Apple Search Adsはご存知でしょうか?
Appleが提供するApp Store内の広告機能で、アプリの検索画面に表示できます。
iOSを利用される方は、目にする機会があるのではないでしょうか。
しかし同時に「アプリを運営しているが使ったことは無い」「どう設定すればいいのかわからない」という方も多いかもしれません。
今回はApple Search Adsについて、詳しく解説を行います。
Contents
Apple Search Adsについて
引用:『Apple Search Ads 』
Apple Search Adsは、 Apple社が提供する広告プラットフォームで、App Store上でユーザーが検索した結果に応じて広告を表示できるサービスです。
2018年8月から日本でのサービスを開始し、アプリマーケティングにおいて重要な位置を占めるようになっています。
この広告サービスの最大の特徴は、App Store検索結果の最上位に1つだけ広告が表示される点です。
通常のオーガニック検索結果の上部に配置されるため、アプリを探しているユーザーへの視認性が非常に高くなっています。

Apple Search Adsの利用自体は無料ですが、2つのプランがあり上限額やキーワードごとに設定できる価格などが異なります。
参考:『【初心者向け】Apple Search Adsとは?始め方や運用のコツを解説!』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」のはじめ方と運用のコツ』
参考:『Apple Search Ads(ASA)とは?配信面ごとの課金形態・費用と推奨設計を解説』
プラン「Basic」と「Advanced」の違い
Apple Search Ads の提供プランは「Basic」と「Advanced」の2種類があり、広告主のニーズや運用規模に応じて選択することができます。
Basicプラン
Basicプランは、広告運用の初心者や、まずは簡易的に試してみたいユーザー向けに設計された入門用プランです。
配信地域、インストール単価(CPI)の上限、月間予算を設定するだけで、広告運用に必要なキーワードやオーディエンスの設定などが自動で決定され、最低限の設定だけで広告が運用されます。
手軽に始められる一方で、設定や運用の自由度は低めです。
このため、「設定が分からない」「広告運用に時間をかけられない」という方にお勧めです。
主な特徴として以下の要素が挙げられます。
- 月額予算上限が1アプリあたり10,000USD(2024年12月現在150万円ほど) まで
- インストール単価方式での入札
- 設定項目は地域、予算、入札単価のみで出稿可能
- 自動最適化による運用
- アプリ開発者のみ利用可能
- 検索結果広告のみの出稿
- レポートは基本的な指標のみ(当月/前月/過去3ヶ月)
参考:『【初心者向け】Apple Search Adsとは?始め方や運用のコツを解説!』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」のはじめ方と運用のコツ』
参考:『Apple Search Adsのソリューションを比較する | Apple Search Ads』
Advancedプラン
Advancedプランは、より詳細な設定が可能で、広告運用の柔軟性を求める企業や代理店向けの本格的なプランです。
Basicでは Apple Search Adsが自動で決定していたキーワードやオーディエンスも設定できます。
高い柔軟性と効果測定の精度を提供しますが、運用の知識や時間が求められます。
主な特徴として以下の要素が挙げられます。
- 予算制限なし
- タップ単価(CPT)方式での入札
- 細かいターゲティング設定が可能(年齢、性別、アプリカテゴリー、キーワードなど)
- 複数の広告枠に出稿可能(Todayタブ、検索タブ、検索結果、プロダクトページ)
- 詳細なレポート機能
- アプリ開発者、広告主、代理店が利用可能
- 宣伝できるアプリ数に制限なし
両プランとも、App Store登録情報からの自動クリエイティブ生成やトラッキング機能は共通して利用可能です。
選択の際は、運用規模や必要な機能、リソースに応じて検討しましょう。
参考:『【初心者向け】Apple Search Adsとは?始め方や運用のコツを解説!』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」のはじめ方と運用のコツ』
参考:『Apple Search Adsのソリューションを比較する | Apple Search Ads』
Apple Search Adsを利用するメリット
Apple Search Adsを活用する事でどのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
- IOSユーザーへ直接アプローチが可能
- 広告運用負担の軽減
- 高い費用対効果と競争の低さ
iOSユーザーへ直接アプローチが可能
Apple Search Adsでは、iOSユーザーに特化した広告を展開できます。
特に日本市場ではiPhoneのシェアが高く、 ITコンサル企業のIDCが実施した調査によると、2024年のスマートフォンの市場シェアのうち、およそ半数をApple(iPhone)が占めると発表されています。
上記の結果からも、App Storeで広告を掲載することは、アプリを効果的に訴求する手段といえるでしょう。
参考:『2024年第2四半期の国内携帯電話/スマートフォン市場実績値を発表』
広告運用負荷の軽減
Apple Search Adsでは、App Storeに登録されたアプリ情報をもとに広告が自動生成されるため、広告文やクリエイティブの作成が不要です。
また、新たな審査も不要なため、運用にかかる手間を大幅に削減できます。
特に時間やリソースが限られている企業でも手軽に広告を開始できる点が魅力です。
高い費用対効果と競争の低さ
Apple Search Adsの広告は、ユーザーの検索行動に基づいて配信されるため、ニーズと広告内容の親和性が高く、コンバージョン率の向上が期待できます。
さらに、 App Store内の広告は Apple Search Ads のみのため、他の広告プラットフォームに比べて競争が比較的少なく、低コストで高い成果を上げる可能性があります。
参考:『ITP対応とは?WEB広告への影響と対応方法を解説』
参考:『Apple Search Adsの特徴とメリットとは?』
参考:『【初心者向け】Apple Search Adsとは?始め方や運用のコツを解説!』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」のはじめ方と運用のコツ』
Apple Search Adsの設定方法
Apple Search Adsを利用するにはどのようなステップを踏むのか、詳しくご紹介します
- 事前準備
- BasicかAdvancedかを選択
- 各情報の入力
- キャンペーングループの作成
- キャンペーンの作成
事前準備
始めに、Apple Search Adsを利用するには以下が必要となります。
- Apple ID
- 広告に利用するアプリ
- クレジットカード
Apple Search Adsのアカウントは Apple IDに紐づけられます。
Apple IDを複数所持している場合、IDを間違えるとログインができない、広告に利用するアプリを選択できない等のトラブルとなるため注意しましょう。
また、クレジットカード情報は広告費用の支払いに必要となります。
クレジットカードの情報をアカウント作成後に登録することも可能ですが、クレジットカードの登録を行う前に広告を配信することはできません。
クレジットカード決済以外は対応していないため、支払いができるカードを用意しましょう。
準備が整ったら、実際の広告運用に向けた具体的な設定作業に入ります。
参考:『アカウントをセットアップする | Apple Search Ads 』
参考:『Apple Search Ads の始め方とは?管理画面ログインや登録の仕方を運用代理店が教えます。 』
BasicかAdvancedかを選択
まずはBasicあるいはAdvancedどちらのプランを利用するか選択しましょう。
引用:『Apple Search Ads Basic 』
アカウント登録のページはそれぞれ異なりますが、登録後にプランを切り替えることも可能です。
プランの切り替えについて詳しい内容はApple Search Adsのヘルプページをご確認ください。
また、BasicとAdvanced両方を使用することも可能ですが、アカウントを同時開設することはできません。
参考:『ソリューションを切り替える| Apple Search Ads 』
参考:『Apple Search Adsの始め方とは?管理画面ログインや登録の仕方を運用代理店が教えます。』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
各情報の入力
アカウント開設に必要な以下の情報を入力していきます。
- ア カウント名
- 国または地域
- 通貨
- タイムゾーン
- 法人名
- 代理店か否か(チェックボックス)
- 主要連絡先
「タイムゾーン」と「通貨」は設定後の変更はできません。
Advanced の場合は上記の入力が終わると「商取引詳細」ページに移行します。
こちらでは以下の情報が必要になります。
- 法人名
- 税金ID (税務登録証明書に記載されている会社の税金ID番号 任意)
- 所在地
その後にクレジットカード情報の入力画面に移行しますので、用意したカードの情報を入力していきます。
参考:『Apple Search Adsとは? 概要や設定方法・運用のコツまですべて解説』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
キャンペーングループの作成
クレジットカードの登録が終わると管理画面に移ります。
左上にあるアカウント名からキャンペーングループの作成、切り替えができます。
ポップアップの入力欄にキャンペーングループ名を入れると新たなキャンペーングループの作成ができます。
キャンペーングループは複数のキャンペーンを管理する機能で、この中でキャンペーンや広告グループを管理します。
- キャンペーングループ:広告主もしくはアプリ
- キャンペーン:アプリ、予算、請求先
- 広告グループ:デバイス、期間、ターゲティング(キーワード、オーディエンス)

例えばアプリが複数ある場合、それぞれのアプリごとにキャンペーンを作成する必要があるため、アプリごとにキャンペーングループを作成すると管理画面が見やすく整理されます。
参考:『Apple Search Ads(ASA)とは?配信面ごとの課金形態・費用と推奨設計を解説 』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
キャンペーンの作成
引用:『キャンペーンの構成 – ベストプラクティス – Apple Search Ads』
『キャンペーンの管理』ページの左上にある『キャンペーンの作成』から広告キャンペーンを作成します。
引用:『キャンペーンのスケジュールを設定する | Apple Search Ads 』
キャンペーン作成の画面では以下を設定します。
- キャンペーンを作成するアプリ
- 広告の表示場所
- 1日当たりの予算
- インストール単価(CPI)
- 開始日と終了日(任意)
以下はAdvancedのみの設定です。
- キーワード
- 広告グループ
- オーディエンス
各設定項目について、詳しく解説していきます。
参考:『Apple Search Ads 』
参考:『Basicを使用してアプリケーションのプロモーションを行う| Apple Search Ads 』
キャンペーンを作成するアプリ
広告キャンペーンの対象となるアプリを選択します。
アプリが複数ある際に間違ったアプリを選択した場合、そのアプリに合わせた内容に設定するか、一度削除する必要があります。
広告の表示場所
広告の表示は検索結果か検索タブ、Advancedではその2つに加えてTodayタブとカスタムプロダクトページを選択可能です。
検索タブ
引用:『検索タブ | Apple Search Ads 』
検索画面を開いた際の『おすすめ』枠の中に広告が表示されます。他のアプリを検索する前にユーザーにアプローチする事が可能です。
アイコン、アプリ名、サブタイトル、スクリーンショット、アプリプレビュー(アプリ動作をプレビューする動画)が表示されます。
検索結果
引用:『検索結果 | Apple Search Ads 』
関連キーワードを検索した際に、検索結果の一番上にアプリを表示します。
アプリのプレビューも閲覧できるのが特徴です。
アイコン、アプリ名、サブタイトルが表示されます。
Todayタブ
引用:『Todayタブ | Apple Search Ads 』
App Store起動時に一番上に表示される広告で、自由度の高いカスタマイズができるためリーチ力に優れたフォーマットです。
アイコン、アプリ名、サブタイトル、アプリプレビューが表示されます。
また、 Todayタブの設定には後述のプロダクトページの設定が必要です。
カスタムプロダクトページ
引用:『カスタムプロダクトページ | Apple Developer 』
アプリページ内の「その他のおすすすすめ」欄に表示される広告です。
アイコン、アプリ名、サブタイトル、スクリーンショット、アプリプレビューを組み合わせて作成できます。
通常のストアページの他に App Store Connectでも作成が可能です。
参考:『Todayタブとは? Apple Search Ads配信面について解説』
参考:『カスタムプロダクトページ | Apple Developer』
参考:『ASAのカスタムプロダクトページとは?審査規定など徹底解説! 』
1日あたりの予算
1日当たりの予算上限を入力します。
以前は上限を使い切るまでプロモーションができる『全体予算』の設定が可能でしたが、2022年7月に『1日当たりの予算』のみの設定になりました。
それ以前から継続してキャンペーンを設定している場合は『全体予算』を引き続き利用することができます。
また、Advancedではキーワードごとに予算を設定できるほか、広告グループごとの最大タップ単価(最大CPT)を設定することも可能です。
参考:『アカウントをセットアップする | Apple Search Ads 』
参考:『予算を管理する | Apple Search Ads 』
開始日と終了日
開始日と終了日の設定は任意です。
日付だけではなく、開始時間、終了時間まで設定できます。
期間の制限はありません。
設定しない場合は広告の設定を行った日から停止するまで無期限で広告配信が行われます。
また、Basicではここまで設定して保存を行うと広告の設定ができます。
参考:『キャンペーンのスケジュールを設定する|Apple Search Ads 』
キーワード
Basicで はキーワードは自動的に設定されますが、Advancedでは独自にキーワードを設定できます。
キーワード設定画面右側の検索窓からキーワードを検索し、『追加』ボタンを押すことでキーワードを追加、さらにキーワードごとに予算設定も可能です。
また、キーワードにはマッチタイプの設定もあり、「部分一致」か「完全一致」が選択できます。
部分一致
部分一致は設定した語句が入っているキーワードをはじめ、設定した語句以外の関連するキーワードもマッチするため、キーワードの見落としもカバーができます。
また、部分一致はターゲットの幅を広げ、まだ発見されていない潜在的なユーザーにリーチするのにも有効です。
特に、キーワードの検索意図やバリエーションが多様な場合、部分一致を使用することで、より広範囲の検索語句をカバーできるほか、広告のインプレッション(広告の表示回数)数を増やし、認知度を高める可能性が生まれます。
しかし、ターゲットとするユーザー以外にも広告が表示される場合があるため、クリックや広告費の効率性を確保するためには定期的なモニタリングが重要です。
例えば、「検索語句」タブで実際にどの語句で広告が表示されたかを確認し、不要な語句を除外キーワードとして設定することで、無駄な広告表示を減らすことが可能です。
部分一致は、キーワードの関連するバリエーションや、キーワードに関連する語句を検索対象として広告を表示します。
たとえば、キーワード「写真 編集 無料」が部分一致に設定されている場合、次の検索語句に一致する可能性があります。
「編集 写真 無料」、「無料 写真 エディター」、「フォトエディター」、「写真編集用のアプリ」、「写真 コラージュ メーカー」、「写真フィルター」
部分一致は、完全一致キーワードのリストでは網羅できなかった、関連性の高い検索とキーワードの傾向の見落としを防ぐためにも役立ちます。部分一致キーワードにマッチする検索語句は、「検索語句」タブで確認でき ます。
完全一致
完全一致は、設定した語句が入ったキーワードのみにマッチします。
たとえば、「写真編集無料」というキーワードを完全一致で設定すると、「無料 写真 編集」や「編集 写真 無料」といった類似検索語句にも対応しつつ、関係の薄い検索語句は除外されます。
その結果、ターゲットユーザーの精度が向上し、広告費を効率よく活用できます。
一方で、インプレッション数が少なくなるため、幅広い認知拡大を目的とする場合には不向きな面もあります。
完全一致は、明確なターゲット層やキーワードがある場合や、予算を無駄にせずコンバージョンを重視したい場合に特に効果的です。
完全一致は、選択した特定の語句、および部分一致よりも検索語句に近いバリエーションにマッチします。
これには、綴りのバリエーション、単語の並べ替え、翻訳、およびシステムが類似していると見なすその他のバリエーションが含まれる可能性があります。
「写真編集無料」、「編集 写真 無料」、「無料 フォトエディター」、「無 フォトエディター」、「無料 写真 編集 アプリ」、「フォトエディター」
完全一致では、部分一致よりもインプレッション数が少なくなることがありますが、選択したキーワードに近い検索を行っているユーザーにリーチできるため、各インプレッションのタ ップ率(TTR)とコンバージョン数は高くなる可能性があります。
参考:『マッチタイプについて理解する| Apple Search Ads』
参考:『Apple Search Adsとは?概要や設定方法・運用のコツまですべて解説』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
広告グループ
広告グループとはキーワードやターゲット設定を細かく管理し、広告配信を最適化する機能です。
同じテーマやパフォーマンス特性を持つキーワードを1つの広告グループにまとめることで、運用状況をより効率的に把握できます。
たとえば、特定のカテゴリやサービスに関連するキーワードを一括管理し、それに応じた広告を配信することで、広告効果を高めることが可能です。
広告グループには以下の設定項目があります。
- 広告グループ名: 任意の名前を設定できます。キーワードのテーマやターゲットに基づいた名前を設定すると、後の管理がしやすくなります。
- 最大タップ単価(CPT): 広告に対する1回のタップに支払う最大額です。
- ターゲティング: iPhoneとiPad、または両方を選択できます。ターゲットユーザーを絞り込み過ぎるとインプレッションやコンバージョン(ダウンロードなど目的を達成した数)の原因となります。
- 検索マッチ: アプリと関連性のあるキーワードへの広告を自動的に配信する機能で、オン・オフが選択できます。
- 広告スケジュール: 広告の開始日や終了日、時間帯、曜日などを詳細に設定できます。
- キーワード: 適切なキーワー ドを選択することで、ターゲットユーザーへのリーチを最大化します。
最大タップ単価は、推奨される単価が自動で表示されるので、初期設定として活用し、成果を見ながら調整していきましょう。
上限CPA(1つのコンバージョンに支払う金額の上限)を設定すると、これをもとに最大タップ単価が自動計算され、より費用対効果の高い運用が可能です
また、検索マッチは、有効にするとキーワードを個別に設定せずとも、アプリの関連性や検索データに基づき、広告が自動的に適切な検索語句とマッチする機能です。
手動で見落としがちな検索語句にも配信でき、幅広いオーディエンスにリーチすることも可能になります。
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
参考:『検索マッチについて理解する|Apple Search Ads 』
オーディエンス
以下の設定で広告が表示されるユーザーを限定することができます。
- デバイスの種類: iPhoneとiPad、または両方
- 地域:国や都道府県、市町村
- 性別:女性または男性
- 年齢:すべて 、20歳~64歳(1歳ごとに設定可能)、65歳以上
- 顧客タイプ:すべてのユーザー、新規ユーザー、以前アプリをダウンロードしたことのあるユーザー、その他の自社アプリのユーザー
- 広告スケジュール:開始日、終了日 、曜日 、1時間単位
ただし、オーディエンスの設定は利用者が5000人以上のアプリが対象となります。
この人数に達していない場合は広告グループ自体が保留となるため注意が必要です。
また、市町村を設定する際は英文表記での入力が必要です。
例えば、東京都渋谷区だけに配信したいときは「shibuya」で検索し設定します。
日本語表記の「渋谷区」、「渋谷」または「shibuya-ku」や「shibuyaku」では設定できません。
参考:『オーディエンス設定を変更する | Apple Search Ads 』
参考:『App storeの検索広告「Apple Search Ads」とは?運用実績から見えたやるべき4つの理由とはじめ方マニュアル』
まとめ
Apple Search Adsは、広告に詳しくない、設定が難しいという人のためのプランと、キーワードやターゲットなどを細かくこだわりたいといった広告の専門家のためのプランが分かれているのが特徴です。
また、設定画面がシンプルで見やすく、また公式によるヘルプも充実しています。
Basicのプランで成果が出ていない場合は、ヘルプを見ながらAdvancedのプランを運用していくことを考えても良いかもしれません。
この記事を読んで、 Apple Search Adsの最適化が難しいと少しでも感じたら、広告代理店に任せるのも一つの手です。
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監修者
2012年創業、新宿のWebマーケティングに強い広告代理店「株式会社Union」が運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。