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クリニックの集患に活用可能なWebマーケティング施策を5つ解説!

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クリニックの集患に活用可能なWebマーケティング施策を5つ解説!

総務省の調査によると、2023年の日本国内における個人のインターネット利用率は86.2%に及びます。

また、インターネットの利用目的として「情報検索・ニュース」を挙げた人は約64.4%という結果でした。

多くの人がインターネットを使って情報収集をする現代において、クリニックの集客にもWebマーケティングが有効です。

自院の専門領域や診療圏内をふまえてSEO対策やWeb広告の運用を行うことで、認知を広げられます。

今回は、これから開業を控えるクリニックや集患を強化したいクリニックの担当者に向けて、Webマーケティングの活用方法をご紹介します。

参考:『令和6年版情報通信白書|総務省

本格的なマーケティングに取り組むのがはじめての方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:『【基礎】知っておきたいマーケティング用語一覧!33選を詳しく解説

クリニックの集患にWebマーケティングを行うメリット

クリニックの集患にWebマーケティングを行うメリット
Webマーケティングとは、ホームページやWeb広告、SNSなどのWeb媒体を介して行うマーケティングのことを指します。

まずは、クリニックの集患にWebマーケティング施策を導入するメリットについてご説明します。

認知を拡大できる

診察を受ける際、ほとんどの人は自分が知っているクリニックの中から適切なところに足を運んだり、インターネットを使って希望に合うところを探したりするのではないでしょうか。

2022年に、20代~70代の男女600名を対象に実施された「医療へのアクセスに関する意識調査」では、体に不調を感じた際に約8割の人が「インターネットの情報を参考にしている」と回答しました。

インターネットの情報を参考にする人が多い中で、クリニックが集患をするためには、まず自院の存在を知ってもらう必要があります。

ユーザーがWebで検索した際に情報が表示されるようSEO、MEOの対策を行ったり、ポータルサイトに登録したりすることで認知の獲得につなげられます。

また、Web広告を活用すれば、幅広い層への広告配信や、ターゲティングの機能を使い、配信先ユーザーの年齢や居住地などを絞り込むこともできます。

診療圏内に限定して効率的なマーケティングを行えるのもWeb施策を行うメリットの一つです。

こういった施策を効果的に活用することで、認知度の拡大が期待できます。

参考:『クリニックの集客(集患)方法おすすめ8選|成功のポイントや成功事例も紹介
参考:『【医療へのアクセスに関する意識調査】

自院の強みに合わせた訴求ができる

Webマーケティングにはさまざまな方法があり、自院の特色や診療科目、得意とする治療方法に合わせた施策を選べるという点もメリットです。

たとえば緊急性の高い治療を得意としているなら、Webサーチをした際に検索結果画面の上部に表示される「リスティング広告」を出稿すると、集患の効果が期待できるでしょう。

また、治療を開始するまでに時間をかけて検討することが多い歯列矯正や美容医療の場合は、一度ホームページを訪問したユーザーに対して広告を表示する「リターゲティング」という機能の活用がおすすめです。

適切な方法でWebマーケティングを行うためには、自院・競合の特徴を把握することが重要です。

参考:『【最新】病院やクリニックの集客・集患方法!失敗原因や選ばれるポイントを全解説【月商1億円UP事例を紹介!】

予約へのスムーズな導線設計が可能

Webマーケティングの実施にあたり、ホームページに実装しておきたいのがWeb予約システムです。

予約システムを導入することで、Web広告やWebコンテンツをみてホームページを訪問したユーザーをスムーズに来院へと誘導できます。

職業やライフスタイルによっては、電話予約をする時間がなかなか作れないという人もいるでしょう。

また、病院やクリニックでの待ち時間をストレスに感じる方もいるかと思います。

2024年に実施された「病院でのストレスに関する調査」では、約6割の人が、病院・クリニックでの待ち時間の長さにストレスを感じたことがあると回答しています。

そこで同調査では、診療予約システムを使用したことがある人に、どのようなメリットを感じたかアンケートを取り、「待ち時間が短い(57.6%)」「電話での予約が不要(44.3%)」という結果になりました。

このように、予約システムがあれば、クリニックの認知→来院予約までWeb上でストレスなく完結できるため、ユーザーの取りこぼしの防止にもつながります。

参考:『【最新】病院やクリニックの集客・集患方法!失敗原因や選ばれるポイントを全解説【月商1億円UP事例を紹介!】
参考:『【診療予約に関する調査】約9割が「診療予約システム」はストレス緩和に効果的だと回答

WebマーケティングやWeb広告に関する知識がなく、上手く活用できるか不安がある場合は、医療分野に強みがある広告代理店に委託をするという方法もあります。

以下の記事では、おすすめの広告代理店をピックアップしていますので是非ご覧ください。
関連記事:『【2024年最新版】医療業界に強い広告代理店12社を徹底比較

クリニックでWebマーケティングを行う際の分析ポイント

クリニックでWebマーケティングを行う際の分析ポイント

クリニックの立地や提供している医療サービスの内容によって、有効なWebマーケティングの手段は異なります。

まずは、自院の状況をや患者のニーズを分析するところからはじめましょう。

診療圏内の状況

自院の診療圏内の競合や、エリアの特色を調査します。

診療圏の範囲は、診療科目やクリニックの立地によって異なります。

以下は、診療科目ごとの診療圏の目安です。

診療科目診療圏の目安
内科
  • ターミナル駅やオフィス街などの都市部は駅から徒歩3分程度
  • 郊外の場合は車で10分以内
耳鼻科、眼科、精神科など
  • 都市部は半径500m〜1km圏内
  • 郊外は半径2km〜4km圏内​​
産婦人科、美容皮膚科、泌尿器科など
  • 都市部や主要駅は駅徒歩3分
  • 各駅停車の駅は駅徒歩1分

自院の診療圏内にある競合クリニックや、ユーザー(患者)層の傾向をリサーチします。

競合調査では、クリニックのホームページなどを参照して情報を集めましょう。

  • 診療科目
  • 住所
  • 診察時間・休診日
  • 施設形態
  • 医院長名
  • 医院長の年齢
  • 医院長の出身大学、卒業年度
  • 外来患者数(1日あたり)
  • 駐車場の台数

加えて、Googleマイビジネスやポータルサイトの口コミなどにも目を通しておくと、患者からの評判がわかります。

参考:『診療圏調査のやり方や見方は?注意点とおすすめの代行業者もご紹介!
参考:『クリニック開業時に押さえたい競合調査と分析方法

自院ならではの強み

競合調査でピックアップしたクリニックと差別化をはかり集患につなげるためには、自院ならではの特色や強みを打ち出す必要があります。

同じ診療科目を扱う他のクリニックと比較して、自院の強みとなる部分を挙げてみてください。

以下は一例です。

  • 特定の疾患や症例についての経験が豊富な医師が在籍している
  • 他のクリニックが休診にしている木曜日や土・日曜日に診察を行っている
  • 完全予約制を導入しており、少ない待ち時間で診察を受けられる
  • 駅からのアクセスが良い
  • 開業したばかりなので施設が新しく、環境が整っている

競合よりも優れている点や、患者にとってメリットになる点を明確にして、Webマーケティングを実施する際の訴求ポイントとして活用しましょう。

参考:『クリニック向けの最強集客方法!種類別WEBマーケティングの必要な調査・施策と成功するポイント

患者のニーズ

自院の診療を受ける患者が何を重視し、どのようなサービスや情報を求めているのかを探ります。

「治療を受けたい」「疾患を治したい」というのは大前提にありますが、それ以外のニーズにも目を向けてみることが大切です。

たとえばビジネス街にあるクリニックの場合、患者は昼休みや仕事帰りに立ち寄る人が多いと考えられます。

限られた時間のなかで足を運んでもらうことを踏まえると、集患するための施策として「ネット予約システムを導入する」「診療時間を見直して夜遅くまで対応できるようにする」などが挙げられます。

また、歯列矯正の施術は、クリニックや治療方法によってかかる料金や期間が異なるのが特徴です。

さらに、見た目にも大きな影響があることから、患者は「できるだけ慎重に検討したい」と考えていることが想定できます。

この場合、「初回以降もカウンセリングを無料で行う」「Web診断やLINEでの無料カウンセリングを設ける」といった方法で、相談のハードルを下げる施策が有効です。

このように、患者のニーズに合う仕組み・サービスを新たに導入することで、自院の新たな強みにもなります。

参考:『【最新】病院やクリニックの集客・集患方法!失敗原因や選ばれるポイントを全解説【月商1億円UP事例を紹介!】

自院がターゲットとする患者がどのようなニーズや悩みを抱えているのかを考えるにあたり、ペルソナを設定するのがおすすめです。

以下の記事では、ペルソナの重要性や作り方について解説しています。
関連記事:『ペルソナがなぜ重要なのか?LPの効果を高める作り方とポイント3選!

ポジショニング

前述の「診療圏内の状況」「自院ならではの強み」「患者のニーズ」をもとに、自院がどのようなポジションで集患を行うのかを定めます。

デンタルクリニックを例に挙げると、得意とする領域や運営方法によって、ポジショニングが変わります。

ポジショニングの例

  • 駅から少し歩くが、歯列矯正では丁寧なカウンセリングを売りにしており、安心して治療をはじめられる
  • 駅から徒歩1分、スマホから手軽に予約ができるため、時間効率を重視するビジネスパーソン向け
  • 虫歯が進行している患者をメインターゲットとし「できるだけ抜歯しない治療」に努めている

自院のポジショニングを明確にし、ホームページやWeb広告で訴求を行いましょう。

参考:『クリニック、病院のWebマーケティングって何をすればいい?

クリニックの集患におすすめのWebマーケティング施策

クリニックの集患におすすめのWebマーケティング施策

ここからは、クリニックの集患で活用できるWebマーケティングの具体的な施策をご紹介していきます。

  • SEO対策
  • MEO対策
  • コンテンツマーケティング
  • Web広告
  • SNS運用

SEO対策

SEOは「Search Engine Optimization」の略語で、検索エンジン最適化を指します。

検索エンジン最適化とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジンで特定のキーワードで検索をかけた際に、自院のホームページやブログなどのWebページを上位に表示させるための取り組みです。

クリニックの場合、「エリア名+診療科目」や「エリア名+症状・疾患名」「エリア名+自院が実施している検査や治療」のキーワードで上位を狙うのが一般的です。

三大疾病であるがん(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患や、糖尿病などのキーワードは、行政や公共団体のWebページが優先されやすく、「エリア名+症状・疾患名」は民間のクリニックでは上位表示を狙いにくい傾向にあります。

ただし、「エリア名+症状・疾患名+クリニック」などの3語の組み合わせの場合は民間のサイトも上位に出ています。

SEOの対策は、サイトの利便性を高めたり、コンテンツを充実させたりする「内部対策」と、外部サイトからのリンクを獲得するといった「外部対策」があります。

さらに内部対策は、WebサイトやWebページの内容を検索エンジンに適切に伝え、ユーザビリティを向上させる「テクニカルSEO」と、ユーザーによって有益な情報を掲載してサイトの価値を高める「コンテンツSEO」に分かれています。

クリニックのホームページで行うSEO対策の例

種類内容
内部対策テクニカルSEO
  • 検索エンジンがWebページの内容を正しく読み取れるよう構造化マークアップを行う
  • 内部リンク(同一サイトのページ間でのリンク)の最適化
  • Webページをスマホに対応させる
  • ページの読み込み速度の向上
コンテンツSEO自院の診療科目に関連させたコンテンツページの充実
外部対策
  • 外部サイトからの良質なリンクの獲得
  • サイテーションの獲得

※サイテーション…自院のWebサイトの内容や自社の情報が、外部のサイトで引用・掲載されることを指します。

参考:『【最新】病院やクリニックの集客・集患方法!失敗原因や選ばれるポイントを全解説【月商1億円UP事例を紹介!】
参考:『SEO対策の種類について徹底解説 【内部対策と外部対策の違い】
参考:『【わかりやすく解説】サイテーションとは?SEO効果・獲得方法などプロが解説

MEO対策

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、マップエンジン最適化を指します。

「ローカルSEO」と呼ばれる場合もあります。

MEOは、GoogleマップやYahoo!のような地図検索において上位表示を目指すための施策です。

ユーザーが「エリア名+サービス名(クリニックの場合は診療科目など)」で検索をかけた際、マップとともに施設や店舗のリストが表示されます。

このリストの上位にピックアップさせることで、集患を強化するのがMEOの狙いです。

ナレッジパネル表示例

MEO対策①引用:『Google

上記は、Googleで「大阪市北区 デンタルクリニック」で検索した際に、検索結果画面に表示されたマップです。

リストをクリックすると、画面の右側にクリニックのビジネス情報のパネル(ナレッジパネル)が示され、Webサイトへ遷移したり、電話をかけたりできる仕様となります。

マップとともに表示されるリストやナレッジパネルの内容は「Googleビジネスプロフィール」に登録している情報がソースとなります。(ヤフーの場合は「Yahoo!プレイス」)

MEO対策②引用:『Google

Googleビジネスプロフィールとは、ビジネスの運営者が店舗や施設、会社の情報を登録することで、Googleの検索結果やGoogleマップに表示させることができる無料のサービスです。

Googleビジネスプロフィールに登録できる項目

  • ビジネス名
  • カテゴリ
  • 住所とピンの位置
  • サービス提供地域
  • 営業時間
  • 電話
  • ウェブサイト
  • ソーシャルメディアのリンク
  • 属性
  • 写真
  • ビジネス情報
  • 開業日
  • メニューやサービス(利用制限あり)
  • 商品(限定的に利用可能)
  • チェックイン時刻とチェックアウト時刻(ホテルのみ)
  • ホテルの情報(ホテルのみ)

引用:『Googleでビジネスプロフィールを編集する|Googleビジネスプロフィールヘルプ』

ナレッジパネルには、ユーザーが口コミを投稿することができます。

投稿された口コミの数や平均点は、ナレッジパネル内に加え、マップ検索のリストにも表示されるのが特徴です。

MEOの対策としては、上記のビジネスプロフィールを充実させることが挙げられます。

また、ビジネスプロフィールやホームページ、SNSなどに記載するNAP(Name、Address、Phone)表記を揃え、インターネット上にある自院の情報を統一することも大切です。

NAP表記

  • Name(ビジネス名)
  • Address(住所)
  • Phone(電話番号)

住所のビル名や番地、文字の半角・全角などの表記ゆれがあると、インターネット上に自院の情報が掲載されていても、検索エンジンから同一のビジネスであるとみなされない恐れがあります。

インターネット上に情報の掲載が多いビジネスは、それだけ知名度があると判断され、MEOの上位表示の可能性が高まります。

参考:『#MEOとは?対策方法と上位表示のポイントを解説
参考:『Googleでビジネスプロフィールを編集する|Googleビジネスプロフィールヘルプ
関連記事:『ローカルSEOとは?基本的な4つの対策ポイントやMEOとの違いを解説

Googleビジネスプロフィールの登録や活用方法については、ぜひ以下の関連記事も参考にしてください。
関連記事:『【集客ツール】Googleビジネスプロフィールの5つの機能とその効果

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供し、複数回にわたって接触をはかることで見込み顧客へと育成するマーケティングの手法です。

一般的には、記事コンテンツが多く用いられており、ユーザーがGoogleやYahooで検索するキーワードを想定し、上位表示を狙ったコンテンツを作成します。

男性編集者A
男性編集者A

クリニックの場合、特定の疾患や症状について専門医が解説をする記事や、患者が治療した例の紹介、よくある疑問に回答するQ&Aといった内容がおすすめです。

対策するキーワードは、医療知識を持たない一般ユーザーがどのような語句で検索を行うのかを想定し、ピックアップしましょう。

コンテンツの内容も、専門用語を多用せず、誰が読んでもわかりやすいものを作成することが大切です。

参考:『クリニック向けの最強集客方法!種類別WEBマーケティングの必要な調査・施策と成功するポイント
参考:『コンテンツマーケティングとは?事例とともに戦略や手順、やり方をわかりやすく解説
関連記事:『コンテンツマーケティングのROI分析&5つの段階に応じた目標設定

Web広告

代表的なWeb広告の種類として、Google広告やYahoo!広告のプラットフォームを通して配信するリスティング広告やディスプレイ広告が挙げられます。

それぞれの特徴についてみていきましょう。

リスティング広告

リスティング広告引用:『Google

リスティング広告は、ユーザーが特定のキーワードで検索を行った際に配信される、テキスト形式の広告です。

GoogleやYahoo!の検索画面の上部や下部に広告枠が設けられています。

上位を獲得できれば、SEOの検索結果よりもさらに上部に掲載が可能です。

ただし、医療関連のリスティング広告は最上部に枠がないケースもあるので注意しましょう。

リスティング広告は、広告の表示をしたいキーワードを入札して出稿するオークションの形式をとっています。

クリニックの場合、「エリア名+診療科目」や「エリア名+症状・疾患名」、「エリア名+自院が実施している検査や治療」といったキーワードが対象です。

掲載順位は、以下をもとに算出した広告ランクによって決定されます。

  • キーワードの入札価格
  • 広告とランディング ページの品質
  • 広告ランクの下限値
  • オークションにおける競争力
  • 検索のコンテキスト
  • 広告アセットやその他の広告フォーマットの効果

なお、ニッチなキーワードほど競合となるクリニックが少なくなるため、低い価格で入札が可能です。

参考:『集患の結果を出す「リスティング広告」のコツとは?
参考:『広告ランクについて|Google広告ヘルプ

ディスプレイ広告

Google広告やYahoo!広告を通して出稿するディスプレイ広告は、WebサイトやWebアプリ内に設けられた広告枠に表示されるのが特徴です。

画像や動画、テキストなどの形式があります。

ビジュアルで印象に残りやすい訴求ができるため、認知を拡大したい、潜在ニーズを持つユーザーにアプローチしたいという場合に適しています。

ディスプレイ広告は、配信先のユーザーの絞り込みのほか、配信面となるサイト・アプリのカテゴリーの指定や手動での配信面指定も可能です。

ユーザーのターゲティングは、属性(年齢や性別、居住地)、興味・関心のあるカテゴリ、購買意欲、Web上の行動履歴などの要素で絞り込みを行います。

自社のWebサイトを訪問した履歴のあるユーザーに広告を表示する「リターゲティング」ができるのもメリットの一つです。

リスティング広告やSEO対策のコンテンツで自院のホームページを訪問したユーザーをターゲットにして広告配信を行います。

参考:『ディスプレイ広告とは?リスティング広告との違いも解説!
参考:『【最新】病院やクリニックの集客・集患方法!失敗原因や選ばれるポイントを全解説【月商1億円UP事例を紹介!】

SNS運用

FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、LINEに代表されるSNSは、自院で行っている治療の情報や施設内の雰囲気などを気軽に発信できるのが強みです。

2024年に実施されたアンケート調査では、87.6%のユーザーが「医療機関がSNSで情報を発信してくれると助かる」と回答しています。

この結果から、手軽に情報収集できるSNSでの情報発信を求めているユーザーが多数であることが分かります。

こういったユーザーに対して効果的に情報発信をすることができれば、自院への集患も期待できます。

SNS運用をすると、コメント欄やDMを通して双方向的なコミュニケーションをとれるため、治療に関心があるユーザーとやりとりをして、来院まで促すといった使い方もできます。

また、ニッチな分野の診療を行う専門的なクリニックの場合、SNSに力を入れることで広いエリアからの集患にもつながるでしょう。

画像や動画を使って訴求をするならInstagram、予防接種のお知らせや休診の告知などのメッセージをユーザーにダイレクトに届けるならLINEの公式アカウントを活用するなど、目的に合わせてプラットフォームを選定することが重要です。

参考:『クリニック向けの最強集客方法!種類別WEBマーケティングの必要な調査・施策と成功するポイント
参考:『クリニックの集客(集患)方法おすすめ8選|成功のポイントや成功事例も紹介
参考:『クリニック・病院でのLINE公式アカウントの活用方法とは?成功事例と導入すべき理由を解説
参考:『【アンケート報告】87.6%の患者が「医療機関がSNSで情報発信をしてくれると助かる」と回答

ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトとは、患者がクリニックの情報を検索し、所在地や診療科目、取り扱っている治療のほか、口コミなどをチェックできるサイトです。

EPARKクリニック・病院」や「Caloo」といったサイトがポータルサイトに該当します。

ポータルサイト引用:『EPARKクリニック・病院

ユーザーは、エリアや診療科目のほか、こだわり条件(土日祝日や夜間の診療、専門医の在籍など)を指定して、希望に合う医療機関を探します。

多くのクリニックが掲載しているため競合にはなりますが、ポータルサイトに掲載することで、積極的にクリニックを探しているユーザーに自院の存在を知ってもらうきっかけを作れます。

ベーシックなプランであれば無料掲載が可能なサイトもあるので、比較検討してみましょう。

参考:『クリニック向けポータルサイトおすすめ5選!特徴・違いを解説
参考:『クリニックの集客(集患)方法おすすめ8選|成功のポイントや成功事例も紹介

医療広告のガイドラインに注意

医療広告のガイドライン

クリニックのホームページは、広告の一種であるとみなされます。

Webマーケティングの実施にあたっては、医療広告ガイドラインについて理解しておく必要があります。

厚生労働省が示す「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)」では、医療サービスにおける消費者トラブルを防止するため、広告表現や掲載内容の規制を行っています。

たとえば、以下の表現、コンテンツはガイドラインに抵触します。

  • 「どのような状態の虫歯も、抜歯無しで治療します」などと表現する…実際には不可能であるため、虚偽広告にあたる
  • 治療の内容や料金について他のクリニックとの比較表を掲載し、自院の優位性を示す…比較優良広告に該当する
  • 治療の内容や効果に対する患者の感想・体験談の掲載…省令禁止事項に該当する

医療広告ガイドラインを理解していないと、「クリニック側が患者にとって有益であると考えて掲載した情報が禁止事項に該当していた」「広告の過剰な表現が原因でトラブルに発展した」などの事態につながる恐れがあります。

参考:『医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針 (医療広告ガイドライン)|厚生労働省

以下の記事では、ガイドラインで理解しておきたいポイントをピックアップしています。
関連記事:『医療広告ガイドラインで押さえておきたい14のQ&Aを解説!

まとめ

弊社では、病院・クリニック向けの広告運用代行サービスを展開しております。

Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、豊富な運用経験を持つプロフェッショナルが、短時間で課題を解決に導きます。

また、薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、厳しい広告審査基準に適合した広告作成も対応可能です。

お客様のニーズに合わせて、分析・調査を行い最適なプランをご提案いたします。

病院・クリニックのWeb集客でお困りの際は、お気軽にご相談下さい。

医師からのコメント

吉川博昭先生

吉川博昭 先生

クリニックの集患には、Webマーケティングが重要です。検索結果や地図検索で上位表示を、有益な情報を提供し患者の関心を引きます。SNS運用を通じコミュニケーションを図ります。認知度の拡大と予約へのスムーズな導線を実現できます。

監修者

UnionMedia編集部

2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。

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