:『スポンサープロダクト広告 商品。次の素晴らしい発見に。』
関連記事:『Amazonスポンサープロダクト広告の始め方と6つの運用ポイント』
スポンサープロダクト広告の掲載方法
掲載方法は広告を掲載する期間と予算、そして、ターゲットとするキーワードまたは商品を決定するだけで完了です。
ターゲットとするキーワードや商品に関しては、オートターゲティング機能で設定することも可能です。
オートターゲティング機能では、Amazonが広告の関連性の高い検索用語や商品を選択し自動で広告掲載します。
スポンサーブランド広告
引用:『スポンサーブランド広告 ブランドを高め、目標を達成』
スポンサープロダクト広告と異なり、ブランド全体をプロモーションすることができます。
引用:『Amazon』
例えばスマホケースを販売する場合、ユーザーによって使っている機種が違うため、スポンサープロダクト広告では、プロモーションすることが難しいです。
これに対して、スポンサーブランド広告はブランド全体を一緒くたにしてプロモーションできるため、広告から遷移した先でユーザーのスマホに合ったスマホケースを発見することができます。
以上のように、それぞれのユーザーに対し、マッチした商品を選択し提供する必要がある場合、スポンサーブランド広告を使用することでユーザーの取り逃しを避けることにつながります。
また、冒頭でも述べたように、最近では、スポンサーブランド動画広告と呼ばれるAmazon内に動画広告を配置するサービスも追加されました。
2020年10月から12月の調査では、静止画と比較し440%高いクリック率を記録しました。
引用:『Amazonが始めた「スポンサーブランド動画広告」とは? CVRとCTRは静止画広告を大きく上回ったアマゾンの新広告を解説』
そのため、スマホケースのブランドやPC周辺機器のブランドとしてなど、ブランド全体で購入を促したい方におすすめの訴求方法です。
スポンサーブランド広告の掲載方法
基本的にはスポンサープロダクト広告と同様ですが、プロモーションする商品が複数であるため、商品の組み合わせを選択する必要があります。
また表示する商品数が複数であるため、商品名などを詳細までを表示することができません。
何に関する広告なのかをユーザーに伝えるために、画像に対して「注目!iPhone13シリーズアクセサリー」と書かれているように見出しを設定する必要があります。
スポンサーディスプレイ広告
引用:『スポンサーディスプレイ広告 発見し、働きかけ、インスピレーションを与える』
スポンサーディスプレイ広告を一言で表現すると、セルフサービスの運用型ディスプレイ広告です。
Amazon内では、商品詳細ページやカスタマーレビュー、商品検索結果ページの横、さらにはおすすめ商品の下広告枠に表示されます。
加えて、スポンサーディスプレイ広告はAmazon内のみならず、Twitchを始めとしたAmazon外にも広告を配信できます。
上記したスポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告は検索に対応し表示されていたため、ユーザーが設定したキーワードなどを検索した場合に表示されました。
これに対し、スポンサーディスプレイ広告は表示場所が幅広く、ターゲティングする際にオーディエンスを使用できます。
そのため、リターゲティングをすることで1度カートに入れたユーザーや商品詳細ページに訪問したユーザーに対し広告掲載をすることができます。
また、年齢や地域を始めとしたユーザー属性を設定し広告配信を行うことで商品の購入を検討している顕在層はもちろんのこと、商品について知識がない潜在層に対してアプローチできます。
広告掲載先が豊富である点と、顕在層のみならず潜在層に対してもリーチできる点から、ユーザーが商品を発見するところからユーザーが商品を購入するところまでサポートでき、汎用性の高い広告であると言えます。
そのため、まだ十分に認知されていないプロダクトを広告したい方や、リターゲティングにより効率よく広告運用したい方におすすめの訴求方法です。
スポンサーディスプレイ広告の導入方法
スポンサープロダクト広告と基本的な導入方法は同じですが、広告配信をする際のキーワードを決めずに広告配信を行える点が異なります。
オーディエンスを設定することによる広告配信を行えるため、より柔軟な広告運用を行うことができます。
しかしながら、オートターゲティング機能などは存在していないため、戦略立てて広告運用をしなければならず、先の2つと比較し導入ハードルの高い施策です。
実際に広告を掲載した場合は、最初に設定したオーディエンスを始めとした設定が正しかったか否か、Amazon広告の管理画面から広告の見た目など広告設定を常に確認し、修正を繰り返す中で最良の広告を目指しましょう。
Amazon DSP
そもそもAmazon DSPのDSPとは、「Demand-Side Platform」の略称で、広告主のプラットフォームを指します。
上記した3つの広告は基本的にAmazonで販売している商品をプロモーションするための広告でしたが、Amazon DSPでは、Amazonで販売している商品はもちろんAmazonで販売していない商品のプロモーションをする場合でも使用することができます。
スピンサープロダクト広告であれば、広告をクリックした際の遷移先は商品詳細ページでしたが、Amazon DSPの遷移先は商品を紹介するためのランディングページ(LP)です。
広告の掲載方法はスポンサーディスプレイ広告と同じですが、Amazon外のリンクに遷移し、Amazon外の商品を紹介できます。
冒頭で述べた通り、Amazonはユーザー数が多い総合ECサイトです。
そのため多くのユーザーに対しリーチすることができます。
Amazon DSPではAmazonユーザーやユーザーの情報を活用し効率よく自社商品を紹介できる有用な施策です。
そのため、Amazonの総合ECサイトとトップのユーザーを自らのブランドや自らの会社自身のPRに活かしたい方におすすめの訴求方法です。
Amazon DSPの導入方法
LPを準備したうえで、Amazonに連絡することで導入することができます。
独自のLPを既に持っている場合であれば、リンクを挿入することで作成することも可能です。
また、持っていない場合は、Amazonのサービスであるeコマースディスプレイクリエイティブを使用することで作成するとも可能です。
参考:『eコマースディスプレイクリエイティブ』
関連記事:『WordPressで簡単!すぐできるLP(ランディングページ)入門!6種類のテーマ紹介』
Amazon動画広告
別名、ストリーミングTV広告と呼ばれるFire TVやtwitchといったストリーミングサービスを使用しているユーザーが再生ボタンをクリックした際に表示される動画型広告のことです。
世界のFire TVの月間アクティブユーザー数は5,000万人にも上り、多くのユーザーにリーチすることができます。
そのため、動画を使用したクリエイティブな広告配信により、商品やサービスについて詳しく認知を促したい方におすすめの訴求方法です。
関連記事:『【無料】動画に使えるイラスト素材サイト26選!会社紹介動画や広告に!』
Amazon動画広告の導入方法
Amazonに問い合わせをすることで導入することができます。
動画を用意しなければならないため、ハードルの高い施策ですが、動画でより詳しく柔軟に商品の情報を伝えられるため動画を用意できる方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
音声広告
Amazon Musicの広告付き無料サービスを使用しているユーザーにリーチできる広告です。
音楽と音楽の間に10秒から30秒の広告を挿入することで画面を見ていないユーザーに対してもリーチできます。
Amazon Musicの広告付き無料サービスはAmazonが開発したバーチャルアシスタントスマートスピーカーであるAlexaにデフォルトで追加されているコンテンツです。
Alexaのシェア率の拡大に応じて音声広告の効果も増大します。
引用:『いよいよ普及してきたスマートスピーカー、「音質」「機能」以上に重視されていたポイントは?【MMD研調べ】』
上のグラフはスマートスピーカーの利用率の比較です。
MMD研究所が行った20歳から69歳、555人に対するアンケートで、「最も利用しているスピーカーはなにか」と尋ねたところ、2位にGoogle Home入っているものの1位、3位、4位はAlexaが導入されているAmazonのスマートスピーカーがランクインしています。
引用:『いよいよ普及してきたスマートスピーカー、「音質」「機能」以上に重視されていたポイントは?【MMD研調べ】』
しかしながら、Alexaのシェア率が他と比較し高いとはいえ、スマートスピーカーの所持率は低く、同研究によると上の画像にあるようにスピーカー保有率は全体の20%程度でした。
まだまだスマートスピーカー市場が成長段階であるため、音声広告は本来の実力を発揮できていませんが、2019年の段階で、アメリカのAmazon Echoのシェア率は60%を超えています。
アメリカではスマートスピーカー市場は成熟しており、日本も同様に所持率が向上した場合、大きな効力を発揮する広告であることから、将来性は十分であり、早い段階で参入しノウハウを蓄積するといった選択肢も考えられます。
引用:『Amazon EchoとGoogle Home、シェアのトップはどっち?』
そのため、国内での市場が成熟しておらず、成長段階である音声広告に早くから参入しノウハウを蓄積したい方におすすめの訴求方法です 。
参考:『音声広告 ブランドを、さらに盛り上げる。』
関連記事:『ブランディングに効果的!音声広告とは?3つの特徴を紹介!』
音声広告の導入方法
Amazonの広告担当者に相談する必要があります。
動画広告と比較し、音声の用意だけで完結するため、準備へのハードルは低い施策です。
カスタム広告ソリューション
Amazonの説明ではカスタム広告ソリューションは以下のように説明されています。
Amazonのカスタム広告チームは、ブランドと協力して、マーケティングファネルのさまざまな段階で消費者とのエンゲージメントを深め、ブランドの認知度、検討、コンバージョンを高めるキャンペーンを作成します。
ストーリーテラーとイノベーターで構成されるグローバルチームは、戦略家、クリエーター、デザイン技術者、エンジニアなどが活躍し、広告主様の目標に合わせてカスタマイズされたソリューションを共同で構築します。
Amazonのカスタム広告チームと協力し、広告手法を構築する方法です。
カスタム広告ソリューションを使用した施策の1つにオンボックス広告があります。
引用:『ボックスがビルボードになる時: Amazonのオンボックス広告』
上の画像は、スーパーマリオの35周年を記念し作成された、配達用の箱であり、小さな看板として効果を発揮します。
カスタム広告チームは、この箱について、「配達の際に注目を集められる」や「荷物が届いた際にちょっとした感動をプラスできる」と述べており、上記したその他の6つでは実現できない広告手法を実現しています。
大規模な施策になるため、コストはかかってしまいますが、その他の広告では実現できないような広告効果を実現できます。
そのため、資金面で余裕があり、刷新的な広告を打ちたい方におすすめの訴求方法です。
参考:『カスタム広告ソリューション 思い浮かぶ場所すべてにブランドを掲載』
カスタム広告ソリューションの導入方法
Amazonに問い合わせをし、カスタム広告チームと協力しながら広告を掲載します。
企業だけでは実現できないような大きいことを成し遂げられるため、資金面で余裕がある方は1度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
Amazon広告は多くのユーザーにリーチできる有用な施策です。
広告の種類も豊富で、Amazonに商品を出品しているユーザーはもちろん、していないユーザーも総合ECサイト最多のユーザーとそのユーザーから得た膨大なデータを活かして、商品の販売促進に貢献します。
1度検討してみてはいかがでしょうか。
また、当記事を読んで少しでもWeb広告を難しいと感じたのであれば、広告代理店に相談してみるのも1つの手です。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。