動画広告を制作したい、もしくは継続的に注力するために社内で内製化したいと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
一方で、動画制作にコストや工数を割けないとお困りの方もいらっしゃるかと思います。
しかし現在、動画広告はスマホアプリで制作することができます。
この記事では、動画広告を簡単に作成・編集可能なスマホアプリについてご紹介します。
関連記事:『YouTube動画を含めた市場規模はいくら?動画広告の4つのメリット』
動画広告を作成できるスマホアプリの紹介
Inshot–万能動画編集アプリ
Inshotは、Instagramとの連携に特化した動画・画像編工アプリです。
主に以下のような機能があります。
- 動画をトリミング
- 動画の中間部分もカット/削除が可能
- 動画をマージ
- ビデオ速度を調整
Inshotでは、横長動画をキレイに正方形にトリミングすることができます。Instagramの投稿の画像サイズは正方形です。
そのため、Instagramで動画広告を配信したい方にはオススメです。
参考:『動画広告はスマホで作ろう!おすすめの動画制作アプリ6選』
Promeo-かんたん動画&写真デザイン編集
Promeoの主な機能は以下です。
- テンプレート – SNS などですぐに使えるプロのデザイナーが作成した1万点以上のテンプレート
- 音楽 – 豊富に用意されたロイヤリティフリーの音楽を使用可能
- 素材 – 自分で撮った素材だけでなく、素材ライブラリーの数百万点もの動画や写真を使って自由にデザインを作成できます。
- ステッカー – かわいく動くステッカーを豊富に搭載
- フォント – 100種類以上ものフォントを搭載!メッセージをより強く伝えられます。
- 自動切り抜き – 人や物を背景から自動的に切り離して、自由に合成!思い通りの作品に仕上げることができます。
Promeoでは、SNSで使用できるテンプレートが1万点以上あるのが最も魅力的です。
どのSNS広告でも使用することができるので、さまざまなSNSに向けて広告を作成する際にオススメです。
フォントも100種類以上あり、メッセージをより強く伝えられるということもメリットです。
参考:『【2023年最新】動画広告の作成におすすめのアプリ5選【SNSに最適】』
Werble-フォトアニメーター
引用:『Werble – フォトアニメーター』
Werbleの主な機能は、以下のような機能があります。
- あらゆるソーシャルネットワークに投稿 (Instagram、Facebook、Twitter等)
- アニメートされたFacebookのプロフィール写真とカバー動画を作成
- アニメートされたGIFとビデオの両方を作成
- 複数のイメージとエフェクトを組み合わせ
- ランダム化を使って仕上げる
- 幅広いセレクションのループでライブラリをカスタマイズ
Werbleは、1,000個以上のエフェクトがあることが魅力的です。そのため、SNSで話題になる投稿を数秒で作成することができます。
また、画像一枚あれば、それに用意されたフィルターをかけることで動画にすることが可能です。 そのため数秒間でインパクトのある動画広告を作りたい方にオススメです。
参考:『動画広告はスマホで作ろう!おすすめの動画制作アプリ6選』
PowerDirector
引用:『PowerDirector – 動画編集』
PowerDirectorには、以下のような編集技術があります。
- 動画を最大4Kの解像度で編集およびエクスポート
- 速度調整で早送りまたはスローモーションビデオを作成します
- ビデオスタビライザーを使用して、カメラ映像のブレを修正する
- アニメーションタイトルで人目を引くイントロを作成する
- ボイスチェンジャーで風変わりなオーディオエフェクトを試す
- クロマキーを使用して背景をグリーンスクリーンエディターに置き換えます
- ビデオ オーバーレイとブレンディング モードから見事な二重露光効果を作成する
- YouTube や Facebook に直接アップロード
PowerDirectorの魅力は、1,000万以上のテンプレートがある点です。
そのため、どのSNSの広告に対応しているのもメリットです。
またPowerDirectorでは、高精度な4K映像出力にも対応しています。
より本格的な動画広告を作りたい方にオススメのアプリです。
参考;『【2022年最新】動画広告の作成におすすめのアプリ5選【SNSに最適】』
iMovie
引用:『iMovie』
iMovieの主な機能は、以下のような機能があります。
- AirDropまたはiCloud Driveを使って、iPhoneとiPad間でプロジェクトを転送できます
- プロジェクトをAirDropまたはiCloud Drive経由でMacに転送して、iMovieまたはFinal Cut Proで仕上げができます
- iPhoneまたはiPadに外部ディスプレイを接続して、編集中のiMovieインターフェイスをミラーリングしたり、ビデオをフルスクリーンで表示したりできます
iMovieは、iphoneユーザーしか使うことのできないアプリとなっております。
iMovieの魅力は、Appleと連携が可能だという点です。
そのため、iphoneとipad間でプロジェクトを転送することができます。
Iphoneユーザーに一度試していただきたいアプリです。
参考:『人気動画編集アプリiOS & Android 向け [2022]』
VITA-超簡単!動画編集
引用:『VITA – 超簡単!動画編集』
VITAの主な機能は、以下になります。
- 人気YouTuberが使っているようなエフェクトやテキストが無料で使用可能
- 倍速・逆再生の調節でダイナミックな動画が作れる
- PIP機能を使えば2つの動画を簡単に合成
- 豊富なトランジションとフィルターで素敵な動画が作れる
VITAアプリは、世界で2,000万ダウンロードを突破した、人気の動画作成アプリです。
テンプレが100種類以上あり、種類が豊富にある点が魅力的です。
そのため、Vlog・旅行・誕生日動画など一瞬で作ることができます。
動画の長さも制限なく、編集することができ、無料で高いクオリティーの動画を作成することが可能です。
参考;『【2023年】プロ並みの動画編集・動画作成アプリおすすめTOP10』
CapCut-動画編集アプリ
引用:『『CapCut – 動画編集アプリ』
CapCutの主な機能は、以下のような機能があります。
- クリップをトリミングおよび短縮し、動画を分割またはマージします。
- 動画速度を0.1xから100xに調整し、速度曲線をクリップに適用します。
- 信じられないほどのズームイン/アウト エフェクトで動画クリップをアニメーション化します。
- フリーズ機能で最高の瞬間をハイライトします。
- クリップ上およびクリップ間の素晴らしいエフェクトを備えたトランジションオプションを探索します。
CapCutは、様々なSNSアプリと連携しており、Instagram、TikTok、Facebookなどと連携することが可能です。
またTikTokの音源をそのまま利用することができるため、TikTok内で興味を持った音源を使って動画を作ることが可能です。
TikTok用の動画広告は、CapCutを使用することをオススメします。
さらに、高精度の音声認識で字幕を自動作成することができるため、作業を短縮ことが可能です。
参考:『【2023年】プロ並みの動画編集・動画作成アプリおすすめTOP10』
VivaVideo-動画編集&動画作成&動画加工
VivaVideoは主に以下のような機能があります。
- 0.001sからの時間調整、変速&逆再生
- YouTube向けの可愛い文字フォントと吹き出し
- AIで人物の背景を削除&入れ替え
- エフェクト&モザイク&音声変更
- 商用フリー音楽・効果音が500曲+、動画から音楽を抽出して使用
- 1080P、4Kの高解像度動画のエクスポート
VITAアプリは、世界で2,000万ダウンロードを突破しており、人気な動画作成アプリといえます。
テンプレが100種類以上あり、種類が豊富にある点が魅力的です。
そのため、Vlog・旅行・誕生日動画など一瞬で作ることができます。
動画の長さも制限なく、編集することができ、無料で高いクオリティーの動画を作成することが可能です。
参考:『【2023年】プロ並みの動画編集・動画作成アプリおすすめTOP10』
YouCut-動画編集&動画作成&動画加工
YouCutの主な機能は、以下のような機能があります。
- YouTubeの人気ビデオエディタやミュージックビデオメーカーとして、YouCutは動画編集アプリでよくあるウォーターマークを追加しません。
- ビデオを編集しているときに、画面にバナー広告は出てきません。
- 30以上の素晴らしいトランジションを提供し, ハリウッド映画のようなトランジションで素晴らしいビデオを作成。
- ビデオを必要な長さにトリムしてカットします。ビデオをHD画質でエキスポートできます。
YouCut は、YouTube,Instagram,Facebook,TikTokなど様々なアプリと連携することが可能です。
さらに、豊富なエフェクトで、ステッカーを張ったりテキストを入力したり、動画の背景を変更することも可能です。
MixClip-動画編集&動画作成
主な機能の説明は、以下の通りです。
- 1/8倍速(スロー再生)から8倍速(早送り)まで対応しています。
- 間違った方向で撮影してしまった動画もすぐに直せます。
- 長い動画も好きな部分だけ切り取って使えます。
- 横長や縦長の動画も簡単に正方形動画に変換できます。
- 動画毎にズームや移動などを自由に追加できます。
- 音声を直接録音してムービーに入れることが出来ます。
- 正方形, ヨコ向き, タテ向きの動画が作成出来ます。
Mixchipは、シンプルな作りの動画編集アプリです。
シンプルな機能である特徴として、字幕、カット、速度編集、動画サイズの変更、素材の回転、アフレコ、BGM、トランジションの8つで、簡易的な編集アプリです。
そのため、初心者には、わかりやすく簡単に動画を作成することができます。
GoPro Quik:動画編集アプリ
引用:『GoPro Quik:動画編集アプリ』
Quikには、以下のような機能があります。
- Quik (クイック) アプリがベストショットを選択し、音楽とシンクしてシネマティックトランジションを追加し、シェアできるビデオを作成します。
- クリップ、トランジション、エフェクトを音楽やGoProミュージックのビートに自動でシンクロさせます。
- スーパースローからファストモーションやフリーズまで、1本のクリップ内の複数のセグメントでビデオの速度を自在にコントロールできます。
- どのビデオからでもフレームをキャプチャして、高解像度の写真に切り出せます。引用:『GoPro Quik:動画編集アプリ』
Quikは、GoProが提供している動画編集アプリです。
Quikの利点は、動画をSNSに合わせて容量を小さくしたり、再生時間を短縮・長くすることも可能です。
動画は使用した音楽の再生時間で作成されます。
スマホで動画広告を作成するメリット
動画制作をどこでも行うことができる
スマホで動画を作成するメリットとして動画を作成する時間の短縮が可能になります。
スマホだと常に持ち歩いているため、出先で動画制作を行ったりすることができます。
また、パソコンだとWi-Fiを繋ぐ必要がありますが、スマホは必要がないため、電波が届く場所であればどこでも動画制作を行うことができます。
参考:『97%が外出時にスマホを所持していると回答!デジタルデバイスに関するアンケート調査を実施』
実際にスマホを持ち歩く割合は圧倒的に高いうえに、パソコンを持ち歩いている割合は、1.0%と非常に低い割合であることがわかります。
このことからも、スマホで動画を作成できるということは、外出時にも作成することが可能なため、非常に使い勝手が良いといえます。
関連記事:『【2023年版】動画制作費用の相場を徹底調査!費用の内訳まで解説』
パソコンや編集ソフトを用意するコストが不要
今所有しているスマホで動画広告を作成することで、コストをかけずに今すぐ動画制作に取り掛かれる点も魅力です。
無料のアプリを使用すれば、機能は制限されるものの、アプリのコストも抑えられます。
逆にパソコンや編集ソフトを新たに用意する場合、少なくとも4万~6万は別途費用がかかってしまいます。
参考:『Adobe Premiere Pro』
スマホアプリ内でフォローなどのサービスが受けられる
スマホアプリで動画制作をする場合、スマホアプリ内の「ヘルプやお問い合わせ」などという欄に操作がわからなかった時のために役に立つことが書いています。
初心者の方でも簡単に動画制作を行うことが可能になります。
例えば、紹介した「Inshot」では ヘルプ用のアドレスを公開し、いつでも連絡が可能な他、YouTubeにてハウツーを公開しており初心者の方でも安心して作業を進める事が可能です。
参考:『InShot – 動画編集&動画作成&動画加工』
参考:『InShot | YouTubeチャンネル』
スマートフォンで作る際の5つの動画広告のコツ
配信先のサイズをもとに動画を制作する
作成しなければいけない動画のサイズは、メディアごとに異なります。
それぞれの動画のサイズを表にまとめましたので、参考にしてみてください。
メディア | アスペクト比 |
YouTube | 16:9 |
9:16 | |
16:9 | |
TikTok | 9:16 |
参考:『【最新版】各SNSの動画サイズまとめ』
スマホカメラで撮影する際に必要な道具をそろえる
スマホのアングルを固定したり、手ブレをなくすためには、スマホ用の三脚やジンバル・スタビライザーの利用がおすすめです。
また、明るい照明で撮影するには、動画撮影用のライトを買うことをオススメします。
ライトなしでとる際に注意すべき点は、逆光にならないように、撮影者の後ろに照明や太陽を配置しましょう。
参考:『【2023年】スマホ用LEDライト 人気おすすめ10選。自撮りやVlogに!』
参考:『【2023年1月】スマホ用ジンバル・スタビライザーのおすすめ人気ランキング15選【徹底比較】』
さらに、ピンマイクなどの利用で音声をはっきり聞き取りやすくすることができます。
また、BGMのボリュームなどにも気を配ってBGMを設定してください。
参考:『スマホで簡単に動画を作る方法と動画編集アプリの選び方』
関連記事:『【無料】動画に使えるBGM素材サイト15選!TikTokやYouTubeに!』
エフェクト機能を使う
引用:『「TikTokブランドエフェクトガイドブック」を初公開!最新機能から構築プロセスまで、ブランドエフェクトについて完全網羅』
スマホで動画作成ができるアプリには、エフェクト機能がたくさんあります。
エフェクト機能を使って動画の編集を行うことで明るい印象を与えることができます。
また、エフェクト機能は、簡単に編集を行えるので初心者でもおすすめの機能です。
TikTokでは、バーチャルで商品を試着する機能のあるエフェクト機能もあり、74%のユーザーが見た商品のブランドについて知りたいと思ったと回答しています。
短いシーンを複数撮影しておく
スマホでは、簡単に動画を撮影することができるので、短い動画を複数組み合わせて1本の動画にしてみると、見ているユーザーも飽きずに動画を見ることができるのでおすすめです。
また、スマホで動画の編集が行えるアプリでは、複数の動画を組み合わせて編集を行うことができます。
さらに、短いシーンであれば、動画撮影用の道具がなくても、手ぶれなどを防ぐことができます。
参考:『スマホでプロっぽい動画を撮影するコツ|撮り方・おすすめグッズなどを紹介』
スマホで撮影するときは横向きがベスト
スマホを横向きに撮るのが良い理由の1つは、広い範囲が撮れることです。
広い範囲が撮れると、全体像を収めることができます。
距離が遠いものを撮影する場合でも、横向きの場合は、遠近法によってきれいに撮影することができます。
参考:『【初心者必見】スマホでおしゃれ動画を撮るコツとおすすめの動画編集アプリをご紹介』
しかし、配信するメディアによっては、縦向きのサイズしかあわない場合があります。
その際は、できるだけ、距離が近くて狭い範囲で撮れるものを撮ることをおすすめします。
関連記事:『動画広告3つの効果!動画広告の制作方法や成功事例まで解説!』
まとめ
今回は、初心者でも簡単に作れるアプリを紹介しましたが、SNS広告の運用は専門とする広告代理店に任せるのも一つの手段です。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。