Webサイトを運営する際は、SEO対策を実施し、検索順位を上げることで多くのユーザーに対しリーチできる可能性を高められます。
SEO対策の代理店であるFirstPageSageは、2024年のGoogle検索結果ページに対するクリック率(CTR)について以下の結果を公開しました。
参考:『2024年のGoogleクリックスルー率(CTR)ランキング順位別』
1位表示のWebサイトのCTRは39.8%を超える一方で、掲載順位の降下により極端にCTRが落ちています。
このことから検索順位を上げることで、多くのユーザーからのクリックを獲得しやすいことが見て取れます。
なぜ検索順位とCTRには深い関係があるのでしょうか。
もちろん上位表示により視認性が高まったことも要因の1つですが、Googleが多くのユーザーにとって価値があると判断したWebページを上位表示している点も要因の1つです。
Googleは「General Guidelines」で検索品質評価について、Googleは以下の点を意識してWebページの価値を判断しています。
- 検索意図を満たしているか否か
- E-E-A-Tを満たしているか否か
ユーザーはコンテンツと検索意図に乖離がある場合に、Webページから離脱することが多いため、検索意図を満たしているWebページは離脱率が低く、結果、検索順位が下位のコンテンツまで到達しないため、上位表示のコンテンツほどCTRは高くなります。
また、E-E-A-Tとは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を意味し、これらを満たすコンテンツを作成することで、説得力のあるコンテンツの作成に繋がり、ユーザーの満足度を高めることが可能です。
Googleのアルゴリズム的に、ユーザーにとって価値あるコンテンツが上位表示しやすいため、検索順位とCTRに相関関係が生じています。
SEO対策を実施する際は、Googleが公開しているSEOに関するGoogleガイドラインに準拠することが重要です。
SEOに関するGoogleガイドラインとは、SEO対策に関する指針が示されているルールブックのことです。
当記事では、SEO対策を実施する際に重要なSEOに関するガイドラインの内容について解説します。
参考:『General Guidelines』
参考:『離脱率の目安や離脱率が高い原因・下げるための改善方法を解説! 』
参考:『E-E-A-T(E-A-T)とは?SEOにおけるGoogleが重要視する4つの評価基準』
参考:『2024年のGoogleクリックスルー率(CTR)ランキング順位別』
関連記事:『SEO施策とは?効果的な9つの内部対策と4つの外部対策を紹介』
Googleガイドラインとは
Googleガイドラインとは、WebサイトをGoogleに最適化する方法を示すガイドラインのことです。
CTRを高めることは、Webページを運営する目的を指すCVを獲得する上で重要です。
CTRが高いことで、Webページに流入するユーザー数を増やすことにつながり同じCVRの場合多くのCVを獲得することに繋がります。
ガイドラインを活用し、検索順位を高めることで、CTRが向上し、結果的にCV数増加につながるため、Webページの最適化は重要です。
Googleのガイドラインに沿ってSEO対策を実施することで、Yahoo!検索に関してのSEO対策も実施可能です。
Googleのガイドラインは2022年10月13日に「Googleウェブマスター向けガイドライン」から「Google検索基本事項」に名称変更されました。
Googleは「Google検索の基本事項」について以下のように述べています。
Google検索の基本事項は、ウェブベースのコンテンツ(ウェブページ、画像、動画など、Googleがウェブ上で見つけた一般公開されているコンテンツ)について、Google検索結果に表示されるための適格性を満たし、上位に表示されるようにするための重要な要素です。
- 技術要件
- スパムに関するポリシー
- 主なベストプラクティス
上記の3要素によって構成されています。
参考:『実はYahooとGoogleの検索エンジンが同じということ知っていましたか!?』
参考:『CVR・コンバージョン率とは?意味と計算式、改善方法を独自ノウハウ&事例付きで徹底解説』
参考:『サイト所有者向けのガイドラインの更新|Google検索セントラル』
技術要件
技術要件とは、Googleのクローラーによってインデックスされるための最低条件です。
クローラーとは、Webページ間のリンクを辿る中でWebサイトを自動検出しスキャンするプログラムのことです。
この際、GoogleはWebページ上からテキストや画像、動画ファイルを解析し、その情報を大規模データベースにダウンロードします。
これをインデックスと呼びます。
Googleが発表している技術要件とは以下の3つです。
- クローラーがブロックされていないこと
- ページが機能されていること(GoogleにHTTP200(success)ステータスコードが返される)
- インデックス可能なコンテンツがページに含まれていること
クローラーがブロックされていないこと
Webページが非公開にされている場合クローラーはインデックスすることができません。
例えば、アクセスにログインが必要なページはインデックスされません。
インデックスされるためには、まずクローラーがアクセス可能な環境を整備する必要があります。
関連記事:『【初心者向け】SEOの専門用語34選!マーケティングの基本を解説』
ページが機能されていること(GoogleにHTTP200(success)ステータスコードが返される)
HTTP200(success)ステータスコードとは、クライアントエラーやサーバーエラーが発生していないことをGoogleに伝えるためのコードです。
エラーが発生した場合、GoogleはWebページをインデックスしません。
インデックス可能なコンテンツがページに含まれていること
インデックス可能なコンテンツとはテキストコンテンツがGoogle検索でサポートされているファイルで構成されているコンテンツを指します。
対象のファイルは以下のとおりです。
- Adobe Portable Document Format(.pdf)
- Adobe PostScript(.ps)
- カンマ区切り形式(.csv)
- 電子書籍(.epub)
- Google Earth(.kml、.kmz)
- GPS eXchange Format(.gpx)
- Hancom Hanword(.hwp)
- HTML(.htm、.html、その他のファイル拡張子)
- Microsoft Excel(.xls、.xlsx)
- Microsoft PowerPoint(.ppt、.pptx)
- Microsoft Word(.doc、.docx)
- OpenOffice プレゼンテーション(.odp)
- OpenOffice スプレッドシート(.ods)
- OpenOffice テキスト(.odt)
- リッチテキスト形式(.rtf)
- Scalable Vector Graphics(.svg)
- TeX、LaTeX(.tex)
- テキスト(.txt、.text、その他のファイル拡張子)。以下の一般的なプログラミング言語のソースコードもこれに含まれます。
- Basic ソースコード(.bas)
- C、C++ ソースコード(.c、.cc、.cpp、.cxx、.h、.hpp)
- C# ソースコード(.cs)
- Java ソースコード(.java)
- Perl ソースコード(.pl)
- Python ソースコード(.py)
- Wireless Markup Language(.wml、.wap)
- XML(.xml)
参考:『Googleによるインデックス登録が可能なファイル形式|Google検索セントラル』
参考:『Google検索の技術要件|Google検索セントラル』
参考:『Google クローラーとフェッチャーの概要(ユーザーエージェント)|Google検索セントラル』
参考:『Googleの検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について|Google検索セントラル』
スパムに関するポリシー
Googleのスパムに関するポリシーとは、ユーザーを保護し、検索結果の品質を高めるための規約です。
ポリシーに違反することで、Webページの検索順位は下がり、最悪の場合、検索結果に表示されなくなってしまいます。
スパムに関するポリシーに違反する主な行為とは以下の14個です。
- クローキング
- 誘導ページ
- 期限切れのドメインの不正使用
- ハッキングされたコンテンツ
- 隠しテキストと隠しリンク
- キーワードの乱用
- リンクスパム
- 機械生成トラフィック
- マルウェアや悪意のある動作
- 誤解を招く機能
- 大量生成されたコンテンツの不正使用
- 無断で複製されたコンテンツ
- 不正なリダイレクト
- サイトの評判の不正使用
- スパム行為のある自動生成コンテンツ
- 内容の薄いアフィリエイトページ
- ユーザー生成スパム
関連記事:『【初心者向け】SEOライティングで上位表示を狙うための9つのコツ』
クローキング
クローキングとはクローラーとユーザーに異なるコンテンツを表示する行為を指します。
クローラーに対してはSEO対策用のページを表示し、ユーザーに対しては実際のページを表示することで、不正な検索順位操作をすることを目的としています。
検索エンジンに表示されているWebページの情報と、実際のコンテンツの情報が異なることから、ユーザーが混乱する可能性もあり、Googleはクローキングを禁止しています。
誘導ページ
誘導ページとはユーザーに対し特定のページへのアクセスを促すことを目的に作成されたWebページのことです。
例えば、47都道府県のページを合計47ページ作成し、都道府県名以外はすべて同様なコンテンツを作成するなどの施策により、それぞれの地方を対象とした検索で上位の検索順位を獲得し、同じWebページへの遷移を促すことで、特定のページへのアクセスを集中させることを目的として使用します。
数年前はこのような手法で上位表示を狙える場合もあったようですが、現在ではポリシー違反となってしまいます。
参考:『(10)誘導ページが発覚するとGoogleはペナルティーを必ず与える!|全日本SEO協会』
参考:『Google 検索の基本事項|Google検索セントラル』
期限切れのドメインの不正使用
期限切れのドメインの不正使用とは、過去に使用されていた期限切れのドメインを、検索ランキングを操作するために購入する行為を指します。
例えば、以前医療関連で使用していたサイトを購入し、カジノ関連サイトとして再利用し上位表示などを狙う行為は違反とみなされます。
ハッキングされたコンテンツ
Webサイトのセキュリティの脆弱性から、ハッキングされてしまいWebページ上に許可なく配置されたコンテンツのことです。
既存のWebページに悪意のあるJavaScriptを配置する方法や、ハッカーにより新規のWebページを作成する方法などハッキングの手法は様々です。
ハッキングを未然に防ぐためにセキュリティ面に気を遣ったWebサイト運営を実施する必要があります。
ハッキング対策には以下のような方法があります。
- IDやパスワードの複雑化
- セキュリティソフトのインストール
- CMSのアップデート
など
参考:『中小企業こそ危ない!実際にあったWebサイトのハッキング事例と対策』
手間のかからない施策で簡単に対策できるため、Webサイトを運営している方は意識して対策するようにしましょう。
隠しテキストと隠しリンク
検索エンジンの操作だけを目的としてテキストやリンクを見えにくくする行為のことです。
背景色と同じ色のテキストの使用や、画像の背景にテキストを配置するなど方法は様々です。
キーワードの乱用
検索順位を操作することを目的とし、Webサイト上にキーワードや数字を詰め込み行為のことです。
不自然に同じ単語を繰り返す行為や、実質的な付加価値のない電話番号の羅列などがキーワードの乱用に該当します。
リンクスパム
GoogleはWebページの関連性を把握するためにリンクを使用します。
この技術を逆手に取り、検索順位を操作することを目的としてリンクを使用する行為がリンクスパムに該当します。
機械生成トラフィック
「ご利用のコンピュータネットワークから通常以上のトラフィックが検出されました」と表示された場合は機械生成トラフィックが発生しています。
機械生成トラフィックとは、ユーザーからのアクセスではなく、ロボット、コンピュータプログラム、自動化サービス、検索スクレーパから送信された検索やサイトやページのGoogleでのランクを判断するソフトウェアを使ってGoogleに送信された検索を指します。
これらの行為は、Google利用規約 に違反します。
参考:『「ご利用のコンピュータ ネットワークから通常以上のトラフィックが検出されました」|Google検索ヘルプ』
マルウェアや悪意のある動作
マルウェアとは、不正かつ有害な動作を行うことを目的として作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称です。
ウイルスやスパイウェアなどがマルウェアに該当します。
マルウェアや悪意のある動作が原因で、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を及ぼす場合があるため、Webサイトを運営する場合は注意する必要があります。
参考:『マルウェアの脅威とその対策 |日本ネットワークセキュリティ協会』
誤解を招く機能
ユーザーに誤解を招くような機能やサービスを備えたWebサイトを意図的に作成することで検索順位を操作しようとする行為がこれに該当します。
例えば、スマホゲームのクレジットを提供することを謳いながら、実際は提供しないフェイク生成ツールを備えたWebサイトなどがあります。
Webサイトを運営する場合、ユーザにとって価値あるコンテンツを作成することが求められており、誤解を招く機能を搭載しているWebサイトはユーザーにとって価値がないことから、ポリシー違反に該当します。
大量生成されたコンテンツの不正使用
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、検索上位を狙うために、ユーザーにとって価値のないコンテンツ、または、独自性のないコンテンツを大量に生成する行為を指します。
例えば、ユーザーにとって価値のないコンテンツを、AIツールを使用して大量に生成する行為はスパム行為とみなされます。
無断で複製されたコンテンツ
Webサイト上のコンテンツには独自の役立つサービスやコンテンツにより付加価値を提供することが求められています。
評価されているコンテンツから獲得した情報をもとにWebサイトを作成した場合、品質はどうであれ、付加価値は提供できないことから、ポリシー違反に該当します。
不正なリダイレクト
リダイレクトとは、スマホページへの誘導やドメインを引越しした場合に自動で転送する仕組みのことです。
ユーザーの目的と合致したサイトに転送する場合は問題ありませんが、検索エンジンと異なるコンテンツに対しリダイレクトする場合や、想定外のコンテンツにリダイレクトする場合は、不正なリダイレクトであることから、ポリシー違反に該当します。
参考:『【解説】リダイレクトとは?種類・Googleの警告や不正なリダイレクトの仕組みや正しい設定』
サイトの評判の不正使用
サイトの評判の不正使用とは、ファーストパーティーのホストの関与がない状況で、自身でサードパーティーのページを作成し公開する行為を指します。
これは、ホストサイトとは関連性のないWebページを作成し、ホストサイトの評判を利用して検索順位を操作する行為のため、違反とみなされます。
しかし、以下のような場合はサイトの評判の不正使用として見なされないとされています。
- ホストサイトが関与し確認をしているページ(コラム、記事、その他編集記事など)
- 他のニュースサイトからのニュースコンテンツを掲載しているニュースサイト
- ニュースサイト・プレリリース用に作成されたサイト
スパム行為のある自動生成コンテンツ
独自の価値を提供しない自動生成コンテンツのことを指します。
具体的には以下のとおりです。
- 検索キーワードを含むが、文章として意味をなさないテキスト
- 自動ツールで翻訳し、校閲なしで公開されたもの
- 自動プロセスで生成されたテキスト
- 他のWebサイト上のコンテンツを参考に類義語の生成や言い換えなどにより生成されたテキスト
- 直近の更新情報やページの一覧を表示するフィードや検索結果の無断複製により生成されたテキスト
- 複数のWebページから独自性の追加なしで繋ぎ合わせただけのもの
参考:『Google検索の基本事項|Google検索セントラル』
内容の薄いアフィリエイトページ
アフィリエイトとは成果報酬型広告のことで、Webページ上にアフィリエイトリンクを掲載することでアフィリエイトページを作成し、成果に応じて広告報酬が入る仕組みのことです。
アフィリエイトページであっても、ユーザーに対して有意義な情報を提供している場合、Googleから評価され、検索順位でも上位表示を狙うことが可能です。
一方で、独自の価値を提供することなくアフィリエイトページが作成されている場合、内容が薄いと判断されポリシー違反に該当します。
参考:『アフィリエイトとは?【図解で解説】始め方から報酬獲得までの流れと仕組み』
ユーザー生成スパム
引用:『ユーザー生成スパムからサイトを守るには|Google検索セントラル』
Webサイトのコメント欄などに自動生成されたコメントが書きこまれるなど、ユーザーによってWebサイト内に不適切な内容が生成されてしまうことを指します。
コメント欄などユーザーによって情報発信できる場はユーザー間でのコミュニケーションの場であることから、コメント欄の解放はユーザーを惹きつける効果的な手法の1つではあります。
しかし不適切なコメントにより、ユーザーエクスペリエンスの低下をもたらすリスクがあることから、注意して解放する必要があります。
参考:『Google 検索の基本事項|Google検索セントラル』
主なベストプラクティス
ベストプラクティスとはある特定の工程や実践において「最も優れている」と評価される手法のことを指し、今回の場合はSEO対策の最適な手法がベストプラクティスに該当します。
GoogleはSEO改善施策におけるベストプラクティスの例として以下のようなものを挙げています。
- 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを作成する
- ユーザーがコンテンツを検索するときに使われる可能性のある単語を選んで、これらの単語をページ上の目立つ場所(ページのタイトル、メインの見出しなど)や、わかりやすい場所(代替テキスト、リンクテキストなど)に配置する
- リンクをクロールできるようにし、Googleがページ上のリンクを使ってサイト内の他のページを検出できるようにする
- サイトに関する情報を発信する。自分のサイトで紹介しているサービスや製品について、同じような志向の人々と交流できるコミュニティに参加する
- 画像、動画、構造化データ、JavaScriptなどの他のコンテンツがある場合、それぞれのベストプラクティスを実践し、ページのこのような部分もGoogle に提示するようにする
- サイトに適した機能を有効にすることで、Google検索でのサイトの表示を促進する
- 検索結果に表示したくないコンテンツがある場合や、完全なオプトアウトを希望する場合は、適切な方法でGoogle 検索でのコンテンツの表示を管理する
また、ベストプラクティスを実践するためにはGoogleの公式見解を把握し参考にすることが非常に重要です。
参考:『ベストプラクティスとは?【意味を簡単に】使い方、事例』
Googleの公式見解
Googleが様々な資料の中でSEOの意義や仕組みについての公式見解を述べています。
Google Search
Google Searchでは、Googleの使命やアプローチについてのGoogleの見解についてまとめられています。
Googleは使命について以下のように述べています。
Googleの使命は、世界の情報を整理して誰もが便利に利用できるようにすることにあります。
Googleの根本的な理念について確認することが可能です。
関連記事:『Googleサーチコンソールの使い方とは?7つの機能でSEO対策』
Googleが掲げる10の真実
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
以上が「Googleが掲げる10の真実」です。
SEO対策における本質について書かれており、これからSEO対策を実施しようと考えている初学者はまずGoogleが掲げる10の真実について理解する必要があります。
参考:『Googleが掲げる10の真実』
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドを読み込むことでSEOに関する基礎知識を包括的に学ぶことが可能です。
検索順位1位を獲得する方法についての記載はありませんが、クローラーにインデックスを促す方法や評価されやすいファイル構造などについてのヒントを獲得できます。
専門用語についての解説も充実していることから、誰が読んでもわかりやすいように構成されているスターターガイドです。
参考:『検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド | Google検索セントラル』
Search Consoleヘルプ
GoogleはGoogleサーチコンソールについて以下のように述べています。
Google Search Console は、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleの無料サービスです。
Google検索順位について調査するためのツールであるGoogleサーチコンソールヘルプには検索順位を高めるための様々な方法が紹介されています。
例えば、ヘルプの1つに「サイトのトラフィックが減少した理由」があります。
パフォーマンス低下に至った原因として考えられるものを具体的に列挙し解説しており、また原因を追求するための手法まで細かく解説しています。
Webサイトを運営する中で問題が発生した場合は、Googleサーチコンソールヘルプで検索することで簡単に解決方法を発見できる可能性があります。
参考:『サイトのトラフィックが減少した理由|Search Consoleヘルプ』
関連記事:『Googleサーチコンソールの使い方とは?7つの機能でSEO対策』
検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート
検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシートは比較的初心者向けの内容となっており、図入りでわかりやすく整理されているため、短時間で簡単にWebサイトについて確認することが可能です。
- 検索結果での見栄えを良くする
- 画像がGoogleに認識されるようにする
- 更新を頻繁に行う
上記の3項目について重点的に記載されていることから、これらの項目はSEO上でも重要であることがわかります。
参考:『「検索エンジン最適化(SEO)クイックチェックシート」が完成しました。あなたのお友達やご家族にもどうぞ!|Google検索セントラル』
Google検索セントラルブログ
Google検索セントラルブログでは、「ガイドラインの更新情報」や、「Googleの有用なコンテンツの更新についチェクリエイターが知っておくべきこと」などGoogleが発表した公式情報を確認することが可能です。
GoogleのWebページの評価方法は定期的にアップデートされており、Webサイト運営をする上で評価方法の変更などの最新情報の獲得は必要不可欠です。
定期的にGoogle検索セントラルブログにアクセスし、変更点はないか確認することでアップデートによる検索順位低下を未然に防ぐことが可能です。
RSSフィードを公開しているため、読み込むことで手軽に最新情報をキャッチすることも可能です。
参考:『Google検索セントラル ブログ|Google検索セントラル』
まとめ
SEO対策する際にガイドラインを確認することは重要です。
「Google検索基本事項」では、インデックスされるための方法から、Googleのポリシー、ベストプラクティスについて記載されていおり、確認することでSEOの基本を包括的に確認可能です。
またベストプラクティスについてさらに深くまで追求する場合は、Googleの公式見解について確認することが効果的です。
「Googleが掲げる10の事実」や「Search Consoleヘルプ」などから情報収集し、自身のWebサイトにとって最適な施策は何か分析することが可能です。
また、この記事を読んで、自身でガイドラインや公式見解を確認することは大変だと感じた方や難しいと感じた方は広告代理店にWebサイト運用を委託することも手段の1つです。
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監修者
UnionMedia編集部2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。