広告運用を行う上でコンバージョンは、広告掲載で達成したいことを示す重要な指標になります。
コンバージョンが重要視されている理由には、売り上げや利益に直結する他、広告運用をはじめとした自社の実施している施策の成果を可視化することが挙げられます。
実際に獲得することのできたコンバージョンは、広告をクリックした後にどのような経路で得られたものかを計測することができ、施策の改善に活用されます。
本記事では、コンバージョンの種類や測定の仕組みを踏まえながら、コンバージョン測定データの確認方法について解説します。
参考:『コンバージョンとは?意味などの基礎知識をわかりやすく解説』
参考:『【基礎ガイド】コンバージョントラッキングの仕組みと設定・測定の方法』
関連記事:『Google広告の来店コンバージョンとは?計測する2つのメリットを紹介』
コンバージョン測定について
コンバージョンとは
Webマーケティングにおいてコンバージョンは、広告に訪問したユーザーが広告主の設定した「成果」となる行動を行うことで計測され、獲得できる最終的な成果を意味します。
また「CV」と省略して利用されることがあります。
具体的なコンバージョン(最終成果)の例としては以下が挙げられます。
- 商品の購入
- 会員登録
- 資料請求
- 電話発信
- アプリのダウンロード
- オフラインの特定行動(電話、来店など)
主にWebサイト上で完結するコンバージョンは、測定機能を利用することで数の確認を行うことができます。
参考:『コンバージョン測定とは』
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『【入門】コンバージョン(CV)って何?広告で使われる意味と扱い方』
コンバージョン測定とは
引用:『コンバージョン測定とは』
コンバージョン測定は、主に検索広告を運用した際のコンバージョンの数を計測するのに利用されます。
コンバージョン測定を行うことで、以下のことがわかります。
- 自社の商品やサービスが広告によってどれほど売れているか
- 自社の商品やサービスが広告によって認知度を上げているか
- 特に成果を上げているキャンペーンや、広告のグループ、キーワード
具体的にはどのようなコンバージョンに至ったかの判別も可能です。
測定結果をもとにして、入札価格を変更するといった広告運用の改善に活用することも可能です。
参考:『コンバージョン測定とは』
株式会社あさひのコンバージョン計測による改善事例
引用:『Google広告とGoogleマイビジネスを活用し、売上アップと来店コンバージョンの計測に成功ー株式会社あさひの事例 』
実際に、全国463か所に「サイクルベースあさひ」を展開する株式会社あさひは、コンバージョンの測定を行い、施策の改善を行った結果、前年の同期と比較して売り上げは10%増加し、来客数も7.6%増加しました。
参考:『Google 広告と Google マイビジネスを活用し、売上アップと来店コンバージョンの計測に成功ー株式会社あさひの事例 』
コンバージョンの種類
Yahoo!JAPANでは以下の種類を挙げて説明しています。
- クリックスルーコンバージョン:広告をクリックして自社サイトに遷移したユーザーが、そのままコンバージョンに至ることを指します。
- ビュースルーコンバージョン:自社の広告を見たもののクリックしなかったユーザーが、後に別ルートで自社サイトを訪れてコンバージョンに至る指標です。
- ユニークコンバージョン:広告をクリックして自社サイトに遷移したユーザーが、そのままコンバージョンに至ることです。
- 間接コンバージョン:コンバージョンに至ったユーザーが接触した広告のうち、コンバージョンの直前の広告以外でカウントされる指標です。
- 直接コンバージョン:直接コンバージョンはラストコンバージョンとも呼ばれ、コンバージョンに至ったユーザーが接触した広告のうち、コンバージョンの直前の広告でカウントされる指標です。
- 総コンバージョン:広告をクリックしたユーザーが、コンバージョンに至った数です。
計測することのできるCVの種類
引用:『Search Engine Market Share Japan Apr 2022 – Apr 2023』
2023年現在、日本国内の検索エンジンのシェアが高いGoogle(76.81%)とYahoo!(14%)に着目して、Google広告とYahoo!検索広告のコンバージョンについて解説します。
Yahoo!検索広告で計測可能なコンバージョン
計測できるコンバージョンは以下の4種類です。
- Webページコンバージョン
- 電話発信コンバージョン
- アプリコンバージョン
- オフラインコンバージョン
参考:『コンバージョン測定とは』
Webページコンバージョン
検索広告から自社サイトへ流入したユーザーのコンバージョン数を計測します。
訪問したユーザーのログイン情報や、ブラウザーのCookieの情報から、ユーザーが計測期間(7日~90日)のうちに自社の広告をクリックしたかを確認し、クリック履歴が存在すればコンバージョンとして計測します。
Cookieについては、Googleの公式で以下のように説明されています。
Cookieとは
ユーザーのパソコン上に保存される小さなファイルで、ユーザーが訪問するウェブページで使用される設定などの情報を保存します。
Cookieには特定のウェブサイトでのユーザー設定が保存され、場合によっては、サイトへのアクセス方法やサイトでの操作内容をトラッキングするためにも使用されます。
Googleではさまざまな用途にCookieを使用しています。
たとえば、リマーケティングとGoogleアナリティクスでは、広告の配信、無料商品リスティング、成果のトラッキングにCookieが使用されています。
Cookieの情報を利用するため、ユーザーのブラウザーが「Cookieを受け入れる」設定になっていなければいけません。
Cookieの同意は、プライバシーの保護の観点で必要になります。
参考:『コンバージョン測定とは』
電話発信コンバージョン
検索広告から自社サイトへ流入したユーザーによる電話発信用のリンクのクリック回数やタップ回数を計測します。
こちらに関しても、訪問したユーザーのCookieの情報を利用して、計測期間内に電話発信用のリンクをクリックしたかを確認し、履歴があればコンバージョンとしてカウントするため、ユーザーのブラウザーのCookieが受け入れられる設定になっている必要があります。
参考:『コンバージョン測定とは』
参考:『コンバージョン測定の新規設定(電話発信)』
アプリコンバージョン
アプリを「Google Play ストアアプリ」からダウンロードした回数や、アプリが初めて起動された回数、アプリ内におけるユーザーの行動によるコンバージョンの測定を行います。
アプリ内のコンバージョンの例としては、モバイルオーダーにクーポンを使用したり、注文したりすることが挙げられます。
アプリをダウンロードしたユーザーが、計測期間内に自社の広告をクリックした履歴があるかどうかを広告管理のツール上の設定を基に確認します。
注意点としては、測定の対象がAndroidのアプリのみになります。
iOSのアプリではコンバージョンの測定ができません。
参考:『コンバージョン測定とは』
参考:『CVとは?アプリやECサイトでコンバージョン率をを向上させる方法』
オフラインコンバージョン
Webサイト上で完結しないコンバージョンである以外、オフラインの特定行動(電話や来店)に対して計測します。
Webサイト以外でのコンバージョンのデータを、広告をクリックしたユーザーを識別するパラメータである「YCLID」と関連付けて広告の管理ツールに取り込むことで、コンバージョンがカウントされます。
なお、詳しい機能や「YCLID」に関して知りたい方はこちらの公式のサイトを参照してください。
参考:『コンバージョン測定とは』
Google広告で計測することのできるコンバージョン
Google広告ではコンバージョントラッキングを用いることで以下にあるユーザーの行動を計測することができます。
- Webサイトでの行動
- 電話による問い合わせ
- アプリのインストールとアプリ内アクション
- インポート
- ローカルアクション
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
Webサイトでの行動
引用:『コンバージョン トラッキングについて』
購入や申し込みを始めとするWebサイト上でユーザーが行ったアクションの計測をします。
ユーザーによる広告のクリックや動画広告の視聴といったインタラクションを含む操作に関する情報をCookieがGoogle広告に保存されるので、Webサイト上でコンバージョンが発生した際に、Cookie情報が読み取られ、計測することができます。
インタラクションはGoogle広告のヘルプで以下のように説明されています。
インタラクションとは、テキスト広告やショッピング広告ではクリック、動画広告では動画の視聴といった、広告フォーマットに関連する主要なユーザー行動を指します。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『Google 広告のウェブサイト コンバージョンをトラッキングする方法』
電話による問い合わせ
引用:『コンバージョン トラッキングについて』
広告に訪れたユーザーがそこから直接問い合わせする場合や、掲載されている電話番号へ問い合わせをする場合、モバイルサイトの電話番号のクリックに関するコンバージョンの計測をします。
自社の広告が電話の問い合わせを獲得するという目的に対して、どれほど効果があるかを把握することができます。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『通話コンバージョン トラッキングについて』
アプリのインストールとアプリ内アクション
引用:『コンバージョン トラッキングについて』
Google広告でコンバージョンのトラッキングをすることでAndroidもしくはiOSのモバイルアプリのインストールやアプリの中での購入といった操作について計測することができます。
インストールで測定するのは、Google Playからのアプリのダウンロードや、Androidアプリ、iOSアプリの両方におけるアプリの初回起動の記録を対象にします。
出稿した広告が、アプリのインストールやアプリ内のアクティビティを得るのにどれほど貢献しているのかを把握することができます。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『モバイルアプリのコンバージョン トラッキングについて』
インポート
引用:『コンバージョン トラッキングについて』
ユーザーが広告をクリックしオンラインでフォームの記入などをしたのちに、実際に店舗で契約したケースなどの、オンラインで始まりオフラインでユーザーの行動が終わった場合のコンバージョンを計測します。
広告がユーザーの購入の起点となり、最後がオフラインでの購入などの際には、オフラインでのコンバージョンのデータをインポートすることでユーザーの行動を測定します。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『オフライン コンバージョンのインポートについて』
ローカルアクション
引用:『コンバージョン トラッキングについて』
自社の物理的なビジネスの拠点や実店舗に関与する広告に対するユーザーのインタラクションが発生することで、ローカルアクションとしてカウントされ測定コンバージョンを測定することができます。
ローカルアクションのコンバージョンは、GoogleマップなどのGoogleのサービスやプロダクトにて発生します。
そのため、Google広告によって自動的にコンバージョンが定義されます。
また、このローカルアクションのコンバージョンを計測することができるのは一部の業種になっています。
ヘルスケアや宗教、性的なコンテンツ、子供に関係するビジネスを展開している方は利用できません。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『ローカル アクションのコンバージョンについて』
CV測定の仕組み
Yahoo!検索広告でのコンバージョン測定の仕組み
引用:『コンバージョン測定とは』
Yahoo!検索広告のコンバージョン測定機能を利用してWebページコンバージョンや電話発信コンバージョンを計測するには、広告管理ツールで「コンバージョン測定タグ」を発行して、自社Webサイトに設置する必要があります。
そもそもタグは、Webページ上で文字を強調したり、リングや画像を表示したりする際に使われており、ページの表示の他にページに訪れたユーザーの情報を収集するのに利用されます。
仮に購入完了した後に設けるお礼ページといったサンクスページにコンバージョン測定タグを設置すれば、自社の商品やサービスを購入したユーザーが自社の広告をクリックしたことがあるかどうかを認識できます。
これらのコンバージョンを測定するためにタグの設定を行う際には、Webサイトを管理する権限やHTMLの知識が必要です。
また、アプリコンバージョンの計測やオフラインコンバージョンについて計測を行うには、コンバージョン測定のタグを自社Webサイトに設定する必要はありません。
参考:『コンバージョン測定とは』
参考:『コンバージョンタグとは?設置方法や設置場所を詳しく解説!』
Google広告でのコンバージョン測定の仕組み
引用:『コンバージョンの測定をセットアップして、結果をモニタリングする』
Google広告でコンバージョンを測定するにはコンバージョントラッキングを行います。
コンバージョントラッキングを利用するにあたり、最初にコンバージョンアクション(商品購入や電話での問い合わせといった、ユーザーにとって価値のあるユーザー行動)を決め、コンバージョンタグを発行します。
発行したコンバージョンタグを自社のWebサイトやモバイルアプリのコードと紐づけると、ユーザーが広告のクリックや動画広告の視聴といった行動をするとタグを介してCookieが認識され、コンバージョンがカウントされます。
なお、Google広告に関しても、すべての種類のコンバージョン測定にタグを設置する必要はありません。
ローカルアクションやGoogle Playでのアプリダウンロードや購入も自動的にコンバージョンがトラッキングされる仕組みになっています。
参考:『コンバージョン トラッキングについて』
参考:『コンバージョンアクション』
参考:『広告効果を最大限にするための基礎知識。「コンバージョントラッキング」の仕組みと設定方法』
参考:『【基礎ガイド】コンバージョントラッキングの仕組みと設定・測定の方法』
コンバージョンタグ設置方法
Yahoo!検索広告、Google広告共に、コンバージョンタグを設置する方法は以下の2種類です。
- タグマネージャーで設置する
- Webサイトに直接設置する
今回は、Google広告を例にとってご紹介します。
タグマネージャーで設置する
Webサイトやアプリで利用しているタグを簡単に素早く更新することができるタグ管理システムであるGoogleタグマネージャーを利用して、コンバージョンタグを設置することができます。
Googleタグマネージャーを利用してコンバージョンタグを設置する手順は以下の通りです。
① Google広告アカウントでツールを選択
Google広告アカウントでツールのアイコンをクリックします。
② 「測定」の中にある「コンバージョン」を選択
「測定」の中にある「コンバージョン」を選択します。
③コンバージョンアクションを決定
任意のコンバージョンアクションを決定します。
④ コンバージョンIDとコンバージョンラベルをコピー
コンバージョンアクションの内容を確認して、表示されているコンバージョンIDとコンバージョンラベルの2つをコピーしておきます。
⑤Googleタグマネージャーから「新しいタグ」を選択
Googleタグマネージャーのサイトを開き、ホーム画面にある「新しいタグ」を選択します
⑥Google広告 コンバージョントラッキング」を選択
「タグの設定」を選択し、その中の「Google広告 コンバージョントラッキング」を選択しクリックします。
⑦ コンバージョンIDとコンバージョンラベルを記入
取得していたコンバージョンIDとコンバージョンラベルの2つを、それぞれ該当する欄に記入します。
⑧ 「トリガー」を決定
「トリガー」を選択して、その中でコンバージョンの測定を行うタイミング決定します。
⑨ 変更した設定を保存
「保存」をクリックして、変更した設定を保存します。
その後、変更を加えたGoogleタグマネージャーのバージョンを公開して完了です。
Webサイトに直接設置する
Googleタグマネージャーを利用せずに、Webサイトに直接コンバージョンタグを設置することもできます。
実際に、タグを取得して利用する方法は以下の手順になります。
① コンバージョンアクションを決定
Google広告の管理画面から、コンバージョンアクションを決定します。
② 「タグを自分で追加する」を選択
タグ設定の方法を選択する画面に移行したら「タグを自分で追加する」を選択します。
③コンバージョントラッキングコードをコピー
その後、コンバージョントラッキングコード(グローバルサイトタグ、イベントスニペットの2つ)が発行されるので、メモ帳にコピーするなどして控えておきます。
④ コンバージョン測定の対象サイトへ設置
コンバージョン測定の対象とする自社のWebサイトに対し、、控えておいたグローバルサイトタグを自社Webサイトのすべてのページに挿入します。
コンバージョンの測定をしたいページ(お問い合わせページなど)には、イベントスニペットも挿入します。
ここまでの変更を保存します。
参考:『【入門編】Google広告のコンバージョンとその計測について』
参考:『タグ マネージャーの概要』
コンバージョン測定データの確認方法
Yahoo!検索広告でコンバージョンデータを確認する方法
- 「ツール」タブ
- 「キャンペーン管理」タブ(新しい広告管理のツールではキャンペーン一覧画面)
- 「レポート」タブ
広告管理画面にある上記にいずれかより、コンバージョンの測定データを確認することができます。
参考:『コンバージョンデータの確認方法』
「ツール」タブから確認する
コンバージョン測定で利用した各タグのデータを確認することができます。
新しい広告管理ツールで「ツール」タブからデータを確認する手順は以下の通りです。
①検索広告のアカウントを表示
広告管理ツールで検索広告のアカウントを表示します。
②画面右上の「ツール」をクリック
画面右上の「ツール」をクリックします。
③「コンバージョン測定」を選択
表示されるメニューから「ライブラリー」の「コンバージョン測定」をクリックします。
④期間を指定
期間を変更する場合は、右上の日付表示エリアをクリックして、表示されるメニューから期間を指定します。「昨日」「先月」など、よく使われる期間の単位から選択できます。
期間を自由に指定する場合は「任意」をクリックして、カレンダー上で希望の期間を指定し、「適用」ボタンを押します。
「キャンペーン管理」タブから確認する
キーワードや広告、広告のグループ、キャンペーンごとの計測データを確認することができます。
新しい管理ツールを用いて「キャンペーン管理」タブでデータを確認するのは、以下の手順で可能です。
①検索広告のアカウントを表示
広告管理ツールで検索広告のアカウントを表示します。
②キャンペーン、広告グループを選択
サイドメニューから確認するキャンペーン、広告グループなどの単位を選択します。
③一覧の上部の「表示」を選択
各種値が表示されている一覧の上部にある「表示」をクリックします。
④確認する項目にチェック
表示項目の編集画面で、確認するコンバージョン関連の項目にチェックを入れます。
その後、「適用」ボタンを押して各数値を確認します。
参考:『コンバージョンデータの確認方法』
「レポート」タブから確認する
自社のニーズに沿ってレポートの種類や表示する項目、集計を行う期間を設定することができます。
加えて、計測したレポートをテンプレートとして保存すれば、計測条件が同一のレポートが定期的に作成され、作成完了のメール通知を受け取ることができます。
参考:『コンバージョンデータの確認方法』
Google広告でコンバージョンデータを確認する方法
コンバージョントラッキングを利用して、コンバージョンのデータを計測することができます。
コンバージョントラッキングの状況はGoogle管理から「コンバージョン」ページを選択して、最近作成したコンバージョンや最近設置したコンバージョンの確認をすることができます。
コンバージョントラッキングでコンバージョンを確認する手順は以下の通りです。
①Google広告にログイン
Google広告にログインします。
②ツールを選択
管理画面の右上にある、ツールアイコンをクリックします。
③コンバージョン選択
「測定」の項目で「コンバージョン」をクリックします。
該当するコンバージョンアクションの表が確認できます。
参考:『コンバージョン トラッキングのステータスに関するトラブルシューティング』
確認できるデータの種類
- コンバージョン:広告を経由したコンバージョン件数
- ビュースルーコンバージョン:広告の閲覧をした際にはクリックしなかったユーザーがその後30日の期間内にコンバージョンに至った回数
- コンバージョン単価:キャンペーンの総費用÷コンバージョン数の合計
- コンバージョン率:コンバージョンにつながったクリックの割合
参考:『コンバージョン トラッキングのステータスに関するトラブルシューティング』
参考:『【基礎ガイド】コンバージョントラッキングの仕組みと設定・測定の方法』
まとめ
本記事では、コンバージョン測定について、Yahoo!検索広告とGoogle広告それぞれについて、どのような種類のコンバージョンを計測することができるか、測定の仕組みを踏まえて解説し、実際にコンバージョン測定データの確認方法について解説しました。
この記事を読んで、コンバージョン測定の最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。