Googleの検索エンジンでは、Knowクエリに対するアンサーとして、検索結果のページ上部にテキストや画像などが表示される場合があります。
検索結果に表示される簡潔な回答を「強調スニペット」といいます。
今回は、強調スニペットの仕組みや表示形式について解説します。
自社のWebページを強調スニペットに表示させるためのコツについてもご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。
なお、以下ではGoogleが掲げるSEOのガイドラインについてご紹介しています。
当記事とあわせて読むことで、より理解を深められるでしょう。
関連記事:『SEOはガイドラインに沿って運用!Googleの5つの公式見解』
強調スニペットとは?
まずは、強調スニペットがどういったものなのか、どのような条件で表示されるのかについてご説明します。
ユーザーの質問クエリに対する回答
引用:『Google』
Googleでは、ユーザーが「〇〇とは」などの質問クエリで検索を行った際、検索結果の上部に回答が表示される場合があります。
これを強調スニペットと呼びます。
たとえば上の画像は、「リスティング広告」と検索した際に現れる強調スニペットです。
簡潔な回答が出るだけでなく、要点となる部分が青いラインで示されています。
検索ページでは、強調スニペットの下にそのほかの検索結果が並びます。
強調スニペットはWeb検索結果から生成されるのが特徴で、Googleが「ユーザーの求める情報が見つけやすくなる」と判断した場合に表示されます。
スニペット(snippet)には「抜粋」や「切り抜き」という意味があり、名前の通り特定のページの一部(ユーザーの質問への回答となる部分)を抜粋しているのが特徴です。
そのページが特定の検索キーワードに対応する強調スニペットに適しているかどうかは、Googleの自動システムによって判定します。
なお強調スニペットは通常は1つですが、検索キーワードによっては複数表示の場合もあります。
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み』
関連記事:『【初心者向け】SERPとは?代表的な9種類や分析方法を紹介!』
ナレッジパネルとの違い
引用:『Google』
ナレッジパネルは、Google検索の機能の一つです。
ユーザーが特定の事柄(人物や場所、組織、ものごとなど)を検索した際に、関連する情報がボックスとして表示されるのが特徴です。
上の画像は「リスティング広告」と検索した際に表示されるナレッジパネルです。
検索された事柄について、端的な説明が記載されています。
ナレッジパネルに表示される情報は、Googleの巨大なデータベースであるナレッジグラフから取得されます。
パートナーサイトをはじめとするWebコンテンツのほか、著名人であれば認証を受けた本人などをソースとして情報が構築されています。
ナレッジパネルは、PC画面では検索結果ページの右側に、スマートフォン画面では上部や中ほどに配置されています。
枠内に情報が掲載されている点が強調スニペットと似ているため混同しやすいですが、これらは別の機能です。
強調スニペットとナレッジパネルの違い
- 強調スニペット…特定のWebページから抜粋した情報を掲載
- ナレッジパネル…Googleのナレッジグラフにある情報を掲載
いずれも、知りたい事柄についての情報が一目で把握できるため、ユーザーにとっては便利な機能です。
なお、検索キーワードに対して簡潔に回答を表示するこれらの機能をアンサーボックスといいます。
アンサーボックスには、強調スニペットやナレッジパネルのほかに、ライブリザルトというものがあります。
ライブリザルトの特徴
引用:『Google』
ライブリザルトは、今日の天気やスポーツの試合の速報などの検索の際に現れ、リアルタイムの情報を確認できるのが特徴です。
たとえば「〇〇(地名) 天気」と検索すると、検索結果には上の画像が表示されます。
強調スニペットやナレッジパネルのようなアンサーボックスと同様に、検索の利便性を高めるGoogleの機能の一つに「リッチリザルト」というものがあります。
参考:『ナレッジパネルについて』
参考:『ナレッジパネルとは?表示されるために満たすべき3つの条件を解説』
参考:『アンサーボックスとは?参照リンクが表示されるケースや種類について解説』
以下のコンテンツではリッチリザルトについてご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
関連記事:『【基礎】リッチリザルトとは?3つの効果と代表的な機能を紹介!』
強調スニペットの種類
強調スニペットは、検索される事柄の特性に応じて、複数の表示形式があります。
以下が強調スニペットの種類です。
- テキスト&画像
- 表(テーブル)
- リスト
- 動画
ここでは、それぞれの特徴についてみていきましょう。
テキスト&画像
引用:『Google』
文章と画像で構成された強調スニペットです。
上の画像や、先ほども例として挙げた「リスティング広告」の検索結果に表示されている形式がこれに該当します。
枠内のテキストは、強調スニペットに選定されたWebページ内でpタグ(段落タグ)でマークアップしたテキストの中から該当部分が表示されます。
テキストと画像が並んでいる場合もあれば、文字のみの場合もあります。
画像については、テキストと異なるWebページ内のものが表示されるケースも。
上の例では、テキストと画像は別のサイトのものが選ばれています。
参考:『強調スニペットとは?強調スニペットに表示するための方法について』
参考:『強調スニペットとは?検索結果で一際目立たせる方法について』
関連記事:『PAA(People Also Ask)とは?6つの特徴を解説』
表(テーブル)
引用:『Google』
強調スニペットは、この画像のように表(テーブル)が表示される場合もあります。
検索クエリに対する回答が複数の場合などにみられます。
例に挙げたのはランキングですが、価格の一覧などもこの形式で生成される場合があります。
表は4行目まで見ることができますが、下部にある「他◯行」や検索結果の見出しをクリックすると、それ以降も閲覧が可能です。
ピックアップされる表は、Webページ内ではtableタグ(表タグ)でマークアップされています。
参考:『強調スニペットとは?強調スニペットに表示するための方法について』
リスト
引用:『Google』
上の画像のように、検索に対する回答としてリストがピックアップされるケースもみられます。
リストの形式は、例のような順不同のものと、冒頭に番号(順序)が割り振られたものの2種類です。
順序つきのリストは、「〇〇の手順」「〇〇のやり方」「〇〇の使い方」のような検索クエリ(Doクエリ)に対して表示されます。
下部にある「その他のアイテム」をクリックすることでWebページに遷移し、枠内に入らなかったリストの内容についても確認が可能です。
リストは、Webページ内で<li>、<ul>、<ol>などのリストタグでマークアップされたものが抽出されます。
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
関連記事:『SEO対策に効果的なHTMLタグ7つを紹介!書き方も合わせて紹介』
動画
引用:『Google』
ユーザーの探している情報が楽曲や映像などの場合、このように強調スニペットとしてYouTubeなどの動画がピックアップされる場合があります。
また動画のほかにも「歌詞」や「聴く(楽曲配信サービスへのリンク)」、「概要」、「他の人はこちらも検索」、さらにはそのほかの関連動画などの情報やコンテンツが表示されます。
参考:『強調スニペットとは?強調スニペットに表示するための方法について』
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
強調スニペットに表示させる方法
自社のサイト上の情報やコンテンツが強調スニペットに採用されると、ボックス内にWebページへのリンクが配置されます。
検索結果ページの上部に出るため、知名度アップや流入数の向上が期待できます。
ここでは、強調スニペットに採用されるための方法について解説します。
SEOの検索結果で10位以内に入る
「該当するキーワードでの検索順位が10位以内にある」というのが、強調スニペットに採用されるページの条件の一つです。
Googleが公式に発表しているものではありませんが、シンガポールに拠点を置くWebマーケティング会社・Ahrefsの調査データによってこの傾向が割り出されています。
Ahrefsの調査では、「Googleが、SEO検索結果のトップ10にランクされているページから強調スニペットを抽出していることは99.58%確実である」と述べられています。
また、SEO対策に特化したサービスを提供する株式会社ディーボのWebメディア『SEOラボ』では以下のように言及されています。
SEOラボでは、強調スニペットに採用されてるクエリが200程度あります。
それらのクエリで強調スニペットに採用されてるWebページは、基本的に10位以内のページで、11位以下のページを見かけません。
この点からも、強調スニペットへの掲載を狙うなら「検索順位が10位以内にある」という条件が必要であることがわかります。
SEOで順位を上げるためには、対策するキーワードにおけるユーザー検索意図を読み取り、ニーズを満たすコンテンツを作成することが重要です。
さらに、クローラーからの発見性を高めるためのHTMLタグの設置や内部リンクの設置、Googleからの評価を高めるための被リンクの獲得などの取り組みを行います。
なおSEO対策の効果が表れるまでには一定の期間が必要であり、既にあるサイトでもおよそ3ヶ月〜半年程度が必要だとされています。
参考:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
参考:『SEO対策の効果が出るまでにかかる期間を解説』
Googleの検索順位を上げるための施策を行うなら、ぜひ以下の関連記事を参考にしてみてください。
関連記事:『SEO施策とは?効果的な9つの内部対策と4つの外部対策を紹介』
狙いやすい検索語句の選定
前出のAhrefs社による調査では、以下の内容が述べられています。
米国のGoogleのデータベースには約1億1,200万ものキーワードがあり、そのうち約1,400万のキーワードのSERP(検索結果ページ)にスニペットが含まれていました。
つまり、Ahrefsのデータによると、検索クエリの約12.29%で検索結果に注目のスニペットが含まれています。 (翻訳して引用)
引用:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
もし、自社のWebサイトで強調スニペットの表示を狙いたいキーワードがあるなら、以下を判断材料に、対策を行うかどうかを検討してみてください。
参考:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
SEOの上位表示が可能か
月間の検索ボリューム数が1万回を超えるビッグキーワードの場合は、ドメインパワーが強いサイトが10位以内を占めている可能性があります。
立ち上げたばかりのWebサイトなどの場合は、上位表示までに時間がかかる場合が多いでしょう。
また、検索ボリュームを測定する場合はGoogleが提供する「キーワードプランナー」の利用がおすすめです。
参考:『強調スニペットとは?強調スニペットに表示するための方法について』
以下の記事で、詳しい使い方や機能についてご紹介しています。
関連記事:『Googleキーワードプランナーの使い方とは?6つの便利機能を解説』
すでに強調スニペットに採用されているサイトがあるか
強調スニペットは流動的であり、一度採用されたからといって固定され続けるものではありません。
Googleが「このサイトを選んだ方がユーザーの利便性が高まる」と判断した場合や、アルゴリズムの変更などによって、強調スニペットの情報元が別のWebサイトに入れ替わることもあります。
狙っているキーワードですでに検索結果ページに強調スニペットが表示されている場合は、その内容を参考に自社のコンテンツの作成や改良を行いましょう。
強調スニペットの記載内容を自社のコンテンツと比較し、足りない要素や情報があれば追加します。
その際、コピーコンテンツにならないように注意しましょう。あくまでオリジナルのライティングを追求することが大切です。
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
参考:『強調スニペットとは?強調スニペットに表示するための方法について』
Webコンテンツ記事の作成や修正を行う際、以下の記事が役立ちます。ぜひチェックしてください。
関連記事:『【初心者向け】SEOライティングで上位表示を狙うための9つのコツ』
強調スニペットへの掲載を想定した回答を記載する
強調スニペットは簡潔かつ的確な回答でユーザーの疑問を解消するものです。
あくまで一例ではありますが、この記事で例に挙げた「リスティング広告」という検索クエリに対する回答となる強調スニペットは【137文字】、「LPとは」に対する回答部分は【123文字】でした。
「リスティング広告」に対する強調スニペット(137文字)
リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANといった検索エンジンでユーザーが検索したキーワード(検索語句)を元に、検索結果画面に掲載されるテキスト形式の広告のことです。 ユーザーの検索キーワードに連動して掲載されるため、「検索連動型広告」とも呼ばれています。
「LPとは」に対する強調スニペット(123文字)
LPとは、ランディングページ(Landing Page)のことで、直訳すると「(訪問者が)初めに着地するページ」のことです。広義の意味では、リンクやWeb広告、検索エンジンなどから流入してきたユーザーが最初に閲覧するWebページ全般を意味します。
センテンス(文)としては、いずれも2センテンスになります。
さらっと読むだけでも理解ができるよう、コンテンツ内で「〇〇とは」の回答に当たる部分は端的に記載することが重要です。
回答部分は検索キーワードに対してユーザーが知りたい内容を押さえたうえで作成する必要があります。
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
以下のコンテンツは、検索意図を把握するうえで参考になるはずです。
関連記事:『検索意図をリスティング広告に活かすための5つの考え方とは?』
Googleのポリシーに沿ったコンテンツを作る
Googleでは、全ユーザーが安心して利用できる機能となるよう、強調スニペットに関するポリシーを明示しています。
コンテンツを作成する際は、ポリシーに沿った内容を心がけましょう。
この内容を含むWebページは、ポリシーに違反するコンテンツとみなされます。
- 危険なコンテンツ
- 不正行為
- ハラスメントコンテンツ
- ヘイトコンテンツ
- 操作されたメディア
- 医療のコンテンツ
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- テロに関するコンテンツ
- 暴力や残虐行為
- 下品な言葉や冒とく的表現
また「公共性の高いコンテンツに関する強調スニペットは、専門家が広く合意している内容や十分に確立された意見に反するものであってはなりません」と説明しています。
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み』
HTMLタグで適切なマークアップを行う
GoogleのクローラーがWebページの内容を正しく読み取るためにも、適切な箇所にHTMLタグを配置することが重要です。
「2.強調スニペットの種類」の項目でも述べましたが、強調スニペットの形式によって、それに対応するタグでマークアップされた箇所が抽出される仕組みになっています。
強調スニペットの形式 | タグの種類 |
テキスト | <p>(段落タグ) |
表(テーブル) | <table>(表タグ) |
リスト | <li>、<ul>、<ol>(リストタグ) |
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
こちらの記事では、SEO対策に有効なHTMLタグについて解説しています。
関連記事:『SEO対策に効果的なHTMLタグ7つを紹介!書き方も合わせて紹介』
強調スニペット表示によるメリット
検索結果の目立つ場所に配置される強調スニペット。
採用されることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
流入数の増加
強調スニペットに掲載されることで、ページ上の配置が検索結果の1位より上部に表示されます。
一方で、これまで検索結果の1位を獲得できていたサイトの場合、クリック率が減少する可能性もあります。
Ahref社の調査レポートによると、強調スニペットが表示される検索クエリの場合、スニペットの平均的なクリック数は8.6%ほどです。
その直下にある検索結果1位のページの平均的なクリック数は19.6%程度となります。
なお、強調スニペットが表示されない検索クエリの場合、結果1位のページの平均的なクリック数は26%ほど。
検索結果1位のクリック数のシェアを強調スニペットが奪っていると捉えることもできます。
検索結果ページの下部に自社のサイトが表示されているなら、強調スニペットに採用されることで流入数の増加が期待できます。
すでに上位を獲得できている場合は、あえて強調スニペットに表示させないという施策も検討してみると良いでしょう。
非表示にする方法は後述します。
参考:『Ahrefs’ Study Of 2 Million Featured Snippets: 10 Important Takeaways』
参考:『【SEO】強調スニペットとは?表示例やメリット、表示させる方法を解説』
ユーザーからの信頼度獲得
強調スニペットに選ばれているWebページは、Googleから「ユーザーによって有益な回答が記載されている」とみなされたことになります。
検索結果のファーストビューに表示されるため、目にとまる確率も高まります。
また、音声検索した際に、強調スニペットの内容が読み上げられることも。
同一カテゴリの複数の検索クエリで強調スニペットの位置を獲得できたなら、「検索をするとよく出てくるサイト」という印象を残せるでしょう。
このように、ユーザーとの接点が増えることで、信頼度の向上も期待できます。
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み』
スピーディーな情報収集が可能に
強調スニペットは、Webサイト側だけでなくユーザーにとっても有益な機能です。
わざわざWebページ内を探し回らずとも、調べている事柄に対する答えが必要な部分のみ表示されるため、情報収集の効率が上がります。
参考:『【SEO】強調スニペットとは?表示例やメリット、表示させる方法を解説』
強調スニペット表示で注意したい点
強調スニペットへの表示を狙うにあたって、いくつか注意したい点があります。
これらをふまえたうえで施策に取り組んでください。
通常の検索結果からは除外される
強調スニペットに掲載されると、検索結果の一覧からは外されます。
上位には配置されるものの通常の検索結果とはことなるため、リッチリザルトの表示もされません。
前述のように、通常の検索結果に配置される方がクリック率が高くなる場合もあるため、強調スニペットとどちらのメリットが大きいのかを検討してみると良いでしょう。
参考:『強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説』
関連記事:『【基礎】リッチリザルトとは?3つの効果と代表的な機能を紹介!』
強調スニペットから外れることもある
Googleでは、強調スニペットが削除されるケースとして以下を挙げています。
- ユーザーからに報告によって、Googleのポリシーにそぐわない強調スニペットが発見された場合
- WebサイトがGoogle検索の基本事項に違反していた場合
これらは、ユーザーからのフィードバックを受けて手動で削除される場合もあります。
また、Googleでは検索アルゴリズムのAI改善によって、強調スニペットの利便性をさらに高められるよう取り組んでいます。
検索アルゴリズム「MUM」を用いてシステムのトレーニングを行うことで、最適とは言えない検索結果の表示の削減に成功しています。
こうした動きを受け、強調スニペットから外れることがあります。
参考:『Googleの強調スニペットの仕組み』
参考:『Google、「強調スニペット」のAIによる改善や「この検索結果について」の日本での提供』
強調スニペットに表示させたくない場合
自社のWebページを強調スニペットに表示させたくない場合は、以下のHTMLタグを設置します。
nosnippetルール
<meta name="googlebot-news" content="nosnippet"> 引用:『Robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの設定』
sosnippetはmetaタグ内のルールの一つで、設置したページでスニペットが表示されなくなります。
ただし、通常のスニペット(検索結果のページタイトル下のテキスト)も同様に非表示となるため注意が必要です。
data-nosnippet属性
<p>This text can be shown in a snippet <span data-nosnippet>and this part would not be shown</span>.</p> <div data-nosnippet>not in snippet</div> 参考:『Robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの設定』
Webページの一部のみを非表示にしたい場合は、data-nosnippetで該当部分を指定します。
data-nosnippetで指定した範囲が表示されなくなります。
max-snippetルール
<meta name="robots" content="max-snippet:20"> 参考:『Robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの設定』
max-snippetでは、強調スニペットに表示される文字数の上限を設定できます。
設定文字数を少なくしておくことで、強調スニペットへの掲載を回避できます。
上記は、テキストスニペットを最大20文字にしている例です。
参考:『Robots metaタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tagの設定』
参考:『強調スニペットとは?表示のされ方、表示方法と非表示にする方法について』
まとめ
この記事を読んで、検索スニペットをはじめSEOの最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。