Facebookは全世界で30億人を超えるユーザーが利用しており、ユーザー数はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の中で世界最大規模を誇ります。
画像引用:『令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書』
日本国内のアクティブユーザー数は2,600万人を超え、利用率は29.9%となっています。
特に30~40代のユーザー利用率が高いことや実名登録制であることからも、Facebook広告をビジネス活用している企業も多いのではないでしょうか。
また、Facebookでは実名以外にも年齢や地域・勤め先など様々な情報の入力が求められるため、それらの正確なプロフィール情報に基づいて広告が配信できます。
さらに、実際にFacebook広告を利用することでFacebookをはじめ、InstagramやMessenger、Audience Networkといった4つの掲載先への広告配信ができます。
一度に多くの人にアピールできるだけでなく、高いターゲティング精度を生かして見込みのあるユーザーにより効果的にアプローチできるFacebook広告ですが、Facebook広告の出稿にはどのくらいの費用がかかるのか気になっている方も多いと思います。
この記事では、Facebook広告にかかる費用相場や課金方式の種類、料金のシミュレーション方法などをまとめて解説します。
Facebook広告の運用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
関連記事:『リスティング広告とFacebook広告の違いとは?特徴とポイント3選!』
関連記事:『5大SNS広告運用入門!適したターゲットや特徴を解説!』
参考:『【2023年9月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ』
Contents
Facebook広告の特徴
Facebook広告の費用について説明する前に、まずはFacebook広告についておさらいしましょう。
Facebook広告には大きく分けて以下の2つの特徴があります。
- ターゲティングの精度が高い
- 広告に適した配信先が選べる
冒頭で説明したように、Facebookは実名登録制で、基本的なプロフィール情報(年齢、性別、住んでいる地域など)はもちろんのこと、勤務先、趣味までを登録することができるため、ユーザーの情報に合わせた的確なターゲティングが可能になります。
またFacebook広告では、広告主の目的に応じてFacebookのほかにInstagram、Messenger、Audience Networkの3つの配信先が用意されています。
さらに、配信先だけでなく広告フォーマットも充実しており、広告主の商品やサービスの魅力をより効果的に伝えられるよう、様々な広告フォーマットによる配信も可能です。
現在Facebook広告で利用できるフォーマットは以下の4種類です。
- 写真広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
ユーザーの興味関心を横断的に収集することができるため、ターゲティング精度が高い広告をさまざまなフォーマットで掲載することができます。
関連記事:『Instagram広告とFacebook広告の違いと特徴!成果を出す4つのポイント』
Facebook広告にかかる費用の相場
ここからは、Facebook広告で実際にかかる費用相場についてご紹介します。
Facebook広告の費用相場は、自社で運用するのか、代理店に運用代行を依頼するのかによって大きく変わってきます。
ここでは、自社運用した場合と運用代行に依頼した場合の相場を解説していきます。
自社で運用する場合
Facebook広告を自社で運用する場合、一般的に月10~30万円ほどの費用が平均相場です。
しかし、広告出稿の目的や商材のジャンル、競合性などによっても費用は変動するため、あくまで目安として参考にしましょう。
初めてFacebook広告を出稿する際は、まずは少額(月3万円程度)から予算消化をしていき、効果を見ながら徐々に増やすなどして自社に最適な予算を見つけるのがおすすめです。
参考:『Facebook広告の費用相場はどのくらい?課金方法や予算設定について解説』
運用代行に依頼する場合
Facebook広告を運用代行に依頼する際の費用は、月5~50万円が平均的な相場です。
ただし、どの程度の運用工数を依頼するかによって費用は大きく変動します。
Facebook広告運用において、代理店に依頼できる業務には以下のような内容があります。
- 広告のテキスト作成~出稿まで
- 広告バナーやクリエイティブ制作~修正まで
- セグメントやターゲティングの調整
- 予算の調整
- 分析レポートの作成および提出まで
これらの運用業務のうち、出稿するコンテンツやクリエイティブ制作など部分的に依頼する場合は5万円程度から可能ですが、そのほかにもフォロワー増加施策や分析業務など、Facebook広告の運用を全面的に任せる場合は50万円ほど見積もっておいたほうがいいでしょう。
また、運用代行会社によっても料金システムは多少異なりますが、一般的なSNS広告の運用代行手数料の相場は広告費の20%(月額)となっています。
なお、初月に関しては別途初期費用(5万円程度)が発生する代理店もあります。
そのため、運用代行に依頼する際は「広告費+手数料+初期費用」で見積もっておくと安心です。
参考:『Facebook運用代行おすすめ7選!料金相場と選び方も紹介』
参考:『広告運用代行サービスの費用相場は?選び方や注意点について』
Facebook広告の最低予算について
Facebook広告の出稿では、基本的に予算は自由に決めることができますが、最低出稿金額である1日150円以上を満たす必要があります。
広告セットの予算を使用していて、インプレッションに対して課金されている場合は一般的に、少なくとも$1を1日の予算として割り当てる
これは後述するインプレッション課金(CPM)の場合のみ該当する基準ですが、Facebook広告の公式サイトでは1日あたり米ドルで$1以上の予算を割り当てなければならないと記載されています。
2023年9月時点の為替レートから、$1は日本円にして約150円に当たるので、最低でも1日あたりこれ以上の予算がかかるということを頭に入れていきましょう。
Facebook広告の課金方式
Facebook広告の課金方法は、インプレッション課金(CPM)とクリック課金(CPC)の2種類があります。
- インプレッション課金(CPM):1,000回表示ごとに費用が発生
- クリック課金(CPC):1クリックごとに費用が発生
それぞれの詳しくご紹介します。
インプレッション課金(CPM)
CPM(Cost per Mile)は、広告がユーザーの画面に1,000回表示された回数(インプレッション数)ごとにかかる費用のことを指します。
たとえ広告がクリックされていなくても表示される度に費用が発生するため、”表示された”回数に重きを置いた広告の場合に有効と言える課金方式です。
例えば、CPMが100円で5,000回表示されると、広告費は500円となります。
広告費が一定であるため、クリック率を上げることにより最終的な効果の向上を図ることができる点が特徴です。
また、CPM課金は表示回数に応じて課金される仕組みであるため、ユーザーのクリック率が高いほどクリック単価が安くなります。
一方で、CPM課金ではユーザーに広告がクリックされなくても費用が発生してしまいます。
広告への関心度が高くないユーザーに表示された場合でもコストがかかってしまうため、広告費が無駄になる可能性もあります。
参考:『CPM(インプレッション単価)|Metaビジネスヘルプセンター』
クリック課金(CPC)
CPC(Cost Per Click)は、配信した広告のリンクを1回クリックされるごとにかかる費用のことを指します。
いくら広告が表示されてもクリックされない限り費用が発生しない成果報酬型の課金方式です。
ユーザーがリアクションを起こした際に費用が発生するため、無駄なコストを抑えることができます。
また、配信した広告がターゲット層にどれだけ興味を持たれたかどうか、広告運用の分析をしやすいのも特徴のひとつです。
一方で、CPCでは入札の単価を低く設定してしまうと全く配信されないというリスクがあります。
そのため、ある程度の相場を理解した上で入札単価を設定し、その後の配信状況を確認しながら適切な単価を導き出す必要があります。
参考:『CPC (リンククリックの単価)|Metaビジネスヘルプセンター』
特徴 | 算出方法 | |
インプレッション課金(CPM) | 広告が1,000回表示されるごとに費用が発生 | 消化金額÷インプレッション数×1000 |
クリック課金(CPC) | 広告が1回クリックされるごとに費用が発生 | 消化金額÷クリック数 |
関連記事:『Facebook広告の費用対効果は高い?クリックコストを下げる3つの方法』
Facebook広告の業界別クリック率
Facebook広告の費用相場を把握するために、Facebook広告のクリック率(CTR)について把握しておきましょう。
前述したCPC(クリック課金)の場合だと、自社で扱う商品を含むカテゴリーがどの程度のクリック率なのかを確認しておくことで費用の大まかな目安値が分かります。
Facebook広告の業界ごとのクリック率は、以下の表を参考にしてみてください。
カテゴリー | 平均CTR |
アパレル | 1.24% |
自動車 | 0.8% |
BtoB | 0.78% |
美容 | 1.16% |
消費者サービス | 0.62% |
教育 | 0.73% |
雇用 | 0.47% |
金融・保険 | 0.56% |
フィットネス | 1.01% |
リフォーム | 0.70% |
ヘルスケア | 0.83% |
産業 | 0.71% |
法律 | 1.61% |
不動産 | 0.99% |
小売業 | 1.59% |
テクノロジー | 1.04% |
旅行サービス | 0.90% |
参考:『Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]|WordStream』
Facebook広告の最適な費用相場を把握するには
ここまでは、Facebook広告を自社運用する場合と運用代行に依頼する場合の費用相場について解説しました。
ここからは、その中でも自社で運用を始める際に最適な広告相場を把握する方法をご紹介していきます。
Facebook広告費をシミュレーションしてみる
Facebook広告を利用するにあたってある程度の広告費を予測したい場合は、シミュレーション機能を活用するのがおすすめです。
広告マネージャー(管理画面)でどのようなターゲットにどのくらいの期間で広告を配信するのかを設定すると、そのために必要な費用のシミュレーションが表示されます。
シュミレーションは以下の手順でできます。
➀キャンペーンを作成する
Facebook広告マネージャーを開き、「+作成」をクリックしてキャンペーンを作成します。
➁キャンペーンの目的を選択する
キャンペーンの目的を選択します。
③キャンペーンの詳細設定をする
キャンペーン名、カテゴリー、A/Bテストなどの設定を行います。
④広告セットを設定する
広告セット名、コンバージョン、予算、配信スケジュール、オーディエンス設定を行います。
特にコンバージョンや予算、配信スケジュールによって右に表示されるシュミレーション結果が大きく変わり、ここでどの程度のリーチやコンバージョンが獲得できるかの予測値を知ることができます。
もしリーチやコンバージョン数が少ないと感じた場合は、1日の予算上限を変更したり、オーディエンス設定や配信期間を変更すると、シミュレーション結果が変わります。
なお、予算設定には「通算予算」と「1日の予算」の2種類あります。
通算予算
特定の期間で利用する予算額のことです。
通算予算を設定する場合には、開始日時と終了日を必ず設定する必要があります。
予算は広告セットで設定した指標を最適化するように自動配分されるため、日によって消費金額が変動するという特徴があります。
参考:『Facebookビジネスヘルプセンター 通算予算について』
1日の予算
1週間の中で1日当たりに利用する平均予算です。
開始日時の設定は必須ですが、終了日は設定しなくても配信可能です。
1日の予算は、見込まれる成果に応じて最大25%超過して配信される可能性があります。
1日当たりの予算に超過があった場合も、1週間単位で見ると、1日の予算×7以上の金額が利用されることはありません。
参考:『Facebookビジネスヘルプセンター 1日の予算について』
このようにFacebook広告では、広告出稿前に設定した内容によるシミュレーションが表示されるので、目標と照らし合わせながら予算目安を確認することができます。
広告費のシミュレーションを行うことで、Facebook広告運用による効果や広告費の目安を効率的に知ることができます。
あくまで目安ではありますが、事前にシミュレーションしてみて、思っていたよりも効果が得られない場合は、出稿を検討し直したり、ターゲティングを考え直すきっかけにもなります。
関連記事:『Facebook広告の基本!ターゲティング活用ガイド5選』
広告代理店に相談する
自社に最適なFacebook広告の費用相場が知りたいときは、広告代理店に相談するのも有効です。
SNS広告の運用代行に豊富な実績がある代理店であれば、これまでの経験値や運用ノウハウに基づいて正確な広告費を算出してくれます。
また、SNS広告は配信面やフォーマットなど機能面でのアップデートが頻繁に行われる傾向が高いため、最新の情報を常に収集しておく必要があります。
広告運用における最新の情報や知識を入手できるという点でも、シュミレーションだけでは不安な方は一度広告代理店へ相談してみるのがいいでしょう。
関連記事:『Facebook広告運用代行に強い10社の広告代理店を徹底比較』
Facebook広告の予算設定の種類
Facebookの広告アカウントには「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3つの階層があり、それぞれの階層において広告の上限予算を設定することができます。
各階層ごとに上限予算を設定しておくことで広告配信や予算管理が効率化し、広告効果を高めることができます。
ここでは、階層ごとに設定できる予算の種類についてご紹介します。
キャンペーン予算
キャンペーン予算では、キャンペーン単位での上限予算を設定できます。
キャンペーン予算を設定することで決められた範囲内で予算が消化され、予算の上限に達した時点でキャンペーン、広告セット、および広告の配信が停止します。
広告アカウント内でキャンペーンを複数使用している場合におすすめです。
広告セット予算
広告セット予算では、広告セット単位でさらに細かく上限予算を設定できます。
複数の広告セットを設定している場合や、特定の広告セットの配信を個別で管理したい場合などにおすすめです。
入札単価
入札単価は、Facebook広告の入札機能を活用することで設定できます。
効果や目的に応じて入札価格の上限を手動で設定することも可能ですが、予算を自動で最適化することも可能です。
なお、Facebook広告の入札戦略については次の章で解説しています。
参考:『予算について|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『Facebook広告費用の相場はいくら?料金の仕組みや目安を解説【2023年最新版】』
Facebook広告の費用対効果を上げる4つのポイント
ここからは、Facebook広告で費用対効果を上げるためのポイントをいくつかご紹介します。
広告費の無駄を抑え、コストパフォーマンスの高い広告を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。
ターゲティングを調整
まずは、ターゲティングの設定を見直してみましょう。
広告のターゲットとなるユーザーに対して広告が配信できていなければ、効果は期待できません。
Facebook広告を含む「Web広告」と紙媒体の「アナログ広告」との最大の違いは、ターゲティング機能があるかどうかといっても過言ではありません。
Web広告の強みでもあるターゲティング機能を最大限有効活用することで、広告文や訴求がよりユーザーに届きやすくなり、コンバージョンへのアクションを促すことができます。
自社のターゲットに合わせて最適なターゲティング設定を見つけるためには、いくつかのターゲティングへ配信を行って効果測定を実施するのが効果的です。
効果測定方法として、Facebook広告にはA/Bテスト機能があります。
A/Bテストとは、部分的に変更した広告を実験的にテストすることで、どのパターンが最も成果が高いかを判断する施策のことです。
A/Bテストを活用して複数のターゲティングを設定することで、どちらが効果的かを分析することができます。
参考:『A/Bテストの結果を表示し、理解する|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『WEB広告の効果が高いのはターゲティングができるから』
類似オーディエンスを利用する
類似オーディエンスの利用も、Facebook広告の費用対効果を高めるのに効果的です。
類似オーディエンスとは、年齢や性別、職業、地域といった要素がコンバージョンに至った既存顧客と似ている属性のユーザーに広告を配信する方法です。
例えば、Facebook広告からコンバージョンに至ったユーザーで類似オーディエンスを作成した場合、そのユーザーの年齢や性別、興味関心といった情報に基づいて、これらの属性と似たタイプのユーザーに広告配信ができる仕組みです。
この機能によって、見込みの高い新規ユーザーに的を得たアプローチが可能になり、広告効果の向上が期待できます。
参考:『類似オーディエンスについて』
参考:『Facebook 広告の類似オーディエンスとは?成功事例を交えてご紹介!』
クリエイティブを改善する
広告のクリック率が低いという場合には、広告が魅力的でない可能性があります。
そのため、以下の改善が必要になります。
- 広告文の改善
- クリエイティブの改善
この2つはクリック率だけでなく、コンバージョンにも大きく影響します。
広告文は、いかにユーザーの悩みやインサイトを突き、ユーザー視点のメリットを感じさせる訴求ができるかがポイントです。
またクリエイティブも同様ですが、見た目でインパクトのあるものや、ユーザーの視認性を意識して見やすさを一番に考えることが大切です。
よりインパクトが欲しい場合は、画像だけでなく動画を使うのもおすすめです。
広告文やクリエイティブの改善についても、ターゲティングと同じくA/Bテストを活用できます。
複数のクリエイティブと広告文を用意して、どれが効果的かを定期的に検証することで費用対効果が高いパターンが見えてきます。
参考:『A/Bテストの結果を表示し、理解する』
自動入札を活用する
Facebook広告の運用に慣れていない方は、自動入札を活用することをおすすめします。
Facebook広告では、ユーザーにどの広告を表示させるかを決める際に毎回オークションが行われ、総合的な価値が高い広告が表示されるような仕組みになっています。
ここでのオークションとは、ユーザーに対してどの広告を表示するかを決定することです。
Facebook広告のオークションにおける入札方法には、以下の3種類があります。
- 消化金額に基づく入札
- 目標に基づく入札
- 手動入札
このうち、「消化金額に基づく入札」と「目標に基づく入札」が自動入札に当たります。
自動入札は、指定した入札戦略に基づいて自動で最適な入札価格に調整することができる機能です。
予算内で最大限の効果を得るために自動で入札価格が最適化されるため、手間を抑えつつ効率的な入札価格の調整が実現します。
一方で手動入札を行う場合は、ユーザーの反応に応じて柔軟な価格調整が可能ですが、入札価格上限を自身で計算して設定する必要があるため、Facebook広告を含む広告運用に関して十分な知識と理解が必要になってきます。
そのため、費用対効果を上げたい場合は自動入札で設定するのが良いでしょう。
参考:『入札戦略について|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『Facebook広告に入札戦略は自動?手動での設定はできる?』
参考:『Facebook広告の仕組みを配信~オークション~料金まで解説』
参考:『Facebook広告の費用対効果を詳しく解説!他媒体との比較や検証方法、改善のヒントなど幅広く紹介』
Facebook広告の支払い方法
最後にFacebook広告費用の支払い方法についてご紹介します。
Facebook広告の決済方法として、自動決済と手動決済があります。
詳細な支払い方法は国によって異なりますが、現在日本では以下の支払い方法が利用できます。
・American Express
・JCB
・Mastercard
・Visa
■PayPal
■PayPay
参考:『Facebook広告で利用できる支払い方法|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『手動決済について|Metaビジネスヘルプセンター』
Facebook広告の請求日
Facebook広告の費用が請求されるタイミングについては、自動決済か手動決済かによって異なります。
決済方法 | 利用可能な支払い方法 | 支払いのタイミング |
自動決済 | クレジットカード/デビットカード | 毎月特定の請求日に自動で精算される |
Paypal | ||
手動決済 | PayPay | 広告掲載時に、事前に追加しておいたアカウント残高から費用が引かれる 最大で1日一回まで |
なお、次のような場合は広告費は請求されません。
- 請求日の時点で、未払いの広告料金がない場合
- 広告料金が$1.00USDに満たない場合
- 事前の広告審査で承認されなかった場合
また、クレジットカードの残高不足や認証時のトラブルなどによって支払いが上手くいかなかった場合は、支払いが完了するまで広告の掲載および広告アカウントが停止されてしまいます。
支払いに使用するクレジットカードや決済アカウントには残高が十分にあることをあらかじめ確認しておきましょう。
参考:『Metaの広告料金の請求のしくみ|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『プリペイド残高を使用する広告で利用できる支払い方法|Metaビジネスヘルプセンター』
参考:『Metaで支払いに失敗したために広告アカウントが停止された場合のトラブルシューティング|Metaビジネスヘルプセンター』
まとめ
今回は、Facebook広告の費用相場についてご紹介しました。
Facebook広告はユーザー数が多く、ターゲティング精度も高いため、運用の仕方次第では低コストで大きな成果を出すことが可能になります。
この機会にぜひFacebook広告の出稿をご検討ください。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。