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Googleのパーソナライズ機能とは?押さえておきたい4つのポイント

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Googleのパーソナライズ機能とは?押さえておきたい4つのポイント

Googleサービスを利用している時、自分の興味関心に合った情報が表示された経験がある方も多いのではないでしょうか。

例えば、以前キャンプについて検索したところ、Googleサービス内でキャンプに関するおすすめ情報が表示されるようになる等が挙げられます。

これは、Googleのパーソナライズによるもので、ユーザーが興味を持ちそうな情報を提供してくれる機能です。

一方で検索結果がパーソナライズされると、自社サイトの検索順位を正確に把握することができなくなる側面もある為、機能を正しく理解することが重要です。

そこで本記事では、Googleのパーソナライズや設定方法などについて詳しく解説していきます。

参考:『パーソナライズド検索とは?Googleのパーソナライズ機能とSEO上の注意点|ナイルのマーケティング相談室
参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
関連記事:『リスティング広告の運用に検索ニーズを反映させる3ポイント|Union Media

Googleのパーソナライズ機能とは?

Googleのパーソナライズ機能引用:『検索とアクティビティとの連携の仕組み|Google検索ヘルプ

Googleのパーソナライズとは、過去のアクティビティを参照し、ユーザーに合わせて検索結果などがカスタマイズされる機能です。

この機能は、ユーザー自身の設定でオンまたはオフに切り替えることができます。

パーソナライズによって、ユーザーエクスペリエンスが向上し、Googleサービスの利便性が高まることに繋がります。

ただし、全ての検索結果がパーソナライズされるわけではなく、ユーザーにとって最適な情報を表示できるとGoogleが判断した場合にのみ、カスタマイズされます。

Googleは以下の様に言及しております。

パーソナライズを使用すると、アクティビティに基づいてユーザーに合ったGoogle検索結果が表示されます。

パーソナライズは、より関連性の高い有益な情報を提供できる場合にのみ使用されます。

引用:『パーソナライズと Google 検索結果』

男性編集者A
男性編集者A

なお、Googleがパーソナライズにおいてどの情報を重要としているか、具体的な評価基準は公開されていません。

また、地域や言語などの要因によって、検索結果が変化することがあります。

例えば、現在地に関わる情報が検索結果に表示されたり、よく使う言語で表示されることがあります。

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『Google検索の検索結果が他のユーザーと異なることがある理由|Google検索ヘル
参考:『結果を自動的に生成する仕組み
関連記事:『【Google広告】アフィニティセグメントとは?3つのメリットと活用方法を解説

押さえておきたい4つのポイント

保存されるアクティビティ

アクティビティ引用:『プライバシー設定とデータ管理|Googleセーフティセンター

Googleは、ユーザーが安全で便利にGoogleサービスを利用できるように、様々なユーザーのデータを収集します。

ここでは、その中でもGoogleアカウントに保存されるアクティビティというデータが、パーソナライズに与える影響を解説します。

アクティビティとは、ユーザーがGoogleサービス上でとった行動のことです。

主なアクティビティには以下のものが含まれます。

  • ウェブとアプリのアクティビティ
  • ロケーション履歴
  • YouTubeの履歴

これらのアクティビティは、マイアクティビティから確認や削除することが可能であり、アクティビティ管理からデータの保存を中止することもできます。

参考:『プライバシーポリシー|ポリシーと規約|Google
参考:『Googleマイアクティビティ
参考:『アカウントのアクティビティを表示、管理する|Android|Googleアカウントヘルプ

ウェブとアプリのアクティビティ

ウェブとアプリのアクティビティの保存をオンにすると、Googleサービスでの検索語句やアクティビティ、広告クリックや購入内容などが保存されます。

これらの情報を基に関連性の高い検索結果や広告が表示され、おすすめのアプリやコンテンツが提案されるなど、Googleサービスがパーソナライズされます。

その他、以下のアクティビティもパーソナライズの対象です。

  • その他のアクティビティ:Chrome履歴やGoogleを利用しているサイトやアプリなどのアクティビティが保存され、カスタマイズ機能がさらに拡充します。

  • 音声アクティビティ:Google検索、Googleマップ、Googleアシスタントでの音声操作中の音声が保存され、音声技術の改善などに活用されます。

参考:『アクティビティ管理|Googleアカウント
参考:『ウェブとアプリのアクティビティの設定と管理|Google検索ヘルプ

ロケーション履歴

ロケーション履歴の保存をオンにすると、Googleサービスを利用していなくても、デバイスの訪問場所や移動経路が保存されます。

これらの情報を基に、便利な情報や広告が表示され、タイムラインや自分用のマップを作成できるなど、Googleサービスがパーソナライズされます。

例えば、交通や店舗の混雑状況を確認することや、Googleマップタイムラインで行動履歴を振り返ることができます。

位置情報は、Wi-Fiやモバイルネットワーク、GPSやセンサー情報などを活用して推測されます。

ロケーション履歴とウェブとアプリのアクティビティの保存をオンにすると、データ(匿名の推定情報のみ)が企業に共有されることがあります。

このデータは、広告が来店に与える影響を知るために活用されます。

参考:『アクティビティ管理|Googleアカウント
参考:『ロケーション履歴の管理|Googleアカウントヘルプ
参考:『Googleマップタイムライン|マップヘルプ

来店コンバージョンについて詳しく知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
関連記事:『Google広告の来店コンバージョンとは?計測する2つのメリットを紹介|Union Media

YouTubeの履歴

YouTubeの履歴

YouTubeの履歴の保存をオンにすると、YouTubeでの視聴履歴や検索履歴がアカウントに保存されます。

これらの情報を基に、関連性の高い検索結果や広告が表示され、適切なコンテンツやクリエーターが提案されるなど、Googleサービスがパーソナライズされます。

また、前回視聴を中断した場所から再生することもできます。

視聴履歴と検索履歴は、どちらか一方だけを選択して保存することも可能です。

その他、以下のアクティビティも保存可能です。

  • YouTubeの音声アクティビティ:YouTubeでの音声検索中の音声が保存され、音声技術の改善などに活用されます。

参考:『アクティビティ管理|Googleアカウント

パーソナライズド広告

パーソナライズド広告

パーソナライズド広告とは、ユーザーの行動や興味関心に基づいてカスタマイズされた広告のことです。

例えば、メイクについて検索すると、YouTubeにメイク用品の広告が配信されるようになる等が挙げられます。

広告をパーソナライズするかは、ユーザー自身の設定でオンまたはオフに切り替えることができます。

女性編集者A
女性編集者A

なお、Googleではパーソナライズド広告用のポリシーを用意することで個人のデリケートな情報に該当するものは事前に制限をかけています。

法律上の制限:広告は、法律を遵守する必要があります。

個人的な苦難:広告がユーザーをターゲットにする方法として、ユーザーの困難や苦難を利用すべきではありません。

アイデンティティや信念:広告がユーザーをターゲットにする際は、制度的な差別または不当な偏見につながる傾向があるカテゴリに基づかないように配慮してください。

性的な関心:広告がユーザーをターゲットにする際は、固有のプライベートな性的な関心または体験に基づかないように配慮してください。

機会へのアクセス:広告が特定のコンテンツ カテゴリのユーザーをターゲティングする際は、不当な社会的偏見により機会へのアクセスを制限しないよう配慮してください。

引用:『パーソナライズド広告|Google広告ポリシーヘルプ』

参考:『パーソナライズド広告|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『よくある質問|マイアドセンターヘルプ

マイアドセンター

マイアドセンター

マイアドセンターでは、パーソナライズド広告をオンにして、Googleサービスにどんな広告を表示するか、どの情報をパーソナライズに使用するかを設定できます。

Googleサービスに配信されるパーソナライズド広告は、ユーザーのトピックや企業の設定、Googleアカウント情報やアクティビティを基に表示されます。

参考:『マイアドセンター
参考:『パーソナライズされた広告の仕組み|マイアドセンターヘルプ

広告のカスタマイズ

広告のカスタマイズマイアドセンターの広告のカスタマイズでは、表示する広告のトピックと企業やサービスを設定できます。

  • トピック:トピックごとに広告の表示頻度を調整できる(音楽、オーディオ/求人情報/自動車/スキンケア/投資/ゲームなど)

  • 企業やサービス:企業やサービスごとに広告の表示頻度を調整できる
  • デリケートなトピック:デリケートなトピックごとに広告表示を制限できる(アルコール/ギャンブル/ダイエット/出会い系/妊娠、育児)

参考:『マイアドセンター

プライバシーの管理

プライバシーの管理マイアドセンターのプライバシーの管理では、パーソナライズド広告に使用する情報を設定できます。

  • Googleアカウント情報:アカウントの登録情報や推測情報が使用される(年齢/言語)

  • カテゴリ:カテゴリごとに広告表示に使用する情報を制限できる(関係/世帯収入/教育/業種/企業規模/持ち家/育児、子育て)

  • アクティビティ:アクティビティごとに広告表示に使用する情報を制限できる(ウェブとアプリのアクティビティ/YouTubeの履歴/Googleを使用した地域)

参考:『マイアドセンター

パートナーの広告設定

パートナーの広告設定パートナーの広告設定では、Googleの提携サイトやアプリに配信される広告を自分用にカスタマイズするかを設定できます。

マイアドセンターでパーソナライズド広告をオンにした後、パートナーの広告設定が可能になります。

提携サイトやアプリに配信されるパーソナライズド広告は、サイトやアプリの入力情報やアカウント設定、コンテンツや広告へのアクション、Googleアカウントのアクティビティなどを基に表示されることがあります。

参考:『Googleパートナーの広告設定
参考:『パーソナライズされた広告の仕組み|マイアドセンターヘルプ

プライバシーと広告

Googleは、ユーザーの個人情報を許可なく、広告主や他企業に共有したり、販売することはありません。

ただし、広告主が広告効果を測定するために、個人を特定できない形で集計データのみが共有されることがあります。

また、広告をパーソナライズするために、健康状態や宗教などの機密情報、GoogleドライブやGmailで作成したコンテンツなどが利用されることはありません。

広告主と広告表示理由Googleでは、表示された広告の広告主情報と、広告が表示された理由を知ることができます。

例えば、自動車の広告が表示された場合、自動車について調べたりコンテンツにアクセスした可能性があります。

参考:『よくある質問|マイアドセンターヘルプ
参考:『Google の広告に関するデータとプライバシー|Googleセーフティセンター

パーソナライズと検索順位への影響

パーソナライズ検索押さえておきたい注意点として、パーソナライズにより検索結果が自分用にカスタマイズされることで、自社サイトの正確な検索順位を知ることができなくなる可能性があります。

SEO対策などで正確な検索順位を知りたい場合は、以下のような方法からパーソナライズをオフにすることを推奨します。

  • アクティビティ管理からオフにする
  • アカウントに基づく情報の表示をオフにする
  • 検索のカスタマイズをオフにする
  • シークレットブラウジングに切り替える

詳しい手順は後ほど解説します。

参考:『パーソナライズド検索とは?Googleのパーソナライズ機能とSEO上の注意点|ナイルのマーケティング相談室
参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『パーソナライズド検索をオフにして無効にする方法(Google Chrome編)|SEM Plus

SEO対策について詳しく知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
関連記事:『SEO施策とは?効果的な9つの内部対策と4つの外部対策を紹介|Union Media

Google検索のパーソナライズを確認する方法

検索結果の詳細オプション検索結果の各サイトがパーソナライズされているかを確認するには、サイトの縦3点マークをクリックします。

詳細オプションに「検索結果はあなた向けにカスタマイズされています」と表示されていれば、そのサイトはパーソナライズされています。

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ

パーソナライズをオン・オフにする方法

Googleサービスのパーソナライズをオンまたはオフにするには、以下のような方法があります。

  • アクティビティ管理
  • アカウントに基づく情報の表示
  • 検索のカスタマイズ(ログアウト中のみ)
  • シークレットブラウジング

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『知らないと怖い『パーソナライズド検索機能』について|JetB株式会社

アクティビティ管理からの設定

アクティビティ管理アクティビティ管理から、アクティビティの保存を「オンにする」または「オフにする」に切り替えます。

オフにすることで、アクティビティの保存が中止され、そのデータによるパーソナライズは行われなくなります。

アクティビティ保存をオフにするオフにする際に「アクティビティをオフにして削除」を選択すると、アクティビティの保存を中止して、今まで保存していたアクティビティを削除することができます。

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『ウェブとアプリのアクティビティの設定と管理|Google検索ヘルプ
参考:『アクティビティ管理|Googleアカウント

アカウントに基づく情報の表示からの設定

アカウントに基づく情報の表示アカウントに基づく情報の表示を「オン」または「オフ」に切り替えます。

オフにすることで、検索履歴によるオートコンプリート候補の表示や、アクティビティ履歴によるおすすめ情報の表示が行われなくなります。

オートコンプリート候補とは、検索キーワードを入力中に、検索窓の下部に候補キーワードが表示される機能です。

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『アカウントに基づく情報の表示|Google
参考:『Googleのオートコンプリート候補の仕組み|Google検索ヘルプ

検索のカスタマイズからの設定(ログアウト中のみ)

検索のカスタマイズGoogleアカウントにログインしていない場合は、検索結果のカスタマイズを「オン」または「オフ」に切り替えます。

オフにすることで、アカウントログアウト中に、検索内容に関連する検索結果やおすすめが表示されなくなります。

参考:『パーソナライズとGoogle検索結果|Google検索ヘルプ
参考:『検索のカスタマイズ|Google

シークレットブラウジング

シークレットブラウジングGoogle Chromeを開いて、検索画面の縦3点マークから「新しいシークレットウィンドウ」をクリックします。

シークレットモードでは、閲覧履歴やフォーム入力情報、CookieなどがChromeに保存されなくなります。

参考:『シークレットブラウジング|Google Chromeヘルプ
参考:『知らないと怖い『パーソナライズド検索機能』について|JetB株式会社

アクティビティを削除する方法

アクティビティを削除するには、以下のような方法があります。

  • 手動削除(期間ごと/個別)
  • 自動削除

参考:『ウェブとアプリのアクティビティの設定と管理|Google検索ヘルプ

手動削除(期間ごと)

マイアクティビティマイアクティビティから、検索バーの右下にある「削除」をクリックして、以下の期間ごとにアクティビティを削除します。

  • 1時間以内
  • 過去1日間
  • 全期間
  • 指定の期間

「全期間」「指定の期間」を選択した場合、どのサービスのアクティビティを削除するかを選択できます。

参考:『アクティビティを削除する|Googleアカウントヘルプ
参考:『Googleマイアクティビティ

手動削除(個別)

アクティビティを検索マイアクティビティから、各アクティビティの右側にある「×」マークをクリックして、個別に削除します。

削除するアクティビティを絞り込むには、以下の方法があります。

  • 日付やサービスでフィルタする
  • アクティビティを検索する

日付やサービスで絞り込んだ全てのアクティビティを削除したい場合は、検索バーの縦3点マークから「検索結果を削除」をクリックします。

参考:『アクティビティを削除する|Googleアカウントヘルプ
参考:『Googleマイアクティビティ

自動削除

アクティビティ管理の自動削除アクティビティ管理から、自動削除したいアクティビティの「自動削除オプションを選択します」をクリックして、以下の保存期間を選びます。

  • 3か月
  • 18か月
  • 36か月

指定した期間が過ぎるとアクティビティは自動削除されます。

また、デバイスの位置情報に関連するデータは、指定期間に関係なく30日経つと自動削除されることがあります。

参考:『アクティビティを削除する|Googleアカウントヘルプ
参考:『アクティビティ管理|Googleアカウント

まとめ

この記事を読んで、パーソナライズ機能やSEOが難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。

株式会社Unionでは、Webサイト制作をはじめとするデジタルマーケティング全般のご相談を承っております。

Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。

薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能。

お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。

監修者

UnionMedia編集部

2012年創業のWeb広告代理店、株式会社Unionが運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。

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