広告運用で大事な点は、それぞれの広告の効果をきちんと把握した上で適切な運用をすることです。
しかし実施する広告が多くなると、運用の手間が増えるのはもちろんですがそれ以上に各広告のパフォーマンスチェックやPDCAでかなり時間がかかってしまいます。
現状、広告担当者がレポート作成に費やす時間は月のリソースの約2割といわれています。
参考:『広告レポート作成を自動化できるツール5選とオンラインアシスタント』
今回は、そんな広告運用の効果測定を一元管理し効率よく広告運用ができる広告効果測定ツールを「Web広告」と「テレビCM」に分けて、いくつかピックアップして紹介したいと思います。
Contents
広告効果測定ツールとは
広告効果測定ツールとは、自社で出稿している広告のパフォーマンスや費用対効果を計測・分析・可視化し、広告を一元管理できるマーケティングツールです。
マーケティング支援ツールには「MA」、「SFA」、「CRM」が存在しますが、広告効果測定ツールは「MA」に相当します。
MA(マーケティングオートメーション)ツール
「MA」とはMarketing Automation(マーケティングオートメーション)の略で、一言で言えばマーケティング活動を自動化するためのツールです。
代表的なツールとしては「Marketo Engage」が有名です。
SFA(セールスフォースオートメーション)ツール
「SFA」はSales Force Automation(セールスフォースオートメーション)の略で、営業担当者を支援するためのツールです。
代表的なツールとしては「Salesforce」が有名です
CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)ツール
「CRM」はCustomer Relationship Management(カスタマーリレーションシップマネジメント)の略で、顧客との継続的で良好な関係構築のためのツールです。
代表的なツールとしては「GEOCRM.com」が有名です。
「色々な広告を行なっているがどの広告が最も効果が高いかわからない」「運用中の広告の分析がいまいちうまくいっていない」など、広告運用にお悩みがある方は一度検討してみるのもおすすめです。
Web広告の広告効果測定ツールの他にもテレビCM、屋外に設置されるOOH広告、電話コンバージョン、アンケート調査からの効果測定ができるツールも開発されており、担当者としてはうまく活用したいツールとなっています。
参考:『おすすめ広告効果測定ツール5選!選び方・特徴も解説』
関連記事:『広告効果測定はWebマーケに必須!9 つの指標を徹底解説』
アクセス解析ツールとの違いは
アクセス解析ツールの目的は、その名の通りサイトのアクセス数や流入元、ユーザーのサイトでの行動、離脱の原因を分析したりと、サイトの運用改善を目的としており、Googleアナリティクスがアクセス解析ツールにあたります。
自社サイトの解析にGoogleアナリティクス4を導入している方も多いのではないでしょうか。
Googleアナリティクス4でもWeb広告の流入元やコンバージョンの計測もできるのですが、複数の広告の効果をGoogleアナリティクス4で分析するためには細かい設定やテクニックが必要になるため難易度が高いです。
反対に、運用しているWeb広告が一つなど、シンプルな運用の場合は、Googleアナリティクス4でも分析が可能な場合があります。
アクセス解析ツールと、複数媒体の広告の効果測定ができる広告効果測定ツールとではそもそも目的が違っています。
広告効果測定ツール | 広告の効果を計測・分析する |
アクセス解析ツール | Webサイトに訪問したユーザーの行動や属性を計測・分析する |
参考:『【目的別】広告効果測定ツールオススメ14選!ツールの種類や実現できること、自社に合うツールの選び方まで詳しく解説』
参考:『広告効果測定ツールおすすめ10選を比較!選び方もわかりやすく解説』
参考:『[GA4] 次世代のアナリティクス、Google アナリティクス 4 のご紹介』
広告効果測定ツールの特徴
では一体広告効果測定ツールの特徴は具体的に何なのかを説明します。
広告管理に特化している
先ほど少し説明したように、広告効果測定ツールは名前の通り「広告を一元管理する」点が特徴になります。
広告効果測定ツールでは、リスティング広告やディスプレイ広告など、複数の広告を管理したり、各広告の費用対効果を比較しながら広告運用を最適化することができます。
広告管理に特化しているため、複数の広告を運用している担当者におすすめのツールです。
株式会社スマレジではリスティング広告、ショッピング広告、リマーケティング広告と複数の出稿媒体のレポート工数の増大が課題となっておりましたが、広告測定ツールを導入することでレポート工数が30%削減されたとの報告があります。
逆にリスティング広告のみなど、単体の広告しか運用していない担当者は導入する必要はないでしょう。
参考:『レポート工数30%削減 & CV数150%アップに大きく貢献!高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」がアドエビスを導入した理由』
集客の分析精度が高い
広告効果測定ツールは、特定の広告でどれくらいクリックがあったのかや、どれくらいコンバージョンしたのかを分析できるため、Webサイトの「集客」の部分に特化して分析するツールでもあります。
サイトへアクセスがさまざまな場所から行われていても、結果的にそのユーザーがどう行動したのか、広告効果を一括で管理することができ、さらに広告以外のオーガニック検索やSNSからアクセスした場合も、データ測定や施策についての管理ができる点がメリットです。
ユーザーがコンバージョンをするまでの行動を知ることができる集客の分析精度が高いツールと言えます。
株式会社SATORIの事例では効果測定ツール「ADEBiS」を活用してリードの質が8ヶ月で30%から60%まで好転したという報告があります。
参考:『リードの質が8ヶ月で30%から60%まで好転 ~オフラインコンバージョンを基に広告配信を最適化』
広告のパフォーマンスを一元管理できる
Web広告だけでもリスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告、SNS広告など、広告の種類は多岐にわたります。
これらの広告は全て管理画面が違うので、広告の種類が増えれば増えるほど、運用や効果測定の手間がかかってしまいます。
広告効果測定ツールはそんな面倒な手間を省き、広告を一元管理することで業務の効率化を図ることができます。
パーソナルキャリア株式会社の事例によると、月に8~40時間ほど要していた広告パフォーマンス管理作業が丸々削減されたとの報告があります。
また、広告単体での効果だけでなく、1人のユーザーが複数の広告に接触した際は広告ごとのアトリビューションを計測し、総合的なプロモーションのパフォーマンスを把握することができます。
参考:『API活用による業務効率化と、独自のマーケティングオートメーションの実現へ』
広告のコスト管理を一元化できる
広告のパフォーマンスだけでなく、どの媒体にどれくらいのコストが発生しているのかをすぐ比較することができます。
通常は、それぞれの広告の管理画面上で消費コストを確認し、全体の予算を割り振る作業が必要ですが、広告効果測定ツールでは一括で管理することができます。
参考:『広告効果測定ツールおすすめ10選を比較!選び方もわかりやすく解説』
PDCAを回しやすい
広告効果測定ツールは管理性の点からも、PDCAをショートスパンで回せることも特徴の一つです。
株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティの事例によると、クリックやコンバージョンごとにリアルタイムでPDCAを回したことで、全広告予算のROAS(広告費用対効果)が1.5倍に増加したという報告が結果があります。
広告効果測定ツールでは、それぞれの広告のクリック数や直帰率、CVといった成果や運用状況などが5~30分程度で随時更新されるため、PDCAを円滑に回すことができます。
参考:『1年で全広告予算のROASを1.5倍に~PDCAサイクルの回し方~』
参考:『広告効果測定ツールおすすめ10選を比較!選び方もわかりやすく解説』
関連記事:『広告レポート作成ツール8選!【PDCAの回し方も徹底解説】』
広告効果測定ツール導入のメリット・デメリット
複数の広告の効果を一元管理できるツールとして大変便利な広告効果測定ツールですが、メリットの他にもデメリットがあるのでそれぞれ見ていきましょう。
メリット
広告CPAの改善ができる
全ての広告のパフォーマンスを一覧で可視化することにより、パフォーマンスが良い広告に対して集中的に予算を投下しやすくなり、反対にパフォーマンスが悪い広告を切り捨てることで全体のCPA(コスト・パー・アクション)を改善することができます。
GMOクラウドALTUSの事例ではWeb全体のCPAが50%改善されたとの報告があります。
今までは一つ一つの広告のCPAを見ていたのが、広告効果測定ツール導入により、横串で効果を比較することができるので、結果的に全体のCPAも改善することに繋がります。
参考:『BtoBマーケティング成功事例。広告のアトリビューション運用でWeb全体CPAを50%改善、成約数を最大化』
運用時間短縮、コスト削減
各広告ごとに管理画面でパフォーマンスを確認していた時間を省くことができ、作業効率をアップすることができます。
また今まで分析などで時間がかかっていた場合はその分の時間も削減できるので、人件費のコストカットも期待できます。
実際に株式会社SoLaboの事例では広告管理ツール「ADEBiS」の導入により、広告予算を33%削減したとの報告があります。
参考:『コンバージョン数を下げずに広告予算33%削減に成功!経営判断にWeb広告施策を入れるために必要なこと – アドエビス(AD EBiS) 広告効果測定プラットフォーム』
素早い改善対応ができるため、結果として広告運用の質が上がる
広告効果測定ツールのパフォーマンス管理機能や一元管理機能を用いることで、素早い改善対応が可能になり、結果として業績アップにつながります。
例えば、広告を比較してパフォーマンスが良い広告に予算を集中する事が可能な他、A/Bテストによりランディングページの改善を行うことが挙げられます。
参考:『プロが選ぶ広告効果測定ツールのおすすめ7選。ツールの選び方も解説』
デメリット
導入コスト、運用コストがかかる
こちらでご紹介しているツールにはツール月額費用の他に、従量課金が発生するものもあります。
ツール名 | 初期費用 | 運用費用 |
ADEBiS | 無料 | ライトプラン:~50,000クリック数/月 スタンダードプラン:~400,000クリック数/月、~3,000,000PV数/月 個別お見積りプラン:400,001~クリック数/月、3,000,001~PV数/月 |
ADGoCoo | 無料 | 3か月プラン:月額5,000円 12か月プラン:月額4,500円 |
WebAntenna | 無料 | 月額20,000円~ |
CATS | 無料 | 月額54,780円(税込) |
AIアナリスト | 無料 | 月額30,000円 |
また、最低契約期間が設けられている場合があるので、導入する場合はコストがいくらかかるのか導入した場合どれくらい広告改善できる見込みがあるのかシミュレーションしてみるのが良いでしょう。
申し込み前にデモ画面や無料トライアル期間を設けているところもあるのでうまく活用しましょう。
参考:『プロが選ぶ広告効果測定ツールのおすすめ7選。ツールの選び方も解説』
初期設定や導入に慣れるまで時間が必要
どのツールを導入する際にも必要ですが、運用を開始する前の細かい設定や、操作方法を覚える必要があります。
事前に準備しておきたい項目は下記になります。
- サイトの登録
- CV種別の登録
- 広告の登録
いくら操作が簡単なツールでも多少の労力は必要になりますので、その時間も確保できるのかあらかじめ検討しましょう。
関連記事:『【初心者向け】広告効果とは?基本の分析方法10種類を解説!』
広告効果計測ツールを導入する際の注意点
次に、実際にツールを選ぶ際の注意点をまとめました。
広告効果測定ツールはあらゆる種類のものが存在しますので、使いこなせるのかきちんと見極める必要があります。
分析、計測したい項目に対応しているツールか
ツールによって計測・分析できる広告の種類が異なっているため、あらかじめ自分が計測したい項目に対応しているのかを確認することが重要です。
スマホ中心の広告を打っているのであればその計測を得意とするツールを選ぶのが良いでしょう。
Web広告以外にもテレビCMやOOH広告を実施している場合は、そこまでの計測をカバーしているツールを選ぶことが必須です。
参考:『【デジマチェーン解説】広告効果測定ツールとは?ネット広告・TVCM・OOHの運用におすすめ10選徹底比較!』
使い勝手は良いか、担当者が使いこなせるか
どんなに計測できる広告が多岐にわたっていても、操作方法が複雑で担当者が使えなければ意味がありません。
操作性が悪い、または担当者との相性が悪ければ、段々と扱う機会が減っていく可能性があるため、「せっかく導入したのに使わなかった」という結果になりかねません。
無料トライアルやデモ画面を用意しているツールもあるため、導入前に運用担当者が実際に操作し、日々の運用を想像しながらシミュレーションしてみることをおすすめします。
参考:『【デジマチェーン解説】広告効果測定ツールとは?ネット広告・TVCM・OOHの運用におすすめ10選徹底比較!』
運用コストは導入による効果に見合っているか
導入の際は、広告の改善効果とツール運用コストのバランスをしっかり見極めましょう。
広告のCPAを改善する目的で導入したのに、結果的にツールの運用費用がかさんでしまい、CPA改善に繋がらなかったという結果になる可能性もあります。
広告運用の改善効果を、広告効果測定ツールのコストが上回ってしまう場合はマイナスとなってしまいます。
参考:『【デジマチェーン解説】広告効果測定ツールとは?ネット広告・TVCM・OOHの運用におすすめ10選徹底比較!』
サポートは十分に受けられるか
ツールを運用していくにつれ、小さな疑問や不具合は必ず出てきますので、その際にきちんと素早く対応してもらえるのかも重要なポイントです。
広告運用はスピードが肝心なので、問い合わせに何日もかかっていたら、大事な商機を逃してしまいかねません。
また、広告の媒体は日々変化を繰り返していますし、Cookieの規制などの情報も素早いキャッチアップが必須になります。
最新のアップデートや新規機能追加など、サポートを手厚くしているツールを選びましょう。
参考:『【デジマチェーン解説】広告効果測定ツールとは?ネット広告・TVCM・OOHの運用におすすめ10選徹底比較!』
おすすめのWeb広告効果測定ツール
ではここから、広告効果測定ツールを具体的に紹介していきます。
それぞれ特徴がそれぞれ異なりますので、導入するにあたり、課題解決に繋がりそうなツールを選びましょう。
費用形態も従量課金制のものや一律のものがありますので予算に見合ったツールを見極めてください。
AD EBis(アドエビス)
「AD EBiS」は、株式会社イルグルムが提供しています。
Web広告の広告効果計測ツールでは有名なので、名前を聞いたことがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
AD EBiSは、高精度な独自の計測データに媒体から表示回数やコスト情報を自動取得することで“今”の広告効果を正確に把握することができます。
関係者間での共有を速やか行うことで、より最適な次の一手を講じることができる広告効果測定ツールです。
ツールの説明はZOOMやGoogle meetなどのオンライン通話でも詳しく聞くことができます。
特徴
- 広告効果測定ツール4部門(売上シェア、国内導入実績、EC業界導入実績、BtoB向けSaaS企業導入実績)でNo.1※
- 広告媒体データの自動取得により費用対効果の確認を効率化
- MA・CRM・SFAなどの外部ツールと柔軟な連携が可能
- 広告コストの管理機能も搭載し予算変更後のコンバージョン数の変化など、予算のシミュレーションも可能
- Web広告以外の効果測定機能と連携させることができる
分析可能な項目
- Web施策の費用対効果分析
- コスト最適化のための分析
- アトリビューション分析
費用
- 初期費用:無料
- 運用費用:クリック数やPV数に応じた料金設定(要問い合わせ)
WebAntenna(ウェブアンテナ)
引用:『広告効果測定ツール「ウェブアンテナ(WebAntenna)」』
「WebAntenna」は、株式会社ビービットが提供しています。
使いやすさにこだわり、ウェブマーケティング業務を徹底的に分析し、広告運用担当者による利用調査・テストを重ね開発しています。
そのため、誰でも直感的に使いこなせることが強みです。
また、アトリビューション(間接効果)分析で認知広告の成果貢献度も見ることができます。
どの媒体の純広告が認知獲得に貢献しているか?DSPによるリマーケティングは購買に寄与しているのかなど、各種広告の正しい貢献度を簡単に評価し、刈り取り以外の広告強化が可能となっています。
特徴
- アトリビューション分析で、直接的な効果が分かりにくいバナー広告などに効果があるのか一目でわかる
- 導入実績600社以上、大手からベンチャー企業まで、幅広い業種・業界が利用中
- 異なる施策を同じ基準で比較でき、試作単位で結果がリアルタイムでわかる
- クリエイティブもその場で効果を比較できる
- 導入は最短2営業日で完了
分析可能な項目
- アトリビューション分析
- カスタマージャーニー分析
- コンテンツマーケティング分析
費用
- 初期費用:無料
- 運用費用:月2万円〜クリック数従量課金制
参考:『広告効果測定ツール「ウェブアンテナ(WebAntenna)」』
CATS(キャッツ)
引用:『広告効果測定(計測)ツール 「CATS」 | CATS株式会社』
「CATS」はCATS株式会社が提供しています。
CATSとは「Click Action Tracking System」の略で、その名の通り様々なWeb広告のクリック数とコンバージョン数が計測できます。
また、複数の広告案件管理に加え、配信先である媒体やネットワークも管理することができるので、どの広告案件がどの媒体で何件クリックが上がったか、コンバージョンは何件発生したかなどを総合的に計測することができます。
またコンバージョンまでの中間クリックも計測可能です。
その他、タグマネージャーやヒートマップ、ランディングページ(LP)の最適化機能など、広告運用に役立つ機能も活用できます。
特徴
- 低コストで運用型広告・ASPの計測可能
- タグマネージャー、LPO、ヒートマップ機能搭載
- 100社以上の導入実績があり運用型広告代理店・通販事業者などが利用中
- クリック、CV数の従量課金なし、最低契約期間なし
- 料金は月額固定制で、初期費用や追加料金なしのシンプルプラン
分析可能な項目
- アトリビューション分析
- コスト最適化のための分析
費用
- 初期費用:無料
- 運用費用:月額54,780円(税込)
参考:『広告効果測定(計測)ツール 「CATS」 | CATS株式会社』
ADXIA(アドシア)
引用:『ADXIA』
「ADXIA」はアフィリエイト運用代行サービスを行う株式会社シードからリリースされた広告運用効率化ツールです。
主にアフィリエイト広告の広告主や代理店向けに開発されたマーケティング支援ツールで、18年以上もの運用実績から改良を繰り返して開発された高性能ツールとなっています。
自社のブランドイメージを毀損する恐れのあるリスティング違反といったアフィリエイト運用上の問題を防ぎ、より効率的な運用を目的に開発されました。
特徴
- アフィリエイト広告主および代理店向けの広告運用効率化ツール
- 検索キーワードをSEOの順位順に自動でリスト化
- リスティング広告の不正出稿を24時間監視できる
- アフィリエイトリンクおよびアフィリエイトASPを自動判別
- 新規アフィリエイトメディアのアタックリストを効率的に管理可能
こんな方におすすめ
- アフィリエイトサイトの開拓や出稿状況の監視においてリソースが割けない方
- リスティング違反などに不安がある方
- 勤務時間外にもリスティング出稿を監視しておきたい方など
費用
- 利用形態に応じた料金プランがあるため要問い合わせ
参考:『アフィリエイト広告運用の効率化を目的としたSaaS型マーケティング支援ツール「ADXIA(アドシア)」のリリースのお知らせ』
おすすめのCM広告効果測定ツール
次に、おすすめのテレビCM効果測定ツールを紹介します。
ノバセルアナリティクス
引用:『ノバセルアナリティクス』
「ノバセルアナリティクス」はラクスル株式会社のグループ会社であるノバセル株式会社が提供しています。
「投資対効果が不明瞭で社内説明や投資判断が難しい」、「正しい効果が分からず適切な改善施策が分からない」、「必要なデータが多く分析に時間がかかる」などこれまで難しかったテレビCMの悩みを番組別・クリエイティブ別にリアルタイムに可視化し、効果に基づいた高速検証を行うことで、テレビCMの広告効果を最大化する効果分析ツールです。
ツールで効果を可視化するだけでなく、専門人材が改善アクションまでサポートしています。
特徴
- テレビCMのCVやCPAを、クリエイティブ別・番組別・エリア別にリアルタイムに把握できる
- ラクスルのノウハウを詰め込んだテレビCM分析サービスマーケティング
- テレビCM効果可視化ツール利用度ランキング、利用意向ランキング、認知度ランキングNo. 1
- 効果分析から施策立案まで専門家がサポート
- 希望する場合は企画〜放送後の分析までワンストップでお任せできる
- 特許取得済み
分析可能な項目
- クリエイティブ分析
- エリア分析
- リアルタイム分析
費用
- 初期費用、運用費用は問い合わせ
参考:『ノバセルアナリティクス』
Madison(マディソン)
引用:『Madison | CMの効果測定をエリア毎に行い、マーケティング全体のROIを高めるサービス』
「Madison」は株式会社PTPが提供しています。
Madisonは、全国のCMデータがオンエア翌日にわかるので、CM放映後の反響を見極め、次の一手を素早く打つのに最適なツールです。
自社および競合の全国のエリア別のCM出稿状況データを見ることも可能で、売上データやオウンドメディアのアクセスデータと連携して分析したテレビCMの効果測定の事例が豊富にあります。
また、外部の第三者調査機関に依頼して四半期毎にCMデータに漏れがないか等のクオリティー・コントロールのためのオーディット調査を行っており、データの精度が99.6〜99.7%と高いです。
過去のデータ提供も充実しており、福岡、札幌、仙台など主要なエリアでは、2014年まで遡ることができます。
また、全エリアで過去約5年分の時系列でのトレンドの分析や前年比の分析が可能です。
特徴
- 全国のCMデータがオンエア翌日にわかる
- 全国エリア別のCMデータで効果測定できる
- 過去のデータも3年分そろって経年分析可能
- Webブラウザがあれば、どこからでも誰でも簡単に使える
- 1週間無料トライアルが可能
分析可能な項目
- エリア分析
- FLIGHTパターン※によるブランド分析
- SOV分析(競合分析)
※特定のブランドが指定エリアにおいて、どのような出稿を行っているか
費用
- 初期費用、運用費用は問い合わせ
参考:『Madison | CMの効果測定をエリア毎に行い、マーケティング全体のROIを高めるサービス』
まとめ
今回は、広告効果測定ツールについての説明や、具体的なWeb広告効果測定ツール・テレビCM効果測定ツールを紹介しました。
同じカテゴリのツールでも、特徴や強みは様々なので、どのような効果を測定したいのか、分析したいのかをしっかりと定めてから選んでいきましょう。
この記事を読んで、Web広告の最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
株式会社Unionは、複数の自社メディアを運用しており、具体的な数値と仮説に基づいた改善を続けています。
蓄積されたノウハウから短時間で課題を解決に導きます。
広告運用のご相談と併せてLPの改善相談も承っております。
弊社の広告運用担当者はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保有者であり、知識のアップデートを行っております。
薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。