YouTube動画を視聴中に「広告をスキップ」というメッセージを、一度は目にしたことがあると思います。
このような形式の広告は「インストリーム広告」と呼ばれています。
引用:『スキップ可能なインストリーム広告|Google広告ヘルプ』
インストリーム広告は、ブランドの認知拡大やコンバージョンを促進し、課金形式を選択できるなど様々なメリットがありますが、当然デメリットも存在します。
本記事ではインストリーム広告のメリットとデメリット、種類や出稿方法などを解説します。
インストリーム広告をうまく活用するためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:『インフィード動画広告でYouTubeチャンネル登録者数を増やす際の4つの注意点』
Contents
インストリーム広告とは
インストリーム広告とは、動画の再生前後、または途中で再生される動画広告です。
YouTube動画を閲覧している際に流れる広告がそれに該当します。
現在、YouTubeなどの動画広告市場は急速に拡大しています。
サイバーエージェントの「2023年国内動画広告の市場調査」によると、2023年の動画広告市場は昨年対比112%となる6,253億円に達しました。
引用:『2023年国内動画広告の市場調査を実施|株式会社サイバーエージェント』
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
インストリーム広告のメリット・デメリット
メリット①:費用対効果が高い
インストリーム広告は、目的に応じて入札単価を設定できます。
また、表示回数やユーザーが広告を最後まで視聴するか、広告クリック回数に応じて料金が発生します。
スキップ可能なインストリーム広告では、広告がスキップされれば課金されることはありません。
そのため興味のないユーザーは自主的に広告をスキップし、無駄な広告費を抑えることができます。
メリット②:認知拡大に有効
引用:『2023年のYouTube視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間3,800万人、ショート動画も前年度より加速|Think with Google』
2023年5月時点で18歳以上のYouTube国内月間利用者数が 7,120万人を超えました。
YouTubeの利用者というと若年層が中心と思われがちですが、総務省の調査では、40代の利用率89.0%、50代の85.3%、60代の66.2%がYouTubeを利用していることが明らかになっています。
幅広い年齢層のユーザーが利用していることがわかります。
スマホやタブレットなどのパーソナルデバイスだけではなく、自宅のリビングで家族やパートナーとYouTubeを視聴する機会も増えています。
参考:『令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要> 』
参考:『2023年のYouTube視聴はますます多様に —— テレビデバイスで月間3,800万人、ショート動画も前年度より加速|Think with Google』
関連記事:『YouTube動画を含めた市場規模はいくら?動画広告の4つのメリット』
メリット③:豊富なインタラクティブ機能
インストリーム広告は、行動を促すフレーズのボタン、商品フィード、サイトリンク表示オプションなどのインタラクティブ機能を広告に追加して、ユーザーのエンゲージメントをさらに高めることができます。
インタラクティブ機能は、商品の購入、アプリのインストール、Webサイトへのアクセスを促進するなどの具体的な広告目標に合わせてカスタマイズできます。
参考:『インタラクティブ動画広告について|Google広告ヘルプ』
デメリット①:動画広告の制作の難易度の高さ
インストリーム広告は、クリエイティブの質が広告効果を大きく左右します。
そのため、質の高いクリエイティブを制作しなければ、効果的な認知獲得や収益化につながりにくいとも言えます。
より制作過程が複雑で難易度の高い動画広告を制作する場合は、客観的な視点や専門技術を持っている代理店に依頼することも検討してみてください。
「販売促進用の動画が欲しい」「動画広告で自社のブランディングを向上したい」など、動画制作や運用のご要望がございましたら、お気軽に株式会社Unionへご相談ください。
関連記事:『YouTube漫画動画の作り方!大切な4ステップを解説!』
デメリット②:逆効果になる恐れ
ユーザーが見たい動画の前に強制的に広告を見せることになるため、ユーザーにとってマイナスの印象を持たれてしまう可能性があります。
株式会社ネオマーケティングが、動画広告についてどう思うかアンケート調査を行ったところ、「嫌い」「どちらかと言えば嫌い」と回答した人が64.2%でした。
また、動画広告の嫌いな点について聞いたところ「本編の動画を邪魔される点」と回答した人が81.9%と最も多い結果となりました。
「興味がない商品・サービスの広告が流れる点」、「何度も同じ広告が流れる点」、「広告自体面白くない点」と続くことから、ユーザーが興味のある内容で面白い動画広告であれば、嫌悪感は持たれにくいと考えられます。
インストリーム広告は、ある程度ターゲットが絞られており、ブランドの認知度を高めたい方におすすめです。
参考:『20歳~69歳の男女1000人に聞いた「動画広告の接し方に関する調査」|株式会社ネオマーケティングのプレスリリース』
関連記事:『 YouTube広告のABCDフレームワークとは? 5つの海外成功例で解説』
インストリーム広告3種類
YouTubeのインストリーム広告には、スキップ可否などが異なるいくつかの種類があります。
ここではそれぞれの特徴を解説します。
引用:『動画リーチキャンペーンについて|Google 広告 ヘルプ』
スキッパブル広告(スキップ可能)
引用:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
スキッパブル広告は、動画の前後または途中で再生される30秒以下の動画広告です。
再生開始から5秒経過するとスキップすることができます。
スキッパブル広告は、ユーザー自身が視聴をするか決めることができるので、ユーザーに与える不快感は小さいです。
しかし、興味が無いとスキップされてしまうので、見込顧客の獲得や購入促進など既に自社商品やサービスに興味を持っているユーザーに対して配信するといいでしょう。
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
ノンスキッパブル広告(スキップ不可)
ノンスキッパブル広告は、動画の前後または途中に再生される15 秒以下の動画広告です。
この広告はスキップすることはできません。
スキップすることができないため最後まで広告を視聴してもらえますが、ユーザーにとって興味がないコンテンツだった場合、不快感を与えるリスクもあります。
ブランド認知やリーチなどまずは自社商品やサービスについて知ってもらいたい場合に利用されます。
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
関連記事:『YouTube広告の費用対効果を高める5つのポイントと事例をご紹介』
バンパー広告
引用:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
バンパー広告は、動画の再生前後または途中に再生される6秒以下の動画広告です。
この広告はスキップすることはできません。
6秒以下という短い尺のため、ユーザーのストレスを軽減することができます。
短くて覚えやすいメッセージで幅広い視聴者へのリーチを目的に利用するといいでしょう。
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
YouTubeのインストリーム広告種類:一覧
インストリーム広告の種類を以下にまとめました。
種類 | 内容 |
スキッパブル広告 | 30秒以下の動画広告で開始5秒後スキップ可能 |
ノンスキッパブル広告 | 15 秒以下の動画広告でスキップ不可 |
バンパー広告 | 6秒以下の動画広告でスキップ不可 |
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
インストリーム広告の配信設定
YouTubeのインストリーム広告では、広告の配信タイミングを設定することが可能です。
プレロール、ミッドロール、ポストロールの3種類があります。
プレロール広告
プレロール広告は、動画の再生前に流れる動画広告です。
プレロール広告は、スキップされても最低5秒間はユーザーに広告を視聴してもらうことができます。
そのため、ブランドの認知度を上げるためには効果的であると言えます。
参考:『YouTubeの広告フォーマット』
関連記事:『YouTube広告&チャンネル運営の用語46選!基本を解説』
ミッドロール広告
ミッドロール広告は、動画の再生途中に流れる動画広告です。
端的に言えばテレビ番組のCMのようなもので、長尺の動画の場合は一定間隔を置いて複数設置されることもあります。
参考:『YouTubeの広告フォーマット』
ポストロール広告
ポストロール広告は、動画の再生終了後に流れる動画広告です。
動画視聴後に表示されるため、ユーザーの離脱率が高くなってしまう特徴があります。
本編との関連性を持たせたり、インパクトのある広告を制作するといった工夫が必要になってきます。
参考:『YouTubeの広告フォーマット』
参考:『動画広告申込情報で特定の位置をターゲットに設定する|Googleアドマネージャーヘルプ』
インストリーム広告設定:一覧
インストリーム広告の設定を以下にまとめました。
種類 | 内容 |
プレロール広告 | 動画の再生前に流れる動画広告 |
ミッドロール広告 | 動画の再生途中に流れる動画広告 |
ポストロール広告 | 動画の再生終了後に流れる動画広告 |
関連記事:『【すぐわかる】YouTube広告のターゲティング2種類と使い方を解説!』
インストリーム広告の費用
インストリーム広告は、以下の通りスキップ可否の違いで課金方式が変わります。
種類 | 課金方式 | |
スキッパブル広告 (スキップ可能) | CPV | 動画広告を最後まで視聴するか、広告をクリックすると料金発生。 |
ノンスキッパブル広告 (スキップ不可) | CPM | 動画広告が表示されると料金発生。 |
スキッパブル広告は、CPV(Cost Per View)という課金方式です。
CPVでは、ユーザーが動画広告を30秒間(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、広告をクリックした場合に料金が発生します。
ノンスキッパブル広告は、CPM(Cost Per Mile)という課金方式です。CPMでは、 動画広告の表示回数に基づいて料金が発生します。
参考:『動画広告フォーマットの概要|Google広告ヘルプ』
動画制作費については以下の記事をご覧ください。
関連記事:『【2024年版】動画制作費用の相場を徹底調査!費用の内訳まで解説』
YouTubeインストリーム広告の出稿方法
YouTubeのインストリーム広告の出稿手順は以下の通りです。
①キャンペーンの作成
まずはGoogle広告にログインし、左のメニューの中から「キャンペーン」を選択して「+」ボタンをクリックします。
プルダウンメニューから「新しいキャンペーンを作成」を選択します。
② 目標の選択
Google広告アカウントにて、達成したい目標を選択します。
③ キャンペーンタイプの選択
インストリーム広告の場合「動画」を選択します。
④キャンペーンタイプの詳細設定
キャンペーンタイプのサブタイプとスキップ可否を選択します。
実際に配信したい内容に合わせて設定しましょう。
⑤予算や配信地域の設定
予算と日程、配信地域など細かく設定します。
⑥配信ターゲットと入札単価を設定
広告を配信するターゲットと入札単価を設定します。
⑥ 配信動画を設定
最後に広告として配信する動画を設定します。
これでインストリーム広告の設定は完了です。
広告審査を通過すると、YouTube上でインストリーム広告が配信されます。
審査には数日かかるのでスケジュールに余裕をもって設定しましょう。
参考:『動画キャンペーンの作成|Google広告ヘルプ』
関連記事:『YouTube内にディスプレイ広告を出すための8ステップを解説!』
出稿時の注意点
インストリーム広告に使用できる動画のサイズや再生時間はインストリーム広告の種類によって異なります。
詳細は、以下をご覧ください。
参考:『動画広告フォーマットの概要 – YouTube ヘルプ』
動画制作の流れ
広告のコンセプト・メッセージを決める
広告の種類を問わずクリエイティブ作成で重要となるのは、その広告で何を伝えたいかです。
動画の視聴者にどのようなことを伝え、感じてもらいたいかを明確にしましょう。
動画広告で伝えたい内容は通常以下の2種類に分けられます。
- ビジネスやブランドの紹介
- 商品やサービスの紹介
視聴者に内容を伝えやすくシンプルな構成にするため、これらはいずれか一方に限定するのがおすすめです。
関連記事:『動画広告3つの効果!動画広告の制作方法や成功事例まで解説!』
ターゲット(ペルソナ)を明確にする
次に、ターゲットを明確にしましょう。
年齢、性別、地域などユーザーの属性によって興味関心は変わってきます。
初めて動画広告を作成する方は、ターゲットを明確にするために「ペルソナ」を作成しましょう。
ペルソナとは、一言でいうと「理想的な顧客像」のことです。
ペルソナを作成することで、自社の商品やサービスを利用してほしいお客様は誰なのか、どんな悩みを持ち、何を求めているのかを知ることができます。
ペルソナについては以下の記事をご覧ください。
関連記事:『ペルソナがなぜ重要なのか?LPの効果を高める作り方とポイント3選!』
動画内容の構成と脚本をつくる
広告のコンセプトとターゲットが決定したら、具体的にどのような構成で内容を伝えるか考えましょう。
その際には以下の点を考慮します。
- 伝えたいメッセージとタイミング
- 動画の出演者
- 撮影したいシーン
- 小道具
思いついたアイデアは文章やイラストで控えておくと良いでしょう。
内容を確実に視聴者へと伝えるためには脚本を作成するのがおすすめです。
伝えたい内容が盛り込まれているか、内容が明確かといった点を確認しながら作成していきましょう。
キャストを集める
作成した構成や脚本の内容に応じて適したキャストを決めましょう。
企業の代表者自身が出演するのも良いですし、商品やサービスの紹介であれば、多くの視聴者が親しみを覚えるような人物を選ぶのが良いでしょう。
キャストには広告で伝えたい内容をしっかり伝え、それらを明確に者視聴者に伝えられる人物を選択しましょう。
また、YouTube動画クリエイター(ユーチューバー)といったインフルエンサーをキャストとして器用することで広告効果をさらに高めることが見込めます。
弊社のHPにも俳優を起用した動画広告が掲載されています。
ぜひ参考にしてください。
インストリーム広告制作のコツ
インストリーム広告を作っても、数秒でスキップされてしまうと、ユーザーに届けたいメッセージを十分に伝えられません。
株式会社ネオマーケティングの調査によると、ユーザーの96%が広告をスキップする傾向にあると報告されています。
そのうちの多くが、動画の冒頭で続けて視聴するかを決めています。
そのため、ユーザーが動画の視聴を判断する最初の数秒を魅力的に作り込む必要があります。
例えば、伝えたいメッセージを先に出したり、ターゲット層を明確に設定するなどです。
これらを意識することで、ターゲット層に届けたいメッセージが届き、スキップされにくい広告が作成できます。
参考:『20歳~69歳の男女1000人に聞いた「動画広告の接し方に関する調査」
最初の数秒にこだわる
動画広告は、最初の数秒で視聴者の興味を引くことが重要です。
ターゲットが興味関心を持っている内容やインパクトのある訴求を行ないましょう。
例えば、「全品50%オフ!」「2日間限定!」など、数字を使ったメッセージは印象に残りやすいため、積極的に使いましょう。
他にもインパクトのあるベネフィットがあれば、最初に出すのがおすすめです。
ターゲットを明確にする
誰に動画広告を視聴してほしいかを明確にしましょう。
例えば、20代で美容に興味がある人と、40代のビジネスパーソンでは、最適な内容が異なります。
誰にどんな行動を起こしてもらうために動画広告を配信するのか、具体的に設定しましょう。
関連記事:『YouTube広告&チャンネル運営の用語46選!基本を解説』
KPIを設計する
動画広告の運用で重要なのがKPI(Key Performance Indicator)です。
動画広告を出稿することでどういった効果を得たいのかを明確にする必要があります。
たとえば、顧客の獲得が目的の場合には、クリック率やコンバージョン率、CPAをKPIに設定します。
他方、ブランディングや顧客の獲得が目的の場合には、動画広告再生回数やリーチ数、視聴完了率やコメントの割合などのエンゲージメント率をKPIに設定しましょう。
効果検証を行う
動画広告の配信後は、効果検証を行ないます。
パターンの異なる複数のクリエイティブの中で、効果的だったものを分析し、成果要因を見つけましょう。
以下では、YouTube広告で計測できる指標をいくつかご紹介します。
- 視聴回数:動画広告をユーザーが視聴した回数
- ユニーク視聴者数:一定期間内で動画広告を視聴した人数
- 視聴率:動画広告の視聴回数またはエンゲージメント数を、広告の表示回数(動画とサムネイルのインプレッション数)で割った数値
- クリック率:インプレッション(動画広告の表示回数)に対して、動画広告がクリックされた割合を表します
- コンバージョン数:広告に接触したユーザーが対象のWebサイトでコンバージョン(商品購入、資料請求など)した数を表します。
- 動画視聴後のチャンネル登録数:広告動画視聴後に自社のYouTubeチャンネルに登録したユーザー数を表します。
関連記事:『YouTubeアナリティクスで動画を分析するときに注目したい5つの指標』
インストリーム広告の事例
アウディ
引用:『アウディジャパン』
自動車メーカー「アウディ」では、YouTubeのインストリーム広告で高級車をプロモーションする際「5秒でスキップされる」ことによって広告動画がユーザーに届かない可能性を懸念していました。
当時プロモーションに打ち出す予定だった新型8Rは、高性能を搭載した高級スポーツカーではありましたが、そのわりには少ない広告予算内で費用対効果の高い広告を打ち出す必要がありました。
そこでアウディは、インストリーム広告がスキップされるまでの「5秒間」を逆手に取り、5秒で完結する広告動画を制作しました。
構成としては、わずか3.5秒で時速100kmにまで加速する走行映像を冒頭で表現し、視聴者を惹きつけたのです。
インストリーム広告のスキップ機能を見込んだ施策の結果、視聴率100%を達成することに成功しました。
参考:『動画広告の事例8選から学ぶ、成果を挙げるために実施すべき3つのポイント』
参考:『「5秒しばり」を逆手に取ったYouTube動画広告 〜アウディとオペル 2つの成功事例』
Whisper India社(P&G)
引用:『Whisper India.』
インドの生理用品を扱うメーカー「Whisper India社」では、昔からインドで根付いていた古い慣習の中に生理中の女性に対する差別や偏見があることを問題視していました。
この固定概念を払拭すべく、当時インドで浸透していた「ピクルスの壺に生理中の女性が触れるとピクルスが腐る」という迷信に対して「TOUCH THE PICKLE(ピクルスに触ろう)」というキャンペーン動画を制作しました。
このキャンペーン動画は大多数の女性の共感を呼び、最終的には290万人もの女性が賛同したことで国内の女性軽視における議論のきっかけになりました。
結果として、当時21%まで低迷していたWhisper India社のブランド支持率が91%まで上昇し、ブランディングにおいても大きな成果を収めました。
参考:『動画広告の事例8選から学ぶ、成果を挙げるために実施すべき3つのポイント』
Tuft & Needle
引用:『Tuft & Needle』
アメリカの寝具ブランドメーカー「Tuft & Needle」では、「誰にとっても快適なマットレス」というコンセプトのもとマットレスの購入促進するためにYouTube広告を活用しました。
マットレスは見た目だけでは機能や品質の区別がつきにくい製品であることから、他社商品との違いを明確にしたうえで自社商品をアピールできるかが課題でした。
他社商品との差別化戦略として、Tuft & Needleでは「プールで空気マットに浮かんでくつろぐ男性」と「ベッドでくつろぐ男性」をシンクロさせた動画を制作することで自社商品のマットレスの快適さをアピールしました。
また、ターゲティングとしては自社サイトにアクセスするユーザーや「最高のマットレス」などのキーワードで検索するユーザーに動画広告が配信されるように設定することで興味関心度の高いユーザーへのアプローチを重視しました。
その結果、5年間で約100億円もの売り上げを達成し、利用者は100万人を突破しています。
参考:『動画広告の事例8選から学ぶ、成果を挙げるために実施すべき3つのポイント』
参考:『YouTube の成功事例|YouTube Advertising』
まとめ
この記事を読んで、YouTubeインストリーム広告の制作や出稿が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
弊社では成果にこだわる広告動画制作というサービスを展開しております。
TikTok広告やYoutube広告などのSNS動画広告の運用経験を豊富に蓄積している他、Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されています。
蓄積されたノウハウから短時間で課題を解決に導きます。
また、薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。
お客様のあらゆるニーズに対し 分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。