PR

大人気!StockSunの広告運用スクール

マーケター必見!IT系転職No.1

PR

大人気!StockSunの広告運用スクール

マーケター必見!IT系転職No.1

お問い合わせ

成果追求型Webマーケティングメディア

【基礎】Google広告4つのポリシーと違反しないための注意点

  • RSS購読
  • リンクをコピー

【PR】本ページはプロモーションが含まれています

【基礎】 Google広告4つのポリシーと違反しないための注意点

Google広告は、ターゲットにアプローチするための有効な施策として多くの企業が取り入れています。

実際、米国にある統計会社のDemandsageによると、世界の80%の企業がGoogle広告を利用していると述べています。

さらに、Google広告の平均ROI(Return Of Investment: 投資収益率)は200%であるとしています。

つまり、1ドル(約154円)の広告費に対して約2ドル(約298円)の収益があることになります。

このようにROIが高いGoogle広告ですが、同サイトでのWebキャンペーンでは、広告掲載ポリシーに準拠しないと違反とみなされ、ペナルティを受けることがあるため注意が必要です。

実際、Google広告では、ポリシーへの違反は悪質と見なし、違反の反復回数に応じて措置がとられる「違反警告」のシステムを強化に努めていると述べています。

そして場合によっては、 広告アカウントが強制的に停止し、以後、 広告掲載を認めないこともあるとしています。

そこで、今回の記事では、Google広告のポリシーをご説明し、違反とならないための注意点をご紹介します。

参考:『82 Google Ads Statistics 2024: Market Share & Revenue
参考:『広告掲載システムの回避に関するポリシーの更新について(2024年11月)
参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
関連記事:『【2024年9月更新】Google広告を含むWeb広告アップデート情報まとめ

Google広告のポリシーとは

Google広告の変更点引用:『今後と最近の変更点|Google広告ポリシーヘルプ

Google広告では、ユーザーにとっての『有益性』『信頼性』『透明性』を重視しています。

男性編集者A
男性編集者A

そのため、Googleでは、国際情勢や社会状況などに対応しながら、毎月数回にわたりポリシーのアップデートを行っています。

例えば、「今後と最近の変更点」において2024年9月には9回同年10月には2回の更新アナウンスがありました。

そのため、Google広告でキャンペーンを行う際は、広告掲載ポリシーを定期的に確認しながら、実施する必要があります。

具体的には、以下の4つのポリシーを設けています。

  • コンテンツに関するポリシー
  • Webプラットフォーム上での行動に関するポリシー
  • 制限付き広告配信に関するポリシー
  • クリエイティブに関するポリシー

以下に具体例と注意点を含めてそれぞれご紹介します。

参考:『Googleネットワーク|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
関連記事:『Google広告6種類を解説!それぞれの特徴やメリットもご紹介

コンテンツに関するポリシー

Googleネットワークでは、掲載をすることが禁止されているコンテンツがあります。

なお、Googleネットワークは、広告掲載先の総称です。

Googleのサイトや提携しているサイト、モバイルアプリなどが含まれます。

コンテンツに関するポリシーの目的

一部のコンテンツを禁止している目的は主に以下の3つにあるとしています。

  • ユーザーの安全性確保
  • 誠実さと公平さの重視
  • 多様性の尊重

禁止されているコンテンツの種類と例

禁止されているコンテンツには以下の4種類があります。

種類禁止内容NG例
偽造品・模倣品偽造品と模倣品の販売と広告偽造品:時計、バッグ、香水など
不正行為を助長する製品やサービス

 

不正な行為を促すような製品やサービスの広告偽造の文書やIDなどの作成サービス

受験を代行するサービス など

ハッキングを目的としたソフトウェアおよびその手順

不適切なコンテンツ不適切な広告内容やコンテンツを提供するページへのリンク人種差別的内容

個人または団体を対象とした脅し

動物の虐待

犯罪現場や事故現場の衝撃的なイメージや内容

絶滅危惧種の販売や取引

他者を冒涜するようなコンテンツ など

危険な製品やサービス損害や危害などを引き起こす可能性のある製品やサービスの広告武器(拳銃、弾爆薬など)

危険物(爆発物など)の製造手順 など

危険性がある薬物

薬物の使用を目的とした機器

上記に該当するコンテンツは、Google広告の審査が通りませんので、注意が必要です。

注意すべきコンテンツの例:偽造・模倣品

Web上でよくみられる違反は、偽造品と模倣品の販売と広告です。

実際、独立行政法人 日本貿易振興機構が主要40カ国の不正リンク削除の経験がある91のECサイトで行った調査によると、 削除理由の1位は商標で98%でした。

Googleでは、ポリシーに違反した広告を排除することにより、誠実さや公平さの確保に努めていることから、自社の製品やサービスがポリシーに準拠しているか確認することが重要です。

参考:『Googleネットワーク|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『Google広告のポリシー違反とは?原因と対策方法を詳しく解説
参考:『ECサイトにおける模倣品対策を講ずるための基礎情報調査考察レポート
参考:『偽造品と模造品の違いは何ですか?
関連記事:『Google広告のアセットライブラリとは?7つの機能と操作方法

Webプラットフォーム上での行動に関するポリシー

Google広告のプラットフォーム上で行ってはいけない施策を規定しています。

Web上での行動を制限する目的

禁止行為の目的は、Google広告において主に以下を目指すとしています。

  • 有意義な情報であること
  • ユーザーとの関連性を確保
  • 信頼の醸成
  • 個人情報の尊重

プラットフォーム上で禁止されている行為の種類と例

禁止されている行為には以下の3つがあります。

分類禁止内容NG例
Web広告ネットワークの不正利用広告審査を回避する、偽るなどの不正に基づいた広告手法やコンテンツおよびページへのリンククローキング:実際に表示するリンク先をユーザーに隠す手法

アービトラージ:広告表示を主な目的とするページを訴求する手法

ブリッジページ:ユーザーを別のサイトに誘導することだけを目的とした手法

ゲートウェイページ:上位表示をされることを主な目的とした手法

阻害行為:Google広告審査のチェックを逃れるための操作 など

不適切な方法でのデータ収集および使用目的の明示や適切な情報開示のないユーザー情報の収集

十分な安全対策のないユーザー情報収集

個人情報の不正使用

十分なセキュリティ保護のされていないWeb環境での個人情報の取得

個人の機微な情報(経済状況など)を把握していると偽った広告 など

不誠実な表記ユーザーに製品やサービスに関する重要な情報を意図的に掲載しない

製品やサービスについて誤解を招くような情報を表示している広告やページへのリンク先

支払いに関して必要な詳細情報の非掲載や意図的にわかりづらくしている表記(支払い方法や請求時期など)

金融サービス:料金情報の非掲載や、非掲載や意図的にわかりづらくしている表記(金利、手数料など)

実際には利用できないクーポンの訴求現実的でない効果を謳うコンテンツ(ダイエット製品や金融商品などにおける誤解を招くような表現)

フィッシングなどの不正行為(個人情報を得るために有名な大手企業になりすます行為)など

上記に該当する行為は、Google広告の審査で却下されるので、違反していないか注意が必要です。

禁止されている行為の例:ゲートウェイページ

「ゲートウェイページ」とは、検索キーワードに対する回答となるユーザーにとって有益な情報の提供がなく、特定のキーワードで上位表示されることを主な目的として設計されたSEO対策用のWebページを指します。

ゲートウェイページのような誘導だけを目的とした設計は、ユーザー体験を低下させる可能性があるため、現在Google広告のポリシーでは、このような作りのWebページは場合によっては違反と見なすとしています。

Google広告では、ユーザーにとって有益な情報提供を重視しているため、SEO対策を考えるのであれば、関連するキーワードを入れた質の高いコンテンツを作成することが、違反にならず効果的な手法であると言えるでしょう。

参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『ゲートウェイページとは?SEOの手段として誘導ページは有効か?
参考:『ゲートウェイページ
関連記事:『ChatGPTをSEO記事に活用できる?4つの執筆ポイント

制約付き広告配信に関するポリシー

国ごとの違い対象国の法律かつ文化的な観点から取り扱いに注意を要する広告コンテンツがあります。

そのような場合、関連性と適正があると判断された利用者にのみ配信されます。

制約付き広告配信の目的

制約付きのコンテンツの目的は、Google広告において主に以下を目指すとしています。

  • 安全で信頼性の高い広告体験
  • ユーザーの意向を尊重
  • 法規制の遵守

制約付き広告配信の種類と例

制約されている内容には主に以下があります。

分類制約内容制約の例
年齢の制限システム上で18歳未満であると認識されたユーザーに対する特定のカテゴリーの広告配信を制限タバコ

アルコール など

性的なコンテンツユーザーの検索語句と年齢、および配信先地域の法律に準拠して配信身体の露出が高い画像
など
アルコール広告配信対象地域におけるアルコール関連の法律や業界基準を遵守して未成年以外に配信アルコール飲料:ビール、ワイン、日本酒、蒸留酒

ノンアルコール飲料: ビール、 ワイン、カクテルなど

著作権広告配信対象地域の著作権法を遵守

著作権で保護されたコンテンツを不正利用する広告を制限

キャッチコピー

ロゴマーク

イラスト

動画

音楽

写真 など

ギャンブル/ゲーム広告配信対象地域のギャンブル関連の法律や業界基準を準拠

節度があると判定したギャンブル/ゲーム関連広告のみ掲載

カジノ

ポーカー

スポーツ イベントを対象に賭けができるサイト

キャッシュゲームのサイトなど

ヘルスケア/医薬品広告とリンク先での適切な法律と業界基準を準拠誇大広告

承認前の医薬品

再生医療等製品

など

政治に関するコンテンツ広告配信対象地域の選挙などの政治活動に関する法律を遵守政党

選挙候補者

政治的主張

など

金融サービスユーザーが適切な金銭的判断を下すことができるような情報提供

有害または詐欺的な商法からのユーザー保護

現地の法律で定められている情報開示の要件などに従う

ローン

金融商品 など

子ども向けに制作されたコンテンツ子どもと13歳以上の未成年者のための広告配信保護対策未成年者に禁止されている製品やサービス(アルコール、タバコなど)

ダイエット製品
恐怖感を与えるコンテンツ

見た目の改善を促進するような化粧品

など

ユーザー体験が低いと判断された広告については、インプレッションが制限されるのでGoogle広告のポリシーに準拠することが重要です。

制約付き広告配信の例①:アルコール

一部のターゲット地域で制約つき広告配信に該当する場合、その旨が管理画面に表示されます。

【アルコールのGoogle広告を行える国(地域)のリスト】

アルバニア

アルゼンチン

オーストラリア

オーストリア

ベルギー

ボスニアヘルツェゴビナ

ブラジル

ブルガリア

コロンビア

カナダ

チリ

コロンビア

コスタリカ

サイプラス

チェコ共和国

デンマーク

エストニア

フランス

 

ドイツ

ガーナ

ギリシャ

香港

ハンガリー

アイスランド

アイルランド

イスラエル

イタリア

日本

ケニア

ラトビア

ルクセンブルク

マルタ

メキシコ

モンテネグロ

オランダ

ニュージーランド

ナイジェリア

パナマ

ペルー

フィリピン

ポルトガル

プエルトリコ

ルーマニア

セネガル

シンガポール

スロバキア

南アフリカ

スペイン

スウェーデン

スイス

ウガンダ

ウクライナ

英国

アメリカ合衆国

ウルグアイ

引用:『Alcohol|Google Ads Help

Google広告のポリシーでは、上記のリストに記載されていない、インド、サウジアラビアなどの国でアルコール販売を宣伝する広告は許可していません。

リストにある「制限つきコンテンツ」に該当しないターゲット国に、配信先をしぼりこんで広告を掲載することができます。

制約付き広告配信の例②:著作権

Web上で様々なイラストや画像などの素材の入手が可能な中、著作権がしばしば問題となっています。

実際、Google透明性レポートによると、著作権問題によって除外がリクエストされたリンクは2024年11月現在100億を超えているとしています。

さらに、著作権の申し立てを行った団体数は約63万であると言います。

広告リンク先ページのコンテンツが、Google広告のポリシーにおける著作権の違反となっていないか、以下のような対策を行うことが有効でしょう。

  • 画像出典元の明記
  • 使用する画像の権利関係の確認
  • 素材使用ガイドラインの作成と共有 など
女性編集者A
女性編集者A

Googleは、ユーザーエクスペリエンスを重視しており、表示された広告に関するユーザーからの意見を重視しています。

自社のGoogle広告が違反として申し立てを受けないようにポリシーを定期的に確認することが重要です。

参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『Ads & made for kids content|Google Ads Help
参考:『医薬品等の広告規制について|厚生労働省
参考:『著作権問題によるコンテンツの除外|Google透明性レポート
参考:『Alcohol|Google Ads Help
参考:『Google広告画像の法的問題:著作権と商標のガイドライン
参考:『広告と知的財産権
関連記事:『クリエイティブに必須!商用利用可能なフリー画像サイト16種類を紹介!

クリエイティブに関するポリシー

Google広告では、ユーザーの視覚的かつ操作上の妨げとなるコンテンツを排除し、ユーザー体験を最適化するためにクリエイティブに関する要件を設けています。

クリエイティブに関するポリシーの目的

Google広告において主に以下を目指すことを目的としています。

  • 質の高いユーザー体験
  • 高品質で魅力の高い広告配信
  • ユーザーの利便性を確保

クリエイティブに関するポリシーの分類と例

クリエイティブに関する要件には主に以下があります。

分類要件
編集基準と表現広告、リンク先ページが以下の要件を満たしていること

-明確で洗練されている

-ユーザーとの高い関連性

-有益な情報

-広告のリンク先における高品質のコンテンツ提供

NG例:

あいまいな広告表現:例: 「ここで商品を購入」)

ユーザーの注意を引くために関連性のない単語、数字、文字、句読点、記号を使用した表現 など

リンク先の要件広告のリンク先ページは以下の要件を満たすこと

-ユーザーにメリットのある独自の情報

-正しく機能するページであること

-有用で操作しやすいものであること

NG例:

LPの URL を的確に反映していない(例: 「○○.com」の表示 URL で実際のランディング ページが「△△.jp」)

広告からのリンク先ページが先的でない(例:作成中または機能しないサイトやドメイン、ブラウザの「戻る」ボタンが無効になっているサイトへのリンク など

機能面の要件広告が利便性であるために満たすべき機能の要件NG例:

1つの広告グループの中で複数の表示 URL ドメインを使うこと

対象言語としてサポートされていない言語で作成された広告および広告からのリンク先コンテンツ

YouTube によるコンテンツ制限の対象となっている動画 など

広告フォーマットのデザイン性に関する要件広告の利便性と品質を保つために満たすべきデザイン要件フォーマット例:

広告見出しまたは広告文の文字数制限

画像サイズの要件

ファイルサイズの制限

動画の長さの制限

など

Google広告では、広告配信国の法律および規制の遵守に加え、ユーザーエクスペリエンスの最適化のために、このような編集基準と技術要件を設けています。

ユーザー体験が低いと判断された広告については、審査が通らないこともあるので、Google広告のポリシーに準拠することが重要です。

クリエイティブの例:認められていない表現

Google広告を活用して、自社の製品やサービスを広め、新規顧客を獲得し、売上増加につなげたいと考えている方も多いと思います。

しかしながら、自社の特長を際立たせようとするあまり、Google広告のポリシー違反にならないように注意が必要です。

以下に不適切な文字使用の例をご紹介します。

不適切な使用
句読点および記号の繰り返しSEO対策の秘訣は、、こちら。。。
広告見出しにおける感嘆符の使用(!)Webマーケティングのご相談ならこちら!
複数の感嘆符または疑問符の使用SEO対策の効果って??!!
人目を引くための数字や記号の過剰使用☆☆☆Web広告運用代行☆☆☆
本来の意味や目的とは異なる方法で使用している記号@ book
※「at 場所」の意味で使用する「@」の不適切な使用
アルファベットの大文字の不適切使用FLOWERS、FlOwErS、F.L.O.W.E.R.S など
語句やフレーズの不必要な繰り返しダイエット減量ダイエット減量ダイエット
スペースの過剰な使用S E O 対策 なら お任せ
広告テキストでの電話番号の直接記載03-3〇〇〇-3〇〇3までお電話

Google広告が重視しているのは、ユーザーにとっての利便性です。

ユーザーにとって、有益な情報をわかりやすく伝える広告にすることで、クリエイティブに関する要件を満たすことができるでしょう。

参考:『Google広告のポリシー|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『技術要件|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『編集|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『【一覧表あり】Google広告のNGワードや表現を具体例を用いて解説
関連記事:『UIデザインが優れたWebサイト11選!成功事例の共通点まで解析

ポリシーを違反することによるペナルティ

Google広告ポリシー上記のようなGoogle広告ポリシーに準拠していない場合、どのようなペナルティ措置が取られるのかご説明いたします。

  • 広告の不承認
  • アカウントの停止
  • リマーケティングにおけるターゲットリストの無効化

広告の不承認

Google広告のポリシーに従っていない広告は、審査で承認されないことがあります。

しかしながら、この段階では、不承認だった広告コンテンツは違反部分を修正し、再審査が通れば配信可能となります。

広告・アセットのポリシーに関する詳しい情報は以下の流れで確認することができます。

  1. Google広告管理画面にログイン
  2. 「広告」または「アセット」ページの、「表示項目」アイコンをクリック
  3. 「属性」をクリックし「ポリシーの詳細」をクリック
  4. 「適用」をクリック
  5. 掲載結果表に「ポリシーの詳細」列が表示・確認

他にも、広告のポリシー違反内容の修正や、再審査請求もGoogle広告の管理画面から行うことができます。

各内容の詳しい手順は以下のGoogle広告ポリシーヘルプをご覧ください。
参考『ポリシー違反のある広告を修正する | Google広告ポリシーヘルプ
参考:『What happens if you violate our policies|Google Ads Help

アカウント停止

Google広告ポリシーの利用規約への違反が確認された場合、アカウントが停止されることがあります。

ポリシー違反してしまった場合の確認方法や修正手順など詳しい内容は以下からご覧ください。
参考:『ポリシー違反のある広告を正する|Google広告ポリシーヘルプ

事前の警告なしの場合

Google が『重大な違反』を検出した場合は、事前の警告なしにアカウントが停止されることもあるので、注意が必要です。

Google広告ポリシーの『重大な違反』とは、 「1.Google広告のポリシーとは」で解説した禁止されている行為にあるような、 ユーザーをだますような金融詐欺などの悪質な違反です。

『悪質な違反』は、1 度であってもGoogle のユーザーにとって将来的にも害を与える可能性があると判断され、アカウントの停止を受けることがあるので注意が必要です。

警告ありの場合

『悪質な違反』とまでは行かないけれども、Google広告のポリシーに違反している場合、改善措置の概要を説明する『警告』が送信されます。

Googleでは、この通知は、停止措置の少なくとも7日前に送信されるとしています。

ポリシー違反を繰り返した場合は、Google広告アカウントに警告が送られる度にペナルティが段階的に重度を増し、最終的にアカウントの停止に至るとされています。

Google広告アカウントの警告は、ポリシーごとに最大3回までとなります。

よって、警告を受けたら速やかに、改善措置を取ることが重要だといえます。

参考:『ポリシー違反のある広告を正する|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『What happens if you violate our policies|Google Ads Help

リマーケティングにおけるターゲットリストの無効化

Google広告のリマーケティングとは、既に自社と関わりのあるリスト化されたユーザーに対して広告を配信する方法です。

ターゲットのニーズに合わせた訴求力の高いコンテンツを配信できるというメリットがあります。

Google広告ポリシーでは、リマーケティング広告において、以下にアプローチすることを違反としています。

  • 個人的な深刻な悩み
  • アイデンティティや信条に関わるコンテンツ
  • 私的な性的関心 など

Google広告ポリシーに従わないリマーケティングのターゲットリストが無効化される場合があるので、違反しないコンテンツになっていないか吟味をすることが望ましいでしょう。

参考:『What happens if you violate our policies|Google Ads Help
参考:『広告の審査プロセスについて|Google広告ポリシーヘルプ
参考:『Eligible (limited all locations): Definition|Google Ads Help
参考:『Personalized advertising|Google Ads Help
関連記事:『Googleペナルティとは?2つの種類とチェック方法・対策を解説

Google広告のポリシーに準拠することによるメリット

グローバルなビジネスメディアEnterprise Apps Todayによると、インターネット上のユーザーの41%が、Google広告の4割は信用できると考えているということが明らかになりました。

他のWeb広告と比較してみると、どの程度の信頼度なのでしょうか。

米国のメディアのMarketing Diveによると、SNS広告の信頼性は、1990年代半ばから2000年代前半生まれのZ世代で22%、それより上の世代だと12%だということが明らかになりました。

その理由として、SNS広告には、詐欺や誤報への懸念があることが挙げられています。

これらのデータから、Google広告は比較的信頼されているメディアであると言えるでしょう。

自社ブランドの信頼を醸成するためにも、Google広告のポリシーに準拠して、ターゲットにアプローチをすることが有効な施策であると言えるでしょう。

参考:『Google広告のポリシー違反とは?原因と対策方法を詳しく解説!
参考:『Google Ads Statistics 2024 By CPC in Selected Countries, Consumer Behavior/Attitude, Mobile Advertising And Conversion Rate
参考:『Forrester: Online ad tolerance rises while trust remains low
関連記事:『Google広告のブランド効果測定とは?10ステップで調査開始

まとめ

この記事を読んで、Google広告のポリシーに準拠するのが難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。

株式会社Unionは、複数の自社メディアを運用しており、具体的な数値と仮説に基づいた改善を続けています。

弊社では、Web広告運用のご相談と併せてLPの制作・改善相談も承っております。

Google広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されており、蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。

また、弊社の広告運用担当はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保持者であり、知識のアップデートを行っております。

薬機法医療法遵守広告代理店の認証を受けておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能です。

お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。

 

監修者

UnionMedia編集部

2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。

この記事をシェア

  • RSS購読
  • リンクをコピー

この記事のカテゴリー

この記事のタグ

tolist